海上自衛隊の救難飛行艇US-2、高知沖で遭難。乗組員は全員救助 34
そんなにひどい天候だったのだろうか 部門より
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
超音波を利用し、約4.5mの距離での送電が可能という無線送電システム「uBeam」がTechCrunchで紹介されている。衝撃的な話のようだが、uBeamは2014年8月にGIGAZINEでも取り上げられている。また、2011年6月にEngadgetでも紹介されている。
超音波電力伝送技術は釧路高専など日本でも研究されているようだ。
uBeamはまだ製品化されてはいないが、プロトタイプの製品は作られており、受信機が小型かつ低価格、安全である、超音波でのデータの送受信も可能、といったメリットがあるという。
JR西日本が、北陸新幹線の開業で余剰となった683系特急電車を289系に形式変更し、京都・大阪と和歌山・南紀を結ぶ特急(くろしお)、北近畿地区を結ぶ特急(こうのとり、きのさき、はしだて)のすべてを置き換えると発表した(JR西日本の発表)。
これまでも新車投入は行われているものの、国鉄時代からの381系がまだ残っている現状から、中古の転属とは言え一応は現在最新クラスの車両で揃えられることになる。
形式が変更されるのは、元の683系が交直両用だったものを直流専用に改造するため。北近畿地区の特急では、かつて483系交直流電車から交流用機器を撤去した車両が運行されていたが、こちらは既存の形式でほぼ同じ車体の183系に編入される形となっていた。今回は車体構造が近い287系はあるものの、制御システムが大きく異なるため別形式とされたのだろう。
まだ運転開始日や運用区間等は未定のようで、決まり次第お知らせするとのことだ。
ロシアが28日に打ち上げたものの、その後交信の確立に失敗していたプログレス59/M-27M貨物機について、日本時間30日の晩にRoscosmos(ロシア連邦宇宙局)が機体喪失を宣言した(NASASpaceflight.com編集者のツイート、ミッション中止を伝えるSpaceflight101のツイート、同じくデブリの範囲を伝えるツイート、Russianspaceweb、 Spaceflight101、 NASASpaceflight、 sorae.jp)。機体は今後数日から数週間で落下して燃え尽きると思われる。
Progress宇宙船は国際宇宙ステーション(ISS)に物資を補給する無人の貨物機で、M-27Mは2トン強の物資を搭載してソユーズ2.1aロケットによりバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。打ち上げは成功したとみられたが、、2周目の交信パスでKursドッキングシステムにアンテナの展開異常が確認され、続く3周目ではテレメトリが途切れ、ドッキングシステムがテストモードに入っていること、カメラ映像から制御を失って回転していることなどが分かっていた。
異常の確認後、姿勢を回復するコマンドの送信や手動操作への切り替えなどが試みられたが、正常な通信を確立することもできず、また分離の1.5秒前よりテレメトリに異常値が出ており、燃料系統の圧力喪失があったとみられることが判明していた。軌道上には打ち上げ機Soyuz 2.1aの第三段とProgress M-27Mのものと思われるデブリが計44個確認されており、近地点153-180km、遠地点172-365kmの軌道を飛行しているという。上段、貨物機ともに地上への回収ができる設計ではなく、近地点も低いため、これらのデブリはすべて数日から数週間で地上へ落下し燃え尽きるとみられている。
Spaceflight101によれば、搭載貨物は燃料、食料、交換部品や実験機材など2,357kg。ISSには現在も別のプログレス貨物機やソユーズ宇宙機が係留されており、緊急事態があれば滞在中の飛行士はISSを放棄してソユーズ宇宙機で帰還することもでき、また今後4ヶ月分の資材が備蓄されているため、直ちに危険はない。
ISSにドッキングできる宇宙機は現在ソユーズ、プログレスのほかSpaceXのドラゴンとJAXAの運用するHTVがあるが、のうち有人飛行が可能なのは機体と打ち上げ機の大部分をプログレスと共有するソユーズのみ。
誰もが予想していたと思うが、ミキサーメーカーblendtecの動画シリーズ「Will it Blend?」にて、Apple Watchがミキサーにかけられて粉々にされている(YouTube)。
過去、iPhone 6 PlusやiPhone 5とGalaxy S3、iPhone 4、iPadなど話題の新製品が出るたびにミキサーで粉砕するデモが行われているため正直予想どおりではあるのだが、Apple Watchは強度が高いという前評判もあり、今度こそは(完全には)粉砕されないのでは、とわずかな希望を持っていた人もいるのではないだろうか。
とはいえ、さすがのBlendtec、ケース部分の粉砕には時間がかかっているようだが最終的にはやっぱり粉々に。ただ、今回は一番安いApple Watch Sportモデルでのテストだったのでほかのモデル(特に18金製のApple Watch Edition)でのテストにも期待したいところである。
ジャポニカ学習帳の表紙に昆虫の写真が使われなくなっていたことが先日話題となったが、ショウワノートではジャポニカ学習帳45周年記念企画として「あなたの1票が復刻を決める。歴代ジャポニカ学習帳人気投票」を28日から開始した(Amazonの特設ページ、プレスリリース、INTERNET Watch、BCNランキング)。
この企画はAmazon.co.jpとの共同企画。1970年代、1980年代、1990年代、2000年代の各年代で代表的な表紙がそれぞれ20種類、計80種類の商品詳細ページが用意されており、これらの中から復刻してほしい商品を一つ選んで投票する。投票期間は6月15日(月)23時59分まで。投票結果は7月上旬に発表され、各年代1位となったノート4種と1970年の最初のシリーズの一つであるひまわりの表紙のノートの5冊セットで復刻版として発売されるとのこと。なお、復刻版は表紙のデザインが忠実に再現されたものとなり、サイズ等の仕様は当時とは異なるものになるそうだ。
皆さんが実際に使っていたノートや、特に思い出に残っているノートは候補になっているだろうか。
Microsoftが開発者向けイベント「Build 2015」にて、WindowsだけでなくMac OS XやLinuxでも動作するコードエディタ「Visual Studio Code」を発表した(SourceForge.JP、TechCrunch)。
ASP.NETやNode.jsアプリケーション開発向けとのことで、入力補完機能IntelliSenceや変数/プロパティの定義のポップアップ表示、ビルトインのデバッグ機能、Gitによるソースコード管理サポートなどを備えている模様。
デバッグ機能が使えるのはASP.NET 5とNode.jsのみのようで、またドキュメントの「Languages」ページを見ると、リファクタリングや定義の参照機能を利用できるのはC#とTypeScriptのみ。IntelliSenseについてはJavaScriptやJSON、HTML、CSS、LESS、SASSで利用でき、C++やObjective-C、Java、PHP、Python、XMLなどについてはSyntax Coloringおよび括弧の対応付けがサポートされるとのこと。Markdownのプレビュー機能もあるようだ。事前定義したビルドコマンドを実行する「Tasks」機能もあるとのことで、汎用のコードエディタとしても使えそうである(あれ、Perl対応は?)。
アドルフ・ヒトラー著「Mein Kampf(我が闘争)」が、今年4月30日で著者の死没(自殺)から70年を迎える。そのため現行ドイツ著作権法の規定により、ドイツ時間の今年大晦日をもってその著作権は消滅する(新潮社Foresight)。
ナチス・ドイツが無条件降伏すると、当初、米英仏ソ4国が分割占領し、バイエルン州は米占領軍による占領行政を受けた。米軍は「我が闘争」の出版元「エーアー」社(在ミュンヘン)を接収、その著作権を押さえ、その後1949年秋に西側3国占領地帯が西ドイツとして発足すると、バイエルン州政府に同書の著作権を与えた。以後、バイエルン州政府は著作権相続者として、同州を含む西ドイツ連邦での出版販売を禁じ(一部例外はあったらしい)、そのまま東西ドイツ統一を経てその有効圏を全ドイツに広げ今日に至っている。
法的にはドイツで来年より「我が闘争」の出版・流通・販売を禁じる根拠が無くなるが、さてどうなるか。出版・流通・販売・読書の自由および内心の自由の無い周辺国に囲まれたこの国から静かに見守っていきたい。
なお、亡命ドイツ人等によって共著され、ドイツ語を原語としてロンドンで発行され、ナチズムより桁違いに巨大な惨禍を人類に与えた「Manifest der Kommunistischen Partei(共産党宣言)」は、東西ドイツ独立後以降も両国内域では発禁対象ではなかったらしい。
ソフトバンクモバイルが日本郵政のシステム開発を行っている子会社である日本郵政インフォメーションテクノロジーに対し、旧ソフトバンクテレコムが受注した通信回線の敷設工事における追加業務の報酬支払いを求めて東京地裁に提訴した。これを受けてか、日本郵政側はソフトバンクモバイルおよび野村総合研究所に対し、工事遅延による損害賠償を求めて提訴するという提訴合戦となっている(CNET Japan、産経新聞)。
ソフトバンク側は「当初の契約における受注業務」の範囲を超える業務を実施した」として、その分の支払いを求めている(プレスリリース)。いっぽう日本郵政側は、本来2015年3月31日だった納期が6月30日に延期することを余儀なくされたとして、通信回線の敷設工事等を行ったソフトバンクモバイルと、ネットワークの移行管理・調整業務を行った野村総研に対し損害賠償を求めている(プレスリリース)。
なお、訴訟の対象がソフトバンクモバイルとなっているのは、2015年4月1日にソフトバンクテレコム(旧日本テレコム)を吸収合併したため。
冷凍保存された胚は科学的にも法的にも生きている子供と同じように扱うことはできない。しかし、シカゴで凍結胚の親権を巡って法廷論争が繰り広げられているという(THE NEWYORKER、Slashdot)。
THE NEWYORKERの記事によれば、凍結保存を行ったKarla Dunstonさんは、非ホジキンリンパ腫の診断を受けた。彼女とそのボーイフレンドであるJacob Szafranskiさんは、治療により子供が生めなくなることを恐れ、化学療法を行う前に胚と精子の凍結を行うことを決めた。その後Dunstonさんは治療により生き残ることはできたものの、2010年にはSzafranskiさんとの関係は終わっていたという。そしてSzafranskiさんはDunstonさんが凍結した胚を使用しないよう訴状を提出するという複雑な事態となっている。
長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds