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IBM

富士フイルムとIBM、220TBのテープカートリッジを実現可能な磁気テープ技術を開発 48

ストーリー by hylom
まだまだ増える 部門より
headless 曰く、

富士フイルムとIBMが共同で、220TBの大容量テープカートリッジを実現可能にする磁気テープ技術を開発したそうだ(富士フイルムのプレスリリースIBMのプレスリリースPC WatchNetwork WorldSlashdot)。

磁気テープには独自技術により記録密度を大幅に向上させたバリウムフェライト(BaFe)磁性体を採用。IBMが新たに開発した高精度サーボ制御技術やヘッド技術、信号処理アルゴリズムなどを組み合わせることにより、非圧縮データで1平方インチあたり1,230億ビットという世界最高の面記録密度を実証したという。これによりLTO6カートリッジの88倍、記憶容量220TBのテープカートリッジの実現が可能になる。技術的な詳細については、5月に中国・北京で開催される2015 Intermag会議および、米国・ラスベガスで開催されるIBM EDGE会議で発表される予定だ。

なお、試験で用いた磁気テープは富士フイルムの既存設備で生産しており、量産化も視野に入っているとのことだ。

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  • 個人用途では目にしない磁気テープだけど、今も大規模データセンターで(Googleなど)活躍してますので参考記事を並べます。
    ◎2013年、日経IT Pro 磁気テープ、まさかの復権 [nikkeibp.co.jp]データ記録用磁気テープ生産量、棒グラフ。
    ◎2013年、日経磁気テープなぜ復活? 生産量3年連続プラスに [nikkei.com]
    ◎2014年、英文Gizmag Sony's new magnetic ... 185 TB cartridges [gizmag.com]ソニー製品。
    テープストレージ.net [tape-storage.net]富士フィルム。千葉大の導入事例。LTOロードマップ説明は、表紙>>「最新テープシステム」
    Google Data Centers [google.com] 写真が多数。表紙から
     Gallery, Techと進んで17枚目、 Berkeley County, South Carolina 説明文に tape library登場(撮影は2012年?)
    Googleのデータセンター内部を... [gigazine.net]上記のGoogle Data Centerのサイトから主要部分を抜粋。
    ◎オマケ1。広島県の戸田工業 [todakogyo.co.jp]は磁気材料の会社でLTOの磁性体も生産。会社沿革がベンガラ製造から書いてあり興味深いです。
    ◎オマケ2。動画でhpの製品紹介。HP ESL G3 Tape Library with LTO 6 [youtube.com]動画開始後1分30秒からのCGアニメが楽しい。
    ◎オマケ3。テープストレージ:Oracle StorageTek SL150 [youtube.com]軽いノリの宣伝動画、まるでTVショッピングのようなノリで「63万円代!」Oracle公式なのに妙に明るい。

  • このテープをたくさん積んで、インデックスだけHDDに持たせてやればいいんでねぇですかい?
    ファイルシステムの最下層なので、ディレクトリ上にファイル名だけは見えているものの中身を見ようとすると
    テープライブラリからがっちゃんがっちゃんと出してきて頭出しに数分かかって、
    やっと見られる頃には何を開いたか忘れているって仕様でどうよ?
    ファイル冒頭だけでもIndexに置くとかしてアプリがタイムアウトしない対策とかすれば案外いけるかもよ?

    --
    **たこさん**・・・
    • by Anonymous Coward

      そういうの既にありますよ(知ってて書いてるような気もするが)。Quantum StorNextとか、IBMも持ってたはず。
      DMAPIていうI/O命令をオーバライドするAPIとそれに対応したファイルシステムをフロントエンドにして
      DMAPIから呼ばれてテープを制御するソフトウェアで、HSM(Hierarchical Storage Management)とカテゴライズされてるやつですな。

  • by gesaku (7381) on 2015年04月14日 1時28分 (#2796648)

    100TB程度でいいのでVHSカセット程度のサイズで家庭用のドライブを安価に出してくれないかなあ。
    毎月1台HDDを買ってるのでそろそろ場所が・・・・

    #どーせ1話から順番に見るのでランダムアクセス性能なんていりませんgesaku

    • by Anonymous Coward

      ドライブ込みで5万円くらいで出てきてくれないものか。
      アレイ組んでたネットワークストレージが飛んで10年来溜め込んできたデータが逝ってしまってから、
      心折れてしまって再構築する気力が起きない。
      安価で実用的なバックアップ手段があれば、なんとか気力を取り戻せるかも。

  • by Anonymous Coward on 2015年04月13日 13時17分 (#2796163)

    もうどこの家庭にもデッキがないしいまどきの若い子は見たことないんじゃないかな?

    • by Anonymous Coward on 2015年04月13日 13時48分 (#2796189)

      ヘリウム封止6TB HDDの液体液浸冷却と磁気テープの復権~国際ディスクフォーラム2014レポート(2014/07/01) [impress.co.jp]

      真ん中ちょっと下あたりから「見直される磁気テープストレージ」ってのがある。
      頭出しの遅さがネックだがデータ転送速度は同等、省電力性は圧倒的。
      バックアップ用オフラインストレージとしてはとても優秀ってことらしい。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        でも、同じ技術と労力をHDDに適用すれば、さらに高速、大容量になるでしょうから、はたから見たら無駄な技術でしょう。

        • by Anonymous Coward on 2015年04月13日 22時31分 (#2796564)

          体積あたりに確保できる表面積ではHDDはテープに太刀打ちできませんよ。
          ていうか面積あたりの記録密度(今回のテープは123Gbit/in^2)だとテープはHDD(市販レベルで500Gbit/in^2超えてる)にだいぶ遅れています。
          薄いテープを走行させて読み書きする関係でHDDより条件が厳しいんでしょうね。

          ですが、どんなメディアがどれだけ多層化・高密度化しようが最終的に原子レベルまで微細化した時、最後に容量でモノを言うのは記録層の表面積です。
          HDDは構造上表面積を大きく稼ぐのが困難なので、リールを巻くだけで表面積を確保できるテープに最後はかなわないでしょう。
          HDDがテープをリールサイズが実用範囲を超えるくらいまで引き離せるかといえば…難しいでしょうね。

          HDDでテープを滅ぼしたいなら、アーカイブ・バックアップというシーク不要の需要すら満たせる容量をHDDで達成する他ありません。
          原子レベルの限界もいい加減見えてるでしょうから、難しいと思いますけどねぇ…
          # 一般人やそこらの企業の需要という意味ではだいぶん前からHDDで十分になってきてるっぽけど

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            他メディアが進歩するまでの間テープメディアがずっと優位だった理由ですね。
            CDが74分だった時にDATは3時間記録できたり。

            利便性という点では相手になりませんが…

          • by Anonymous Coward

            そういやNHKの技研に行った時もテープをメインにしたアーカイブ技法を研究している人が
            この「表面積が増やせるテープの優位性」について話してくれました。
            表面が柔らかい故に面密度がHDDよりは劣るのは変わらないだろうとしながらも
            3次元に折りたためて表面積の広げられる有利さが遥かに上回るそうです

        • 磁気以外の記憶媒体まだ〜?

          --
          the.ACount
          親コメント
        • by Anonymous Coward

          よくいるよね、HDDありゃ、ほかいらないって、短絡的なやつ。

          • by Anonymous Coward

            面を使って記録するのに、巻き付けて使える薄いテープの面に記録するのと
            ヘッドを動かす空間を開けて固定面にしか記録しないHDDでは
            同じ磁気記憶の仕組み使ったらテープの方がそりゃ体積比が優れるだろうと思うわけですが
            何かHDD最強じゃないと死んじゃう病ってのがあったりするんでしょうかね?

            • by Anonymous Coward

              HDDメーカーの株に全財産つっこんだりすると、そういう病気になるかも知れませんね。

        • by Anonymous Coward

          体積あたりの記憶容量でいまだかつてテープに勝てたものはないと思うが。

          それに、今の1bit分の面積を考えたら今後も順当にHDDの容量が増えるとは思えないな。

        • by Anonymous Coward

          HDDに適用できる同じ技術とは

          • by Anonymous Coward

            磁性体、かな。容量を稼ぐ技術のひとつに磁性体の改良があったのですよね。
            #本当に適用できるかまったく知らんけど応用できそうな気はする

            • by Anonymous Coward

              磁性体はHDDの方が進歩しているような
              現に記録密度はHDDの方が高く、テープの優位性は他でも言われている巻つけることによる形状的なものです

    • by Anonymous Coward on 2015年04月13日 13時44分 (#2796184)

      LTOって定期的に決まった成長率で新規格がリリースされる仕組みなんじゃなかったっけ? 新装置は前の装置と同じことがきっちり何%のコストでできますみたいな。
      管理職の都合で出来てる規格。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      業務用でしょうね、バックアップ用のDATとかまだ現役の所、結構あると思いますけど。

    • by Anonymous Coward

      LTOの様な、エンタープライズ向けですね。
      ライブラリーはコンスタントに発注が有る様で、IBMやhpはホクホクなのではないでしょうか?
      富士はLTOテープの製造元としてトップシェアなので、恩恵有るでしょうし

      ただ、LTOの直系としては難しいかもしれませんね

    • by Anonymous Coward

      220TBの大容量テープカートリッジについてのストーリーで家庭の話が出てくるとは思わなかった。

      • by Anonymous Coward on 2015年04月13日 18時13分 (#2796416)

        てっきりボケたのかと思いましたが、マジだったんですかね。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          もう知らない世代なんだろうな

          • by Anonymous Coward

            世代と言うより、自分とは異なる価値観があることが分からないイタい人なんでは。

    • by Anonymous Coward

      Amazon Glacier のサービスには仮想テープライブラリがあると聞いた。
      iSCSIでクラウドの仮想テープに接続できる仕掛けの由。
      さて、これに勝てる(というより生き延びれる)だろうか。

    • by Anonymous Coward

      学校とかラジオ体操とかで残っていないのかな。

  • by Anonymous Coward on 2015年04月13日 14時44分 (#2796244)

    いくら容量がでかくてもねえ。

    • by Anonymous Coward

      ランダムは絶望的ですが、シーケンシャルはHDDよりも速いこともありますよ

      • by Anonymous Coward

        > 1平方インチあたり1,230億ビット
        ということは、
        1230e8 / 2.54^2 / 8 / 2^30 = 2.22 [GiB/cm^2] だから、仮にテープ幅が 1cm だとすると、1秒間に 1cm 動かせただけで、 2.22 [GiB/s] になる訳か。

        • by Anonymous Coward on 2015年04月13日 17時13分 (#2796373)

          現状でもテープが速すぎてストレージ側がボトルネックとなりつつあるというのに…
          SSDの全力にもついて行けるバックアップメディアになり得ると。

          親コメント
    • by Anonymous Coward

      LTO6の時点で非圧縮160MB/sなので十分な速度だと思いますけどね。

  • by Anonymous Coward on 2015年04月13日 16時58分 (#2796361)

    1-3Tくらい保存できる安いテープでまわらないかな

    で、HDDデッキにそれを差し込むスロットが

    • by Anonymous Coward

      売れる物でないと安くならんでしょ
      スマホで使えないと一般向けにはあまり売れんでしょ

    • by Anonymous Coward

      民生用としては、初期コストが高いな。
      LTO6でいけばデッキが40万、接続インターフェイスに数万円。
      メディアは1万円弱。
      速度的にはHDDよりもはるかに高速だし、信頼性も高いが・・・

      普通に考えりゃ、1TBのポータブルHDDを使うんじゃない?

      USB3.1接続のデッキが10~20万円ぐらいなら個人的には
      買いたいけど、普通の人は買わないと思う。

      • >民生用としては、初期コストが高いな。
        >LTO6でいけばデッキが40万、接続インターフェイスに数万円。
        >メディアは1万円弱。
        大量に売れる目処がたてば(無理っぽいが)USB接続で
        フロッピードライブかBDドライブ位のお値段で・・・???

        --
        **たこさん**・・・
        親コメント
    • by Anonymous Coward

      一般家庭では定期的なバックアップなんか面倒
      バックアップしたものをリストアするのは更に面倒
      ドライブ買ってもテープが高くて何本も買えない

      # NT4のころに万全のバックアップ体勢を夢見てTRAVAN買ったことがあるけど、今となっては黒歴史

  • by Anonymous Coward on 2015年04月13日 19時21分 (#2796451)

    故障率とか考えたらちょっとしたシステムでもデータ容量があるならテープドライブをバックアップに検討する十分あるのだから、規模やデータ容量がそれなりなら現行規格でもテープの採用は外せないでしょ。
    なにせ、ハードディスクと違ってドライブが壊れてもテープにデータは残っているし。あの利便性は何気に強いぞ。

  • by Anonymous Coward on 2015年04月13日 19時54分 (#2796475)

    当時4GBだか8GBだかの無限の大容量。
    Netnewsのアーカイブやかき集めたソース、いくら入れても大丈夫。
    おまけに8mmビデオテープ使えるから懐にも優しくて最高だった。

  • by Anonymous Coward on 2015年04月13日 21時56分 (#2796536)

    ドライブが死ぬほど高かったでござる・・・

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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家

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