賭博の対象となる対戦型オンラインゲーム、八百長も 20
ゲームだからといってばかにできない 部門より
日本では賭博というとパチンコや競馬・競輪などぐらいしか思い付かないが、勝敗が付くものであればなんでも賭博対象としてしまうようなお国もある。最近では対戦型オンラインゲームも賭博の対象になっているらしいが、こういった賭博が行われれば必ずといっていいほど問題になるのが八百長だ。対戦型FPSの「Counter-Strike: Global Offensive」で、こういった八百長問題が発覚して騒動になっている模様(Ars Technica、Game*Spark)。
問題が起きたのは、ゲーム大会(eSportsとも呼ばれる)を主催するCEVOによるCEVO Professional大会。プロチーム同士の対戦で優位と予想されていたチームが敗北したのだが、その際に不自然な動作や「敗北時にメンバーが笑っていた」ことなどから八百長が疑われていた。これに対し運営元が調査を行ったところ、八百長を裏付けるような「取引」の証拠が見つかったという。
関与した選手らは今後同ゲームの開発元であるValveが主催するイベントへの出場が禁止されるという重い処分となった。なお、Valve側はプロプレイヤーや関係者に対し、賭博への関与を行うべきではない」との声明を出している。