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交通

ジェットフォイルはフェードアウトしてしまうのか 37

ストーリー by hylom
なかなか乗る機会もない 部門より
maia 曰く、

ボーイングが開発し、その後川崎重工がライセンス生産したジェットフォイルは、国内の需要が一巡したため、過去20年間新造されていないという(川崎は1989年から1995年に15隻製造:Wikipedia)。コストはともかく、新造のニーズがあっても、「搭載する機器のメーカーは5隻分、ウォータージェット推進機については10基分のロットがまとまらないと、生産できない」というのが最大の理由らしい(のりものニュース)。

ジェットフォイルは高速性(時速70~80km)や乗り心地は快適だが、定員は260名程度で航続距離(450km)も限られている。高速船の雄といえば豪州のウェーブピアサーがある。大型船ながら時速55kmでカーフェリーや物流にも対応できる。国内でも導入例がある(のりものニュース)。

ジェットフォイルは、中距離航路の旅客専用船として魅力的だと思われるが、どうも未来像が不透明なようである。

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  • 参考資料「年間赤字8億円の航路再建へ 佐渡汽船の高速フェリー「あかね」好調の理由 [trafficnews.jp]」
    いままでジェットフォイルを使っていなかった小木直江津航路を高速化するにあたり、佐渡汽船が導入したのは、青森/函館航路で採用されたものコストがあわずに消えてしまった高速フェリー「ナッチャンRera」と「ナッチャンWorld」で採用されたオーストラリアの「Incat [incat.com.au]」のウェーブピアサー。
    佐渡の需要ではナッチャン(110m型)は大きすぎたため、85m型として新規建造したのが「あかね」です。

    こっちは1台から発注できるようなので、ジェットフォイルの出る幕はないんじゃないですかね?

    ちなみに、このIncat造船所はなかなかまめで、「いままで作った船の写真 [incat.com.au]」とか、いろいろ公開しています。
    プレスリリースとかを見てみると、発注から2年ぐらいで完成する模様。

  • 水中翼船の後継は地面効果翼機であってほしい。

    ソ連、じゃなくてロシアも開発を再開するっていうし、そろそろ外洋で運用できて、横風に強い民間型ができないかなぁ。

    • by Anonymous Coward

      そろそろ外洋で運用できて、横風に強い民間型地面効果翼機ができないかなぁ。

      無茶を仰る。
      同様な使い方(外洋超低空飛行)をする飛行船(地面効果翼機と同様に突風・波浪に弱い)実用化を期待する様な物。

  • by Anonymous Coward on 2015年10月27日 7時08分 (#2907073)

    小さい頃はホバークラフトと並んで「未来的な乗り物」として子供番組でよく紹介されていましたね。
    まさか当時で需要が満たされ新造されていなかったとは……

  • 1号ミサイル艇は10年経たずに退役しちゃったしね。
    200トン型ミサイル艇 [wikipedia.org]はウォータージェットだけど翼走じゃないし。
  • by Anonymous Coward on 2015年10月27日 8時12分 (#2907084)

    旅客機もそうだけど、国内需要だけではこうなるにも見えていたようだけど。

    • by Anonymous Coward

      スペインにもニ隻ほど売っていた [wikipedia.org]ようだけど。
      ボーイング社からのライセンス生産だから、ライセンスを受けるにあたって、国外に売る制限とかがあったのかも。

      そこらへん、約束事を無視し、独自開発だと言い張って堂々とコピー商売に乗り出すどこかの国ほど
      日本人は強心臓じゃないので。

      あるいは積極的に海外に売りまくっていたボーイング自身も、
      1985年を最後にぱったり生産をやめてしまっているので、海外の需要も途切れたということかもしれない。

      • 1960年代に設計されたボーイング929に限定しなければ水中翼船の生産者も水中翼船の需要もあるの。

        たとえば、オースタル(豪州)、クバーナー・ヘルストランド(ノルウェー)、FBMマリーン(スウェーデン)、そういう土地だと需要と供給があって合理的な船だと思う。

        日本産B929は、ベトナム戦争に向けて軍事予算で開発したあと、日本にライセンス料として負担させたもの。もともと事業の持続可能性があるかないかはあまり重要じゃなかったんじゃないかしら。

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        急ぐなら飛行機を飛ばせばいいということなんでしょうね。
        それに、内陸に直行できないのもネックかも。

        • by clay (41656) on 2015年10月27日 9時58分 (#2907120) 日記

          >急ぐなら飛行機を飛ばせばいいということなんでしょうね。

          佐渡に限って言えば、飛行機の定期路線は事実上止まっております
          仮に飛行機が動いても、滑走路の関係で100人規模を同時かつ高速に運ぶ手段にはなり得ません
          こういう島って結構多いのでは?そういう場合は、高速移動手段が事実上無くなることになります
          良いか悪いかは私には分かりませんが、ジェットフォイルが無くなれば離島の生活や観光に大きな影響が出るのは確かです

          >内陸に直行できないのもネックかも。
          離島の場合、港と島の中心部(人口密集地)が一緒の場合が多く
          空港は人口密集地を避ける傾向があるので、この点は船舶の方が有利でしょう
          離島から本土や都市部に向かう場合は、ネックになるかもしれませんが
          内陸で便利な空港って、羽田と博多くらいですかね?他は、中心地から離れている印象があります

          全てにおいて航空機が有利ってわけでも無いので、個人的にはジェットフォイルに頑張って欲しいなぁ
          自分がお金出すわけでも無いから、たんなる我儘なのですが、、、、、

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            鶏と卵だけど、高速移動が必要で時間にシビアな人間は、そういう離島には住まないから。
            だから定期航路の高速艇の需要がない。
            需要がないから高速艇は作られず、離島は不便なまま。
            不便だから、そういう人は離島には住まない。(以下略)

            #ごはんをたべないとおなかがすくじゃないか。おなかがすくとおこりっぽくなるんだぞ。

          • by Anonymous Coward

            別にジェットフォイルが無くとも船舶は幾らでも選択肢が有る訳で。
            運行コストを考慮するとイマイチ使い勝手が悪いってだけだろ。

            • by Anonymous Coward

              「○○ができるのはこれしかないから」というと、超音速旅客機なんかもその類いですね。
              いっぺんに大量に高速輸送ができるのはコイツしかないけど、実際その需要はそのコストに見合うのか、生産ラインを維持するに足る需要が喚起できるか、という問題が立ちはだかる。
              かつては新幹線も同じようなことを言われたことを考えると、難しい問題なのだけれども。
              (今のところ分が悪い賭けとしては燃料電池車も思い浮かんだけど、ちょっと質が違うか)

              • by Anonymous Coward

                テクノスーパーライナーが結局あっさりとポシャッたのと同様。
                要は社会の構造の中には常識を弁えた人間がそこそこ居るってだけの話。

                新幹線はまあ兎も角、リニアモーターカーの電力効率の悪さは未だに問題とされてますね。

          • by Anonymous Coward

            博多なんて空港はない。福岡空港な。
            福岡と博多の区別がつかない日本人が最近多すぎてげんなりだよ。
            元福岡市民より

            • by Anonymous Coward

              同じだよ。

            • by Anonymous Coward

              札幌と千歳、東京と羽田、東京と成田、大阪と伊丹、など

              空港名はともかくとして、遠い他県の地名なんてうろ覚えでしょう。

        • by kalb (19692) on 2015年10月27日 21時53分 (#2907594)

          伊豆大島への空路が廃止になったそうです
          http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20151024-00000017-jnn-soci [yahoo.co.jp]
          調布の小型飛行機も例の事故以来風当たりが強そうですし
          ジェットフォイルが頼みの綱になりそうなんですがこのタイミングであちこちで報道しているのは大島好きの記者がいるのか川崎重工か東海汽船が何とかしてくれと触れ回っているのかもしれません(憶測)
          #大島の知人はほとんど運賃の安い普通船で東京と往復してましたが・・・

          親コメント
  • by Anonymous Coward on 2015年10月27日 8時20分 (#2907087)

    同時期に製造された船舶が同時期に耐用年数を迎えるのだから、複数社で取りまとめて発注すりゃいいじゃん、と思ったら・・・・・
    「数社がまとまっての発注も考えられていますが、船の価格が20年前に比べて高騰していることもあり、経営が苦しい離島航路の各社にとっては難しい状況になっています。」
    だそうで。

    むしろこっちが真の理由だと思うけどなぁ。

    • by Anonymous Coward

      隠岐汽船も中古のジェットフォイルを買ってきたしなぁ。
      あんまり燃費がよくないらしいが大丈夫なんだろうか。

      • by Anonymous Coward

        見た目ほど悪くないそうです、一人あたりの燃費。自動車やフェリーと比べて。

        ただそれは、乗客が普通に乗ってればの話・・・

      • by Anonymous Coward
        燃費だけで考えれば、一般的な船よりも水中翼船ってのは低燃費なのですよ。
        水の抵抗が圧倒的に少ないってのは、高速化だけじゃなく燃費を良くすることにも繋っています。
        とはいえ、メンテナンスコストは一般の船と比べて、かなり高くつくことになるので、トータル的な維持費としては割高になっちゃいますけどね。
    • by Anonymous Coward

      川重の建造分が15隻、その前にローンチカスタマーの佐渡汽船が数隻買ってる。
      だから一斉に更新を決めれば20隻発注するのは可能なはずだけど、再生産の価格じゃ体力的に買えないんだろうな。

      エンジンがRolls-Royce Allison 501KF、これはC-130が積んでるターボプロップ(Alison T56/501-D)の派生型だろーか。
      二基積んで47kt、240人乗り。

      やっぱり船とも飛行機とも付かないけど、どうしても929がいいんだったらP-1のエンジンでも使って作れないもんかね。

      • やっぱり船とも飛行機とも付かないけど、どうしても929がいいんだったらP-1のエンジンでも使って作れないもんかね。

        「船とも飛行機とも付かない」ってところまででエクラノプランを思い出してしまいました。まあ冬の日本海で運用するのは無理でしょうし、そもそもロシアさんが売ってくれないでしょうが。

        --
        Jubilee
        親コメント
    • by Anonymous Coward

      経営が苦しい → あまり需要がない
      ってことでもあるかと。

      (#2907144)
      >ただそれは、乗客が普通に乗ってればの話・・・
      ですよねー。

  • by Anonymous Coward on 2015年10月27日 14時20分 (#2907286)

    通常型の船に比べると水中翼を船体前方に暴露しているという弱点はいかんともしがたい。
    ちょっと接触しただけで航行不能になるというのは日常の足としては信頼性が足らない。

    • by Jubilee (20038) on 2015年10月27日 16時05分 (#2907349)

      最近あった香港の高速船事故 [mainichi.jp]も、クジラかどうかはまだ分かりませんが漂流物との衝突のようですね。ビートルもよくぶつかっていましたし。佐渡汽船も翼走中はシートベルト着用だったような記憶があります。

      ウェーブピアサーのほかに、国産のSSTHというのもありますが、あれはうまくないんでしょうかね。30ノット(56km/h)は体感上はかなり速いですよ。

      --
      Jubilee
      親コメント
      • by Anonymous Coward

        排水量型の多胴船で排水部を前後に細長くして抵抗の減少を狙うのは同じだし、
        SSTHとウェーブピアサーの明確な違いがわからない…

        SSTHは定義上2胴のみだがウェーブピアサーはそれ以上の多胴も含むって程度?

        • by Anonymous Coward

          狙っているところが全く異なります。
          ウェーブピアサーは日本語で波浪貫通型双胴船であり、波浪の影響減少を狙っており、外洋航行で効果を発揮。
          SSTHは単に抵抗減少狙いで、有明海のような平水専用。

          究極に揺れない船は、浮力を持たない船・復元力を持たない船と言いたいところだが、それでは沈んでしまうし、傾いたらそのまま倒れてしまう。
          その解決法として、水線付近の浮力・復元力を小さくするという策がある。
          その一つが波浪貫通型双胴船。水線から上が薄くなっており、波浪に対する浮力・復元力を小さくしており、波浪による動揺が少ない。なお、巨大な波浪にピッチング無しで突っ込むと危険なので、三胴船っぽく見えるセン

          • by Anonymous Coward

            違いは外洋航行能力の有無なわけですか。勉強になりました。

  • by Anonymous Coward on 2015年10月28日 0時55分 (#2907694)

    船が揺れるのは、浮力・復元力があるからで、それを無くせば揺れない。
    ジェットフォイルは、それを無くした船じゃない船。

    水中翼が完全に水面下にあり、水面を貫通していないので、復元力がない。何もしないと転覆するので根性で立っている(ジャイロと加速度計に基づき能動姿勢制御)変態船。
    そのおかげで基本的に揺れない。
    表面効果船は高速航行可能だが、がっちり復元力があり、すごく揺れる。波浪貫通型双胴船は揺れにくいが揺れる。

    しかし、東海汽船のジェットフォイルは揺れる。
    揺れないのは、波高が脚の長さの範囲に収まっている場合。しかしながら、東海汽船の航路の波浪は半端なく、脚の長さの範囲を超える。その際は、波浪の高低に応じて翼深度設定レバーをクルーが操作して翼深度調整を手動で行いながら走るので揺れる。
    なお、こんな事故もあった [maia.or.jp]。

  • by Anonymous Coward on 2015年10月28日 3時00分 (#2907720)

    GW盆正月帰省する時に使うけど、フェリーだと2時間40分、ジェットフォイル70分。
    高速走行してる時はフェリーより揺れないし、料金は倍以上でも速いのを選ぶよ。
    空路だぁ?セスナみたいな小さい機体でバカ高い料金、とっくの昔に廃線だよう。

  • by Anonymous Coward on 2015年10月28日 5時37分 (#2907727)

    テクノスーパーライナー [wikipedia.org]のことも、思い出してあげてください。

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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家

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