米客室乗務員組合、飛行機の離陸時に電子機器使用を禁止するよう訴訟を起こしていた 29
マナー問題 部門より
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シンガポールの南洋理工大学が2分でその7割を充電し、1万回の充電にも耐え得る電池を開発したという(ニュースリリース、Slashdot)。
従来のリチウムイオン電池の陰極にはグラファイトが使われているが、今回開発した技術はこれを二酸化チタンから作られたゲルに置き換えるという。二酸化チタンは紫外線吸収剤として日焼け止めに使われたり食品添加物としても使われている物質であり、安価で手に入れることができるとのこと。研究チームはこの二酸化チタンをナノチューブ状にすることで電池の反応速度を向上させ、充電時間を大幅に短縮することに成功したという。
従来のリチウムイオン充電池では500回の充電が可能とされており、これはおおよそ2~3年でその寿命が尽きることを意味している。今回開発された電池は1万回の充電にも耐え得るとのことで、寿命は20年にも及ぶとのこと。
研究チームは2年程度での実用化を見据えているとのことで、給油時間程度で充電可能な電気自動車の実現などに力を発揮するのではと期待されている。
米大手新聞New York Timesのニュース編集局で100名規模の人員削減が行われるという(GIGAZINE)。
米国で最も縮小している産業は「新聞」という話もあったが、New York Timesなどは電子版の有料化を行っており、ある程度成功していたかのように見えていたが、そうではなかったようだ。その理由の1つとして、電子版に力を入れるためにWebプロデューサーや映像記者の数が増えていることがあるという。そのため編集局スタッフの人員削減に踏み切ったようだ。
10月15日、マイクロソフトがWindowsのOLEに関連した脆弱性についての情報を公開した(マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-060 — 重要)。セキュリティ更新プログラムの配信がすでに始まっており、迅速な適用が推奨される。
「特別に細工されたOLEオブジェクトが含まれるMicrosoft Officeファイルを開いた場合、リモートでコードが実行される可能性があります」というもの。詳細についてはトレンドマイクロのセキュリティブログで解説されているが、これを悪用すると非常に容易に攻撃を実行できるという。
すでにこの脆弱性を悪用する攻撃例が報告されており、また「攻撃シナリオで PowerPoint スライド ショー ファイルが使用された場合、ユーザー アカウント制御 (UAC) のセキュリティ警告が表示されることなく、任意のコードがインストールされる可能性があります」という。
日本でも2016年からの利用開始が計画されている国民総背番号制度だが、韓国では同様の制度が1960年代から導入されている。しかし、そのセキュリティの脆弱さから、番号の割り振りの再実行が検討されているという(BusinessNewsWire)。
韓国で採用されている制度では、番号の先頭が誕生日で始まるなどの単純なアルゴリズムが採用されており、簡単に類推できるという問題があるという。さらに、情報流出も問題になっており、全番号の80%に相当する5000万人分のデータが金融機関などを通じて2004年から流出していることも明らかになったそうだ。
国民総背番号制度は国民全体が対象の制度と言うことで、問題が発生した場合の対応も大がかりになってしまう。日本でもトラブル無く制度を運用できるだろうか。
米軍が「FORTIS」と呼ばれる外骨格を開発しているそうだ(CNN、Slashdot)。
米軍は「TALOS」と呼ばれるパワードスーツを開発していることが過去に話題になっている。TALOSはコンピュータ化された外骨格とも言え、動作に外部バッテリーが必要だ。しかし、FORTISでは人間の筋力だけで動かすためバッテリーは必要ないのが特徴だという。
FORTISはパワードスーツのように人間を強化するものではなく、重い工具などを外骨格側で支える構造。腕などを疲れにくくするのが目的であるようだ(動画)。本体はアルマイトと炭素繊維で構成された外骨格から構成され、最大36ポンドの重量物を支えることができる。初期テストでは、仕事の種類による違いはあるものの、2~27倍ほど生産性が向上したとしている。
先日破産したことで話題になったサファイアガラス製造メーカーのGT Advanced Technologiesが再建型倒産処理手続を申請した(GIGAZINE)。これにより、GT AdvancedとAppleと秘密保持契約には「破産の詳細」に機密が含まれていることや、「新製品情報流出の罰金は5000万ドル(約53億6000万円)」といった内容が含まれることが判明した。GT Advancedは契約が「抑圧的で不合理である」として、債権者・株式保有者・出資者の利益のために情報開示の許可を求めている模様。
Apple Watchにはサファイアガラスが使われると発表されていることや、次期新型iPhoneにサファイアガラスが使われる可能性も残されていることから、AppleとGT Advancedのサプライヤー契約が保持されると仮定すればGT Advancedの再建は2015年にかかっているらしい。
10月始め、LINEがRSSリーダー「livedoor Reader」のサービスを終了することを明らかにした。しかし、サービス継続を求める声が多かったのか、15日、livedoor Readerのサービス終了を撤回することが発表された(サービス終了撤回のお知らせ)。
livedoor Reader開発日誌によると、「みなさまのご要望を受けこれを撤回し、サービス継続の道を検討中」だという。サービス継続の詳細については、改めて決定後に告知するとのことだ。
岩谷産業と上田石灰製造が、世界初のフッ化カルシウムの人工合成・量産技術を開発したそうだ。(岩谷産業のプレスリリース、日刊工業新聞、日経新聞)。
フッ化カルシウムは一般に「蛍石」として知られ、それから作られた蛍石レンズはカメラや天体望遠鏡、顕微鏡、半導体露光装置(ステッパー)などのほか製鉄でも一部の行程で使用されているが、現在はその全量を中国からの輸入に頼っているため価格変動や品質のばらつきという問題を抱えていた。
技術開発は名古屋工業大学の安井晋示准教授による技術指導を受けて行なわれたもので、直径5mm、長さ10mm程度の円柱形状に造粒した炭酸カルシウムをフッ化水素ガスと反応させることで高純度のフッ化カルシウムを人工的に合成するという。なお、現時点では天然蛍石より価格が高くなる見込みだが、温室効果ガスのフロン回収プロセスからフッ化水素ガスを得ることでコストダウンが出来るとしている。
……ということでASCII.jpの「世界中のカメラレンズが安くなる? 岩谷産業、世界初の蛍石人工合成技術を確立」記事はちょっと気が早いかも知れない(笑)。
Appleは17日(日本時間)に開催した新製品発表会で、およそ2年ぶりのアップデートとなる新Mac miniのほか、iPadやiMacの新モデル、最新デスクトップOS「OS X Yosemite」などを発表した。
新Mac miniは第4世代Intel Coreプロセッサや高速化された統合型グラフィックス、802.11ac Wi-Fi、Thunderbolt 2などを搭載し、価格は52,800円(税別)から。すでに注文を受け付けており、1~3営業日で出荷となっている(プレスリリース)。
iMacの新モデルは27インチのRetina 5Kディスプレイを搭載した「iMac Retina 5Kディスプレイモデル」。標準構成で3.5GHzのクアッドコアIntel Core i5プロセッサやAMD Radeon R9 M290X、1TBのFusion Driveなどを搭載する。価格は258,800円からとなっており、3~5営業日で出荷(プレスリリース)。
iPadの新モデルは6.1mmに薄型化されてTouch IDを搭載した「iPad Air 2」と、Touch IDを搭載した「iPad mini 3」。いずれもオンラインでの注文は18日より受け付ける。価格はiPad Air 2が53,800円(税別)から、iPad mini 3が42,800円(税別)から(プレスリリース)。
OS X Yosemiteは既に無料アップグレードとしてMac App Storeで提供が開始されており、Appleのオンラインストアで販売されるMacは全モデルに適用済みのようだ(プレスリリース)。
このほか、モバイルペイメント「Apple Pay」のサービスを米国で20日から開始することも発表されている(プレスリリース)。
Android版のGIMP/Inkscapeが一部界隈で話題となってます。アプリを起動すると、X11とxfceが立ち上がってその上でGIMPやInkscapeが起動するというあまりにも力技な仕組みだそうです。
お世辞にも実用性が良いとは言いがたく、起動中は端末がものすごくアッツアツになりますが、よくこんなやり方思いつくなあと感心してしまうばかりです。
なお、Android向けのXサーバーはオープンソースで公開されている。
クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人