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12020285 story
ビジネス

CEOの報酬を大幅に減らして社員の賃金を引き上げる企業 43

ストーリー by hylom
いっぽう日本では 部門より
taraiok 曰く、

米国際サービス従業員組合は最低賃金を15ドル引き上げる労働運動を行っている。こうした中、シアトルで決済システムなどを提供している「Gravity Payments」社のCEO、Dan Price氏は、自らの給料を年間70,000~100万ドル減らすことにより、全社員の最低賃金を引き上げると発表して注目を集めたという(CBC NEWSSlashdot)。

同氏は最低賃金を引き上げることがビジネスにプラスになるとしている。同社のこれまでの最低給与は年間約34000ドルであったという。最低給与引き上げの発表後、同社は1日で5000を超える履歴書を受け取ったそうだ。Dan Price氏による今回の発表の本心がどこにあるかは不明だが、少なくとも会社の知名度を高める効果はあったようだ。

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  • by ikotom (20155) on 2015年04月20日 14時25分 (#2800571)

    たぶん日本語訳はこっちのほうがわかりやすいです。
    http://bylines.news.yahoo.co.jp/tanakamegumi/20150416-00044862/ [yahoo.co.jp]
    > 同氏がこの施策を思いついたのは、収入が増えることで幸福感が高まる限界値は7万5千ドルという
    > プリンストン大学教授らの論文を読んだことがきっかけだったとのこと。

    個人的には上記の「75000ドルに合わせて」引き上げた点が興味深かったですね。

    75000ドルと幸福度の話は以下で(ギガジンだけど)日本語の説明があります。
    http://gigazine.net/news/20100907_money_buys_happiness/ [gigazine.net]

    んでこの75000ドルが日本なら、どのぐらいに相当するかって話ですが
    単純に為替換算なら今だと120円だから900万円ぐらいになります。
    上記ギガジンの記事だと中央値からの乖離で計算されてて、約650万円。
    ちなみに記事の当時は1ドル80円時代なので、当時の為替にも合ってる感じです。

    ただ個人的には、物価的にみれば1ドル100円ぐらいが妥当かと思ってるので
    おそらく日本では750万円ぐらいになるんじゃないかと考えてます。

    750万円の根拠にはもう1つあって、夫婦と子供二人という家族四人世帯が、
    「普段の生活レベルを落とさずに」子供を大学に送りこめる世帯収入が
    だいたいそれぐらいらしいんですよね。

    だからぜひ、日本で真似したいと思うCEOがいらっしゃるなら最低賃金を750万円に
    してみてください。それで従業員は幸福になるのか。充実感が仕事の能率を上げるのか。
    あるいは満足して働かなくなるのか。
    色んな話を聞くと、賃金は上げた分だけ能率も上がることの方が多いらしいですが、
    ぜひ実地で試してみて欲しいですね。

    きっとそういう意欲的なCEOがどんどん出てきたら、日本の閉塞感も打ち破れるんじゃないかな。

    • by poquitin (42421) on 2015年04月20日 15時48分 (#2800614)

      当時そのギガジンの記事読んでなんとなく「年収600万ちょっとくらいが幸せの限界かあ」と日本円で記憶していたのだけど、いつの間に7万5000ドル(900万円)になったんんだ?!と思ってしまった
      年収630万と900万じゃあ全然論文の意味が持つイメージが違ってくるなあ

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      給与額面と手取り金額をいっしょくたにしていないか?
      給与額面750万円でも税金やらなにやらで持っていかれて手取りは500万円ちょっとだぜ。
      だから生活レベルを落とさずに子供二人を大学に送り込むのに750万円要るなら
      嫁さんもパートで働くなりなんなりして非課税枠一杯働いて稼ぎ、
      加えて適宜生活の知恵を駆使してある程度の節約はしないとダメだ。

      • by ikotom (20155) on 2015年04月20日 16時24分 (#2800641)

        > だから生活レベルを落とさずに子供二人を大学に送り込むのに750万円要るなら
        私の言う750万てのは「世帯収入」です。
        世帯収入ってのは一般的には課税前(額面)の金額ですので、
        実際に必要な支払額は(750万より)もっと少ない計算だと思いますよ。
        なお世帯合計なので旦那600万+奥さん150万とかの合算した金額です。

        額面750万なら、たぶんですが、手取りで月45万ちょいぐらい?(私はそんなに貰ってないので推定です)
        都心で2LDK家賃15万で、教育預貯金4万x2、生活費(食費+雑費)は4x2.5で10万、
        光熱費やら車ネット携帯何やら固定費で7万、とするとパパのお小遣いが4-5万残る計算でしょうか。

        私なら、月5万の自由なお小遣いが貰えるならかなり幸福かも(笑)

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        • by wood377 (46309) on 2015年04月20日 23時51分 (#2800937) 日記

          > たぶんですが、手取りで月45万ちょいぐらい?
          子供が高等教育(大学)を受けると、
          ここだと、理工系が多いでしょうから、メジャーどころで、早稲田の理工学部を見ると、
          2~4年の年間納付金 ..... 諸経費込みで、ざっと 160万... 月額 13万
          > 都心で2LDK家賃15万
          合わせて、 28万で、残り 17万
          > 生活費(食費+雑費)は4x2.5で10万、
          10万で足りるかの疑問はあるが、引くと、残り 7万
          > 光熱費やら車ネット携帯何やら固定費で7万
          あっと、残り無し。
          教育預貯金も無し。当然、パパのお小遣いも無しですね。

          地方だと、家賃が安くなる可能性はあるが、地元に大学が無い可能性が大なので、
          アパート住まいで、仕送りでしょうか? 最近、見たので、月 9万くらいとあったような。
          家賃が安くなった以上の出費。

          >> だから生活レベルを落とさずに子供二人を大学に送り込む
          のは困難ですね。

          これが現実みたい。

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            私も受け売りなので正確な額と言うわけではないのですが、
            子供1人を大学まで送るのに生涯トータル教育費(or養育費?)がざっと1千万ほどかかるそうです。
            (公立と私立で大きく変わるのでたぶん平均額)

            > 教育預貯金4万x2
            と書いた額は、子供が生まれてから毎月貯金したとしての20年間で、
            20年x12ヶ月x4万=960万という計算です。(22年なら1056万ですね)

            まあ実際は、子供が生まれたときと成人前後ではパパも給料が違ってくるはずなので
            若い時から4万も教育貯金できねえよ!というのは承知での概算です。

            # 本筋から離れてきたのでAC

        • by Anonymous Coward

          2人の年老いた親の面倒を見る費用がかかるってのが漏れてる。
          パパが単身赴任になって二重生活しなきゃいけないからお金かかるってのも漏れてる。
          ハッピーエンド以外ありえない絵本のストーリーで、それなら幸福かも言われてもな。

          • by Anonymous Coward

            老人は金かかる人とかからない人がいる
            かかる人はハナから幸福じゃないから除外されるんよ

    • by Anonymous Coward

      200万くらいでも十分生活できるのに今の若い子は欲張りすぎなんだよなぁ

  • 意味が全くわからない。
    原文を見ると、

    Dan Price, the CEO of Gravity Payments, made the announcement on Monday that he will help finance the new minimum wage by cutting his own remuneration from $1 million a year, down to the $70,000 mark.

    なので、「自らの給与を100万ドルから7万ドルレベルまで落とすことで、最低賃金の引き上げに協力する」という感じ。
    ちなみに、現在の最低賃金は3万4千ドルで、これを7万ドルまで引き上げるらしい。つまりCEO自身が最低賃金になる訳だ。
    > Dan Price氏による今回の発表の本心がどこにあるかは不明だが、
    優秀な人材集めて会社が成長すれば、ストックオプションとか売却等で儲けられるので、毎年の給与よりも話題作りや一攫千金を狙ってるんでしょう。

    • 加えて、「最低賃金を15ドル引き上げる労働運動」も意味不明です。
      "Fight for $15"は「最低時給を15ドル [newsphere.jp]にすることを要求する労働運動」ですから。

      # もうtaraiokちゃんのタレコミは今後一切採用しないほうがいいような気がしてきた。
      # 「無能な働き者」ほど有害なものはない。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      そりゃそうでしょう。
      CEOなんてクソめんどくさそうな仕事、
      それくらいの稼ぎになるんでなきゃやりたくないよ。

    • by Anonymous Coward

      「年間70,000~100万ドル減らすことにより」

      誤訳はこれだけじゃない。

    • by Anonymous Coward

      話題作りや一攫千金だとしても、労働者、経営者、株主の3者の利益になるなら誰からも文句の出ない結構なお話。
      問題は無いでしょう。

    • by Anonymous Coward

      アメリカでは給与と役員報酬の区別がないの?

  • by Anonymous Coward on 2015年04月20日 13時20分 (#2800528)
    最低賃金で働いている人にとって実質的な賃金アップになるのはわかるのですが、最低賃金ではなく手当てなどで各種加算されている人の場合どうなのでしょうか?
    「最低賃金を引き上げる」とは、基本給をアップするという意味ではないんですよね?
    • 最低賃金で働いている人にとって実質的な賃金アップになるのはわかるのですが、最低賃金ではなく手当てなどで各種加算されている人の場合どうなのでしょうか?
      「最低賃金を引き上げる」とは、基本給をアップするという意味ではないんですよね?

      この話の「最低賃金」とは、「これより低い賃金の支払いは違法」てな意味での最低賃金ではなくて、その会社で一番貰っていない人の給料の意味でしょう。この会社の一番貰っていない人の給料は34,000ドルだそうですから、アメリカ人の平均的な年間労働時間の1815時間で割ると、時給18.7ドル程度になります。これは、この会社があるシアトル市が目指している最低時給15ドル(現時点で15ドルと言うわけではない) [newsweekjapan.jp]よりも多い金額ですね。

      手当、基本給なんて言葉が出て来て、ちょっと混乱したんですが、もしかして日本と同じ様に給料総額=基本給+通勤/家族/住宅/等々の手当、という図式を考えておられるのかな?ボクが米企業の本社勤務だった時には、そういう手当の類は一切無かったですね。この会社の給与体系がどうなっているのかは知らないですが、そういう諸手当は無いと思いますね。

      本社勤務じゃなくて、日本支社から出向の形だった時は、住宅(アパートorホテル)、車(レンタカーorリース)の支払は会社でしたし、一日50ドル~100ドル程度(ポジションによって違う)を生活費として貰ってました。米本社から日本支社へ来ていたお偉いさんも、家の家賃や光熱費、生活費を給料とは別に貰っていました。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2015年04月20日 13時53分 (#2800550)

    起業しては事業売却して次の起業をおこなうという起業マニアでなく
    立ち上げた企業を長く育てていくつもりだから勤労者として常識外の給料は要らんよ
    ということだろうか

    • Re: (スコア:0, 参考になる)

      by Anonymous Coward

      > 起きて半畳寝て一畳

      アメリカ人にこんなこと言っても、
      ベトコンの拷問のことかと思われるだけな予感。

  • by Anonymous Coward on 2015年04月20日 13時19分 (#2800527)

    ドクナマルドみたいに、従業員は成果に応じた給与体系として減給する一方で、
    幹部の高額報酬は維持するってパターンの逆ですね。

    • by Anonymous Coward

      ここ数年設備がボロい店舗が増えていたから、客が減るのは当たり前のような。
      しかも、駅前とかショッピングセンターとかの店舗が汚いってどういうことやねん。

      • でも本国親企業TOPの給料までも集(たか)る様な、ヨーロピアナイズには至っていない。

        それでも、本国の社長が不祥事で本邦で頭を下げない為だけに、本邦人副社長(名目だけでしょう)を置く、OINKナイズよりはマシ。

        # 何故未だ機長と副操縦士の氏名が明かされない。

    • by Anonymous Coward

      本国から来た新社長があんまりな給与体系に対して「$15」を言ったらどこぞの経済学者らしき人が「そんなことしたら滅びる」みたいなことを得々とのたまったんだよなぁ

  • by Anonymous Coward on 2015年04月20日 15時07分 (#2800593)

    物価が上昇するだけじゃね?

    • by Anonymous Coward

      このルールが維持されている限り、企業の収益は再び社員の賃金に反映されるはずです。
      だけと言えばそれだけのことですが。

    • by Anonymous Coward

      給料が増えると失業リスクが上がります。日本で近年起こったのはこの逆で
      失業対策を優先したためにどんどん給料が下がるという事態でした。

  • by Anonymous Coward on 2015年04月20日 18時43分 (#2800766)

    http://www.huffingtonpost.jp/2015/04/16/give-1-million-salary-to-lowes... [huffingtonpost.jp]

    「同社の今年の予想利益220万ドル」で
    「会社の利益が220万ドル台に戻れば私の年収も元の金額に戻る」

    ということはCEOの報酬が来年に年収100万ドルに戻るのはほぼ既定路線でしょうか。
    従業員の給与については書かれていませんが、増額分の原資の一部がなくなるので減給せざるを得ないでしょう。
    私が従業員ならいかに会社の利益を220万ドル未満にするかと考えますがね。

    • CEOの報酬減額分で足りない部分は利益が削られることになるので、220万ドルの利益を出すには予想よりも利益を増加させる必要がありますね。
      1. 70名の従業員のうち30名は報酬が倍増することになるというので、その分だけで105万ドル
      2. 残り40名の報酬がどれぐらい増加するのかは不明ですが、平均50%増として約93万ドル
      3. CEOの報酬減額分が93万ドル
      4. 105万ドルを差し引いた予想利益は115万ドル
      5. 220万ドルの利益を出すには予想よりも利益を約105万ドル増やす必要がある

      みたいな感じ。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      私が株主なら、220万の利益から捻出させますが。
      いくら短期的利益重視であっても、従業員の士気がダダ下がりなのが
      丸見えなんだから、そんなアホなことさせないでしょう。

  • by Anonymous Coward on 2015年04月20日 20時47分 (#2800845)

    米国は格差が広がりすぎて半数を占める貧困層と一部富裕層で中間層が減っているとかでこのままじゃ国としてヤバイとか
    こういうCEOが出てきたりするのは社会の自己修復機能だったりするかな?

  • by Anonymous Coward on 2015年04月20日 21時54分 (#2800887)

    とか抜かす輩が出てきそうで怖い。# 社員が嫁さんだけの会社経営者より

  • by Anonymous Coward on 2015年04月21日 0時55分 (#2800952)

    現地で実際に靴を作ってる工員全員の給与合計より、社長の給与のほうが高いとかなんとか

  • by Anonymous Coward on 2015年04月21日 3時05分 (#2800963)

    アダム・スミス曰く
    「有能な農園主がその才覚で多数の収穫を得たとしても、一人で食うことは出来ないから小作人に分け与える。」
    政府主導の産業運営批判、超巨大企業によるグローバリゼーション批判の文脈で出てきた話だよ。
    今から考えると甘いと思うかもしれないけど
    幕末日本にも影響を与えた自由主義思想だよ。

  • by Anonymous Coward on 2015年04月21日 11時31分 (#2801071)

    慈善活動でやったわけではなく、
    ・高賃金の労働者が自社製品を買う
    ・ライバル企業に熟練労働者を奪われないため
    といった目的なのでしょうが、フォードは1914年に日給2.34ドル→5ドルとする「日給5ドル」を発表しました。
    彼の名言として
    「ほかの要因はさておき、我々の売上は、ある程度賃金に依存しているのだ。より高い賃金を出せば、その金はどこかで使われ、ほかの分野の商店主や卸売り業者や製造業者、それに労働者の繁栄につながり、 それがまた我々の売上に反映される。全国規模の高賃金は全国規模の繁栄をもたらす」
    というものがあります。

    彼は労働運動の弾圧や反ユダヤ主義など非難されるべき要素がありますが…

    今回の場合、優秀な人材を集めるということが主な目的でしょうか。

  • by Anonymous Coward on 2015年04月22日 5時17分 (#2801611)

    IT系の人は金使わないからな

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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

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