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2016年3月26日の記事一覧(全8件)
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交通

24車種にキーレスエントリーの脆弱性があることが判明。電波増幅するシステムを悪用 34

ストーリー by hylom
簡単な方法だからこそ対策が難しい? 部門より
taraiok 曰く、

ドイツ自動車連盟が、ヨーロッパで市販されている数十台のキーレスエントリー車両を使った実験結果を発表した。実験はドライバーの持つワイヤレスキー側の電波を増幅するシステムを使ったもの。これにより、車両の解錠だけでなく起動も可能になる。実験では19メーカーの24車種がこの攻撃に脆弱であることが分かった。また、電波は数百メートルまで伸ばすことができるとしている(WIREDSlashdot)。

脆弱性が判明した車種は次の通り。アウディA3・A4・A6、BMWの730d、シトロエンDS4 CROSSBACK、フォードのGalaxyとEco-Sport、ホンダHR-V、ヒュンダイSanta Fe CRDi、KIAのOptima、レクサスRX 450h、マツダCX-5、MINIクラブマン、三菱アウトランダー、日産QASHQAI(デュアリス)およびリーフ、オペルAmpera、レンジローバーのイヴォーク、ルノーTrafic、双竜のチボリXDi、スバルのレヴォーグ、トヨタRAV4、そしてフォルクスワーゲンのゴルフGTDとトゥーラン5T。なお、この手法でロック解除ができなかったのはBMW i3のみであったという。

キーレスエントリーシステムは、キー側が発する電波を車両が検知して解錠を行うもの。電波増幅器を利用することで、ある程度離れた場所にあるキーをあたかも近くにあるように見せかけて解錠を行わせることができるという(WIRED)。

12731464 story
iOS

iMessageに添付ファイルの暗号化が解読される脆弱性 5

ストーリー by hylom
むしろ偽装サーバーのほうに興味がある 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

ジョンズホプキンス大学の研究者らが、iMessageで送った写真やビデオやファイルの中身を見られてしまう脆弱性を発見した(TechCrunchINTERNET Watch)。

iMessageでメッセージを送受信する際、その中身は暗号化されてやり取りされる。今回発見された脆弱性ではメッセージは解読できないものの、添付されているファイルを第三者が解読できるというものだそうだ。また、Appleのサーバーに偽装したサーバーを使ってやり取りされるメッセージを傍受することにも成功しているという。ただし、攻撃を実行するは膨大なリソースが必要であることもあって、現時点では実際に悪用された証拠は確認されていないとのこと。

Appleは先日リリースされたiOS 9.3でこの問題を修正しているとのこと。

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Intel

Intel、プロセス縮小サイクルを長期化へ 62

ストーリー by hylom
壁 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

IntelはCPUやチップセットの開発サイクルとして、「Tick Tockモデル」と呼ばれるものを採用してきた。プロセスルールの縮小(Tick)とマイクロアーキテクチャの更新(Tock)の2つを交互に行っていくというものだ。しかし、Intelは今後はこのサイクルを変更し、プロセスルールの縮小サイクルを長期化させる方針だという(PC Watch)。

米Intelが2月に公開した有価証券報告書(Form 10-K)に記載されていたもの。Intelは2014年に14nmプロセスを採用したCPU(Broadwell)を製品化し、続いて2015年の「Skylake」ではマイクロアーキテクチャの変更が行われた。従来のサイクルであれば次は10nmプロセスを採用したCPUが登場するはずだが、Intelの計画では次は14nmプロセスのままマイクロアーキテクチャの改良を行うことになるという。

製造プロセスが縮小していくにつれ、さらなる縮小が技術的に難しくなっていることが背景にあるようだ。

12732039 story
ネットワーク

WindowsおよびSambaの重大なバグ「Badlock」、4月12日のパッチリリースが告知される 36

ストーリー by headless
予告 部門より
WindowsおよびSambaのセキュリティにかかわる重大なバグ「Badlock」の詳細とパッチが4月12日に公開されるとの告知が出ている(Badlock BugSerNetのニュースリリースThe Registerの記事Softpediaの記事)。

Badlockの詳細は4月12日まで公表されないが、SMBプロトコル関連のバグとみられ、ほぼすべてのバージョンのWindowsおよびSambaに影響するという。バグを発見したSerNetのStefan Metzmacher氏はSamba Core Teamのメンバーでもあり、発見内容をMicrosoftにも通知。SerNetとSambaチーム、Microsoftが共同で同時にパッチをリリースすることに合意したとのこと。バグはすぐにでも悪用される可能性があり、システム管理者は4月12日をパッチの適用日として準備しておく必要があるとのことだ。
12732042 story
グラフィック

ニュージーランド国旗、国民は現在のデザイン維持を選ぶ 25

ストーリー by headless
維持 部門より
国旗のデザイン変更を検討してきたニュージーランド政府だが、第2回目の国民投票は現在の国旗デザインを維持という結果になったようだ( 第2回国民投票の予備的な開票結果The Vergeの記事ジョン・キー首相のツイート)。

最終デザイン候補は公募による1万点以上のなかから委員会が4点を選び、第1回目の国民投票で1位となったもの。現在の国旗でユニオンジャックが配されている部分をシダの葉のモチーフに置き換えたようなデザインになっている。

24日に発表された予備的な投票結果では、現在の国旗の得票率が56.6%となっており、最終デザイン候補の43.2%を上回っている。投票率は67.3%であり、1回目の国民投票(48.78%)よりは増加しているが、国民の関心はあまり高まらなかったようだ。

最終結果は30日に発表となっているが、既にジョン・キー首相が現在の国旗維持をTwitterで宣言している。
12732290 story
お金

住信SBIネット銀行、OAuthによる外部サービスとの連携を開始 18

ストーリー by headless
連携 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

住信SBIネット銀行は25日、APIを介した外部サービスとの連携を開始した(プレスリリースマネーフォワードのニュースリリース)。

認証にはOAuthを用い、外部サービスが残高照会や入出金明細照会を行えるようになるという。この第一弾として、マネーフォワードの自動家計簿・資産管理サービスとのAPI接続を25日から開始している。マネーフォワードでは以前、ネットバンキングのパスワードなどを含むアカウント情報を登録させて残高や入出金記録の管理を行わせていることが問題と指摘されていた。住信SBIネット銀行との接続ではOAuthで認証することにより、マネーフォワード側にアカウント情報を預ける必要がなくなる。

12732295 story
人工知能

脆弱性を攻撃されて不適切な発言をするようになったMicrosoftのAIチャットボット「Tay」、修正のためオフラインに 84

ストーリー by headless
攻撃 部門より
MicrosoftがAIチャットボット「Tay」を公開したところ、1日経たずに人種差別や全体主義、ドナルド・トランプなどを学習して不適切な返信をし始めたため、修正のためオフラインになっている(The Guardianの記事Neowinの記事The Vergeの記事Business Insiderの記事)。

Tayは米国の18歳から24歳をターゲットにしたAIチャットボットで、Twitterなどで友だちとして登録すればユーザーのプロフィールに合わせた会話が楽しめるというもの。会話の内容から学習し、成長していくのだが、特にフィルターなどはされていなかったらしい。そのため、ユーザーのいたずらを学習してしまったものとみられる。また、「Repeat after me」機能を使用することで、どのような内容でもTayに発言させることができたようだ。

不適切な返信は既に削除されているが、リンク先記事にスクリーンショットがいくつか掲載されている。Microsoftは25日、Tayによる不適切な投稿が発生したことをブログ記事で謝罪し、このような動作は意図したものではないと説明した。Tayはさまざまな状況での動作を公開前にテストしていたが、一部のTwitterユーザーが協調してTayの脆弱性を攻撃したため、不適切な投稿をするようになってしまったという。MicrosoftではAIの設計にあたり、技術的な面だけでなく、社会的な面での課題も解決する必要があると考えているようだ。
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ノートPC

スラドに聞け:9.7インチのiPad ProでPCを完全に置き換えられる? 140

ストーリー by headless
必死 部門より
先日開催されたAppleのメディアイベントで、Phil Schiller氏が9.7インチのiPad Proを「The ultimate PC replacement」として紹介したことや、現在使われているPCのうち6億台が5年以上前のものであることを「非常に悲しい」と述べたことへの批判が多く出ているようだ(GeekWireの記事PCWorldの記事Softpediaの記事The Inquirerの記事)。

ITworldSlash Gearの記事では、9.7インチのiPad ProがPCを置き換えることができない理由として、処理速度やストレージ容量の不足、画面が小さく外部ディスプレイにも接続できないこと、モバイルアプリしか使えず、マウスも使えないことなどを挙げている。VentureBeatの記事は「Get a Mac」キャンペーンの時代に戻ったようだと指摘する。スティーブ・ジョブズ氏とビル・ゲイツ氏の親交が明らかになり、Mac対PCの対立の時代は終わったとするスティーブ・ウォズニアック氏の発言から5年が経過した現在では、まったく無意味な話だと批判している。

6億台の古いPCの話については、PCを買い替えられない人々を馬鹿にしたと受け取る人も多いようだ。The Daily DotNeowinの記事では、Appleが長期にわたって使用できる製品を作っていることなど、環境への配慮を重点的に紹介していたキーノートの前半に反する内容になっていることを指摘。The Next Webは、PCを5年以上使い続ける人には買い替えの費用がない、現在のPCに何の不満もないなど、それなりの理由があると述べている。

9.7インチ画面のiPad ProではMicrosoftの無料Officeアプリを利用できるが、機能面でデスクトップ版のMicrosoft Officeとは比較にならない。仕事の内容やPCの用途によっても異なるが、スラドの皆さんは9.7インチのiPad ProがPCの究極の置き換えになると考えるだろうか。
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※ただしPHPを除く -- あるAdmin

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