糖質制限ダイエットの第一人者、突然の心不全で急逝 115
ストーリー by hylom
なにごともほどほどに 部門より
なにごともほどほどに 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
近年、手軽なダイエット法として注目を集める「糖質制限ダイエット」であるが、その第一人者であったノンフィクション作家の桐山秀樹氏が2月6日に突然の心不全で亡くなったことが明らかになり、ダイエット法との因果関係を疑う声が上がっているようである(J-CAST、zakzak)。
亡くなった桐山氏は、元々糖尿病の診断をされた2010年から糖質制限ダイエットを開始、結果87kgあった体重が3週間で67kgに減少するなど大きな効果が見られたとして「おやじダイエット部」を結成、活動を綴った著者が出版されテレビで取り上げられるなど、大きな影響を与えた。一方で、糖質制限ダイエットについては「死亡率が上昇する」「心臓病、脳卒中になる」などといった指摘も寄せられていた。
今回の急逝について、関係者は「糖質制限が原因で亡くなったのでなく、心不全・急性心筋梗塞で亡くなったのが、診断書からも明らかです。亡くなる前夜まで、本当に元気でした」と因果関係を示すものはないとのコメントを寄せているが、ネット上では糖質制限が原因の心不全ではないかとの声も囁かれているようだ。
ピンピンコロリ (スコア:1)
>今回の急逝について、関係者は「糖質制限が原因で亡くなったのでなく、心不全・急性心筋梗塞で亡くなったのが、診断書からも明らかです。亡くなる前夜まで、本当に元気でした」と因果関係を示すものはないとのコメントを寄せているが、ネット上では糖質制限が原因の心不全ではないかとの声も囁かれているようだ。
死ぬまで元気にダイエット!
年寄りにとってはけっこう理想的じゃないかな。
この話題関係を日記の方でもちょっと盛り上がってた
http://srad.jp/~nemui4/journal/600503 [srad.jp]
Re:ピンピンコロリ (スコア:2, 興味深い)
糖質を制限すると、その分たんぱく質や脂質が増えますね。
それでも、カロリーを管理している分には大きな影響は出ないでしょうが、管理しきれなければ動脈硬化が進みやすくなります。
そうそう、糖質制限は厳格にすればするほど健康管理が難しくなります。
脳他で必須な量がありますので、朝食と昼食は適度に食べたほうが良いです。
逆に夕食は、ご飯を食べない分、他を増やさないぐらいのつもりで食べることが大事。
そして、自分へのご褒美と称する間食や甘い飲み物は現金。
ただし、体重を毎日図って1週間移動平均(食事の量によっては食前食後で2kgぐらい体重が変動することはないわけではないから)が大きく変化しないように管理できるのなら、別ですが。
Re:ピンピンコロリ (スコア:3)
>現金、図って
糖質制限に警鐘を鳴らしているこの人の脳に糖質が欠乏している、というアート
Re:ピンピンコロリ (スコア:1)
そもそも「心不全」なんて死因とは言えず単に死んで心臓が止まったことしか意味しないと聞いたことあるんだが…
the.ACount
Re: (スコア:0)
「心不全・急性心筋梗塞で亡くなったのが、診断書からも明らかです」から「糖質制限が原因で亡くなったのでなく」が導き出せる理由がわからないですね。
糖質制限が原因で、心不全・心筋梗塞リスクが上がる可能性だってあるんじゃないかしら。
Re:ピンピンコロリ (スコア:4, 参考になる)
糖尿病の症状の中に「糖尿病性ケトーシス」というものがある。循環器系に異常をきたして低血圧や脈拍以上などから最悪死に至る糖尿病の合併症。
これは糖がうまく利用出来なくなった時に起こる症状で、血中のケトン体の量が多くる現象。糖質制限は糖質を制限することでこの状態を人工的に作ってるんで、影響が無いわけはないよね。なんかダイエット法の記事に無邪気にケトーシス状態を作ってやせるとか文字が躍っていてちょっとぞっとする。
江部氏のように特に根拠もなく違うものだ [fc2.com]と主張している人もいるけれども、この江部氏、今回の死亡を診察もしてないのに関係が無いと認定しているなど、ちょっと医師として疑問な行動が目立つ人でよくわからない。
Re:ピンピンコロリ (スコア:3, 参考になる)
糖尿病の症状の中に「糖尿病性ケトーシス」というものがある。循環器系に異常をきたして低血圧や脈拍以上などから最悪死に至る糖尿病の合併症。
正確には、「糖尿病性ケトーシス」ではなく、「糖尿病性ケトアドーシス」だね。
ケトン体が多い状態であるケトーシスと、血液が酸性に傾くアドーシスが同時に発生した状態。
血液が酸性に傾くのは、ケトン体が増えたからだけど、それを発生させるのは、高血糖なのに、糖尿病のためインスリンが分泌されなくなったから。
この状態では、血液のpHを制御する仕組みの限界を超えるので、アドーシスになる。
一方、糖質制限(や、例えば朝食前のような一時的な絶食)によって起こるケトーシスは、アドーシスを伴わない。
この状態では、必要であればインスリンは分泌されるし、血液のpHを制御する仕組みは正常なので、一時的にアドーシスは発生するものの、しばらくすると解消される。
つまり、ケトン体が多いケトーシスだから必ずケトアシドーシスになるとは限らない。
例えば、糖尿病ではケトーシスになりやすいわけだけど、ケトアドーシスは生活習慣で発症する2型ではほとんど発生せず、1型で発症する。
2型でも、糖を取り過ぎると、ケトアドーシスが発症する。
これがペットボトル症候群。
当然、糖質制限したからケトアドーシスになったわけではない。
Re:ピンピンコロリ (スコア:2)
提唱者の方は以前太っていた時に動脈硬化などもあったそうなので、それらと急なダイエットで肉体的にかなりの負荷がかかっていたんじゃないかと邪推。
ホントに揉めてるなら、いっそのこと詳細に死因を調査して。
色々分かったことを公表したら医学的にも貢献できそうで良さそうだけどやらないのかな。
Re: (スコア:0)
糖質制限以外の原因も考えられるとは言えるが、
糖質制限が原因ではないと言い切れる理由もまたあるまいにね。
元気だからって、血管も元気とは限らないとは、囁かれてますし。
糖質制限のせいというよりは、糖質制限に偏って食事のバランスが悪かったんじゃないかとか(例えば野菜を食わない)
Re: (スコア:0)
> 「心臓病、脳卒中になる」などといった指摘も寄せられていた。
に対して
> 関係者は「糖質制限が原因で亡くなったのでなく、心不全・急性心筋梗塞で亡くなったのが、診断書からも明らかです。
という受け答えもよくわからんよね。
まあ、前者の指摘を「受け」ての答えかどうかというのはあるんだけど。
Re: (スコア:0)
祖父が同様の感じで、元気だったのにいきなり心不全で亡くなった。
直前まで元気に知人と囲碁をしてたそうな。
長い間苦しんで死ぬよりはいいと思うけど、家族にとっては別れもできず、心の準備もないままというのも辛いもんだ。
いつでも一期一会の気構えでいれば (スコア:1)
別れの準備は万全でしょ。
たいてい誰も死因は選べないのに、こういう死に方をされると家族は嫌だという奴は理解できない。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re:いつでも一期一会の気構えでいれば (スコア:2, 参考になる)
一期一会とは、元々は、その人と会っている今という時間は二度と来ないのだから
おろそかすることのないように、という意味でした。
転じては、普段から会っている人であってももしかしたら二度と会えなくなるかも
しれないのだから今という時間を大切にするように、という意味でもあります。
いずれも、相手といるそのときそのときを大切にせよ、あのときああしていればと
後悔するようなことのないようベストを尽くせ、といった意味です。
常に相手とは二度と会えないものと覚悟していろ、という意味ではないのです。
常日頃からそんな覚悟をして暮らしている奇特な方であれば話は別ですが、
ふつうは若く健康な相手が突然いなくなるとは思いませんし、
朝元気に出かけた家族が訪問先で倒れたと電話が入り、
病院に駆けつけたときにはもう亡くなっていたらショックを受けるものです。
それよりはだんだん病気がちになって入退院を繰り返し、
何ヶ月もの闘病の末亡くなられるほうが、覚悟する時間があるぶんショックは少ないです。
もちろん物理的、金銭的には後者の方がはるかに負担が大きいですし
精神的な負担にしても一気に大きなショックを受けるのと
長期間にわたる心労とどちらが辛いかは判断が分かれるところではありますが、
突然亡くなられるほうが嫌だ、と考える人がいるであろうことは
さほど理解の難しい話ではないのではないでしょうか?
一期一会の精神くらい知っているよ (スコア:1)
人間の生活が死と隣り合わせであるという現実を悟れば、この人にだけは常に悔いのない接し方をしようと心がける程度の話ですから。
>ふつうは若く健康な相手が突然いなくなるとは思いませんし、
それは単にあなたが経験不足というだけでしょ。
若いという定義が人にもよるが、一昨年元気に仕事をしていた人が翌朝ぽっくり心不全で亡くなるような事態を経験したら、我々の生活というのは死と隣り合わせであると悟るもの。そういう自覚の足りない奴の寝言だと思うよ。
スキーバスの事故に娘が巻き込まれて報道陣に取り囲まれた時でも、冷静なコメントを出していた父親のようになりたいね。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re:いつでも一期一会の気構えでいれば (スコア:1)
万全?あなたは毎回祖父母または両親に会って別れるときに、死ぬことを見越したサヨナラをいうの?
Re:いつでも一期一会の気構えでいれば (スコア:1)
ただ、今生の別れになるかも知れない、という思いは毎回でてくる。
あくまで、個人的な経験則から来た習慣だけど。
#ただ今、生の別れ?
不死身前提の奴らは幸せだよな (スコア:1)
「まともな脳みそ」があれば、誰かの死に際して驚くことはあっても対処できるだろという話なのだが。経験も知識もなくて、心の準備もできないと公にする奴らに俺の気持ちを察してもらいたいとも思わないけどね。
# 「化けて出てやる」という人には、「どうぞご自由に♪」と言っているのでID
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
これで (スコア:1)
糖質制限をやめて太って死ぬ人がいそうで。
男はみんなそう言うわ (スコア:1)
心臓が止まったから死んだのに間違いはないですが......
診断書の死因は直接の死因が書かれるはず (スコア:1)
うちの親も最初は普通の風邪(?)だったのが悪化して感染症(?)で亡くなりましたが、死因は風邪でも感染症でもなく多臓器不全(最終的に臓器が駄目になって死んだ)でした。
だから死因に糖質制限なんて書かれるわけはなく、心不全・急性心筋梗塞だから糖質制限ではないというのは全く眉唾ものです。
糖質制限の末に心不全が起こりやすくなっていたとか、いくらでも疑いはありえるでしょう。
# とはいえ、今回の事例だけではあくまで疑いの域を出る証拠にはならないかと思いますが。
大人の事情で死因は「心不全」 (スコア:1)
Wikipediaの「心不全 [wikipedia.org]」にゴチャゴチャ書かれてますが、心不全とか心筋梗塞といった死因は、あまり真に受けない方がいい。
実際、うちのオヤジが自宅で病死したときも、検死にあたったお医者から「直接の死因は解剖しないと特定できないが、事件性がないのは明らかなので“心不全”にしておく」と言われて、実際そう書かれた死体検案書を渡されて、役所でも受理された。
まあ、そう書いちゃいけないと厚労省は言っている [mhlw.go.jp]けど、うちの例のよう書いても別にお咎めはないみたい。
なにが第一人者だ (スコア:1)
医者でも研究者でもないただのおっさんじゃないか。
民間療法の第一人者なんてことに何の意味があるのか。
Re:なにが第一人者だ (スコア:1)
×民間療法の第一人者
○糖質制限は医者の指示でやればれっきとした医療だが、筆者はただの広告の第一人者
Re:「糖質制限ダイエット」とはなんぞや (スコア:1)
ほとんどの糖尿病患者は、カロリー制限の中で炭水化物「も」減るんです。もちろん肉も油も減らします。
ここまでは糖尿病患者の話。
でも
それに対して「糖質制限/低炭水化物ダイエット」というのが(再)登場したという。
以降は、非糖尿病患者の話。
なんか、話がズレてない?
それは「炭水化物(糖質)制限」じゃなくて、「タンパク質・脂肪無制限」というべきではないか?
糖質を制限するのだから、糖質制限で間違いないでしょう。
糖質制限をしてても、他のものも無制限に食べて良い、なんてことを言っている糖質制限推進者はいないと思います。
バランスの良い食事を推す人だって、バランスが取れていれば量は無制限、なんてことは言わないでしょ?
ちなみに、糖質制限と炭水化物制限は違います。
炭水化物=糖質+食物繊維だから。
Re: (スコア:0)
本当の提唱者はロバート・アトキンス博士ですかね?
#サジェストで死因がでてくるのはちょっと笑った
二郎 (スコア:1)
ここまで誰も、毎日二郎の人についてふれる書き込み無し。
ある意味この人とは対極にいる人だよなー
Re:二郎 (スコア:1)
二郎の場合は、炭水化物や糖質というより、脂質と塩分のイメージがありますからね。
個人的にはある程度の過剰な塩分はやむなし(汗で出て行くから)と言う立場ですが、塩分に限らず脂質も炭水化物も、過剰すぎるにも程があるので、二郎のラーメンは。
故に、何に触雷してもおかしくない地雷原のようなもので、見落とされても仕方ないというか。
Re:二郎 (スコア:1)
イメージをダメージと空目してしまった
Re: (スコア:0)
この人か。まあこれはいつ死んでも誰も疑問に思わないものなぁ…。
ラーメン二郎をほぼ毎日食べる人、突然のTwitter終了報告にファン悲鳴 [excite.co.jp]
ヨメの顔が (スコア:1)
オレのことを心配して糖質制限をしてくれてるんだと微笑んでいたヨメの顔が
こ記事読んだら怖い微笑みに思えてしょうがない
# そういえば糖質制限前に保管しておいた甘いものどこにいったんだ?
死亡率が上昇する? (スコア:0, オフトピック)
ダイエットしようがしまいが、煙草を吸おうが何をしようが死亡率は100%です
Re:死亡率が上昇する? (スコア:1)
100%に収束するまでのカーブが異なる(かもしれない)のですよ。
Re:死亡率が上昇する? (スコア:1)
>糖質制限ダイエットについては「死亡率が上昇する」「心臓病、脳卒中になる」などといった指摘も寄せられていた。
このダイエットによる死亡率が上昇するという指摘だったんでしょうね。
そして図らずしもこのダイエット提唱者がそれを証明したという形になってるし。
Re:死亡率が上昇する? (スコア:1)
このダイエットによる死亡率が上昇するという指摘だったんでしょうね。
ダイエットのやり過ぎは身体に悪い、って結論だった可能性もあるんじゃない?
そして図らずしもこのダイエット提唱者がそれを証明したという形になってるし。
たった一例をみてその結論を下すのは、どうかと思うね。
Re:死亡率が上昇する? (スコア:1)
確かに、一例をもって全体を否定するほどの証明は言い過ぎですね。
ダイエットの危険性について自ら警鐘を鳴らした程度でしょうか。
Re:死亡率が上昇する? (スコア:1)
ダイエットの危険性について自ら警鐘を鳴らした程度でしょうか。
それもどうかと思うぞ。
ダイエットしなかったら、もっと早く死んでた可能性もあるだろ?
いずれにせよ、一例だけを見て何かを言えると考えるのが間違い。
Re:死亡率が上昇する? (スコア:1)
実際には, ある期間での死亡率を対象群と比較するんですけどね. それを全生存期間について検定したのが, 例えば「ログランク検定」ってやつで, ググッてみるといろいろと説明が見つかると思います.
慢性毒性試験とか発ガン性試験なんかでは必須項目なんですが, 理解できなかったので実装は人任せにしちゃいました.
Re:死亡率が上昇する? (スコア:1)
美少女吸血鬼との出会いを信じてるんですね。
ポジティブな人だ。
低血糖症 (スコア:0)
低血糖症の症状がああなんだから体にいいわけがないと思うんだがなぁ…
ケトンで代用が~といっても所詮代用だから体への負担大きいし
Re:低血糖症 (スコア:5, 興味深い)
ケトンが大量に出たらそりゃ病気だと思う。
糖尿病性ケトアシドーシスなんて症状出たら無茶苦茶辛かったよ?
糖尿病の合併症にしてはめずらしく、自覚症状もハッキリあるしな。
体はだるくて手足に力入らなくて起き上がるのも辛いわ、発熱しないからか厚着してるのに激しい
寒気がするわ、意識こそはっきりしてたけど、それも病状が進むと意識失うこともあるっていうし。
さらにろくに体を動かしてない寝たきりに近い状態なのに体重は1日1kg近いペースで落ちてたとか、
素人目にも明らかに異常だって分かるレベル。
>結果87kgあった体重が3週間で67kgに減少するなど大きな効果が見られたとして
20日そこそこで20kg減少?
そりゃ単にケトアシドーシスなんじゃ……。プロのスポーツ選手ならいざしらず、二型糖尿病になるような
運動不足の人間が、必死で体動かしたところでそんなカロリーを消費するのはまず不可能だもの。
いずれにせよ、その症状で「成功した」って喜んでたなら完璧にバカだろ、こいつ。
ノンフィクションライター? (スコア:0)
ダイエット本がいつからノンフィクションになったんですかねえ・・・
そういえばレコーディングダイエット本を書いた
岡田斗司夫も一時期ノンフィクションライターを自称していたっけ
Re:ノンフィクションライター? (スコア:1)
昔はフィクション扱いだったのですか?
意図したフィクション(虚構)でないならノンフィクションでしょう。
記述内容が誤っていようとも。
診断書になんと書かれていようが (スコア:0)
糖質制限との関わりが有るかも知れない前提で、徹底的に調べるって流れにすれば良いのに。
糖尿で苦しんでる人は沢山いるわけで、糖質制限との関わりを科学的に明確にすることが、商業的にも多くの可能性を生み出す結果になるんじゃないのかな。
うやむやにすることが、いちばん可能性をつぶす結果になるように思えるけど。
そんなことにお金を出す人もいないか。
結論を急ぎ過ぎ (スコア:0)
第一人者だか何だか知らないけど、その人が1人亡くなったぐらいで因果関係が説明できるのならば、公衆衛生学なんていらないから。
ジョギングの神様はジョギング中に死んだ (スコア:0)
ジョギングの第一人者でジョギングの神様とまで呼ばれたノンフィクションライター、ジム・フィックス [wikipedia.org]は、ジョギング中に心筋梗塞で死んだ。
彼の死後、ジョギングは健康には良いものの負荷が強すぎることが分かり、下火になった。
しかし、負荷を低減したウォーキングは世界中で多くの人々の健康維持に貢献しており、彼の偉業は今なお褪せることはない。
因果関係を巡って推進派も反対派が根拠なく言い争うのではなく、ジョギングの例のように徹底的な研究を望む。
Re:ジョギングの神様はジョギング中に死んだ (スコア:1)
失敗は成功の元 vs 成功は失敗の元
はたしてどっち?
the.ACount
Re:大きな効果? (スコア:4, 興味深い)
おそらく違う。
俗語で「糖尿やせ」って言われるの知ってるか?おそらく原因はこれ。
糖尿病ってのは血中の糖分が尿に出る病気というイメージだが、血中の糖がうまくエネルギーとして消費できなくなって余ってしまうと言う病気でもある。血中の糖はインスリンという物質の作用によって体内で細胞に取り込まれて消費されるが、この働きが弱くなってしまうのだ。そして余った血糖が尿から出てしまうから「糖尿病」
では、元々血中の糖を利用していた所は、糖が取り込めなくなったら代わりに何をエネルギーとして使うようになるかというと、まずは筋肉を、次に脂肪をエネルギーとして使うようになる。
これによって「糖尿やせ」と言う現象が現れる。
また、この状態になると食べても食べても満腹感を感じにくくなる。何故かというと体は糖がうまく使えないから自分の筋肉をエネルギーに変えるという飢餓状態用のシステムを使っているわけで、まだ足りないと食べさせたがる。ちょっと前は太っていた人が、最近少しやせたが前よりも馬鹿食いするようになった、なんてのは相当危険な状態。
また1型糖尿病の人のほとんどと、2型糖尿病の人でもやせた人がかなりいるのはこのため。
この状態になったら、まずインスリンがちゃんときくようにし、細胞にちゃんと糖が取り込まれるようにしてやるのが先決で、この結果治療すると普通は太るんだが…。
さて、ここで糖質制限を行うとどうなるか。
同時にインスリン投与やインスリン抵抗性改善薬などの治療を行っていない場合は、糖質がさらに入ってこなくなるので、脳が馬鹿食いさせるように指示を出してやっとやっと維持していた体が、さらに筋肉などをを分解してエネルギーを作り続け、一気にやせる。
三週間で20キロというのは、おそらくこれだろう。絶食したぐらいではこうはならん。
ちなみに、筋肉や脂肪がこのような課程で急速に分解されるときに出るのがケトン体というもので、これは独特の匂い(ケトン臭)があり、体臭や尿などに現れる。そして、江部氏などが推奨している糖質制限法だと、ケトン臭が強くなるなどしてもいずれ消えるから問題が無いのだ、と言っているそうだが、この考え方は大変危険。
何故かといいえば、まずは問題が無いという根拠がないこと。
次に、百歩譲って江部氏などの理論が事実だとしても、病的なものと、そうでないものを区別する方法を提供していないから。放置すると死にかねない病気にこの方法を適用するのは普通に危険だ。
Re:「死亡率が上昇する」「心臓病、脳卒中になる」 (スコア:2)
少なくとも、糖質制限食がやせることはこれ [nih.gov]以外にもいろいろ証明されており、
糖尿病学会もそうでない人も大体一致した意見です。
RIZAPは糖質制限して痩せるプランを提唱しているようですが確かに
(痩せるというアウトカムの)結果にコミットしています。
血糖も下がるという意見が多く、結果として糖尿病患者でも
痩せるし血糖もよくなるしいいとこ尽くしという考えです。
ただ、長生きできるかというとまた別問題になります。
コホートでもまだまだ意見が分かれます。
少し死にやすくなるという意見 [nih.gov]も
ありますがこれでは心疾患では有意差ないし、この論文も反論があります。
実際は、マウスのように同じ食事をランダム割り付けで毎日
与え続けて数十年観察しないと結果は出ませんが、ヒトでそれはほぼ不可能。
但し、糖尿病学会が推奨する炭水化物50-60%もこれまた根拠がなく
最近は糖尿病学会もだんまりとなりつつあります。エネルギーには
こだわるが、栄養素比率(エネルギーを炭水化物で取るか、ほかで取るか)
はあまりこだわらない流れです。
ので、本当のところはだれも分かっていないというのが正解だと思います。
だから糖質制限食是か非かで議論しても、水掛け論になるばかり。
わかりません。本当のところは。
ただ、糖質制限ダイエットの本当の世界的第1人者である
アトキンス博士も、心疾患があってさらに急死 [wikipedia.org]してたりします。関係ないと思いますがね。
Re:日本糖尿病学会とは対立している (スコア:1)
江部康二ってのは、
・主食をやめると健康になる
・腹いっぱい食べて楽々痩せる「満腹ダイエット」 肉を食べても酒を飲んでも運動しなくても確実に痩せる!
などの極論で煽って本を売り出す人なので、医学的に正しいかどうかは非常に疑わしいと思います。
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
Re:肉の食べ過ぎ (スコア:1)