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ロボット

米陸軍、外骨格型ロボットを使って射撃のスキルを高める 31

ストーリー by hylom
サイボーグの一歩手前 部門より
taraiok 曰く、

米陸軍は外骨格型ロボット「MAXFAS」を使用して兵士の射撃スキルを高める研究をしているという(WWW.ARMY.MILSlashdot)。

MAXFASは銃に取り付けられたレーザーポインタと連動し、狙いを定めるのを助けたり、手ぶれを軽減させることができるという。重要なのは、装着者を鍛えてMAXFASを外した状態でも射撃のスキルが落ちないようにすること。将来的には装着したまま戦場に出られることを目指しているが、実際のミッションで使えるようにするためにはまた時間がかかるだろうとしている。

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  • 重要なのは、装着者を鍛えてMAXFESを外した状態でも射撃のスキルが落ちないようにすること。

    射撃の上手なコーチに手取り足取り教わることで、効率よく感覚を体で覚えるって感じですかね。
    小学生が使う逆上がり補助具みたいな。
    未来の子供たちは体育の授業で外骨格を装着してスポーツを覚えるのかなあ。

  • by Anonymous Coward on 2015年07月09日 8時31分 (#2844534)

    話題が出る度にいつも思うんだけど、あれ、今時人間が銃を支えている必要あるの?

    精密サーボモーター付銃座とカメラ付きのライフルを設置しておいて、
    人は少し離れた場所に居て、ノートパソコンのでかいスクリーンに映った映像を見ながら「クリック」
    というわけには行かないのだろうか。

    銃の支持は呼吸や筋肉の微細な震え、手振れなどとは無縁な機械に任せた方が、ずっと理にかなっていると思うのだけど。

    スナイピングはスポッターとスナイパーの二人一組でやるらしいが、広角と望遠カメラの組み合わせで、
    一人で対処できるようなシステムも作れるかもしれない。

    • by Anonymous Coward on 2015年07月09日 10時40分 (#2844619)

      スナイプの場合、風etcの経験をセンサーで補正するには、相当量のセンサーと計算量が必要。
      極小時間で演算結果が必要なのだが、そのあたり間に合ってないね。
      (風の影響無視とか、前弾軌道を参考にできる場合、それなりにあがるけど)

      >精密サーボモーター付銃座とカメラ付きのライフルを設置
      兵員が設置するなら、スナイプ含めて訓練した方が諸々楽。
      (スナイプ位置の陣地転換とかあるし)

      (米軍は政治的に認めないかもしれないけど)あの荷物運び4脚ロボットが、
      将来的には銃座になるかもしれないが、今は無理。

      >広角と望遠カメラの組み合わせで、一人で対処できるようなシステムも作れるかもしれない。
      こっちはスマートシステムで、もしかしたらいけるかもしれない
      弾位置をcm単位でとれるのなら。(GPSでその精度でなさそうだけど)
      ただ、スナイパーの視界は非常に狭いし、そもそもそれ以外の情報もスポッターは教えてくれるので
      正直その運用は変わらないんじゃないのかな。
      (視界外の敵の動きを見ていてくれたり、
      チームによっては上からの指揮をスポッターがフィルターしてくれて、
      狙撃に集中させたりするね)

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2015年07月09日 11時18分 (#2844654)

        既に有るみたいですね。

        Precision Remotes TRAP T192 Remote Sniper Kit [thefirearmblog.com]

        親コメント
        • by 90 (35300) on 2015年07月09日 22時41分 (#2845092) 日記

          まあ、誰でも思いつくし昔からあるんだけどね。制式番号ついてないあたりでお察し。戦車用のリモコン機銃座は普及してきたけど、あれは真ん中に合わせれば当たる距離か、撃ちながら寄せていけばいい用途だし。

          例えば [millettsights.com]、弾薬が.308Winで銃口初速が2600fps(800m/s)だとして、10MPH(4.5m/s)の真横の風があって1000yd(1km)離れて撃つと54"(137cm)逸れるんだそうな。空気抵抗がなくても着弾まで1秒半程度かかることになる。この前提で標的がぴったり1km先を風の吹く方に丁度3m/sで歩いているとすると、だいたい標的の1.4+4.5m先を狙うことになる。照準器のど真ん中に合わせて撃つと、そいつの6m後ろにあるものに当たる。そこに友軍がいれば死ぬ。

          常に1km超を.308Win / 7.62 NATOで撃つわけじゃないだろうけど、現状ではこれを簡単なメモと個人のカンでやってるので、遠隔操作でとか自動でというのはそれなりに難しいんじゃないかな。

          親コメント
      • by Anonymous Coward

        映画で見たけどスポッターはサボってゲームやるらしい。

      • by Anonymous Coward

        センサーと計算機はゲームボーイくらいの大きさまで小型化されています。
        ただ狙撃手がいちいち機械を操作するとその度に姿勢が崩れるのでスポッターは未だに健在。

    • by Anonymous Coward

      ・それ今問題視されてる無人兵器な。クローラーの足回りに銃座付けて機銃乗っけてるやつ。
       でも実験兵器止まりで主流になれない。
      ・施設警備用の固定銃座じゃない限り、速やかな陣地転換出来ないのは現代兵器や戦術じゃ欠陥だから。
      ・スポッターは周囲の警戒の役割もしてるので、一人でのスナイピングは危険。

      銃という武器である限り、歩兵が柔軟に取り扱えるもんじゃないといかんのだわ。
      電子機器付けたりするとコストや重量もかさむので大量導入出来ない。
      あと50口径だけどレーザー誘導弾が開発中で、これ実用化すると少々のぶれ関係無くなるんだわ。

      • by Anonymous Coward

        誘導弾の開発・運用コストより安く付くと思うけどなあ。
        かさばるって言っても、増えるのは銃座とラップトップPC(かタブレットデバイス)ぐらいだから、
        荷物は銃のほかに小さい鞄が一つぐらいに収まると思うけど。

        > スポッターは周囲の警戒の役割もしてるので

        むしろ機械に銃を持たせてスナイピングする場合、人がやるのはこの警戒が主な仕事だと思う。
        今時は画像認識技術も進んで、一旦ターゲットを指定したら、その後の自動追尾は機械に任せられるだろうから。

        • by Anonymous Coward

          ものすごく目立つと思うけど・・・・

        • by Anonymous Coward

          え、スナイパーライフルの照準制御(銃自体の姿勢制御)させて発砲時の反動もきちんと吸収できるような台座がカバン一つに収まるわけないじゃん
          下手すればライフル自体より大きくなる

          端末だって戦場で使うのだから泥水かぶっても動くとか余計な電磁波出さないとかそれでも壊れた時に備えて結局人間が撃つ訓練もしておかなきゃとか
          うちらがオフィスでPC使っているノリで考えたらまずいと思う

          • by Anonymous Coward

            #2844654 [srad.jp]

            • by Anonymous Coward

              なるほど。
              やっぱり「銃のほかに小さい鞄が一つぐらい」は無理と言うことですね。

              • by Anonymous Coward

                顔真っ赤ですよ。

              • by Anonymous Coward

                え……ひょっとして俺、「天地がひっくり返ってもそんなもの作れるはずがない」と主張したと思われてる?
                がっくし。国語力磨いて出直してきます。

            • by Anonymous Coward

              この手のスレは経験者が多くなりすぎて困るな。

    • by Anonymous Coward

      それって無人攻撃機になるんじゃないでしょうか。

    • by Anonymous Coward
      M-200のLRRSに連動する自動制御装置を付けた感じですかね。

      とりあえず、実際の狙撃は山中森中あらゆる状況から行われるわけですが、そのような状況で精密照準を可能とするような機械的なシステムって規模大きくなりませんか。
      射撃後の反動も抑えつつ、ぶれたのを修正して次弾も速やかに撃てないといけないわけで。
      そうなると機動性が削がれてスナイパーとしての価値が大分下がりそうですが。
      画像認識やらだっていまだ戦場で命を預けられるほど信頼性は高くないでしょう。

      結局、現在の技術では熟練のスナイパー以上に価値のある自動狙撃システムはできないんじゃないですかね。
    • by Anonymous Coward

      そんなものあったらゴルゴ13読む気が失せるだろ

      • by Anonymous Coward

        クリックするためのマウスの機種にこだわりを見せたりするのかな

        • by Anonymous Coward

          Enterキーで発射でしょう。
          ッターーーン!

    • by Anonymous Coward

      システムの大きさや耐久性も考えなきゃ。大型でも良いなら戦車砲とかミサイルとかがある。
      拳銃やサブマシンガンよりはかさばるとしても、ライフル一丁の大きさで基幹部分が収まるからねぇ…
      自遊空間内の風の予測とかはまだちょっと辛いからFPS的な打ち方は出来ないし、
      カメラ→PC→操作→サーボ待ち→カメラ→…のループも応答速度が厳し目だろう。
      人間の操作だと目標位置が分かってるが、サーボだと操作完了まで目標位置が分からず中間目標を追いかけるしか出来ない。
      人間を画像認識して照準させるとなると誤判定に対する要求が厳しくなる。コレに関してはそろそろ解決するかなぁ…

    • by Anonymous Coward

      遠距離狙撃員はスカウトスナイパーと呼ばれ、偵察と狙撃が共に両立する必要があります。
      敵に見付からないで潜入し、じっくり観察。
      一時現場から離れても良いので、友軍に連絡して爆撃や砲撃できるならして貰う(その方がより安全で破壊も容易)。
      二人組なのは単純に分業がし易いからで、観測・通信とかに分担します。
      お互いに相互の任務が行える様に訓練はします。
      得意不得意や好みで担当を決める事は有るようです。

      中隊以上の部隊に随伴して狙撃するチームは、偵察狙撃手+弾薬機関銃手など、様々な組み合わせが試みられていますが、個人の技量と運に大きく左右される為に、決まった方法とかは無いようです(特にスナイパーは運に左右されすぎる)。

      スナイピングロボットは、もはや、スカウトスナイパーとは呼べません。
      スカウトスナイパーには非常に(場合には非常識や超人的に)高い汎用性が求められるので、狙撃は付帯任務だけど手抜き出来ないので、「簡単に射撃の腕だけ上げられる外骨格」みたいな物(ブーストアイテム)が必要になるのです。

  • by Anonymous Coward on 2015年07月09日 12時47分 (#2844720)

    >将来的には装着したまま戦場に出られることを目指しているが、
    これが後のロボコップになるわけか。胸厚だな。

  • ゴワゴワで身動きとれなくするんだけど

  • by Anonymous Coward on 2015年07月09日 20時10分 (#2845015)

    あれ、違うの?

  • by Anonymous Coward on 2015年07月09日 22時26分 (#2845082)

    ソニーのビデオカメラの手ぶれ補正とか、ドローンについてるジンバルのような、ジャイロセンサで補正した器具じゃダメなのかな?
    以前銃器に取り付ける物の話を読んだけど、実用化されてないんだろうか。

  • by Anonymous Coward on 2015年07月10日 9時16分 (#2845249)

    命名「手取り足取り先生1号」

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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い

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