フィンランドにたどり着いた難民、かつての養豚施設に収容される 64
次は豚か 部門より
しばらく前にドイツで難民が強制収容所に収容なんて話があったが、スプートニクの記事によると、フィンランドの慈善団体がムスリム(イスラム教徒)難民に向けて用意したヘルシンキ郊外の住居の中に、元養豚施設が含まれているそうだ。イスラム教では豚を不浄なものとして忌避している。
と言ってもいわゆる「養豚場」ではなく「豚の調査と研究を行なう施設」だったそうで、2年前には閉鎖されている。施設側が宗教指導者と「事前協議」を行なった結果、問題ないとの回答も得られているという。
もちろん、難民が住んでいるのは豚の飼われていたエリアではなくかつての管理施設だそうだが、今のところ難民たちはここが何だったのかは知らされていないようだ。