ハイムリッヒ博士、96歳にて初めてハイムリッヒ法を実践。人命を救う 24
机上の空論じゃなくて良かった 部門より
のどに異物を詰まらせた時の応急措置法「ハイムリッヒ法」を考案したヘンリー・ハイムリッヒ博士がこれを初めて実践し、人命を救ったそうだ(BBC)。
ハイムリッヒ博士は米シンシナティの老人ホームにて食事に同席していた女性が何かを喉に詰まらせていることに気づいたとのこと。顔色が変わり明らかに苦しそうだった女性を見て博士は自身が考案したハイムリッヒ法を実践することに。患者を背後から抱きかかえ、握りこぶしを作り腹部を突き上げるというこの方法を3回行ったところで喉に詰まっていた肉と骨が女性の口から飛び出てきたそうだ。
1974年の考案以来この措置で救助された人は米国だけで10万人を下らないといい、命を救われた人々から何度も感謝されてきた博士だったが、自身が実践したのは今回が初めてとのことだ。