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2016年2月7日の記事一覧(全6件)
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クリスマス

60万人以上が挑戦して誰も全問正解できなかったGCHQのクリスマスパズル、正解が公表される 15

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正解 部門より
英政府通信本部(GCHQ)は4日、昨年12月に出題していたクリスマスパズルの正解を公表した(正答集: PDFニュースリリースThe Registerの記事)。

クリスマスパズルはPart 1からPart 5まで5つのステージが用意され、最初のステージをクリアした人は60万人を超えるという。3万人以上が最終ステージまでたどり着いたが、最終ステージをクリアできた人はいなかったそうだ。ただし、クリアまであと一歩というところまで迫った挑戦者が3人おり、この3人が優勝者としてGCHQのペーパーウエイトおよびGCHQ局長のメッセージとサインが入ったアラン・チューリングのバイオグラフィー、優勝を自慢する権利が贈られるとのこと。

パズル自体は現在も公開されており、正答集には正解とともに説明も記載されている。数学や語学、通信、コンピューター、ロード・オブ・ザ・リングなど、さまざまな知識が要求されるが、興味のある方はあらためて挑戦してみるといいだろう。各ステージのリンク先は以下の通り。

Part 1
Part 2
Part 3
Part 4
Part 5
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Ximian

米地裁、猿の撮影した写真の著作権侵害をめぐる訴訟を棄却 18

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棄却 部門より
米国・サンフランシスコの連邦地裁は1月28日、インドネシア・スラウェシ島で野生のクロザルが撮影した写真の著作権侵害をめぐる訴訟を棄却した(裁判所文書: PDFVentureBeatの記事PCMag.comの記事Courthouse News Serviceの記事)。

写真は英国の野生動植物写真家 David Slater氏のカメラを奪ったクロザルが撮影したもの。この写真について動物愛護団体のPETAはオスのクロザル「Naruto」が撮影したもので、Narutoが著作権者だと主張。写真集で著作権者としてSlater氏およびSlater氏の会社 Wildlife Personalitiesを著作権者として記載したことでNarutoの著作権を侵害したとして、PETAなどがNarutoの訴訟後見人としてSlater氏側を訴えていた。なお、英国ではWildlife Personalitiesが著作権を取得しているという。

連邦地裁のWilliam Orrick判事は1月6日にクロザルが著作権を持つとの主張を却下しており、被告側の棄却要請も妥当と判断した。クロザルの著作権を認めないことは動物の芸術に関する公共の利益に反すると訴訟後見人は主張しているが、これに対して判事は「そうかもしれないが、そのような主張は議員や大統領にするべきであり、私にではない」と述べている。

Slater氏はFacebookにプレスリリースを投稿し、PETAが自然保護や動物の権利向上に努める野生動植物写真家を攻撃したと批判。写真を撮影したクロザルはメスだと判明しているのにもかかわらず、PETAが架空のNaruto像を作り上げてまで宣伝や収入源に使おうとしているなどと述べている。判決文によると、PETAはNarutoが人里近くに住み、旅行者や写真家が写真を撮影する様子を見てカメラの操作を覚えたなど主張しているようだ。

原告は20日以内に訴状を修正して再度提出することも可能だ。一方、Slater氏の弁護士は、原告に訴訟費用の補償を求めることも検討しているとのこと。
12680772 story
ワーム

脳も腸もない謎の深海生物「珍渦虫」、生物の進化の初期に位置する生物だった 70

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初期 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

脳も腸もなく、生殖器や肛門もないという「珍渦虫(ちんうずむし)」を系統発生的に分析した結果、旧口動物の系統基部か初期の左右相称動物として位置付けられたそうだ(Natureハイライト論文アブストラクト[1][2][3])。

CNN.co.jpの記事に掲載された写真を見ると、確かに生物というより袋状の何かにしか見えない。過去には筑波大などのチームが卵や幼生の姿を確認しているが、正体についてはさまざまがあったという。

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アメリカ合衆国

米MVNOがXiaomiとMeizuの端末を発売、米国で正式発売との報道をXiaomiに否定されて販売休止に 19

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旧型 部門より
2月1日、米MVNOキャリア、US MobileがXiaomiとMeizuのスマートフォンを米国で正式に発売したと報じられた。しかしXiaomiが報道を否定し、US MobileのWebストアからは製品ページが削除されてしまった(Softpediaの記事The Vergeの記事Phone Arenaの記事Neowinの記事)。

現在のところXiaomiは米国向けの製品としてヘッドフォンやモバイルバッテリーなどをWebストアで販売しているが、スマートフォンは販売していない。Xiaomiによれば、米国の正規代理店を通じてスマートフォンを販売する予定はなく、US Mobileは正規代理店でもないという。

これに対してUS Mobileはブログ記事で、AmazonやeBayのマーケットプレースで販売されているものと同様で、同社のマーケットプレースでXiaomiやMeizuのスマートフォンを販売しても問題ないと主張。US Mobileと提携するサードパーティーの代理店が製品を販売・出荷し、US Mobileが保証とサポートを行うことで、他のマーケットプレースで購入するよりも優れたサービスを提供できるとしている。さらに、US MobileもPCMag(この件を最初に報じた)も、US Mobileが正規代理店だなどとは主張していないとも述べている。

PCMagの記事には、「XiaomiやMeizuの代理店との関係を継続していく」といった記述が確かにみられるものの、「Exclusive: US Mobile Is the First Legit Xiaomi, Meizu Carrier in U.S.」という記事タイトルは、US Mobileが正規代理店として端末を提供すると受け取れるものだ。US MobileのWebストアではXiaomiおよびMeizuの製品ページにはOmni Electronics HKという会社が販売する旨が記載されていたが、米国での正式発売と報じたメディアも多い。

なお、US MobileのWebストアでは、Xiaomi Mi 4i、Xiaomi Mi 3、Xiaomi Redmi 2、Meizu M2 Noteの4モデルが販売されていた。
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EFF

EFF、社内のソーシャルネットワークを活用して文書のハードコピーを共有するXeroxの特許を酷評 16

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酷評 部門より
Xeroxは1月、プリントアウトした文書を社内のソーシャルネットワークで共有するシステムの特許を取得した。しかし、この特許は図書館の貸出カードシステムを電子化したレベルのものだとして、EFFが毎月最もバカバカしい特許に贈る「Stupid Patent of the Month」に選定した(EFF — Deeplinks Blogの記事Ars Technicaの記事米国特許 9,240,000)。

2011年に出願されたこの特許では、企業が紙の使用量削減を進めているにもかかわらず、人々はコンピューターの画面に表示される文書よりもプリンターで印刷した紙の文書を好む傾向にあると指摘。ソーシャルネットワークを用いて近くのユーザーが印刷した文書を共有することで、同じ文書が何度も印刷されることを避けるシステムを提案している。

方法としては、印刷設定画面に出力した文書を共有するかどうかのオプションを用意し、このオプションが選択された場合にはユーザーのプロフィールページに文書が共有可能であることを表示する。プロフィールページには貸し出し状況や、おすすめの文書なども表示されるようだ。また、同じ文書が既に印刷されている場合には、共有可能であることを印刷前に通知することも可能となっている。

EFFでは昔からある当然のアイディアをコンピューター上に焼き直し、わかりにくい文言で記述した多数の特許の一つだと指摘し、このような特許を認めてしまう米国の特許システムを批判している。

ただし、実際には貸し出しの管理よりも、同一の文書が繰り返し印刷されないよう管理するところがポイントのようにも思われるが、スラドの皆さんのご意見はいかがだろう。
12680783 story
Android

Android Marshmallowのシェアが1%を超える 43

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微増 部門より
GoogleがAndroid Developersサイトで公開しているAndroidプラットフォームバージョンごとのデータによると、Android 6.0 Marshmallowのシェアが0.5ポイント増加して1.2%となっている(VentureBeatの記事Neowinの記事)。

今回のデータはGoogle Playストアアプリが2月1日までの7日間に集計したもの。Android 5.0/5.1 Lollipopは引き続きシェアを伸ばしており、Android 5.0が0.1ポイント増の17%、Android 5.1が1.4ポイント増の17.1%。Android 5.1が初めてAndroid 5.0を上回った。Lollipop合計では1.5ポイント増の34.1%となり、0.6ポイント減で35.5%のAndroid 4.4 KitKatに1.4ポイント差となっている。現在のペースが続けば、来月にはLollipopがKitKatを逆転する可能性もある。

この他のバージョンはすべてシェアを減らしており、Android 4.1.x~4.3 Jelly Beanは合計で0.8ポイント減の23.9%。Android 4.0.x Ice Cream Sandwichは0.2ポイント減の2.5%、Android 2.3.x Gingerbreadは0.3ポイント減の2.7%、Android 2.2 Froyoは0.1ポイント減の0.1%となっている。

このデータではシェア0.1%以下のプラットフォームは集計されないが、Froyoのシェアは0.2%から0.1%になるまで5か月かかっているため、すぐに集計対象外にはならないかもしれない。Marshmallowは提供開始直後の11月に0.3%のシェアを獲得したが、12月と1月は0.2ポイントの増加にとどまっていた。今回は0.5ポイント増加しているが、引き続きKitKatやLollipopのリリース当初よりも遅いペースとなっている。
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192.168.0.1は、私が使っている IPアドレスですので勝手に使わないでください --- ある通りすがり

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