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書籍

ますます政治的になるヒューゴー賞 86

ストーリー by headless
泥沼 部門より
本家/.「Hugo Awards Turn (Even More) Political」より

昨年のヒューゴー賞は、ほとんどをマイノリティーと女性が受賞した。このような傾向に対し、リベラルからの攻撃だと考えるファンのグループ「Sad Puppies」が逆襲を試みる。2015年の候補者は長編小説部門(Best Novel)を除き、Sad Puppiesが選んだ候補者が優勢となっており、逆襲は成功したようにも見える。しかし、逆襲に逆襲しようとするグループが現れ、長編小説部門以外の全部門で「該当者なし」と投票するように呼びかけている。

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  • ひらめいた!! (スコア:3, おもしろおかしい)

    by matlay (32743) on 2015年04月13日 0時10分 (#2795846) 日記

    「該当者なし」という作品を執筆する作家がいるに違いない。
    #短編ぐらいならシャレでありだな

    --
    #存在自体がホラー
    • by Anonymous Coward

      候補作の著者、題名、初出を明らかにして投票するんですよ

  • ある読書会に、P・K・ディックの本を持って行ったら、
    飛浩隆、円城塔、伊藤計劃の3名は、日本SF文学史において、飛び抜けた存在だと教えてもらった。
    しかし、まだ読めていないorz

  • by Anonymous Coward on 2015年04月12日 16時39分 (#2795639)

    自分が歳をとっただけなんだろうか。それともチェックが甘いだけ?
    好みとしては、ホーガン、バクスター、イーガンあたりのばりばりハードSFが好きなんだが。
    もはや「ハードSF」という言葉自体が死語な気もする。

    なんか面白い作品があったら紹介してください。

    • 最近なら火星の人は面白かったな~
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      テッド・チャンは? 『あなたの人生の物語』とか有名なんで、読んでるかもしれんが。
      ロバート・チャールズ・ウィルスンの『時間封鎖』三部作もありだと思う。ただ、ホーガン、バクスター、イーガンって読んでると既視感を感じるかもしれない。それが良いか悪いかはわからんが。

    • by Anonymous Coward

      年末にイーガンの超ハードSF『Clockwork Rocket』の翻訳が出るからそれを待てよ

    • by Anonymous Coward

      小川一水なんか面白いですよ。
      最近、不思議な方向に行ってる気配があるけど。

      • by Anonymous Coward

        「老ヴォールの惑星」を読んだときは「おおっ」と思って要注目作家かと思ったけど、
        その後他の作品をいくつか読んでみて「ああ、この人の通常運行はラノベなんだ」
        と分かってチェックリストからはずした。

        • それを言ったら,読むものがなくなるぞw

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        • by Anonymous Coward on 2015年04月12日 20時06分 (#2795737)

          今時のノベルなんてなんて大体ラノベですよ。

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          • by Anonymous Coward

            それはあなたがラノベしか読んでないからそう感じるだけです。

            • by Anonymous Coward

              ラノベを(あまり|まったく)読まない人には分からないかもしれないが、ラノベの影響は相当広い範囲に波及してる。
              文体、登場人物の設定、描写……あらゆるところでプンプン匂ってる。
              表紙がそれっぽくなってるだけじゃないよ。

              • by Anonymous Coward on 2015年04月13日 2時54分 (#2795897)

                あなたの言うこともわからないではない
                しかしたとえば村上春樹が現代文学に多大な影響をもたらしたことは事実であり、彼こそがラノベの元祖だという主張も強固である
                そしてあなたが思うよりはずっと、伝統的な私小説とラノベ(村上)は近い

                親コメント
              • 個人的には,ラノベかどうかっていうのは「挿絵に頼ってるかどうか」ですかねえ。
                どれだけラノベっぽくても表紙以外は文章勝負,ってやつは,ラノベじゃないと思うし。
                ラノベにも京極夏彦とタメを張るような正方形の物体もあるし。

                宮部みゆきの「ここはボツコニアン」と「ブレイブストーリー」の書き分けが基本かしら?
                (もっとも,宮部さんみたいな「お告げ系作家」はネタが降りてこればなんでも書けるのでしょうけども)

                おもしろけりゃ何でもいいんだよ,というのはOKかしらん。

                親コメント
              • >特にミステリはラノベ化しやすいジャンルかも。

                最近,日本のミステリは,ファンタジーブームですからねえ。
                森川智喜の三途川理シリーズとか,米澤穂信の折れた竜骨とか。
                特に,折れた竜骨なんて,ミステリとしては相当デキがよいですからねえ。
                剣と魔法の世界だけどw

                ラノベよくない!とかいう人もいるけども,今のラノベって,そこそこ文章量があって,
                昔のスレイヤーズみたく下半分がメモ帳,ってやつはほとん見ない。
                まあ,自分がそういうのを選択してないだけ,なのかも知れないけど。

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              • >ラノベにも京極夏彦とタメを張るような正方形の物体もあるし。

                立方体な。特定一名しか思いつかんけど。
                ラノベと一般文芸の書き分けが比較的はっきりしていると思うのは、桜庭一樹かなあ。
                冲方丁は文体あんまりかわらないし、有川浩はラノベレーベルじゃないけど文体は全部ラノベみたいだし。

                ところで、メディアワークス文庫ってラノベなんですかね。

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              • by Anonymous Coward on 2015年04月13日 17時54分 (#2796404)

                余白が多いというイメージは薄いけど、擬音を四倍角で多用するから字数が少ないってイメージはあるなぁ。

                親コメント
              • メディアワークス文庫で「ビブリア古書堂」シリーズだとそんな感じでしょうか。
                激戦区の電撃文庫というレーベルで毛色の異なる作品も発刊するより
                別レーベルのブランドの方が有利とかいろいろあるんでしょう。

                未分化で毛色の違うものも同じ文庫ブランドで出版されているのはいつの日でもあること。

                なんらかの契機でエロチックなアポリネールとかサドほかの小説を角川文庫から
                切り離して系列会社富士見書房で富士見ロマン文庫で発刊、みたいに。
                (角川)スニーカー文庫だって元は角川文庫枠から分離させたもの。
                だからスニーカー文庫巻末には「角川文庫発刊に際して」by角川源義経が1頁。
                ただしこれはないものもある。たとえば『涼宮ハルヒの消失』。
                若年読者向け作品がもっといけそうだと思ったらスニーカーを出してみたんでしょう。

                逆にたとえば星海社が創刊以来いろいろごたまぜな感じ?

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              • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない [ndl.go.jp]』のことかな?
                富士見ミステリー文庫レーベルが終焉してしまったので富士見書房内でサポートできなくなったんでしょうね。

                発売開始時期だけしか売れないといっても過言でないライトノベル作品なのにいつまでたっても店から補充のスリップが送られてくる謎作品ということで物好きの間ではそこそこ話題になっていたし、富士見書房から単行本化されたとき著者本人もあとがきのネタにしていた。
                …というか、いつまでたっても出版社を変えても出続けているというのは作品にとってはしあわせなことなんじゃないかとわたしは思うのです。
                品位云々は違うでしょう。発表周期は落ちてますが『GOSICK -ゴシック-』も場所を変えながら出し続けているし。
                こっちのシリーズは富士見書房から角川文庫に移ってさらに角川ビーンズ文庫に引っ越しているから尻の穴説にはあたらないとおもう。

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              • 『半分の月がのぼる空』の伊勢方言版をどっち扱いするかという評価を保留しますが、
                そのことを除けばラノベでなくなったということではないと思います。
                ライトノベルにありがちなイラストがついていないだけでライトノベルではないと判断する向きの人はそう思っていればいいのだと思いますが個人的にはそう考えません。

                とはいえそれもつばさ文庫から出版されている『キノの旅』『涼宮ハルヒの憂鬱』をどうカテゴライズすればいいのかよくわからないので識者の意見求む。

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              • まあ,ビーンズのほうでも,挿絵の付いた正式なGOSICKは
                富士見ミステリーからの移籍分だけだけどねー。
                イラストレーターが遅筆で無理?とか。

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              • あくまでも「商業的には」って話で。
                ソレこそ聖書に萌えるイラストを付けて,それらしい文章にすればラノベのできあがりだ。
                もっとも,読み手にはラノベって区分はほとんど関係無いと思う。
                ラノベをキモオタ小説とさげすむならば,
                純文学には,精神的にヤバイ者からエログロだって
                いろいろあるだろ,みたいな。
                底の浅さ深さはイラストのありなしはあまり関係ないだろうし。

                最近はどうかしらないけど,
                そもそも書き手も「ラノベを書こう」とおもって書くのかしら。
                「むっちゃ面白い小説書いてやるぜ」とは思うだろうけどさ。

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        • 小川一水のラノベはSF宣教活動じゃないのアレ?

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    • by Anonymous Coward

      ×最近面白いSFが出てこなくなった
      ○最近SFが出てこなくなった

      じゃないですか? 本屋行ってもほぼ絶滅状態というか。

  • by Anonymous Coward on 2015年04月12日 17時20分 (#2795653)

    「SFファンはSFかそうでないかにこだわる」というが、「カードキャプターさくら」のような作品が平然と20年間に受賞している

    • Re:星雲賞もひどいもんだ (スコア:4, おもしろおかしい)

      by Anonymous Coward on 2015年04月12日 18時08分 (#2795677)

      >「カードキャプターさくら」のような作品が

      変身魔法少女は、お金持ちのお友達が着替え用のワゴン車と豊富な衣装ケースを用意していないと実現できない、って
      ハードな現実を視聴者の女子小学生にたたきつけた作品ですよね。
      ハードSFじゃないですか(えー

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      • by Anonymous Coward

        恋愛方面も「教師と生徒」「男の同士」「女同士」「男の娘」が出てきて割りとハードですけど、
        ファンには案外すんなりと受け入れられてるんですよね。

        「マイノリティーと女性が受賞した」って意味では「カードキャプターさくら」も該当するのか。

    • by Anonymous Coward on 2015年04月12日 18時58分 (#2795696)

      星雲賞は昔から……というか毎回なんか色々と間違ってる。
      元からそういうものなんだと認識すべき。

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      • by Anonymous Coward

        それでもヒューゴー賞も星雲賞も、きっと日本レコード大賞・日本アカデミー賞・日本美術展覧会なんかよりはマシなんでしょう、多分。

        # SF性は低くても、「カードキャプターさくら」は「魔砲少女」(四号ちゃんではない)の生みの親。

    • そんなの「安倍公房はSFか?」あたりから始まって, ほぼ半世紀に渡って論じられてきているので, 今更蒸し返しても面白くないと思う.

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    • by Anonymous Coward

      20年間とか長い目で見るなら、まぁ、ちょっと微妙なのが受賞してもいいんじゃないですかね。
      新しい概念、表現が追加されていくことは良いことだと思いますし。
      それを個人的に容認できるかは別ですけどね。

      #文句垂れる前にSFの定義をしっかり宣言しないとね。

  • by Anonymous Coward on 2015年04月13日 1時45分 (#2795882)

    ユーキャンの流行語大賞みたいな問題?

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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家

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