「パワーポイントを棄てよ」と主張するパワーポイント製スライド 63
このプロレス感 部門より
ワシントンポスト紙の社説で「パワーポイントを棄てよ」との主張がなされている(Slashdot)。
パワーポイントのスライドを使い繰り広げられるこの社説では、パワーポイントでは要点があまりに単純化して扱われ、議題の抱える複雑さを削ぎ落としてしまうと指摘。またハンズオン学習で発生する対話やアイコンタクト、議論がうまくいってこそ学習プロセスが実を結ぶというものだが、パワーポイントではこれが省かれてしまうという問題もあるという。
もちろんパワーポイントの利点もあり、営業のセールストークや授業で新しいテクノロジーについて紹介するのにはもってこいだ。しかしパワーポイントは動的な関わり合いを育むツールでは決してない。
簡素化されすぎていない要約やレポートこそが有用な場合も多いのに、パワーポイントは手軽に頼れる悪しき代用品となってしまっているとのことだ。