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書籍

出版社らによる電子書籍の再販を求める要望、公正取引委員会が拒否 97

ストーリー by hylom
何を守りたいのか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

先日、日本出版者協議会が電子出版に対しても再販制適用を要求するという話題があったが、これに対し公正取引委員会は「電子書籍は著作物再販適用除外制度に該当しない」との回答を行った模様(日本出版社協議会の発表ASCII.jp)。

「電子書籍は物ではなく情報なので対象外」という従来通りの見解で、書面による回答も無く、門前払いという形である。再販制度ができた経緯を考えれば当然の話であろう。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • そんなことより (スコア:5, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2014年09月05日 13時18分 (#2671146)

    出版社は、絶版や重版未定をすぐやめろよ。
    特に、事実上の絶版なのに、出版権を確保したいが為に行われる後者。
    文化の為に再版制度の適用を求めるなら、文化の為に、著作権法の出版の義務を果たせよ。

    • by Anonymous Coward on 2014年09月05日 15時47分 (#2671291)

       外部の人から言われると耳が痛いな。
       絶版にしないのであればせめて電子化しろと社内で言い続けてきましたが、結局実りませんでした。私のクビも飛びました。

       #辞めてよかったかもしれん

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2014年09月05日 14時20分 (#2671212)

    何で売本と同じようにしなきゃならないんだろう
    電子書籍って貸本だったような気がするのだが

    #いつか読めなくなる本と手元に保管できる本じゃ扱い変わってもしかたないんじゃね

    • by Anonymous Coward

      いや貸本以外のところもありますよ。
      達人出版会とかオライリーとかインプレスとかオーム社とかマイナビとか。

      まぁどこも実質直販なんで再販制度関係無いんですけどね。
      みんなこんな風になればいいのに。

      DRMがなくなってどこで買ってもよくなり、直販が主流になれば、
      こんな再販制度がどうのとか言う生産性の低い議論なんてする必要がなくなる。

    • by Anonymous Coward

      手元に保管してても、災害等で失うかもよ。
      という面では、良いバックアップ

  • by miishika (12648) on 2014年09月05日 20時55分 (#2671508) 日記
    同人誌はショップに販売を断られることもあるし(特に一般創作系)、電子出版サイト(DLSite.comとか)だと
    作品毎のダウンロード数も表示される(同じサイトでも商業作品だと表示されない)。
    実は商業出版より同人誌の方が、厳しい競争にさらされているような気がする。
  • by Anonymous Coward on 2014年09月05日 12時57分 (#2671126)

    パッケージ型が非再販というのは少し意外だが、物であるが故に存在する在庫管理のリスクが電子書籍には無いのだから、電子書籍が非再販というのは当然だろう。書店からしてみれば、再販制度で在庫管理のリスクを軽減する代わりに、販売価格を維持するという制度だしね。出版側から見れば、制度の趣旨が違うのは言うまでもないが。

    • by Anonymous Coward

      だから、委託販売制度と再販制度はセットで運用されているけれど、別物なんだって。

      • by Anonymous Coward

        だから、在庫リスクの軽減に寄与するのは両方であって委託販売制度だけじゃないんだって。

        • by Anonymous Coward

          委託販売だけだと在庫リスク軽減しないんです?
          なんでまた?

          • by Anonymous Coward on 2014年09月05日 15時35分 (#2671279)

            書籍の委託販売制度は、厳密には委託販売ではないです。売れ残り買取契約付の販売契約で、書店が形式的には買取を行いますので、店頭にある間は、書店に所有権があり、在庫リスクがあります。そのため、万引きされると確実に書店の損失になります。一般の委託販売では、歩合制で販売業務を委託する販売業務委託契約になりますが、書籍の場合には違いますので、注意が必要です。

            親コメント
          • by Anonymous Coward on 2014年09月05日 16時13分 (#2671319)

            書籍の再販制度というのは、実態は、売れ残り買取契約付の販売契約における売れ残り買取契約の買取り条件として再販売価格維持契約が組まれていることを言います。書籍の委託販売は、売れ残り買取契約付の販売契約なので、店頭にある本は書店に所有権があるから、本来は自由に価格を設定できるんです。出版する側にとっては、書店が価格競争を行って、販売価格の引き下げを要求されると、売れ残り買取時のリスクを相殺しきれなくなるので、販売価格の引き下げを要求をされないように、売れ残り買取契約の買取り条件として再販売価格維持契約をしているというのが実態である。本来なら、再販売価格維持契約は独占禁止法上原則違法であるが、再販売価格維持契約を結べる例外にしてもらっているということだ。書店にとっては、売れ残りの買取りによって在庫リスクを軽減するために、買取条件にある販売価格の指定を守っているにすぎないんです。
            だから、電子書籍の場合、物の販売ではなく、在庫が発生しないから、売れ残り買取契約も成立しない。売れ残り買取をしないから、再販売価格維持契約を強制する根拠もない。

            親コメント
      • by Anonymous Coward

        販売店に対する販売業務委託契約であれば、価格決定権は委託側にあるし、在庫リスクも委託側にあるから問題ないはず。しかし、書籍の委託販売制度というのは、売れ残り買取契約付の販売契約で、厳密には委託販売ではなく、在庫リスクは書店側にあるんだよね。それなら、自分で買い取った商品だから自由に価格を付けて販売できるかといえば、再販制度で価格を縛っているわけです。そんなに価格維持が重要ならば、販売業務委託契約に切り替えればいいだけの話なんだけどなあ。

        • by Anonymous Coward on 2014年09月05日 14時13分 (#2671206)

          販売業務委託契約にしてしまうと、出版社にリスクが集中しすぎて、出版社がもうからない。リスクがあるから、売れそうもない本は出版できなくなるし、出版できないこと自体が言論の自由や文化の保護と見地から問題になる。物の在庫が発生することによるリスクを何処がどの程度持つかというのが、委託販売制度と再販制度の肝である。
          よって、著作物の公開だけなら低コストで誰でもできるネットの時代の問題ではない。出版という形にこだわるにしても、電子書籍なら、売れただけ手数料を取られる契約も可能だしな。
          電子書籍の価格維持が問題なら、それこそ、販売業務委託契約にすべきだろう。

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            販売業務委託契約だと、大手は有利な条件で書店と契約できるけれど、中小の出版社だと不利な契約になる可能性がある。ましてや、書店側の規模が大きい場合、出版社側の利益が少なくなる可能性がある。簡単に割り切れる問題ではないんだよ。

    • by Anonymous Coward

      書店からしてみれば、再販制度で在庫管理のリスクを軽減する代わりに、販売価格を維持するという制度だしね。

      それ程の利権ならば、消費税を倍払っても良いのでは? 特に新聞とか。

    • by Anonymous Coward

      重要なのは在庫も返品も展示スペースも必要ないということ。
      再販制度はあまり売れない本でも書店に置いてもらって買えるようにするための制度。
      返品ができるのであまり売れない本でも書店に置いてもらえる。

      在庫も返品も展示スペースも無い電子書籍では再販制度の意味が無い。

      • by Anonymous Coward

        ちらっと思っただけの妄想なんだけど。
        電子書籍には在庫がないわけなんだけど、これを見なし在庫とかいって、
        税務署が税金を課すようになったりしないのかなと。
        その年度の売上の数割分が在庫であるとかみなして課税しちゃったりとか。
        今の税制の範囲内でやれるかどうかはわからないけど、
        紙の書籍が減ってそっちから税金がとれなくなるとねじ込んでくる気がする。

        • 在庫に税金はかかりませんよ。
          在庫は売上原価計算のとき引かれるので、利益が大きく見えて税金が高くなることを言ってるのでしょうか。
          だとすると、一定割合を在庫とみなしたとしても、それが翌年度の期首在庫になるだけなので、全然税金は増えないと思います。

          親コメント
  • by Anonymous Coward on 2014年09月05日 13時07分 (#2671133)

    似たような話があったなー と思ったら
    デジタル万引きのときにも確か本に書かれてる情報は物かどうかって話になって、実体がないから罪にはならないって話を思い出した。
    そろそろ「物」に対する定義が古くなってきてるんじゃないかなと感じた。

    #でも電気は物なんだよね

    • by Anonymous Coward

      実体がないから罪にはならないって言ったら
      ソフトウェアもそうなのか、ってことだよな。
      コピーしばらまき放題だね!

      • by Anonymous Coward

        だから、複製する権利を管理している著作権の侵害の問題であって、窃盗ではないんだよ。

      • by Anonymous Coward

        ソフトウェアは著作権で保護されています。

        # ソフトウェアの保護に著作権が適当かどうかというのは別の議論としてあるかもしれませんが。

        コピーしばらまき放題にはなりません。
        複製権とか、公衆送信権とか、譲渡権、貸与権あたりのどれか/複数に抵触します。

    • by Anonymous Coward

      電子を一度はコンセントから取り出しているのだし、「もの」でもよいのでは?

      • by Anonymous Coward
        取り出したと同じ数だけ戻してますが?
        • by Anonymous Coward

          戻しているから、だからどうなんでしょうか?
          レンタルは返しているから課金してはならないという主張なのでしょうか?

      • by Anonymous Coward

        電気は「財物」だという法の上での根拠がある、という話ではないかと。

        電気窃盗 [wikipedia.org]をみると、裁判所の判断が先にあってから、後で法律を作っていて、最初は苦労した様子が見て取れる。

  • by Anonymous Coward on 2014年09月05日 13時54分 (#2671186)

    そもそも今はもう再販制度なんていらんだろ。

    たとえ売れなくても「文化の保護のため」になるようなものを
    覚悟して出版してるところなんてごくわずかじゃねーか。

    お菓子だってジュースだって衣服だって
    売れないかもしれないリスクを背負いつつ
    再販制度無しでやっている。

    今どきの出版物を、再販制度なんぞで守ってやるメリットなんて無い。

    • ブンカ的な、なにか素晴らしいものを出版できるようにすることが「文化の保護」じゃなくて
      エロもグロも正論も極論も前衛も保守も100人にしか需要のないものも100万人に需要のあるものも
      いろんなものの存在こそが「文化」であり、多様性を維持できるようにする事こそ「文化を保護する」ってこと。
      再販制度がなくなれば誰もが「ONEPIECE」を出版しようとするようになり
      儲かった時の余録としてしか「ねじ式」が世にでることは無いでしょう

      もちろん「売れない本を出すことにメリットはない」「売れないなら高尚な本を出すことにしかメリットはない」とする主張を否定はしませんが
      それに対する「文化の保護」の主張とはそういうものであるという点は理解しておきましょう。
      親コメント
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