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医療

アビガン錠、エボラ出血熱治療薬として年明けにも国際的に承認される可能性 27

ストーリー by headless
治療 部門より
富士フイルムホールディングスは11日、グループ企業の富山化学工業が開発した抗インフルエンザウイルス薬「アビガン錠(一般名: ファビピラビル)」が年明けにもエボラ出血熱治療薬として国際的に承認される可能性があるとの見方を明らかにしたそうだ(ロイターの記事産経ニュースの記事47NEWSの記事日本経済新聞の記事)。

11月中旬からフランス、ギニア両政府が共同でギニアの患者60名を対象に臨床試験を実施。12月末に出る結果に基づき、関係当局が1か月程度で審査を行う見込みだという。臨床試験には世界保健機構(WHO)も関与しており、国際的な承認薬として出荷する方向で調整しているとのこと。

アビガン錠はエボラウィルスに対する抗ウイルス効果を有するとのマウス実験の結果が公表されている(過去記事)。また、フランス、スペイン、ノルウェー、ドイツの4か国で4人の患者に投与され、全員の回復が報告されているという。

なお、国立国際医療研究センターでは患者に濃厚接触して感染の可能性がある医療従事者に対し、アビガン錠を予防薬として使用するそうだ(YOMIURI ONLINEの記事)。
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by maia (16220) on 2014年11月15日 14時45分 (#2711647) 日記

    予防薬って何の事かと思ったら、

    防護服を着ないで患者を診療したり、針刺し事故があったりなどした場合に、対象3施設の専門医らが協議して投与の可否を決定。本人の同意を得られれば、

    ほぼ「事故」の時の予防投与という事で納得。

    ところで、アビガンの大規模な治験が行われるという話で、治療薬として承認されるのは可能性の段階じゃまいか。見込み、と受けとるのはそれでいいと思うけど。

    --
    #説明責任はないです
  • by Anonymous Coward on 2014年11月15日 17時13分 (#2711685)

    エボラ出血熱による世界的危機は、現在進行形で高まっているハザードなわけで
    これまで対処なしであったことを考えると、光明や対策への筋道が見えてきたという事でしょうか。

    アビカンは錠剤であり、安価に大量生産・長期保存が可能、対処も飲むだけというのは
    特にエボラ出血熱が猛威を振るっているアフリカなど発展途上・貧困国で極めて有効です。

    • by Anonymous Coward on 2014年11月15日 19時34分 (#2711734)

       先進国でも極めて有効ですよ。
      エボラ出血熱は、注射の際に出てくる血液もリスク要素なので、そのリスク要素が出てこないというのは、パンデミック防止にきわめて有効です。
      さらに、一回で数日分を処方できるので、要監視対象者の外出機会を減らすのにも有効ですし。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2014年11月15日 15時13分 (#2711651)

    「年明けにもエボラ出血熱治療薬として国際的に承認されない可能性がある」の間違い?
    治験も始まってないのに。

    • by firewheel (31280) on 2014年11月15日 18時01分 (#2711708)

      判明した段階から事実を人事公開していくのを株価操作とは言わん。

      むしろ事実をひた隠しにして、承認されることがほぼ確実になった段階で株を取得。
      その後に承認されたって事実を公開して差額で儲けた方が、株価操作という点では
      ウマミがある。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      「11月中旬からフランス、ギニア両政府が共同でギニアの患者60名を対象に臨床試験を実施」

    • by Anonymous Coward

      承認されなければ株価暴落だけど、そこまで馬鹿なの?

      • by Anonymous Coward

        失敗しても成功しても、需要がそもそも極端に少ないので企業利益には貢献しない。

        だから業績には影響を与えず、株価への長期的な影響はない。
        物を知らずにニュースに踊らされるニワカや、それを伺うデイトレーダーが騒いで、短期的に荒れる程度。

        エボラ出血熱は、今回は大規模な流行になったが、大体平均して数年に1度、1000名以下の規模で流行るくらい。
        もし、効果的な治療薬がでてくれば、そんな1000名規模の流行さえ起きなくなるかもしれない。

        エボラ用の治療薬やワクチンを研究しているのが、国の研究所やベンチャーが国から補助を受けつつやっているようなところばかりで、
        大手製薬会社が全部スルーしているのはそのため。

        アビガンは、儲かりそうなインフルエンザ治療薬として開発を進めていた物が、たまたまエボラにも効果があったという話で、
        エボラ用に狙って開発していたわけではない。

  • by Anonymous Coward on 2014年11月15日 17時05分 (#2711681)

    表向きに効果あったが、数カ月後・・・
    ドーン!!

    • by Anonymous Coward on 2014年11月15日 17時32分 (#2711696)

      現時点で副作用などの調査が完璧とはいえないでしょうね。

      それでも頼るしかないでしょ。
      発症してからでは死亡リスクが高いんだから。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        インフル薬として、普通に承認とれてる (副作用チェック済み……催奇性が云々) なので、
        ・エボラにかかってる場合
        ・他の病気にかかっていた場合 (マラリアとか、他の熱帯風土病とか)
        ・人種的差異 (モンゴロイドとコーカソイドの被験者は多かったが、ネグロイドが少なかった)
        等、なにか判るとしても、かなり限定されるんじゃないでしょうか。

        エボラの死亡率が高いので、それでも使うしか無い状況ではある。

    • by Anonymous Coward

      タイトルは日本一のアビカン男?

      #今なら植木ロイドで「アビカン一発生き抜こう」ってCMができる。

    • by Anonymous Coward

      副作用の無い薬はほとんど存在しない ないのはワセリンぐらいだろ

  • by Anonymous Coward on 2014年11月15日 21時22分 (#2711760)

    この薬の立ち位置が分からないのですが、この特効薬がなかったら大変なことになっていた可能性があるわけですよね?
    ペニシリンとかそういったレベル? それとも多数ある効きそうな候補のうちの一つですかね?

    • by Anonymous Coward

      そういうのは大規模な臨床試験や長年の疫学調査がないと何とも言えません。
      というのがつまんない回答。

      「ペニシリンとかそういったレベル」というのはレベルが高すぎてまずそこに到達できる対象の病気がありませんな。
      対象ウイルスを限らない汎用かぜ症候群予防薬、くらいの勢いじゃないと。

      • by Anonymous Coward

        >「ペニシリンとかそういったレベル」というのはレベルが高すぎてまずそこに到達できる対象の病気がありませんな。
        なるほど。

        (収束の判断はまだ早いものの)先進国にとってはエボラと人類の戦いでも、
        アフリカの人にとっては今年のカバはおそろしく獰猛だったとかそういう感覚なんでしょうかね。
        (年間2900人くらいカバに殺されているそうなので)

  • by Anonymous Coward on 2014年11月15日 21時42分 (#2711765)

    中国の軍で開発された、JK-05 [wikipedia.org]という"エボラ治療薬"と称する物。

    中国製薬会社がアフリカにエボラ治療薬を供給、臨床試験も [reuters.com]
    中国もアフリカでこの薬を使って、臨床試験をするつもりのようなんだけど。

    この薬、WHOの記者会見記録 [who.int] (PDF)で、

    CH. ... I found in the Chinese media an information about a possible drug named JK-05 which could innovate the replication of the Ebola virus. ...
      I would like to know if the World Health Organisation is aware of the drug and if the use of JK-05 has been discussed these past two days ...
    (中国のメディアで、JK-05という名の薬について知りました。エボラウイルスの複製プロセスに影響を及ぼすということです。・・・・・・
    ・・・・・・この二日間で、WHOがこのJK-05の利用について議論されたかを伺いたい)

    MK. Well, we are aware of a drug which has been developed in China which is the same molecule as the one which is called in Japan,
      T-705 or Favipiravir
    , so my response will be in assuming that this is this drug that we are discussing....
    (ええと、中国で開発された薬については知っています。それは日本でTK-705あるいはファビピラビルと呼ばれているものと
    同じ分子です。
    ですから私の答えは「それはわれわれが議論をしている薬であると考えられる」というものになるでしょう)

    って言われてるってことは、ファビピラビルのコピーなん?
    JK-05について、中国は詳しい情報を公開していないんだけど、なぜかWHOは分子構造まで知っていたらしい。

    ファイビピラビルの物質特許はまだ切れてないはずなんだけど(でもまあ、あと数年程度の寿命か)、なんで中国は堂々とコピー薬つくってんだか。
    富士製薬はこれをどう考えてんの?中国では物質特許申請してなかったの?

    • by Anonymous Coward

      >なんで中国は堂々とコピー薬つくってんだか。
      ファビピラビル自体は中国国内でも特許は取得しているようですが。
      ただ、製造したのが中国「軍」であるところがミソなんでは?

      基本的に特許の実施権は、その特許技術を利用して利益を得ることを禁止できるだけであって、軍での利用などのようにそもそも営利目的ではない場合にはその技術を利用することを止めることはできない。中国軍が、自前の軍隊の隊員向けの薬を製造する分には他国の特許だろうとなんだろうと関係ない。

      もちろん、その特許を民間に応用して収益を上げるようになれば裁判などに訴えることはできるでしょうが、少なくとも今のところは、軍が開発して、投与対象も軍人ということで(民間人向けは治験なので営利目的ではない)、仮にJK-05がファビピラビルと同じものであったとしてもどうしようもないのでは?

      • by Anonymous Coward

        軍で開発といっても、軍の研究所で直接作っているわけではなく、民間の製薬会社と協力して作っている [wikipedia.org]ようです。

        developed by the Chinese company Sihuan Pharmaceutical along with the Chinese Academy of Military Medical Sciences.

        その民間の製薬会社は軍に薬を売って利益を得ていると言えるのでは?

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