Comodoのリモートサポートツールに脆弱性 3
ストーリー by headless
子供 部門より
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Comodoの有料リモートサポートツール「Geekbuddy」にローカルでの権限昇格の脆弱性が発見された。GoogleのProject Zeroから報告を受けたComodoが10日に修正版をリリースしたため、Project Zeroが内容を公開した(Google Security Research — Issue 703、
The Registerの記事、
Ars Technicaの記事、
BetaNewsの記事)。
GeekbuddyはComodoのサポートスタッフがリモートから接続してPCの問題を診断したり修正したりするためのツール。Geekbuddyと同時にVNCサーバーがインストールされ、デフォルトで有効になっている。しかし、VNCサーバーのパスワードはディスク情報のSHA1ハッシュから先頭の8文字を抜き出したものであり、同じ値はレジストリにも書き込まれている。この情報は特権ユーザー以外でも取得可能なので、簡単に権限を昇格してコマンドを実行できる。サンドボックスも迂回可能だという。
Project ZeroのTavis Ormandy氏はリモートからの実行の可能性についても言及しているが、Comodoではこれを否定している。また、Ormandy氏はGeekbuddyをComodo Internet Security(CIS)付属のツールと説明しているが、ComodoによればCIS付属バージョンに脆弱性はなかったとのこと。
GeekbuddyはComodoのサポートスタッフがリモートから接続してPCの問題を診断したり修正したりするためのツール。Geekbuddyと同時にVNCサーバーがインストールされ、デフォルトで有効になっている。しかし、VNCサーバーのパスワードはディスク情報のSHA1ハッシュから先頭の8文字を抜き出したものであり、同じ値はレジストリにも書き込まれている。この情報は特権ユーザー以外でも取得可能なので、簡単に権限を昇格してコマンドを実行できる。サンドボックスも迂回可能だという。
Project ZeroのTavis Ormandy氏はリモートからの実行の可能性についても言及しているが、Comodoではこれを否定している。また、Ormandy氏はGeekbuddyをComodo Internet Security(CIS)付属のツールと説明しているが、ComodoによればCIS付属バージョンに脆弱性はなかったとのこと。