火傷治療用の人口移植皮膚を作る3Dプリンタ 29
ストーリー by hylom
医療部門でも開発が進む3Dプリンタ 部門より
医療部門でも開発が進む3Dプリンタ 部門より
danceman 曰く、
トロント大学の学生らが、火傷治療用の人工移植皮膚をすばやく作ることのできる3Dバイオプリンター「PrintAlive Bioprinter」を開発したとのこと(IBTimes、Slashdot)。
このPrintAliveは、患者のケラチノサイトおよび線維芽細胞を使って人工皮膚を3Dプリントできるそうだ。皮膚細胞を培養して皮膚シートを作るのに比べ、より速く人工皮膚を作れることができ、さらに必要な皮膚細胞も格段に少なくて済むのだという。
プリンタのカートリッジは皮膚の表皮と真皮層それぞれに必要な細胞で満たされた2つの「チャンネル」に分かれており、されぞれの細胞に必要な液体と共に収められている。プリンタから噴出されると液体はゲル化し、両層は同時に重なった状態でプリントアウトされるという。
重症火傷の場合、表皮から真皮にかけて深刻な損傷を負うことになるが、患部への移植用に皮膚細胞を培養すると通常少なくとも2週間もかかってしまう。両層は完全に異なる細胞から作られており、また異なる構造を持っているため、損傷した箇所の皮膚を自然再生させることは極めて難しい。しかも、傷口を迅速に閉じることができなければ火傷患者が命を落とすこともあり得るという。
通常少なくとも2週間 (スコア:1)
3Dプリンターだとどれくらいで作れるんだろう、ざっと読んでもわからなかった・・・
そのうち人工骨(軟骨)とかもこんな感じで生成できるようになるのかな。
未来は明るい。
Re: (スコア:0)
わずかな細胞が入った層を3Dプリントして
培養自体はプリント後に
患部の表皮と真皮でなされるってことなのかな
回復しながら発汗していくだろうし
患部内部の衛生面大丈夫なんだろうか
# 安心(???)の消毒液入りだったりして
Re:通常少なくとも2週間 (スコア:3, すばらしい洞察)
Re: (スコア:0)
この手の技術はもう出来てるのかと思ってました。
このゴッホの耳 [gigazine.net]はただの細胞の塊ってことか。
ここまでツッコミはなしか (スコア:1)
小人さん移植ってのはアリかもしれんが。
# 人工だよね?
M-FalconSky (暑いか寒い)
生きているバンドエイド™ (スコア:0)
トロント大学がジョンソン・エンド・ジョンソン社とコラボしたの?
と思って本家見たらただのBandageじゃん。
まあdancemanだしいつものことか。
Re:生きているバンドエイド™ (スコア:0)
Re: (スコア:0)
カギカッコを使えば商標権を侵害していいとは初めて知りました。それは便利だ
Re:生きているバンドエイド™ (スコア:3, 参考になる)
既に他のコメントもついてるけど
商標権を神聖視してみだりに唱えてはいけない神の名みたいに
扱う人が結構多いのでマジレスしてみる。
商標権は、他人が自分とこの商標を使って「商売をして(1)」
消費者に「事実誤認(2)」をさせるのを禁じる、という権利。
だから
(1)顧客とのお金のやりとり
(2)事実誤認=混同を生じさせるような使い方
の2つが両方そろってないところでは「誰でも自由に」使っていい。
この辺が著作権と大きく異るところ。
よく、~はXX社の商標です、みたいに「他社の商標をアピール」する文章があるけど
あれも本当は入れる必要がない。
一時期MSがゴリ押しして他社にそう書くよう命令したのでIT系の人は勘違いしているが
法律上全く不要なもので、MSも今では公式には強制をやめている。
ただ一部の文書では未だに残ってたり、MS内の人でも末端はよくわかってない人もいるので
入れれるなら入れといて下さいとか言う人もいる。
しかしMS自身の公式アナウンスで、不要であると言っているので本当に不要。
(このあたり、ソフトウェアの名前に~forWindowsと付けるのを禁止した話とごっちゃにしてる人も多い)
こう説明しても、「そうは言っても商売上小さい会社は入れないと目をつけられるんだ」と
まるで本当のことのように言う人がいるのだが、実際に商標関連でそんな話は起きたことがない。
特許庁の知り合いに以前聞いたときも、まず有り得ないと保証してくれた。
そういう事を大きい会社が強制して従わない会社に不利益を与えることは
別の法律で禁止されているので、無知と誤解からくるお化けを怖がっているだけだよ、と。
# もしこのコメが嘘だと思う人がいるなら、特許庁なり、商標に詳しい弁護士なりに聞いてご覧。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
何いってんだかww
そんなこと言い出したら
> トロント大学がジョンソン・エンド・ジョンソン社とコラボしたの?
> と思って本家見たらただのBandageじゃん。
ってコメント書くだけで、商標権の侵害になるじゃん。商標権って何か解ってないでしょ?
んー (スコア:0)
STAP細胞があれば。
Re: (スコア:0)
あれば、何だよ。あったってほとんど関係ないだろ。
Re: (スコア:0)
#2684814は、STAP細胞が関係ないとか言っているww
Re: (スコア:0)
火傷時の人工皮膚に何の関係があるんだ?
Re:んー (スコア:1)
STAP細胞とその原理が本当に実在していたら、人工皮膚が簡単に作成できます。
判りやすく言うと、
火傷しました
→ちょっと焼けてない所の細胞もらいますね。場所はどこでもいいですよ。
→その細胞をお酢につけますね。ここちょっとコツがいるんですよ。
→培養しますね
→人工皮膚できました!
という流れになります。
しかもこの方法だと、当人の細胞から人工皮膚が作れるので、拒絶反応もありません。
このようにSTAP細胞は夢のような技術なんです(残念なことに、夢のままで終わりそうですが)
Re: (スコア:0)
STAP細胞があると免疫問題はない(小さい)だろう、というのは分かる。でも
>→人工皮膚できました!
これは結局既存の技術による皮膚細胞の培養と同様の時間がかかるのでは?
進行が遅い病気の治療や増殖能が特に高い細胞を置き換える治療ならともかく、ヤケド治療に使おうと思ったら気が長すぎるのでは。
そりゃもちろん、人工皮膚を使いつつ間に合ったら”STAP皮膚”を移植、のようなこともできるかもしれませんし、
移植時の定着率が高いのではないかという想定もできなくもないですが、あまりにも仮定に仮定を重ねすぎてるようにも。
#義肢でも自殺でも妊娠でも火傷でも何でもいいからSTAPSTAPみたいな人にうんざりしていてピリピリしてしまいました。ごめんなさい。
Re: (スコア:0)
STAP細胞が眉唾物だいうネタには飛び付くけど内容がわからないと
こういうSTAP細胞なんでも否定の人が増える。
Re: (スコア:0)
そもそも存在しないことには絵に描いた餅でしかない
Re: (スコア:0)
内容も書かずに
>STAP細胞があれば。
しか書かない人が居るからじゃないですかね
Re: (スコア:0)
細胞培養は時間がかかるからプリンタで素早く作るって話には全く関係ないじゃん。
材料の準備はどうすんだ (スコア:0)
>患者のケラチノサイトおよび線維芽細胞を使って
これは培養が要るということだろうけど、解決したのは形状であって、
培養に時間がかかるのは解決してないよね。
培養せずに、他の部位から取ってきて使うのは普通にやってるけど
(網状に切れ目入れて伸ばして広げて使う)
それと同様なことを薄いシートとしてできるということなんだろうか。
Re: (スコア:0)
いや大きく培養して形整えるのと、培養してからシート上に形成するのでは雲泥の差なんだけど。
Re: (スコア:0)
どっちの方が簡単なの?
ハゲに朗報か? (スコア:0)
頭全体皮膚移植できるようになるのかな?
流石に皮下組織は無理か。
Re:ハゲに朗報か? (スコア:1)
細胞が分化誘導されたあと自ら組織を形成するのを待たずに
分化誘導された細胞を最初から組織の形にしてしまうという点が画期的
これ皮膚の全層再現はもちろんすべての臓器再生に応用できそう
Re: (スコア:0)
なんかすごそうだけど、拒絶反応がでそうなふいんき。
Re: (スコア:0)
胆嚢や虫垂も作れるかな?
虫垂は再生しなくてもいいかw
Re: (スコア:0)
毛包幹細胞と、皮膚幹細胞をうまい事配置して、細胞構造と微細環境を再現できたら、あるいは...
でも、毛ってまわりの筋肉や血管組織との結合も必要だし、なんらかの工夫が必要だと思われます。
美的な点から言えば、必ずしも鳥肌とか立たなくても別にいいのだけど...