米国空軍のドローン・オペレーター、仕事増えすぎ・ストレス増加で人員不足に 80
ストーリー by hylom
ゲームじゃない 部門より
ゲームじゃない 部門より
taraiok 曰く、
米国空軍はドローン・オペレーターの減少という悩みを抱えているそうだ(The New York Times、Livesceience、Livesceience、SALON、Slashdot)。
各地で起こる紛争ではドローンが多くの役割を果たしているが、米軍のドローン依存率も高まっており、昨年の8月以降、ISISへの攻撃のためにドローンは3300回出撃、875回の攻撃を行ったとされる。ドローンの利用率はこの10年間で10倍以上に増加しており、オペレーターに過酷なシフトが組まれているという。これがオペレーター減少の原因の1つになっているという。
現在いる1200人のオペレーターのうち、かなりの数が兵役義務を終えており、軍から去ることを決めている点が大きな問題だという。また、多くのオペレーターが労力の割に薄給であると感じているようだ。外部の人間からはビデオゲームをプレイするような仕事だと見なされ、CIAの要請で行ったテロ容疑者のミサイル攻撃などで民間人を巻き込み、強く批判されていることもストレスの原因となっている。
新人の育成についても講師などの問題から追いついていないという。2013年の調査によればドローン・オペレーター1000人のうち4.3%が重度のPTSDになったことも判明している。
そして... (スコア:1)
Steamで米軍作成のドローンシミュレーションゲームが公開され、
すごくリアルで本物と区別がつかないと話題を呼ぶことになる。
Re:そして... (スコア:2)
考えた事一緒だわw
Re:そして... (スコア:1)
映画で言うとスターファイター [wikipedia.org]、
ゲームで言えばバーチャロン [wikipedia.org]とか。
現在だとわりと本当にやれちゃいうそうで困る。
Re:そして... (スコア:1)
小説「マージナル・オペレーション」 [wikipedia.org]の序盤がそんな話ですね。
民間軍事会社に戦術オペレーターとして就職、
研修としてコンピュータ画面上に表示される状況を元に指揮を取っていたら、
いつの間にかそのまま実戦指揮に入ってたことが後で判明するという…
Re: (スコア:0)
着弾して人間が粉々になるゴア表現もあるよ!なんて
これは精巧なビデオゲーム式訓練なのだと言いきかせて、実任務にあたらせると兵士の心の結果は違ってくるだろうか
Re:そして... (スコア:1)
関係ないけど、「ゴア表現」という表現が、今時の人に通じるだろうか・・・
(操縦者は人間モドキ?)
Re: (スコア:0)
ニンジャスレイヤーでよく使ってるので分かると思います
Re: (スコア:0)
そういうリアルな表現のビデオゲームを軍が配布して、そこでハイスコアを出すプレイヤーのプレイデータを収集し、
残虐な行為に対して精神的な問題を起こさない不感症な人間や、むしろ好むような人間を選別して、
スカウトするというのは充分やりそうな気がする。
Re:そして... (スコア:2)
> スカウトするというのは充分やりそうな気がする。
そのゲームがリアルに戦場を飛んでいて本当に攻撃していれば金はかからないね。
Re: (スコア:0)
下手くそがプレイすると損害が大きいわけだが。
Re:そして... (スコア:2)
> 下手くそがプレイすると損害が大きいわけだが。
損害を考えて課金すればいいのか。
Re: (スコア:0)
トップランカーやハイスコアラーにのみ解放されるスペシャルステージ…
しかしその実態は…
Re: (スコア:0)
隠しステージ「現実(リアル)」
Re:そして... (スコア:2)
押井守のAvalonだね
映画『スターファイター』かSF小説の『エンダーのゲーム』のほうが先かな
Re: (スコア:0)
> 残虐な行為に対して精神的な問題を起こさない不感症な人間
不感症と言うよりは、むしろそういうのを好む人間を集めてくるとか。
人を殺す体験をしてみたかった、と供述する無差別殺人の犯人のような。
実際に実行してしまわなくても、心で思ってるだけの人ならけっこういるかも。
Re: (スコア:0)
> 人を殺す体験をしてみたかった、と供述する無差別殺人の犯人のような。
> 実際に実行してしまわなくても、心で思ってるだけの人ならけっこういるかも。
そういう人がISISに入隊してしまうんですよね。
http://matome.naver.jp/odai/2141298066771756001 [naver.jp]
Re: (スコア:0)
入隊するならせめてフランスの傭兵にしておけと。
軽い気持ちで入隊して、あまりもの厳しさに逃げ出す日本人が多くて、日本人の評判が悪いらしいけど。
Re: (スコア:0)
ガンダムの全天周囲モニターみたいに
リアルタイム映像をあえて一度CGに変換してから操縦者に投影することでPTSD対策になるとかそういう効果あるのかな?
Re:そして... (スコア:2)
ガンダムの話ってPTSDになりそうな精神状態を描いてるの多くない?むしろそういうのをテーマとしたアニメだと思ってた。
#Gガンは違うけど面白い。
Re:そして... (スコア:1)
無人機制御コンソールのモニターディスプレイがちっこすぎるのもストレスの原因の一つじゃないのか、と思うんだけどどうだろうか。
それまで視界抜群でちょっと首を振れば真下まで見られていたようなF16に乗ってたパイロットが
あんなちっこいのぞき窓の機体に乗り換えさせられたらそりゃあストレスたまるでしょう。
Re: (スコア:0)
スペースインベーダーが流行った頃にそんな話を見た。
Re: (スコア:0)
スター・ファイター(The Last Starfighter)みんな知らんのけ?
Re:そして... (スコア:1)
知らないのはお前だ。
スターファイターでは、ゲームは技能者を見つけるために使われているだけで、現実の戦闘にリンクしてはいない。
この場合は、むしろ「エンダーのゲーム」。
戦場への出撃との比較 (スコア:1)
Re:戦場への出撃との比較 (スコア:3, 興味深い)
前にニュースで見た時には、
日常生活と戦場との高速な行き来がストレスになるという話でしたね。
生活のパターンとしては
朝 :家族と食事
出勤:のんびりした街並みを眺めながら車で移動
午前:任務(爆撃とか…)
昼 :同僚と食事
午後:任務(爆撃とか…)
退勤:のんびりした街並みを眺めながら車で移動
夜 :家族と夕食、団欒
休日:家族サービス
という感じで日常と非日常が一日に何度も切り替わります。
家族がすぐ目の前にいるのに任務で生じた気持ちを吐露できないとか、
(体も戦場にあれば、体験を整理してから後で伝えて良い形で伝えたり、
伝えるのを止めたりと、判断する時間が自然にできます)
気持ちを切り替える時間がまったく無いとか、従来の従軍体験とは
異なるとのことでした。
#大友克洋の「大砲の街」という短編映画をちょっと思い出した
Re:戦場への出撃との比較 (スコア:1)
日常生活と戦場との高速な行き来がストレスになるという話でしたね。
なるほど.戦場では命の危険.戦場から遠くてもストレスということか.そうすると
という方向に進むんだろう(最後のは皮肉).
Re:戦場への出撃との比較 (スコア:1)
キューブリックの「フルメタルジャケット」の前半と後半を一日のうちに往復するようなものかな、と感じました。
Re: (スコア:0)
小松左京の「夢からの脱走」を想起しました。
平凡な日常と、荒々しい戦場とが何度も予兆もなく入れ替わり、その期間が徐々に短くなり、ついには同時進行になってしまうというストーリーです。
しかも、それは他者に全く理解されない...
Re: (スコア:0)
ドローンを使う場合、戦場とオペレーターってどれくらい離れていられるのだろう。
距離もあるし、中継をかますほどディレイが出て、中東の戦場を飛ぶドローンを
米国内で操作するってのは無理だろうと思っていたんだけど。
(0.5秒前の映像を基にトリガーを引いても、あたらないよね。)
だから、ドローンのオペレーターも現場から少なくとも数十キロか数百キロ以内(つまり戦場の隣接地域)に居ると思っていた。
そういうので、ドローンの操作が終わった後、家に帰って一家団欒なんてのは本当にありうるケースなのだろうか。
Re:戦場への出撃との比較 (スコア:1)
さすがに射撃は無理で、爆撃だけでしょう。
爆撃の場合、固定目標なら、遅延はまったく問題にならない。
移動目標であっても、レーザー誘導爆弾のように現地で目標位置を指示されるのなら、問題にならないかもしれない。いや、衛星通信の遅延だと無理な気もするけど。
Re:戦場への出撃との比較 (スコア:2)
ラジオ番組で米軍ドローン操縦者の苦悩について語ってて
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130608/p6 [hatena.ne.jp]
その聞き書きがあった
>ネバダの基地から地球の裏側のアフガンで、道を歩いている3人の標的へ向けてミサイルを2発撃ったことがあるんですって
>コンピュータースクリーンにはサーモグラフの映像が映っているんですが
>そこに熱い血が広がっていくのが見えた
>一人の男は前に行こうとしている、でも右足がなくなっている。そして倒れる
>血(の熱をモニターが感知した赤い色)が広がり…でもそれは地面と同じように冷えていく
>赤い熱の色が、地面の緑の色とおんなじになる
>今でもこうして目をつぶれば、僕にはコンピュータスクリーンの小さなピクセルの一つ一つが今でも見える
>彼らが実際に殺害すべきタリバンのメンバーだったのかはいまも分からない
そりゃ心も病むよ、と思ったけど撃たれてるほうはもっと不幸なわけで。
Re:戦場への出撃との比較 (スコア:2)
戦場と日常の境目が無くなったから精神的な条件付けで意識を切り替えできなくなってストレスをごまかせ無くなったんだろう。
たしか前線に日常生活を再現するような快適な町を作ったら帰国しても戦いから解放されたって実感が感じられなくて日常に復帰できなくなったって話をどっかで聞いたことがある。
Re:戦場への出撃との比較 (スコア:1)
http://globe.asahi.com/feature/100111/side/01_02.html [asahi.com]
Re:戦場への出撃との比較 (スコア:1)
日本の技術というかお家芸の出番かもしれない。
もしかして、画像にモザイクかけたりする技術って日本が最先端だったりしないか?
#ただ、技術の方向性は逆なんだよな。
#まだ、基本的に手作業なんだっけ?
#正直、こういう話題で茶化すのは気が引けるというか、戦争でPTSDが発生するほうが当たり前でその事実は誤魔化したくない
#存在自体がホラー
Re:戦場への出撃との比較 (スコア:1)
>意外といけそうな気がしてきました。
いや、だから、いっちゃいかんと思うんだわ。
#存在自体がホラー
Re: (スコア:0)
>テロリストの顔まで識別できる
スナイパーみたいだね。スナイパーと同じ適正を見るといいのかもね。
要は優秀な兵士(割切って任務を忠実に遂行出来る)ということだろうけれど、
将来はその優秀な兵士がドローン部隊に行くようになるのかもしれないな。
Re: (スコア:0)
要するに、
攻撃パイロットと被害判定員を一人でやって
それでいて、出勤、帰宅のある生活で、家庭生活も普通で(夜勤はあるだろうけど)
手当も普通(飛行手当や戦地手当二つ合わせた以上をもらってもおかしくないと思うけど)
という条件なら、だれでも壊れてしまいますね。
Re:戦場への出撃との比較 (スコア:1)
目で見て殺すんだから、PTSD的なストレスは戦場と変わらないのでは。
同じじゃないでしょう。
ドローンなどの使用は人的損失や肉体的負担を減らすだけでなく、攻撃を受ける不安、殺される恐怖をなくす意味もあります。
どう考えても生身で作戦をこなすよりは心理的ストレスも減らせる、と思ってたら元記事やコメントに挙げられているような理由で耐えられない人が続出したよどうしよう、という話ですね。
反撃される恐怖がないかわりに反撃できない相手を一方的に殺すことが大きなストレスになったというわけで、人の心はままならないなと。
うじゃうじゃ
表向きにはそういうことにしておいて (スコア:1)
実際には、高給で民間からの引き抜きが横行してるだけじゃないですか?
急拡大中の民需市場では、軍用機のオペレータ経験も貴重なスキルですよ。
Re: (スコア:0)
それはないでしょ。
ドローンの操縦技術が、民間機の操縦免許(特に大型旅客機の)に転用できるとは思えん。
前も似たような記事は見たことあるから、単に薄給激務でなり手が少ないとか、
そういう亡国のSI業界と同じ状態と推測。
Re: (スコア:0)
http://gigazine.net/news/20150617-drone-pilot-stress/ [gigazine.net]
によれば民間では4倍の給料でパイロットを引き抜いてる。元記事もそう書いてるから
いいぞ ベイべー! (スコア:0)
「逃げる奴はベトコンだ!!
逃げない奴はよく訓練されたベトコンだ!!
ホント 戦争は地獄だぜ! フゥハハハーハァー」とか言ってたナチュラル・ボーン・キラーのシルバー人材を使えると良いね。
Re: (スコア:0)
映画の見すぎ、しかも古い。
んで、お定まりのアウトソーシング (スコア:0)
第三世界のテロリストを、第三世界のオペレータが
Re: (スコア:0)
日本でリストラされた人がたくさん駆り出されるわけですな
死傷者も出さずアメリカに貢献!これって現行の憲法に違反するんだろうか。
兵役義務 (スコア:0)
>かなりの数が兵役義務を終えており
アメリカって、まだ徴兵制やってんだっけ?
士官学校とか系のMSOの話??
Re:兵役義務 (スコア:1)
志願制だけど、一度採用されたら一定期間は辞められない(勝手に辞めると不名誉除隊の経歴が付いてしまう)って事じゃないですか?
-- Buy It When You Found It --
Re: (スコア:0)
志願兵でも一定期間務める義務があるはずだが。
#自衛隊だってあるし。
ドロンするのですね(死語 (スコア:0)
Re: (スコア:0)