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2015年11月15日の記事一覧(全6件)
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Android

Mobile Pwn2Own: Android版Chromeでリモートから任意のアプリをインストール可能な脆弱性 17

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縮小 部門より
Android版のChromeブラウザで、特別に細工したWebページから任意のアプリをインストールさせることが可能になる脆弱性が発見された(Dragos Ruiu氏のGoogle+記事The Registerの記事Softpediaの記事TNW Newsの記事)。

脆弱性の詳細は公表されていないが、V8 JavaScriptエンジンに存在するもので、Webページにアクセスさせるだけで特権を取得して任意のアプリをインストールできる。この脆弱性に他の脆弱性を組み合わせる必要はなく、アプリのインストールにユーザーの操作は一切必要ないとのこと。発見者はQihoo 360のGong Guang(龚广)氏。12日まで東京で開催されたPacSec 2015の会場でデモが行われた。デモに使われたのは新品のNexus 6 Project Fi Editionで、ソフトウェアの更新だけを実行した状態だったという。他の機種での再現も確認されているそうだ。

(続く...)
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アナウンス

成田空港、メガホン型翻訳機「メガホンヤク」を試験配備へ 37

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テッテテー 部門より
成田国際空港株式会社(NAA)は13日、成田空港に試験配備するメガホン型翻訳機「メガホンヤク」を報道陣に公開した(プレスリリース: PDF千葉日報ウェブの記事毎日新聞の記事トラベルWatchの記事)。

メガホンヤクはパナソニックが開発しているメガホン型翻訳装置。日本語で話した内容を英語、中国語、韓国語に翻訳し、日本語と合わせて繰り返し拡声して案内できる。試験期間は2015年12月~2016年3月で、緊急時や災害時の旅客に対する案内における実用性を検証する。また、NAAが提供するスマートフォン用翻訳アプリ「NariTra」と連携させた試験も予定しているという。メガホンヤクの実用性が検証されれば、成田空港で本格的な導入を行うとのことだ。
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テクノロジー

ヤマハが開発した構内テキスト配信システム「おもてなしガイド」実証実験中 35

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蚊音 部門より
ヤマハが開発した音のユニバーサルデザイン化支援システム「おもてなしガイド」の実証実験が国内各地で行われているそうだ。11月中旬からは関西私鉄5社が参加するとのこと(乗りものニュースの記事)。

おもてなしガイドは定型文または音声認識によるテキストデータを人間の可聴域外となる18kHz~20kHzの音声データに変換し、アナウンスと同時にPA用のスピーカーから流す。多国語に翻訳したデータを同時に流すことも可能だ。これをスマートフォンのマイクで収音してデコードすることで、テキストデータを画面に表示できるというもの。

maia 曰く、

多国語に翻訳したデータを同時に流せるため、訪日外国人にも情報を伝達できる。また、高齢者や聴覚障害者だけでなく、アナウンスが聞き取りにくい/聞き逃した場合にも1秒前後収音するだけでテキストが受信可能だ。音声認識では定型文やデータベースと照会して認識率を高めている(トラベルWatchの記事)。

アナウンスの多国語対応では一旦聞き逃すと次に言語が巡るのを待たされるが、おもてなしガイドではテキストをすぐに表示できる。現在のところ、対応スマートフォンはiOS 7.0以降のみで、Android版およびWindows Phone版は開発中とのこと。

現在実証実験が行われているのはサンリオピューロランド成田空港・関西空港高島屋京都店の4施設。成田空港は第2旅客ターミナル本館3階の保安検査場でのインフォメーション提供、関西空港は第1ターミナルビルでの定時案内放送に使われるとのこと。

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バグ

DEET並みに蚊を寄せ付けない香水はフルーティフローラルの香り 17

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秘密 部門より
いささか季節外れの話題となるが、持続時間は短いものの、DEET並みに蚊を寄せ付けない効果のある香水が発見されたそうだ(論文ニューメキシコ州立大学のニュース記事Consumeristの記事Gizmodoの記事)。

DEET(ジエチルトルアミド)は確実な蚊の忌避効果が期待できる。しかし、副作用の懸念からDEETを用いず、ハーブオイルなどを有効成分として使用する忌避剤も多い。米国・ニューメキシコ州立大学の研究者らは、DEETを使用するスプレー製品3種、DEET不使用のスプレー製品4種、チアミン(ビタミンB1)を使用するパッチ製品1種のほか、Avonのバスオイル「Skin So Soft Bath Oil」とVictoria's Secretの香水「Bombshell」を用い、ネッタイシマカとヒトスジシマカに対する忌避効果を比較している。

Victoria's SecretのBombshellはフルーティフローラルの香り。過去の研究ではフローラル系の香りが蚊を誘引するとの結果もみられるが、今回の実験ではネッタイシマカ、ヒトスジシマカともに強い忌避効果を発揮し、120分後まではDEETに劣らない効果が持続したとのこと。ただし、実験では一般的な香水の使用量よりも多く噴霧しているため、実際の使用場面では効果が違う可能性もあるとのことだ。AvonのSkin So Soft Bath Oilはネッタイシマカに対する効果が強く、ヒトスジシマカにはあまり効果がなかったようだ。

(虫除け製品での結果に続く...)
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テクノロジー

パリ・オルリー空港の一時閉鎖、原因はWindows 3.1の障害 67

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障害 部門より
フランス・パリのオルリー空港で7日、システム障害により一時離着陸できない状況になっていたが、障害が発生したシステムはWindows 3.1上で実行されていたそうだ(20minutes.frの記事Le Monde.frの記事VICE Newsの記事Consumeristの記事)。

オルリー空港およびシャルル・ド・ゴール空港ではDECOR(diffusion des données d’environnement contrôle d’Orly et de Roissy)と呼ばれるシステムを使い、フランス気象庁からのデータに基づき滑走路視距離の情報を管制官がパイロットに伝えている。当日は濃霧が発生しており、DECORからの情報が非常に重要だったが、障害発生により離着陸が困難になったという。障害は9:30~10:00に発生し、完全復旧する10:30までの到着便10便が目的地をシャルル・ド・ゴール空港に変更したとのこと。

DECORを実行するコンピューターはいずれも10~20年前の古いもので、最新機種でもOSはWindows XPだという。DECORを扱えるエンジニアはパリに3人しかおらず、1人は間もなく定年を迎える。今回は比較的トラフィックの少ないオルリー空港だったが、同様のトラブルはシャルル・ド・ゴール空港で発生する可能性もある。運輸大臣は2017年までにアップグレードすると約束しているが、さらに数年はかかるとの見方もあるようだ。
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Windows

Windows 10の継続的なアップグレードへの対応、準備できてる? 146

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(覚悟できてる?) 部門より
Windows 10 バージョン1511の提供が開始され、数か月ごとの大規模アップデートによる「Windows as a Service」がいよいよ現実のものとなった。Windows 10の大規模アップデートでは、バグフィックスが中心となっていた従来のアップデートとは異なり、数年おきの新バージョンリリースで提供されてきた新機能が小出しにされていくことになる。

そのため、数か月ごとに大幅な機能変更や仕様変更が行われる可能性もある。Windows 10 Proでは新機能のインストールを数か月遅らせるオプションが用意されており、ビジネスユーザーにはさらに先送りするオプションも提供されるが、Windows 10 Homeでは新機能のインストールが強制される。つまり、ソフトウェアやサービスを提供する場合、継続的に変更されていくユーザー環境に対応していく必要が出てくる。

Windows 10の一般リリース前にはアップグレードの先送りをユーザーに求めていた企業もあるが、いったんユーザー環境がWindows 10に移行してしまえばこういった対応はできなくなる。来年にはWindows 10へのアップグレードがWindows 7/8.1の「推奨される更新プログラム」として提供されることも発表されている。スラドの皆さんは、Windows 10の継続的なアップグレードに対応する準備はできているだろうか。
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