小松左京作品のテキストデータを人工知能で解析する試み 33
ストーリー by hylom
まだユーモアが足りない 部門より
まだユーモアが足りない 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
2011年に逝去したSF作家・小松左京氏の作品テキストデータを人工知能に解析させる試みが行われているそうだ(日経新聞)。
提供を受けたのははこだて未来大学の研究グループ。データ提供は約1年前に行われており、「小松左京らしい作風」の研究に使われるという。同グループは同じくSF作家の星新一氏のテキストやプロットを分析して人工知能に短編小説を作らせる研究を進めているといい、分析対象に新たに小松左京の作品が加わる形となる。
なお、この研究プロジェクトで人工知能が作った「超ショートショート」小説が朝日新聞の記事に掲載されているが、貢献度はまだ「人間が8割でコンピューターは2割程度」だそうだ。
人工知能の星新一 (スコア:2, 興味深い)
来年度までに作品を投稿するとありましたが、予定より順調に研究が進んだのですかね。
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20130810010490001.html [asahi.com]
140字程度の短い文から、とあるのでtwitterあたりでショートショートbotとか作ってくれたら嬉しいです。
フィードバックも期待できるので是非、是非。
Re:人工知能の星新一 (スコア:3, おもしろおかしい)
リツイートやお気に入り数が高いものほど「良い」テキストとし、twitter上にあるテキストを組み合わせ、より「良い」テキストを生み出し、投稿する。投稿したツイートの反響をフィードバックし、反響が悪いテキストは淘汰する事で、洗練されたテキストの組み合わせだけが生き残り……。
数ヶ月後、そこには立派なパクツイbotが誕生していた。
Re: (スコア:0)
テンプレワードまみれの極論タイトルで煽りまくる、まとめサイトのRSSみたいなbotになりそう。
ニンジャスレイヤーをぶっこもうぜ (゚∀゚) ! (スコア:1)
それであのアトモスフィアを再現できたら
その人工知能はホンモノと認めようじゃ無いかHAHAHAHA!
作風だけコピーしても面白くは鳴らないと思う (スコア:1)
ある程度論理判断が可能な文章技術はこの方法でも追求できるだろうけど、型にはまらない「面白さ」は面白い作品と面白くない作品の比較をしないと分析できないんじゃないかな。
もし、ひとりの作家の面白さを分析するなら、元になる題材をどういう着想で作品になるまでブラッシュアップしたか、がたどれないと難しい気がする。
逆に言えば、プロットと最終的な作品がセットで入力データとして用意出来るなら、人工知能のアプローチは非常に有効なんじゃないだろうか。
あと、ビッグデータ的なアプローチで良作と駄作の判断が出来たりするとこのあたりの研究は飛躍的に進んじゃないかという気もする。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
リンク先の掌編読んだけど (スコア:1)
http://www.asahi.com/articles/ASJ156JB2J15UEHF018.html [asahi.com]
個人名が出てるとことか、悪魔の願いの結果とかは、むしろ小松左京に似てる。
少し考えて、「倒産前日」とかいうショートショートとそっくりなことを思い出した。
悪魔は倒産寸前の零細企業を経営する主人公に「明日をなんとかする」約束をして消えた。
主人公は、永遠に来ない明日を控えて、いつまでも債務者に責められる運命となってしまった。
小松左京データがショートショート作成プログラムに混入しました! (スコア:0)
「それなら、このひどい眠気をなんとかしてくれ。レポートが進みやしない」「お安い御用です」
悪魔がスマホ越しに何やら呪文を呟いたと思うと、突如立っていられないほどすさまじい揺れが起こった。
「うわ!なんだ!何がおきているんだ!」「木星が爆発してブラックホールになった影響で大地震が起こり、日本が沈没しているんです。どうです?目がばっちり冴えたでしょ?でもレポートはもう書かなくていいですよ。出す所が消失しましたから」
Re:小松左京データがショートショート作成プログラムに混入しました! (スコア:1)
まるでエヌ氏が呼んだ悪魔のような ^^;
一水会 (スコア:0)
朝日新聞の記事に掲載された超ショートショートですが、主人公の名前「鈴木邦男」から考えると
「一水会」と「一睡もできない」という駄洒落なのでしょうか。
これは人工知能によるものなのかどうなのか。
さよならジュピターの映画の脚本 (スコア:0)
これも解析をぜひ。
いったい何がいけなかったのか・・。
誰も解析していないんじゃないか?
Re:さよならジュピターの映画の脚本 (スコア:1)
小説版はすごくよかったんですけどねぇ....
映像化の段階で、コストとか、技術とか、いろいろ足りなかったんじゃないかと。
2006年の日本沈没も轟沈したし。
小松左京さんの小説、アニメやCGで、原作に忠実に再現して欲しいけど、
今やると、三丁目の夕日みたいになっちゃうんだろうなぁ。
人工知能に解析させて、詳細に映像化してくれないかなぁ。
日本沈没の最初の水を飲むシーンとか、
首都消失のとりめしべんとうのシーンだけでもいいから。(^_^;
Re: (スコア:0)
木製太陽化計画から人類脱出計画に切り替わるあたりのシーケンスはものすごく面白かったです。
広大な宇宙を移動しながら宇宙船を作るとか、プロジェクトの優先準備でごたごたするあたりとか
なんかもう全資材 全能力を使って計画を進行する下りが脳裏に浮かんできて興奮したわ
Re: (スコア:0)
>木製太陽
小学校の学芸会で木の板に書いた太陽をつるしているのを思い浮かべた。
Re: (スコア:0)
いろいろと盛り込見過ぎが難点だ 予告編はいいんだけどね
Re:さよならジュピターの映画の脚本 (スコア:1)
史上最高の映画は予告編だという評はよく聞きますね。
理系の能力を発揮する人口知能 (スコア:0)
を作った方が役立つ気がするんで、トライぐらいしてみたらいいのに。
#「ケプラーの観測データから万有引力の法則を再発見できる人口知能」とかw
Re:理系の能力を発揮する人口知能 (スコア:1)
小保方本からSTAP細胞を再発見できる人工知能とか。
# あの日、だれもタレこまなかったのはなぜだろうw
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
まじでどうでも良かったから。
Re: (スコア:0)
反応したら負けな気がした.
Re: (スコア:0)
実は、小保方氏が「絶対許せない5人」の中に「kahoとかいうブロガー」が入っているので、スラドが小保方氏に与えた心理的影響はかなりのものだったんですけどね。スラド以外の場所ではブロガーじゃないし、小保方氏がバイオインフォマティクスのことをどれだけ知ってるのかも不明ですが。
Re:理系の能力を発揮する人口知能 (スコア:1)
#そうかもしれない
Re: (スコア:0)
「人口知能」とか言ってる奴が、「気がする」程度のひらめきで、よくまあご大層な御指図ですね。
それがとっくの昔に完成してたりする (スコア:1)
「物理法則を自力で発見」した人工知能 [wired.jp]
観察データを元に数式を二進木の形に組んで、遺伝的アルゴリズムで法則を構築するらしい。
Re: (スコア:0)
別にひらめいちゃいないさ。誰でも普通に持ちそうな素朴な疑問。
「なんで結果を計量しにくい課題にするのかね」って。
Re: (スコア:0)
「人口知能」……あ、多数決で決まる直接民主主義のことか。
続編を作り続ける人工知能 (スコア:0)
続編を作り続ける人工知能が存在するようになれば、
未完の名作の完結も期待できるわけですね。
# そして千巻を越えても終わらない「グイン・サーガ」とか
# 15499回分の「エンドレスエイト」完全版とか(水着や浴衣のデザインは毎回異なります)
Re:続編を作り続ける人工知能 (スコア:1)
ローダンですね
Re: (スコア:0)
そっちは過去の膨大な量の作品と、これからも続々と生み出される新作すべてを読みこむという、
人間の能力を超えた行為をこなせる、人工読者の開発も必要になる。まじで。
人工実存(AE) (スコア:0)
どうせなら人工実存(AE)。
そして虚無回廊の続編を。
Re: (スコア:0)
物語を現実に、ですね。
J.S.バッハの人工知能で (スコア:0)
フーガの技法を完成させるとか、面白そうだ
ただでさえコンピューターに職を奪われるという話が出てきてるのに (スコア:0)
小説家ぐらい残しておいてやれよ。
人工知能に大学教授をやらせるという研究は、大学では研究テーマに挙がらんのだろうな。
学生に論文をコピペでつくるように指導する程度なら、現行の人工無能程度で十分実用になると思うが。
Re: (スコア:0)
あくまで、中程度の教授、大発見をするんじゃなく、年間10報くらいの論文を中程度のジャーナルに投稿することを想定すると、
・研究テーマの選定:パテントマップ等の解析で「最近の流行」とか「後れている分野」を見つけ出すことで可能。
・研究方法の決定:類似の研究から、何をどうするか、どんなデータが必要か、を探す。
・結果の解析:これも。
・論文書き:定型文的なものの羅列だから可能だろう。特に、イントロダクションは文献検索が楽だろう。
研究は可能だね。
予算の申請も、業績リストを作って、定型文並べて、可能か。
そうしてみると、ほんと、頭を使うことって無いよなあ。と自嘲。