米Amazon、ホームレス増加が著しいシアトルで自社の空きビルを収容施設として一時的に提供へ 32
根本的な解決にはなっていないが 部門より
米Amazon.comが、同社が所有する空きビルをホームレスの収容施設として提供することになったそうだ(CNN、Seattle/King County、Jeff Reifman、シアトルタイムズ、Slashdot)。
Amazonの本拠地がある米ワシントン州シアトル市では、ホームレス増加が深刻な問題となっている。Seattle/Kingの調査によると、2015年は路上での死者が45人に上ったそうだ。このため昨年の12月、シアトル市は非常事態を宣言する事態になっている(Stranger)。
Amazonによると、提供される空きビルは同社が2014年に購入したもの。元々はホテルとして使用されていたもので、最近までは大学寮となっていたという。2017年に解体が予定されているが、解体までの間ホームレスの避難施設として暫定的に活用するという。女性や子ども、家族のホームレス200人の収容を見込んでいるとのこと。なお光熱費は自前で払う必要がある模様。