ジョージ・ルーカス脚本のディズニーのアニメ映画、コケる 20
ストーリー by hylom
アナ雪には続かなかった 部門より
アナ雪には続かなかった 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
ジョージ・ルーカスが脚本を務めたディズニーのミュージカル風アニメ映画「Strange Magic」(ストレンジ・マジック)が先週末全米で公開されたが、1月23~25日の集計では全米7位、553万ドルという驚異的な低収益にとどまったという。ディズニーは2週間で上映を引き上げてしまう可能性が高く、最終収益は1500万ドルにとどまると見られる(Box Office Mojo、映画.com)。
監督は「トイ・ストーリー: ハワイアン・バケーション」などを手がけたGary Rydstromで、彼は「ゲド戦記」や「借りぐらしのアリエッティ」、「コクリコ坂から」、「風立ちぬ」などの英語吹き替え版監督や、「シュガー・ラッシュ」の音楽デザイナーを務めた人物。
脚本はジョージ・ルーカスがシェイクスピア『夏の夜の夢』にインスパイアされて作り、プレスリー「好きにならずにいられない」やバカラック「恋よさようなら」、ボブ・マーリイ「Three Little Birds」などのヒットソングが挿入されているミュージカル風アニメ映画になっているらしい。一時は「アナ雪」の続編ではないかという噂もあった。
つまり…… (スコア:3)
ディズニーのこの判断 [srad.jp]は正しかった訳だな
15年に及ぶ儀式魔法 (スコア:2)
1月23~25日の集計では全米7位、553万ドルという驚異的な低収益にとどまったという。
これのどこが驚異的なのか、比較材料がほしいな。
それにしても(英語版Wikipedia [wikipedia.org]とそのソースより。超適当大誤訳注意)
>ルーカスは3人の娘を儲けている。愛情深い父親ならばそうであるように、彼も娘たちのために映画を作りたいと思っていた。
>その結果、この映画は彼が娘に対して映画館から宛てたラブレター(ママ)のようなものになった。
>また彼は「スターウォーズは12歳頃の少年向きだったから、ストレンジ・マジックは12歳頃の女児のためのスターウォーズとして作りたかった」と説明した。
>監督のリドストロム氏によると「ルーカスはこの会社で、ゴブリンやエルフが現れる美しいおとぎ話を制作したがった。彼はそれに長いこと注力してきた。」
>WDCは12年にルーカスフィルムを買収したが、その時も(スターウォーズと平行し15年以上かけて(1997年から?)制作されていた)このフィルムは順調に制作が進行していた。
>買収後、ルーカスらはディズニー上層部にプレゼンテーション的な映像を上映し、(おそらく)制作を承認された。
>またリドストロム氏は「我々はピクサーでもなければディズニーのアニメーション制作部門ではないので、ルーカスがジョン・ラセターであるかのように振る舞った。
>また、それら(ピクサー等)からアドバイスを受けることもあったが「これはルーカスフィルムが長年温めていたプロジェクトだから」としてそのアドバイスを好まなかった。
(ジョン・ラセター:トイストーリーの監督、アナと雪の女王の製作総指揮などを務めたピクサーの大物クリエイター)
見れば見るほどプロジェクトにおける失敗例が頭をよぎりまくって頭がいたい。
Re: (スコア:0)
http://www.boxofficemojo.com/alltime/weekends/?pagenum=m1015&sort=... [boxofficemojo.com]
情報源のサイトの、ここ見てほしいんですけど、公開週末記録リストで、10Mドル未満のリストは用意されてもいません。
つまり、恐ろしく大コケ、ということなんです。
ちなみにアナ雪の公開週末(全米)は67Mドル、ベイマックス56Mドルでした。
ろくに宣伝してもらえなかったんじゃねえの? (スコア:0)
Dは宣伝だけ派手に大量にうって、中身すかすかが基本だし
やったね! (スコア:0)
ハピネスチャージプリキュア!(5.0億)の三倍以上だ
見た目 (スコア:0)
画像検索してみたけど、ぱっと見、キャラクターが全く魅力的ではない。
ストーリーは知らんけど、あれじゃー「見たい」と思う人は少ないだろうなぁ。
Re: (スコア:0)
クリーチャーや亜人系はいいとしても、人間系の顔したキャラがキチ○イにしか見えない画像ばっかりだ
ベストテン (スコア:0)
全米でその期間に何作品放映されてたんだろう……
Re: (スコア:0)
小さいのも入れたら81?
http://www.boxofficemojo.com/weekend/chart/?view=&yr=2015&wknd=03 [boxofficemojo.com]
Re: (スコア:0)
全ての映画が全米一位じゃなかったんだwww
Re: (スコア:0)
というか、
「アメリカンスナイパー」とかいう映画が超話題になってた期間にちょうどぶつかったということらしい。
Re: (スコア:0)
それが本当の理由なら、2位になってもいいはずですよね‥‥
ちなみに、全米のいろんなメディアに掲載された批評を集計するサイト(Rotten Tomatoes)によると、スコア17%(41批評中、高評価はたったの7つ)ということです。
http://www.rottentomatoes.com/m/strange_magic/?search=magic#contentReviews [rottentomatoes.com]
脚本家としてのルーカスは異端 (スコア:0)
ルーカスにメジャー作品の脚本を書かせたらダメだよ。
この人の凄いところは着想と世界観なんだけど
正直、それって子供向け・家族向け・マス向けとしてはヒットには結びつかない要素だ。
ルーカス脚本のヒット作というとスターウォーズ3部作とアメリカン・グラフィティがあるが
いずれも当時は「異端」だった。
その当時からハリウッドの脚本といえば
「ハリウッド的なお決まりストーリー」と揶揄されていたけれど
実際の現場に入ってみれば、最大多数への訴求って枠組みの中でものすごい競争、
しのぎが削られているわけだ。
たとえば脚本のオークションとかがあり、良い脚本には1億円とか値がついたりする。
まだ映画を作る前の、脚本だけでだよ。
そりゃあもう脚本家たちも、人生を掛けての作品をつくろうって精力を注ぐし、
次々と新しい才能も飛び込んでくる。
そんなの相手に、本職でなく、また異端の人であるルーカスの脚本なんて
勝てるわけがない。
監督・総指揮じゃなくてルーカスの脚本で映画を作るなら、売上は度外視して、マニアとか通向けの
作品を作らせるべきだろうね。
Re: (スコア:0)
悪いとは言わないけど、スターウォーズは
> 「ハリウッド的なお決まりストーリー」
にしか思えないが…
THX1138は見たことがないがルーカスはあっち側の人間という気がする
こっち側というとダーク・スターとかサイレント・ランニングか
Re:脚本家としてのルーカスは異端 (スコア:2)
それは逆で、今の「ハリウッド的なお決まりストーリー」こそ「スターウォーズ」から始まったんですよ。
(70年代のアメリカ映画は、「正義or主人公が勝つとは限らない」系の、いわゆるアメリカン・ニューシネマが主流だったけど、その流れを変えたのが、「スターウォーズ」と「ロッキー」)
Re:脚本家としてのルーカスは異端 (スコア:2)
書いた後で気付いたけど、ルーカスフィルムの本社はハリウッドには無いから、「スター・ウォーズ」は「アメリカ映画」ではあっても「ハリウッド映画」じゃあ無いよなぁ……
Re: (スコア:0)
> ルーカス脚本のヒット作というとスターウォーズ3部作とアメリカン・グラフィティがあるが
> いずれも当時は「異端」だった。
> その当時からハリウッドの脚本といえば
> 「ハリウッド的なお決まりストーリー」と揶揄されていたけれど
と全然事実認識が一致していないような…。
Re: (スコア:0)
世界設定とか細かいキャラクターのつくりとか(フォースとかヨーダとかチューバッカとか)が良かった、ということなのでは。
元コメにもあるように制限あるいはなぞるべき定型が厳しく、
脚本家や監督がオリジナリティがあり野心的でもどんどん削られ丸められ
「ハリウッド的なお決まりストーリー」になっちゃうのがスポンサー付「エンターテイメント映画」の宿命。
なので、大枠のストーリーがありきたり(よく言えば王道)なのは仕方ない部分があります。
Re: (スコア:0)
設定厨ルーカスの「おれの考えた設定、細かく説明してやるわ。どや、面白いやろ?」というドヤ顔が透けて見える作品は叩かれる
自重している作品は面白い
ポッコーンムービーもキャラメルとかトッピングすればまだまだ食える (スコア:0)
太るのが難点だが;