エボラ出血熱パンデミックという目前の危機 125
ストーリー by hylom
いつ日本に来てもおかしくない 部門より
いつ日本に来てもおかしくない 部門より
maia 曰く、
14日、国連安保理で「国連エボラ緊急対応ミッション」のバンベリー特別代表は「12月上旬には1週間当たりの新たな患者数が1万人に達するおそれがある」と報告した(NHKニュース)。また、WHOは現実的な予測値として「12月の第1週までに、新規感染が週5000~1万人に達する可能性がある」としている(MSNニュース)。
1週間当たりの新たな患者数は、現在1000人程度。「今、エボラ出血熱を抑え込むことに成功しなければ、対処する方法すら分からない未知の状況に陥ってしまう」という。8月28日時点の感染者数は約3000人で、「最悪の場合は2万人を超すとの想定」があったが(朝日新聞)、国境なき医師団が「もはや制御不能な状態」と発表したのは6月23日だった(AFPBBニュース)。
米国では2人目の感染者が発見されたが、この感染者が隔離前日に飛行機に搭乗していたことも明らかになり、感染の広まりが危惧されている(AFPBBニュース)。
だから.... (スコア:4, すばらしい洞察)
ちゃんと国の中で、もしくは大陸の中で閉じ込めないと。
今からでも遅くないので、人の出入りを禁止するぐらいの緊急対策を取って欲しいものです。
# 国境なき医師団 が、国境を越えられないようにしてください.... orz
## ウィルスをばらまいて歩かれても困る。 (^_^;
Re:だから.... (スコア:2)
最前線で活動していて、防護の手順については今最も徹底しているところだろうに。
完全の封じ込めは人の手だけでは無理。そう考えると、国境なき医師団がやられるって想定なら、もう、我々がやられるのは時間の問題だと思う。「俺が楽しく生きる時間があれば」って言うんなら、まあ、それぐらいは稼げるかも知れんが。
しかし、こう言われちゃうと医師団も辛いだろうな。予想の範囲だろうけどさ。
いつか挑戦してみたいなとふと、思うようにはなった今日この頃。
Re:だから.... (スコア:2)
そういう人は「人数が少ないウチにナパームで燃やしちゃえばいいのに」とか言い出す人と同類なので、おそらく「封じ込め」に何か幻想を持っているものと思われます。
そうやって「疑わしきは隔離して殺せ」をやっていくと、おっしゃるように脱走→非正規出国が出始めて管理できなくなったり、人間っていう種・社会は治療法を編み出せず悪性感染症を克服できなくなり、魔女裁判のように集団ヒステリックに陥り疑わしくない者まで燃やし始めるリスクがある、というのを忘れないようにしないと。
(渡航禁止や国レベルの隔離、あるいは極端な話「感染者が死ぬまで閉じ込める策」を全面的に否定するものではありません。ただ、今回の話で安易に飛びつくべきではないと考えているだけで)
Re: (スコア:0)
とりあえず日本国内に患者が出るまではその意見に賛成。
Re: (スコア:0)
ウィルスちゃんも新大陸行くと進化する確率高まるからね。どんな進化をとげるのか興味津々
Re:だから.... (スコア:1)
アナウサギの駆除に使われたミクソーマウイルス [wikipedia.org]の例が参考になるかも
-------- tear straight across --------
Re: (スコア:0)
日本に渡って謎進化する可能性も。
すでに潜伏期間が大幅に長くなっていたりして。
Re: (スコア:0)
みっくみっくにしてやんよ~♪ って流れ出した。
Re: (スコア:0)
色々と勘違いしていないかい?
媒介するのは人だけじゃないんだが・・・
島国の日本なら、全ての船舶・航空機の往来を止めれば、免れるかもね。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
サルやコウモリに国境なんてあるのか?
Re: (スコア:0)
ワシントン条約が国境を作ってくれます。
Re: (スコア:0)
はちみつきんかんのどあめ♪ で気を紛らわそう。一般人がぎゃーぎゃー言ってもどうにもならん。
欧米に忍び寄るエボラ出血熱 (スコア:4, 興味深い)
#おそらく没タレコミのレスキュー
エボラ出血熱の欧米侵入が徐々に広がりを見せつつある。米国訪問後に発病、死亡したリベリア人男性から二次感染した2例目が発見された(現時点では予備検査で陽性)。二次感染はいずれも患者を担当した女性看護師。2例目の看護師は発熱する前日に国内線航空機に搭乗していたため、同便乗客132人の健康状態を調べる事になった。過去、患者の周辺人物が経過観察とされ、医療関係者が対象外だったが、現在は医療関係者も対象になっている。スペインでは帰国した宣教師2名が死亡し、女性看護師1名が二次感染している。彼女は発熱時休暇中で、診察は数日後。またドイツでも帰国した国連職員1名が死亡している。欧米でも医療関係者の感染が広まっている事に戦慄を覚えずにはいられない。
#杜撰な点があったのかもしれないが、医療リソースが充実しているはずの欧米で医療関係者が感染しているのは、十分に戦慄に値すると思われ。
#現地での医療・防疫リソースは元々限られている上に、医療関係者の感染でさらにリソースが減る。なんでも70%の患者を適切に対応すればかろうじて抑え込める所、リべリアでは18%しか対応できていないという。
毎日の記事 [mainichi.jp]
Re:欧米に忍び寄るエボラ出血熱 (スコア:1)
医療リソースが充実してても知識が伴わなきゃねぇ・・・
Re:欧米に忍び寄るエボラ出血熱 (スコア:2)
トングやペンチ(ないし、ヤットコのようなもの)を適宜使えばいいような。
ていうか、今後は防護服(装備)に類するものが標準装備されていくかも。
そこまでの事態になっているなら (スコア:2)
年内は国内外への人の移動禁止くらいやったほうがいいんじゃないだろうか
防護+逆防護服みたいなものはできないのでしょうか (スコア:2)
ウィルスが入らない、出ないという服を全員が常時着用していれば、しだいに収まるのではないでしょうか。
Re:防護+逆防護服みたいなものはできないのでしょうか (スコア:1)
アメリカの二次感染は防護服を脱いだ時の手順が守られていなかったのではないかと言われてます。
防護服の外面が汚染されている場合、脱ぐときに外面に接触すると感染の危険がある。
脱いだ後の処分を間違うとやはり感染の危険がある。
行動自粛をやりにくい (スコア:1)
感染拡大を防ぐには、人々ができるだけ家にいて、テレビでも見ていてくれるのが一番いいのだろう。
もっと深刻になれば、そういう風に政府なり保健関係機関より言うと思うのだが、
エボラ患者扱った医療関係者が、飛行機に乗ってたんじゃ、言いにくくなる。
Re: (スコア:0)
> 人々ができるだけ家にいて、テレビでも見ていてくれるのが一番いいのだろう。
どうやら俺らの出番のようだな (キリッ
Re:行動自粛をやりにくい (スコア:1)
むしろお前らの出番はないから引っ込んでろって話
Re: (スコア:0)
自分の敷地から外出する事が無く、自動運転の車による物流で維持されてる、一生他人と会う事の無い新しい人類文明の始まりですな
Re:行動自粛をやりにくい (スコア:1)
『はだかの太陽』(アイザック・アシモフ)?
#存在自体がホラー
治った場合 (スコア:1)
感染しても、みんな死ぬ訳じゃなくて
治って生き残る人も出てくるだろうと思います。
その場合、彼らの扱いどうなるんでしょう?
症状が収まっても体内のウィルスは消滅しないので
何らかの隔離や監視が必要になると思うのですが。
日本ではエボラ出血熱の確実な診断ができない (スコア:0)
エボラ出血熱:国内検査に懸念…危険ウイルス扱えず [mainichi.jp]
設備自体はあるらしいのだが、反対運動 [n-seikei.jp]で、エボラ出血熱を扱えるBSL-4の施設は稼動していない [wikipedia.org]とのこと。
Re:日本ではエボラ出血熱の確実な診断ができない (スコア:1)
毎日新聞内のこの記述ですが、
国立感染症研究所はできると言っています [nih.go.jp]。
Re: (スコア:0)
それはよいニュースです。国内で発生したかどうかを診断するために、海外に頼む必要がないので。
Re: (スコア:0)
もっと正確に言うと「箱的な施設があるけど設備がない」ですね。稼働していない施設にGoサインを出して人を派遣すればOKという状態ではなく、稼働していない施設では必要な機材が揃っていません。だから、実績がないのは仕方がないにしても、メカがないので、対処不能です。
12月で新規感染が週1万人?!今年はクリスマス中止だな! (スコア:0)
マジで日本で感染者が出たらどこで治療(というか収容かな)するの?
Re: (スコア:0)
収容というよりは延命でしょうね。
免疫系がウィルスを退治しきるまで死なずに済めば生存、それまでに耐組織が致命的に破壊されてしまえば死亡。
まあ、同様に対症療法しか開発されていない病気も多く、それも含めて治療と呼ばれてるので、わざわざ言い換える必要も無いでしょうけど。
Re: (スコア:0)
なるほど、サンタが感染して世界中を駆け回られたら手の打ちようが無いな
CDC自身、結構ザル (スコア:0)
エボラ感染のスタッフ、高度病院に移送=発熱後旅客機に、CDCとめず [jiji.com]
CNNなど米主要メディアは連邦当局者の話として、ビンソンさんが搭乗前、37.5度の微熱があることをCDCに伝えていたと報じた。
CDC側は搭乗をとめなかったという。
CDC理論では、
病院はCDCが定めた感染防止手順をすき無く実行するはず
↓
たとえ感染者の世話をした看護師であっても、手順を守ったなら、二次感染の可能性はまず無い
↓
発熱は他の原因だろ
ってことで、各段階でヒューマンエラーが発生する可能性は考慮していなかったというところか。
エボラウイルスは、感染者が発症するまでは他者への感染力を持たないそうだが、果たして37.5度の熱というのは、
感染力が発現するほどの発症に入るのだろうか。
もし、感染力がある状態で飛行機に乗っちゃったとすると、そしてこの患者が飛行機の中でトイレを使っていたとしたら、ちと怖い [qlifepro.com]。
Re:CDC自身、結構ザル (スコア:1)
ホットゾーンのラッセル将軍によると「CDCには権限があるが能力がない」
プレストンはなにかCDCに恨みがあるのかと思っていたが、フリーデン長官の
対応みていると、あながち間違ってない気がしてきた。
Re:CDC自身、結構ザル (スコア:2)
鬼畜?
#迷惑度を考えて
結果的に、新形態のテロになりかねん。 (スコア:0)
昔は(エッフェル塔の頃か?)、ペストで似たようなことがあったみたいだが、
情報がほぼスルーなので、思いっきり脅威っぽくなるというか、茶番的というか...
日本的には、とりあえず、インフルエンザの方が目前の脅威だわ。
# とりあえず、手洗いと、うがいをしとけば何とかなると
Re: (スコア:0)
蚊が媒介するとのうわさがwikipediaに…
Re: (スコア:0)
うがいはインフルエンザに効果なしと聞いたことがあるけど、事実なのかどうかは知らない。
なお誰でも編集できるwikipediaには効果は期待できないとあった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%86%E3%81%8C%E3%81%84 [wikipedia.org]
厚生労働省の「インフルエンザにかからないためにはどうすればよいですか?」にもうがいの記述はない。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html#q9 [mhlw.go.jp]
Re:結果的に、新形態のテロになりかねん。 (スコア:2)
-- 哀れな日本人専用(sorry Japanese only) --
もうダメポ (スコア:2)
致死率が5~7割だから、治療薬の投入でやや下がり、まあ最悪でも中世のペストのようなものだろう。但し世界規模で起こると何が起こるかは(中略)言いたくない。
治療薬(特効薬)の見通し (スコア:5, 参考になる)
エボラ患者に早期投与を ファビピラビル、白木富山大大学院教授が強調 [yahoo.co.jp]
抗インフルエンザウイルス薬として開発(既に製造販売承認)されたので、供給のポテンシャルがいい。商品名はアビガン。
2014年3月24日 抗インフルエンザウイルス薬「アビガン®錠200mg」の日本国内での製造販売承認取得のお知らせ [toyama-chemical.co.jp]
ただし「新型又は再興型インフルエンザウイルス感染症(ただし、他の抗インフルエンザウイルス薬が無効又は効果不十分なものに限る。)」というものだが、副作用の懸念はうすいようだし、ましてエボラ出血熱の緊急事態。
Re:治療薬(特効薬)の見通し (スコア:2)
読売:エボラ国内確認なら…新型インフル用国産薬投与 [yomiuri.co.jp]
さすがに細胞の増殖に影響を与えるか。妊婦でなければ、まあこの際はいいのではないか。ヨーロッパでは受容されており、米国は薬品の利権で動きが鈍いように思えるが、今後は対応が進むのではないか。
Re:もうダメポ (スコア:2)
> まあ最悪でも中世のペストのようなものだろう。
中世より格段に人間の移動が激しいから
それじゃすまない可能性がある。
Re:もうダメポ (スコア:1)
『ブラッド・ミュージック [ndl.go.jp]』(1985)よりは楽観的観測でウォッチしていてもいいのでしょうね。
Re: (スコア:0)
さあ早く猿を進化させる薬をばらまくんだ。
Re: (スコア:0)
原作では、猿が投げ上げた棍棒が宇宙船になる前に、実はスマホになってるんだよね。
Re:アウトブレイク(映画)観たくなりました・・・ (スコア:3)
この流行に乗ってガクブルしたければw、小松左京原作の「復活の日」もお勧めです。
http://www.kadokawa-pictures.jp/official/fukatsunohi/ [kadokawa-pictures.jp]
1980年の角川映画で、原作は1964年の作品。映画は世界初の南極ロケ&チリとカナダ所有の本物の潜水艦でロケしたことでも有名。パンデミックをテーマにした作品はこれがルーツになるのかな?
まだ遡れる作品があったら教えてください>偉い人
Re:アウトブレイク(映画)観たくなりました・・・ (スコア:1)
ホット・ゾーンが原作なのかと思っていましたが別物だったのであまり怖くなかった。
モターバ・ウイルスをめぐるドキドキハラハラはホットゾーンを期待した観客にとっては「ふーん、あっそ」な盛り上げ方だと思う。
Re:アウトブレイク(映画)観たくなりました・・・ (スコア:1)
パンデミック物の映画では「アウトブレイク」が有名ですが(ゾンビ物を除く)、「コンテイジョン」(2011年) [wikipedia.org]も楽しめると思います。
「アウトブレイク」よりもリアル指向です。
接触感染する致死性の高いウイルス性脳炎が、世界中で流行するという、まあストーリーとしてはひねりの無い映画ですが、
「アウトブレイク」の様な、ご都合主義や、不必要に過激なストーリー展開などの典型的ハリウッドスタイルの荒唐無稽さは排除し、
エンターテイメント性を抑えめにした、パンデミックシミュレーション映画になっています。
感染が人々の間に広がっていく様子。
パンデミックが発生した際の、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)や、WHO(世界保健機関)の活動。
ワクチン開発の過程。
大衆にパニックが広がり、モラルを喪失し、暴徒化していく様子。
ソーシャルネットでひたすら人々の恐怖を煽り、誤ったうわさを流布させ、そしてそこから一人利益を得る浅はかで卑劣な人間。
など、実際に起きそうな話が描かれ、今見ると現実の予告編を見ているような感じで、薄ら寒くなります。
予告編の後、本編開始・・・・・・とならなければいいのですが。
Re:体液などに直接的に接触しない限り感染の危険性は無い (スコア:1)
そんな単純で済むなら全身防護服もBSL4設備も不要だが、現実にはそうなってないのだからそんな単純ではないってことだ。。
エボラは空気感染は否定されているが飛沫感染は否定されていない。
その感染力は、感染に必要なウィルスの個数はわずか3個とも言われてる。
咳やくしゃみで飛んでいく程度の量の体液と接触するだけで感染の危険があるなら、患者の周囲は安全とは言えない。
洋式トイレは排泄液の飛沫を作りやすい。患者と直接接触しなくても、同じトイレを使えば感染の危険はある。
汗や皮脂も当然感染経路になりうる。
手を洗っても100%の洗浄にはならないから、患者が握ったつり革を握ったら手を洗って料理をしても感染の危険はある。