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2015年7月20日の記事一覧(全6件)
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英国

英国、CDやDVDの私的複製が再び違法に 32

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補償 部門より
英国では昨年10月から、それまで違法だった音楽CDやDVDビデオなどの私的複製が合法化されていた。しかし、これを無効とする判決を高等法院が出したことで、再び違法化されることになった(判決文: PDFBASCAのニュースリリースBBC Newsbeatの記事The Scotsmanの記事)。

昨年10月に施行された「Copyright and Rights in Performances (Personal Copies for Private Use) Regulations 2014」では、購入者自身が使用する目的に限定して著作権保護された音楽CDやDVD/Blu-rayビデオ、MP3ファイル、電子書籍などの複製を認める内容となっていた。しかし、補償手段を用意せずに私的複製の例外を設けることは不法であるとして、BASCAとMusician's Union、UK Musicが訴えていたという。高等法院では6月に原告の訴えを認めており、7月17日に私的複製の合法化を無効とする判決を出したとのことだ。
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Google

Googleの自動運転自動車、初の負傷事故 167

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負傷 部門より
Googleの自動運転自動車テスト中に、負傷者の出る事故が初めて発生したそうだ(Mediumの記事The Guardianの記事Consumeristの記事Slashdotの記事)。

事故はカリフォルニア州マウンテンビューの交差点付近で7月1日に発生。青信号の交差点へ近づいた際、夕方のラッシュアワーで前方が渋滞していたため、先行車2台に続いてGoogleの自動運転自動車(Lexus)が交差点の手前で停止した。しかし時速17マイル(時速約27キロメートル)で走行していた後続車は減速せず、Lexusに追突したという。この事故でLexusに乗っていたGoogleの従業員3名が軽いむち打ちの症状を訴えて病院に運ばれたが、既に退院している。また、後続車の運転手も首と背中の痛みを訴えたとのこと。

Googleの自動運転自動車は6年間、およそ300万キロメートルのテスト走行を行っているが、今回で14回目の事故となる。ただし、11回の追突事故を含む14回の事故は、すべて他の車両にぶつけられたものだという。Googleの自動運転自動車プログラム担当のChris Urmson氏はMediumの記事で、「我々の自動運転自動車は驚くほど頻繁に、気の散ったドライバーからぶつけられる」と述べている。
12276369 story
GNU is Not Unix

GCC 5.2リリース 24

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修正 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

7月16日、GCC 5.2がリリースされた。バグの修正が中心のリリースで目立った機能の追加等はないが、修正されたバグの中にはいくつか興味深いものがある(変更点OSDN Magazineの記事)。

たとえばBug 36043は、関数呼び出しでサイズが2^nバイトでない構造体を渡した際に、レジスタに展開される場合のアライメント処理に問題があり、SIGSEGVが起きるというものだ。これは実際のデータよりも多めにレジスタに読まれるだけなので、プログラムの動作自体には問題ないはずだ。ただし、管理領域の外のページがレジスタ上にロードされる可能性があり、まともなOSとCPUはこれを検知してSIGSEGVを発行する。この様な基本的なバグがまだ残っていたというのは驚きである。

その他、C++周りでペーストミスとみられるバグが修正されたり、std::nullptr_tのアライメントが変更されたりしている。また、GCCは変数テンプレートとconstexprとODRが組み合わさってリンクエラーが発生する傾向があったが、それについても修正されている。安定的にC++14を使えるのはずいぶん先になりそうである。

12276371 story
マイクロソフト

Microsoftがインドでのスマートフォン生産をFoxconnに委託するとの報道 10

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現地 部門より
Microsoftがインドで販売するスマートフォンの一部をFoxconnに委託し、現地生産する契約を進めていると報じられている(The Economic Timesの記事Windows Centralの記事Neowinの記事)。

The Economic Timesによると、Foxconnの工場でMicrosoftのインド向けスマートフォン2機種が生産されるという証言を複数の情報提供者から得ているという。インドでは今年、最終的な製品組み立てを国内で行った場合に物品税と相殺可能な追加関税の税率が引き上げられている。そのため、国内メーカーを含む複数の携帯電話メーカーがインド国内での製品組み立てに移行しているとのこと。

Microsoftでは携帯電話事業を中心とした最大7,800名の人員削減を発表し、携帯電話事業の再構築を進めている。そのため、スマートフォンの生産を外部に委託することは税金の問題だけではなく、自然な流れだという見方もある。なおMicrosoftでは、この件について発表できる情報はないとしているとのことだ。
12276373 story
spam

Symantec推計、6月に送信された電子メールに占めるスパムの割合が50%を切る 32

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減少 部門より
Symantecの推計によると、6月に送信された電子メールに占めるスパムの割合は49.7%となり、2003年以来初めて50%を切ったそうだ(Symantec — Security Response PublicationsVentureBeatの記事PCWorldの記事)。

Symantecの過去のリポートによれば、スパムの割合は2009年に急増。2009年6月には6.3兆通のうち5.7兆通がスパムだったという。2010年ごろからはボットネットの摘発や遮断が相次ぎ、プロバイダーの対応やスパムフィルターの性能向上などもあって減少傾向になっていた。2015年6月分では7,040億通のうち3,530億通がスパムと判定されたとのことだ。
12276385 story
Windows

Windows 10のサポート期間は2025年まで 54

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更新 部門より
MicrosoftがWindowsライフサイクルのファクトシートを更新し、Windows 10をリストに追加した。これによると、Windows 10の無償サポートは2025年まで続くようだ(Microsoft — Windows lifecycle fact sheetZDNetの記事Neowinの記事Windows Centralの記事)。

Windows 10のメインストリームサポートが終了するのは2020年10月13日、延長サポートの終了は2025年10月14日となっている。合計のサポート期間は従来のWindowsと同じ10年間となるが、最新の更新プログラム適用がサポートの条件とされている点がこれまでとは異なる。更新プログラムは累積的なものであり、新機能や修正プログラムが含まれる。なお、ハードウェアの互換性の問題や、最新ドライバーの欠如、OEMのサポート期間終了などで更新プログラムを受け取れなくなる可能性があるとしている。

ただしZDNetの記事では内部からの情報に基づいて、OEMのサポートなどの問題を心配する必要はあまりないとの見方をEd Bott氏が示している。OEMが正式にサポートしていなくてもWindows 10へのアップグレードは可能だ。また、OEMがドライバーの更新を終了してもWindows 10プリインストールマシンの動作に支障はなく、いずれの場合も更新プログラムが受け取れなくなることもない。新たに追加される機能の一部が動作しない可能性はあるが、更新プログラムの受け取りについては問題ないとのことだ。
typodupeerror

ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ

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