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交通

旅客機を利用する方が乗用車を利用するよりも環境に配慮していることになる? 77

ストーリー by headless
燃費 部門より
現在、米国では国内線旅客機を利用する方が乗用車を利用するよりもエネルギー強度(energy intensity: ここでは1人の人を一定距離移動させるのに必要なエネルギーを示す)が少ないという研究結果を、ミシガン大学交通研究所研究教授のMichael Sivak氏が発表した(The Washington Postの記事論文アブストラクト: PDF本家/.)。

かつて国内線旅客機のエネルギー強度は乗用車を大きく上回っていた。飛行機・自動車ともに燃費の向上が進んでいるが、逆転の理由は乗客数だという。現在では自家用車をドライバー1人で利用することが増加しているのに対し、国内線旅客機は座席数を増やして乗客を詰め込んでいる。その結果、2012年の米国での平均エネルギー強度は乗用車の場合に1人1マイルあたり4,211BTU(英熱量: 1ポンドの水を華氏1度上げるのに必要な熱量、約1,055ジュール)、国内線旅客機の場合に1人1マイルあたり2,033BTUとなっているそうだ。

ただし、自動車の場合は低燃費車を利用すれば燃料消費は少なくなり、同乗者を増やせば1人あたりの燃料消費も少なくなる。飛行機の場合は離陸時に多くの燃料を消費するため、長距離フライトの方が効率が良い。また、平均的な移動距離を比較すると飛行機の方が自動車よりも大幅に長距離を移動することになるため、トータルの燃料消費も飛行機の方が多くなる。そのため、800キロメートル程度の移動であれば、同乗者を増やすことで乗用車の方が旅客機よりもエネルギー強度は少なくなるとのこと。The Washington Postの記事では、長距離の場合はバスや鉄道を利用すれば、大幅に少ないエネルギー強度で移動可能となるとしている。
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  • by maia (16220) on 2015年05月03日 13時46分 (#2808392) 日記

    運輸部門における二酸化炭素排出量 [mlit.go.jp]

    どこのソースでも大体、乗用車>航空機>バス>鉄道 となっていたと思うので、どうも話の趣旨がよく分からない。乗用車が航空機を下回る事も可能だとは思う。

    --
    #説明責任はないです
    • by vax730 (32985) on 2015年05月03日 17時43分 (#2808478)

       貨物輸送で、鉄道が船よりCO2排出量が少ないことに驚きました。
      鉄道を復権させるべきと思います。

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      • JR貨物(日本貨物鉄道株式会社)はまだしも、それ以外の鉄道の貨物輸送があれこれいろいろ減らされていたり線路撤去されているので実現は大変な気もします。
        デュアルモード・ビークルで貨物輸送もするとか地下鉄や市電で貨物輸送も担うとかいろいろ無茶な妄想が出来て楽しいんだけど。

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      • by Anonymous Coward on 2015年05月03日 19時06分 (#2808504)

        船は積載量こそ大きいですけど、液体を引っ掻き回すようなスクリューを使い、水の抵抗を延々掻き分けて進むので…

        鉄道の場合、金属レールと車輪なのでその手の抵抗は物凄く低いです。
        摩擦も小さめなので加減速や勾配の制約は厳しいですが、惰性で走る効率は物凄く高いです。
        電車の場合回生ブレーキの電力を架線に返すとかすると重たい蓄電池なしにハイブリッドカーのようなエネルギーの再利用も出来ます。

        帆船でのんびり移動するなら風力でまかなえるので物凄く高効率になりそうですが、船はただでさえ遅いので難しいでしょう。

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    • by Anonymous Coward on 2015年05月03日 13時59分 (#2808396)

      『エネルギー強度(energy intensity: ここでは1人の人を一定距離移動させるのに必要なエネルギーを示す)』と二酸化炭素排出量 は異なる

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      • by taka2 (14791) on 2015年05月03日 16時34分 (#2808452) ホームページ 日記

        化石燃料に限って言えば、エネルギー∽二酸化炭素量。

        化石燃料を使ってる、飛行機、バス、自家用車については、「1人の人を一定距離移動させるのに必要なエネルギーの順序づけ」と「「1人の人を一定距離移動させる時に排出される二酸化炭素量の順序づけ」は同一視して問題ないでしょう。

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    • by Anonymous Coward on 2015年05月03日 14時06分 (#2808400)

      航空機の運用が旅客運輸業中心で効率化を推進しているのに対して
      自動車は個人利用の割合も多く、その運用範疇において非効率化(単独使用)が進んだ結果
      カテゴリー全体で「航空機の運用効率が自動車を超えた」のでしょう。

      欧州などでは早くから指摘されており、都市部における乗用車の一人乗り禁止(有料化)や
      カーシェアリング、乗り合い(日本でいう白タクを含む)推奨による乗車率の向上を進める地域もあります。

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    • by yasuchiyo (11756) on 2015年05月03日 18時26分 (#2808498) 日記

      総体で見ればその結果になるけど、ミクロに見ればどっかのハブ経由で遠回りするしかないとか、そもそも利用率の低い航空路線より、定員いっぱい乗った自家用車の方が「省エネ」になるみたいな話では?

      # 鉄道とかバスとかも同じことで、1つの便に客が乗るかどうかでブックメークできるような閑散路線なら、乗用車の方がマシ。

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      • by maia (16220) on 2015年05月04日 1時28分 (#2808586) 日記

        >鉄道とかバスとかも同じこと

        まさにその通りで、航空機も乗用車も、それらの運用形態、運行実績を前提にしている。鉄道が効率的なのも、大勢が鉄道を利用する都市形態が鉄道路線の周りに形成されたから。いや、された場合に限る。

        --
        #説明責任はないです
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    • by the.ACount (31144) on 2015年05月04日 11時36分 (#2808635)

      たしかに、なんで常識が今さら記事になってんだろ?

      --
      the.ACount
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    • by Anonymous Coward

      普通は余裕で乗用車が航空機を下回るでしょうけど、
      ・目的地への移動のコストではなく単純な距離辺りの効率
      ・自動車は燃費の悪いアメ車が大量に存在する
      ・一方の航空機は積極的に低燃費化している
      ・自動車はドライバー1人しか乗らないケースが多い
      ・一方の航空機は積極的に乗客を詰め込んでいる
      などなど、航空機に有利な前提の多い研究です。

      アメリカは旅客鉄道の使用率が恐ろしく低く [wikipedia.org]、車の燃費も悪いとか

      • by maia (16220) on 2015年05月04日 13時05分 (#2808658) 日記

        乗用車の平均乗車人数は平日は1.3人、休日でも1.7人。これなら、乗用車の定員は2名でいいんじゃね?というのが発想の発端かも(よく言われる事だが)。後席が補助席程度の2+2でもいい。

        航空機の燃費はジャンボで60m/Lともいうが、これで500人乗れば一人当たり30km/L、400人乗れば一人当たり24km。そこそこ低燃費な18.4km/Lの乗用車で1.3人乗れば一人当たり24km/L。2人乗れば37km/L。

        だから、燃費のよくない車で普通に実績で比較すると航空機が優勢になる。

        低燃費車で2人乗れば航空機に概ね匹敵し、3人乗れば凌駕する。まあそんなもの。

        次の目標は鉄道と思ったが、それは無理っぽい。いや、不可能でもないかも。

        --
        #説明責任はないです
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  • by eukare (2230) on 2015年05月03日 14時53分 (#2808414) ホームページ 日記

    エネルギー強度がすなわち環境負荷というわけでもないと思うが、

    (遠距離の場合、満員の)旅客機を利用する方が(一人で)乗用車を利用するよりも環境に配慮していることになる?

    ってことでいいのかな

    --
    ぽぇんぷしゅう。
  • by Anonymous Coward on 2015年05月03日 16時26分 (#2808447)

    BTU/mileってひでえ単位だな。
    非SI単位の使用は非関税障壁だからTPPで使用禁止にすべき。

  • by Anonymous Coward on 2015年05月03日 14時02分 (#2808399)

    エコを気にするなら車なんて使うなっての
    長距離ならバスの方がいいとか書いてある通り一般人は車禁止とかやりゃいいのに
    それで公共交通を発達させた方がいいじゃん
    まあ自動車産業を敵に回すから絶対にやらないだろうけど

    • by Anonymous Coward

      エコとエゴは紙一重ですな

    • by Anonymous Coward

      研究対象の米国では、社会の維持上一般人は車禁止は無理(一般人銃禁止より困難だろう)だが、より省エネに配慮した自動車税制・保険制度は可能だろう。
      特にあのピックアップトラックへの優遇だ。

  • by Anonymous Coward on 2015年05月03日 14時26分 (#2808406)

    ただっ広い荒野の道を大型のランドクルーザーで一人旅したらそらかかるわな・・・

    • by Anonymous Coward on 2015年05月03日 15時09分 (#2808419)

      車の性能だけでなく、道路事情もあると思う。
      あちらの高速道路って、広大な車線が地平線の果てまで一直線に整備されていて、ぐにゃぐにゃ道路によるロスタイムというのが起こらないような。

      そのためトレーラーが4台連結で走ったりしてて、陸の貨物列車みたい

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      • by Anonymous Coward

        でもそれはホントの平野部だけの話で、山岳部を走るとトンネルとか橋は少なく、山の稜線にそってうねうね。
        あと、日本だとちょっとした丘の様な物は平らにするか高架橋で平坦な道にするけれど
        それはそのまま登って降りてになるよ。ロスくらいの人口密度だと。

        牽引台数は州毎に決まっていたはずなので、台数が多いのは州を跨がない場合が多いんじゃないかな。

  • by Anonymous Coward on 2015年05月03日 14時55分 (#2808415)

    中・高生の自由研究レベルの話だよね
    こんなのいちいち採り上げないでほしい

  • by Anonymous Coward on 2015年05月03日 15時38分 (#2808434)

    どう考えても
    アメ車に一人乗りより
    春秋航空立ち乗りの方がコストも燃費も圧倒的だろ
    ただそれ言い出したら山手線圧勝だろ?
    真の最強は山手線。

    まあそもそも移動しなけりゃ燃費なんて関係ないんだけどね。

  • 絶対エコ。
  • by Anonymous Coward on 2015年05月03日 17時12分 (#2808467)

    xxxkm以上移動する際に行程のxx%以上で旅客機を使用し、かつ搭乗率xx%以上だった場合環境に配慮していることになる
    ぐらいまで書かなきゃ意味無いじゃん

    対象となる需要は全体の何%ぐらいあるのだろう。

    • by Anonymous Coward on 2015年05月03日 20時00分 (#2808520)

      「アメリカで標準的な燃費の車」を「おおむね一人で運転している」って状況も入れないと駄目ですよん。
      また、単純に移動手段別の値なので「行程のxx%以上」の部分は100%計算だと思われます。

      あと「環境に配慮していることになる」ってのも違いますね。
      正解は「アメリカで普及している車や車の使い方は恐ろしく環境に悪く、航空機よりも酷い」という話です。
      # 効率最強な旅客鉄道が殆ど使われていない上に自動車もこの有り様とかアメリカの交通エネルギーコストまじヤベェっていう。

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