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ネットワーク

IP電話の普及による災害時の連絡網壊滅にどう対策すべきか 103

ストーリー by hylom
携帯電話インフラの冗長化が必要かも? 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

近年では光ファイバ網の普及とともに、従来の電話回線をIP電話に置き換える例が増えている。だが、IP電話は停電時に利用できないというデメリットもある。これにより、災害時の安否確認ができないという事例も実際に発生しているという(ハフィントンポスト)。

12月5日、徳島県で大雪が降りその影響で停電が発生する事態が発生。そのため、住民の安否を電話で確認することができず、多くの世帯と連絡が取れない事態になっていたという。

NTTやKDDIではUPSの導入を停電対策として進めているが、UPSは定期的なメンテナンスが必要であり、一般家庭、とくに高齢者のみの世帯では導入が難しいのではないだろうか。こうした災害対策を考えると、従来の電話回線を残しておいたほうが良いケースもあるのかもしれない。

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  • IP電話はまだマシ (スコア:3, おもしろおかしい)

    by nemui4 (20313) on 2014年12月10日 13時22分 (#2725514) 日記

    会社の内線電話の代わりにMSのLyncを使うようになって、停電以前にネット不具合あるいはサーバーの不具合もしくはローカルPCの不具合のどれかで電話不通。
    サーバーアップデート作業に失敗したとかで約1週間電話が使えなくなったときは静かで良かった。

  • インターネットを使ってる様には見えない、80ぐらいのお婆さんの1人暮しの家でも、IP電話使ってたんだけど、最近の家庭用固定電話って、IP電話が一般的なの??
    それとも、CATVが普及してる地域で、たまたま、IP電話付きのコースを選んだ家だったんだろうか??

  • 今時、電話線からの給電だけで動く電話機がどれだけ普及してるんだよ?
    あと端末だけの問題なら、UPSが面倒だのなんだのうだうだ言わずにバッテリ内蔵すればいいじゃない。

    • >どれだけ普及してるんだよ?

      普及でなく残存とするところですね。あるいは現役云々。

      捨てないで残している限りなく単機能電話機に近い端末なら手元にあるけど、長時間電源切ってたら動かなくなっちゃった。
      ソニーの製品とビクターの製品。

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    • by Anonymous Coward

      電話線からの給電で、子機とか留守録などのオプション機能はともかく、電話は動くはずですが・・・

      • by Anonymous Coward on 2014年12月10日 13時38分 (#2725537)

        受話器の部分がコードレスのタイプだと親機にもバッテリーが無いと動かないのですよ(子機はバッテリーで動くけど親機はACアダプターからの電力が無いと子機と通信できない)。
        今時のはそういう場合に備えて親機にもバッテリーを搭載している機種があります [panasonic.jp]。

        まあ災害対策なら「携帯電話を持たせましょう(災害以外にも役に立ちます)」で終わります。

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      • 我が家で、、使った電話の幾つかは、電話線のみでは電話も使えません。
        Fax付きは、ほぼダメな模様。
        電話くらいと思うのですが、そういう設計のようです。
        光電話にしたので関係ないですが。

        ちなみに我が家のFax付きは、省エネモードに移行すると、寝ぼけてすぐに起きない事がある。
        発信者番号表示機能があるのに、寝ぼけてるときは、表示しない。
        発信も、起きろ、、って言ってから、数秒待つ必要がある。
        気が付いたのが、保障期間過ぎてからなので、あきらめて使ってる。
        ... Sharp製。

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      • 601Pが圧倒的シェアのガリバー型世界なら言っていることも傾聴に値しますが、
        電話の釦が光ったり、電話番号をLEDで表示したりする機能を各個遮断できないと無意味に聞こえます。
        後者を自由に操れるのでしたら後学のためにご教示いただければ幸甚です。

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        • 電話線を繋いで電源供給を止めれば、複合機を含め多くの電話機が局給電で作動します。この場合、仰るような
          分かりやすい表示など便利な機能はほとんど作動しませんが、たいていは発信、着信通知、通話あたりができるような設計になっています。
          少なくとも5年前くらいまではそうでしたが、最近の電話機ではオミットされてるのでしょうか…

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          • by Anonymous Coward on 2014年12月10日 23時53分 (#2726022)

            我が家のFax付電話は停電時は電話の発着信もできません。
            代わりに停電時に電話線を抜き差し交換しなくてもいいように、電話機に回戦の給電だけで動く電話を繋ぐ為のモジュラージャックが用意されてます。

            #その前の電話機は停電時に使える電話だったので取ってありましたが、しばらく給電していなかったら壊れました。

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        • ぐぐってみたら数台出てきたので無いわけではないんですね。
          >停電時でも使える最近のアナログメタル回線向け電話

          http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/20130808_610931.html [impress.co.jp]
          http://www.sharp.co.jp/corporate/news/130919-a.html [sharp.co.jp]
          http://www.uniden.jp/products/ct/utp100.html [uniden.jp]

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          • 一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会というところが2012年3月に出したプレスリリース [ciaj.or.jp]によると、

            【提 言】

            1.停電時の対応における情報周知

                    アナログ電話機の単機能電話機、留守録付き電話機の多くは、局給電(アナログ加入者回線からの給電)で発着信のみ動作可能となっています。
                    感熱FAXとビジネスFAXの多くは、一般電話接続端子への局給電で発着信及び通話は動作可能但し、ホームFAXは通話をメインとしながらも停電時の通話機能、一般電話接続端子がなく、停電時の通話機能確保のためには10W程度の外部電力供給が必要であると考えます。
                    利用方法については、各アナログ電話機メーカは、局給電で動作可能か等の情報を公開し、ユーザに周知することが重要であると思われます。(後略)

            だそうです。彼らが知っている範囲では、電話機と感熱式FAX(っていうのは、インクジェット複合ではないタイプ?)だったら、"電話の釦が光ったり、電話番号をLEDで表示したりする機能を各個遮断"などしなくとも、通話はできるはずだ、と。

            NTTの局給電は最低でも15 ~ 300mA @ -42 ~ -53V [soumu.go.jp]と決まっているようなので、最低0.63W、最高で6.89Wが確保できます。本当に7Wもあれば電話どころか局給電だけでタブレットPCを動かせそうですが、電話機というのはダイヤルトーンかパルスが打ててベルが鳴らせてフックが切れれば、あとはスピーカを直結して通話できるわけですから、0.63Wで動くようにするのはそう難しかったり高コストだったりはしないと思います。

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    • by Anonymous Coward

      電話として使えない電話機、現在どれくらいあるのかな?

  • by Anonymous Coward on 2014年12月10日 14時57分 (#2725622)

    東日本大震災のとき、我が家(東北の日本海側某所)で使ってた光電話が停電のために使えなくなりました。
    当時携帯電話は持っていなかったので、首都圏で仕事してた父(こちらは携帯持ち)と連絡取れず。
    しかし、ラジオで「公衆電話の無料開放」を知り、朝一に駅前の電話ボックスへ。無事に父と連絡を取ることが出来ました。

    何を言いたいかって言うと、普段「いらない子」扱いされてようが、やっぱり公衆電話は災害時のために必要だな、と。

    • こんなこともあろうかと (スコア:2, おもしろおかしい)

      by Anonymous Coward on 2014年12月10日 15時30分 (#2725646)

      ファントム給電対応のVoIP-GWとPBX一式を用意しておいた!!
      と、停電対応電話機で受けられるようにしておきました。
      いざ大震災のさい、誰も電話に出ないので、どうしたものかと思ってたら(RBTは返ってくる)

       「停電なのに電話が鳴ってる。怖い」

      と怖がられ電話に出てもらえませんでした。

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  • by monochrome K2 (40969) on 2014年12月10日 23時13分 (#2726003)

    これは自治体にも問題あると思うけど正直なところ災害で孤立する可能性のある
    地域についてはもう少し危機意識を持って欲しいと思う。

    あと専門家が推奨しているUPSなんて論外も良いところ。消耗品だし設定も面倒だし
    大体瞬停向けで長時間使うことを想定していないし全く理解できない。

    それより以下の対応が現実的だと思う。

    ・携帯やスマホとそれに接続可能なモバイルバッテリーを常備すること
    ・電話機は親機に乾電池(またはバッテリー)が内蔵できるタイプにすること
    ・キャリアは孤立する可能性のある地域を優先して光給電を速やかに整備すること

    対応機器が限られるけど光ルーター用のモバイルバッテリーも参考まで

    NTT東西が「光モバイルバッテリー」発売、停電時でも「ひかり電話」利用可能
    http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120229_515298.html [impress.co.jp]

  • イナカは特に線のメンテナンスを考えれば、従来の有線電話よりも無線のほうがいいと考えます。 端末だって、電池を増漕タンクのように使える部品を配っておいて、長期保存に耐えられる電池をセットしておけばそれで十分と思います。 この方法が社会全体としての支払について一番安上がりだと考えますが、根拠は途上国で有線電話より無線電話のほうが普及しているからという程度だけですけどね。
    • 電線が切れて停電するのに、電話線だけはどこも切れないなんてことはないですしね。

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    • 災害のことを考えると、「有線」「無線」とか「メタル」「ひかり」とかの2者択一ではなく、複線化が大事。

      無線はたしかに敷設コストは安くなってきているが、天候に左右されやすい(雨の時は電波が伝わりにくくなるなど)。有線は敷設や維持に一定のコストがかかるが、繋がっていれば、安定して使える(それでも輻輳は起きるが)

      複数維持するコストを社会が負担できるかどうか、ということは考えないといけないが。

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    • by Anonymous Coward on 2014年12月10日 14時08分 (#2725572)

      IP電話を背景にして停電で電話使えなくて困っているおばあちゃん。
      取材に訪れた記者のスマホを借りてようやく親族に連絡が取れたのだろう涙を浮かべて。
      なんだかえもいわれぬ滑稽さというか、馬鹿さ加減を感じました。
      もちろん、こんなのを押しつけた行政/業者に対してですが。

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      • 携帯電話は固定に比べて質が低いんですよ。電波の状況に左右されるし、遅延も大きいし。だから、電話の置き換えとしては
        同等以上の機能を持つIP電話の方が望ましいんです。携帯電話で置き換えるというのは妥協であって、利用者にはとても
        一方的には押し付けられない、というのがみかか的論理なのだと推測されます。

        まぁ、固定電話の質が良いとか言われても誰もそんなこと同意しないし、実際に携帯の方がこうして利点があるんですけどね。

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  • 古河電工とかが出してるやつで数V/0.2mAくらい使えるみたいだけど
    最小限の機能でいいなら動くんじゃないかなあ
    よう知らんけど

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192.168.0.1は、私が使っている IPアドレスですので勝手に使わないでください --- ある通りすがり

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