ブドウなしでワインをつくろうとしているスタートアップ 59
ストーリー by hylom
古くて新しい 部門より
古くて新しい 部門より
米Ava Wineryというスタートアップ企業が、ブドウを使用せずにワインを化学的に合成するための研究開発を行っているという(WIRED)。
Ava Wineryは既存のワインの成分を分析し、香料やエチルアルコールなどを組み合わせてそれを忠実に再現することを目指しているという。すでにシャンパン「ドン・ペリニョン(ドンペリ)」を再現するための研究が進められているそうだ。
ただ、現段階では色や泡の出方や香りなどが本物と異なるとレビューされているという。なお、日本では古くから「合成清酒」という、人工的に合成した日本酒(のようなもの)が存在している。ワインやウイスキー的なものをエチルアルコールをベースに作った合成ワインや合成ウイスキーなどもかつては多くあったようだ。
誰か、泡・ブルワリーで対抗しようぜ (スコア:3)
ちょっと意外かもしれませんが、判明している範囲でいえば、ワインはコーヒーよりも香気成分の種類は少ないようです。y_tambeさんの日記 [srad.jp]
それが直ちに、「ワインのほうがコーヒーより、それっぽい合成品をつくるための技術的なハードルが低い」ということに繋がるかどうかは不明ですが。
無駄な努力in日本 (スコア:2, 興味深い)
利益を出せば税率が変更されちまうんだ…
Re:無駄な努力in日本 (スコア:2)
酒税法的には、何扱いなのだろう。
Re: (スコア:0)
進化とは制限と適応の相互作用である
Re:無駄な努力in日本 (スコア:1)
高度に進化した税制は何と区別がつかなくなるのでしょうか
Re:無駄な努力in日本 (スコア:1)
造幣かな?
Re: (スコア:0)
そもそもこれ、日本で売ったら税法上何になるんだろ。
果実酒ではないし、アルコールに味付けして売るってカテゴリあるかね?
チューハイの類?
Re:無駄な努力in日本 (スコア:3, 参考になる)
スピリッツ(上記のいずれにも該当しない酒類でエキス分が2度未満のもの)か、
雑酒(上記のいずれにも該当しない酒類)あたりじゃないですかね。
ソレはソレでアリかもしらない (スコア:2)
2k円程度の手頃な価格の商品らしい。
高価なモノ(大体は安物よりも不味い)を似せた場合、どうしても色々と語りたくなるから、偽物は微妙。
安価な...ワインっぽい美味しい飲み物(且つ本物よりも安いなら)は、商品として結構アリっぽいふいんき。
Re: (スコア:0)
2k円程度ならチリや南アフリカ、オーストラリア産で「安くてそこそこ美味い」のがあると思うが、
合成ワインを造るニーズがあるかねぇ?
こういう文章書くのは、フランスしかワイン産地がないと思っているのでせうか
会社名 (スコア:1)
Airじゃないのか。
Re: (スコア:0)
むしろSynthale [wikia.com]あたりかと。
お酒のベンチャー色々 (スコア:1)
一瞬でヴィンテージの味わいに!?超音波でワインの風味を豊かにするデバイス
http://getnews.jp/archives/1009113 [getnews.jp]
電解酒
http://denkaisake.com/denkaisake/ [denkaisake.com]
20年ものの古酒の味を、たった6日間でつくる男
http://wired.jp/2015/05/31/20-year-old-rum-in-6-days/ [wired.jp]
>ウイスキー
>彼の方法は、できたての蒸留酒を取り出し、それを独自の化学反応装置に通すというもの
Re:お酒のベンチャー色々 (スコア:1)
で、最終的に (スコア:1)
不凍液混ぜちゃうんですね
Re: (スコア:0)
マジレスすると、グリセリンなら食品添加物グレードのがあるからそれを使うんじゃね?
# 元々熟成ワインにも天然物が入ってるらしいし。
## というか、そのグリセリン風味を真似るのに、横着して安いエチレングリコール(不凍液の成分)を入れたのが中毒の原因だとかなんとか…。
Re:で、最終的に (スコア:1)
エチレングリコールじゃなくてジエチレングリコールじゃない?
オーストリアでワインに混ぜるのなら
ノンアルコール飲料に使えないかな (スコア:1)
色や香りを再現できるなら、アルコールだけ入れないで
ノンアルコール飲料にして売り出した方がいいかも
Re:ノンアルコール飲料に使えないかな (スコア:2)
ノンアルコールのワイン風飲料は既にあるな。
それよりも旨くなるかな?
ちなみに、ノンアルコール芋焼酎風飲料 [excite.co.jp]ってのもあるんだとさ。
ちなみに、フグなしでふぐ雑炊を作るには (スコア:1)
老舗料亭のふぐ雑炊の味は、ビーフジャーキーと魚肉ソーセージとちくわを1:6:3の割合で配合すると再現できるそうだ。
(ソースはテレ東「所さんのそこんトコロ」)
これ豆なw
比較以前に色が・・・・・・ (スコア:0)
WIREDの動画だと明らかに透明度が高いというか……
プラスチックバッグっぽいとか言ってるのは、少なからず作り物っぽい見た目に引っ張られてるんじゃなかろうか。
着色料でそれっぽい色にしたら、結果がちょっとは変わったりして
Re: (スコア:0)
比較用に本物のワインも混ぜといて、それぞれの味わいを評価させれば良いのでは?
よほどの通でなきゃ、味の違いなんてプラシーボ効果だということが証明されそう。
#だとすると、このスタートアップって将来性かなり有るんじゃ。一口乗っとく?
Re: (スコア:0)
いやいや、その程度の相手に売るなら安ワインが幾らでもあるわけでな。
この手の人工物は味の高品質さで勝てなきゃ意味ねーよ。
Re: (スコア:0)
そうなんですか。
やっぱり原価がそれなりにかかるからでしょうか。
Re: (スコア:0)
そのへんは原価次第だな。ただ金持ち連中は偽物を嫌うので狙うなら貧乏人向けの安ワインのほうがいいかもしれない。コカ・コーラの原価でワインの値段なら十分に大儲けできる。そりゃコカ・コーラの原価で100万のワインなら一本ごとに100万の儲けだが。
Re: (スコア:0)
本物のワインがある程度再現できるレベルまでいけば、そこから自分の好みに合わせてありえないようなカスタマイズも可能になる。
カクテルとかそっち方面ではおもしろいことになりそうではある。
プロジェクト自体は初めから勝ち目はなさそうだけど、成功した後の波及効果を考えるとそこそこイケるかも知れない。
Re: (スコア:0)
シャンパンだってワインなのだから透明度が高くてもいいじゃない
Re: (スコア:0)
ああ,書き方が悪かったな
透明度というよりは色
動画を見たらわかるけれど,ホンモノと比較して明らかに色が薄い
人間の5覚を甘く見ている (スコア:0)
臭気センサはかなり進化しているが、未だに人間の鼻に比べると何ケタも感度が悪い。
味覚に関しては、微妙な味のセンシングが未だできない状況にある。
こんな環境でコピーを作っても、プラスチッキーな出来そこないが出来るだけ。
ただし、安くて酔えれば良いと言うニーズは一定量あるので、安けりゃ商売になるかも。
Re: (スコア:0)
プラスチッキー? 具体的にどんな味を指している?
Re:人間の5覚を甘く見ている (スコア:1)
匂いの話なんだから、アクリル樹脂でしょ。
#実際に嗅いだことはない。
Re: (スコア:0)
だったら人間の鼻を使ってコピーを作ったらええんちゃうん?
Re: (スコア:0)
味覚や臭気センサで作ってるなんてどこにも書いてない。
化学合成で作ろうとしてるだけで、その成否は人間のソムリエをふくめてチェックしてる。
言うまでもなく安ければいいなら合成酒よりも安い酒を飲んでればいい。
高い酒を合成で作れるかがチャレンジなのであって。
Re: (スコア:0)
ソムリエがチェックしてるようには見えないのですが…
もし100%再現できたとして (スコア:0)
モエ・エ・シャンドンからクレームが来るんじゃないかな?
具体的にどういった問題が発生するのかわからないけど、そこらへんの対策はどうなってるんだろ
#蒸留酒なら簡単にコピーできそうな気がするけど醸造酒は難しそうな気がするんだけどねぇ
将来量産する事を考えるなら (スコア:0)
ブラインドテストで勝った安物 [metro.co.uk]をお手本にする方がいい気もする
ワイン版ソーカル事件を期待 (スコア:0)
これで作った合成ワインにそれらしい来歴やら農場名付けて品評会に出して賞取ってほしい。
Re:ワイン版ソーカル事件を期待 (スコア:1)
ワインの場合は、ブランドテイスティングで、超高級ワインに安ワインが勝ったりするし、産地を当てることはソムリエにも難しかったりするので、更合成ワインを出したところで、ソーカル程のインパクトは無いかもね。
Re: (スコア:0)
>それらしい来歴やら農場名付けて品評会に出して賞取ってほしい。
それ、文系の世界ではよくあることで、しかも文系の世界で完結していて
ソーカル事件とは関係ないじゃない。
「モンドセレクション金賞受賞」と同じでインパクトない。
ソーカル事件は「理系的修辞」をよく理解していないまま
文系の象牙の塔大家が「文系的修辞」に利用していた、というのが肝・
Re: (スコア:0)
そこに「文系的修辞」を理解してない理系が噛みついた
というわけで、文系は軽率だったが理系も的を外していた
Re:合成ワインなら今もあるじゃん (スコア:4, すばらしい洞察)
濃縮還元輸入ぶどう果汁から作った無色透明のエタノールに着色着香してワインっぽい仕立てたやつ。
それは本当ですか?
本当だとすると、具体的な商品名はどれですか?
国内大手メーカが、濃縮葡萄果汁を輸入してワインを作っていることは事実です。
当然水を足して還元するわけですが、ワイン製造工程で加水は禁止、というのがグローバルスタンダードで、その点は批判されるべきです。
水で薄め過ぎた分、糖を補うのも、同様に批判されるべきでしょう。
しかしながら、無色透明のエタノールに着色するとなると、甚だ疑問です。
酒税法上は、果実酒に分類されるワインに着色料(色素)を添加することは認められていないはずです。
そもそも、色のついている葡萄果汁から作った酒を、蒸留せずに無色透明にするのは、手間がかかるばかりでメリットが無いでしょう。
Re:合成ワインなら今もあるじゃん (スコア:2)
ワインっぽい体裁で売っていても酒税法の果実酒として売っているとは限らないのでは?
ビールっぽい体裁で売っている発泡酒やその他雑酒もあるんだし。
(実際にあるかは知らん)
桃山~江戸時代には葡萄ジュース+焼酎なワインもどきがあったらしい。
Re:合成ワインなら今もあるじゃん (スコア:2)
ワインっぽい体裁で売っていても酒税法の果実酒として売っているとは限らないのでは?
それはこのスレッドの範疇ではありませんね。
もしそんなものが、「おいしいワイン」「うれしいワイン」「澄み切るワイン」と表示されて売られていれば、それはまた別の意味で問題です。
Re:合成ワインなら今もあるじゃん (スコア:1)
すくなくとも#3029300 [srad.jp]の挙げている、「おいしいワイン」や「うれしいワイン」
はラベルに「果実酒」と書かれているし、着色、着香などの添加物が入っているような記述はないな。
食品添加物が使われているなら、表示義務があるはずだ。
#3029300 [srad.jp]はサントリーやサッポロビールから風評被害で訴えられても仕方ないな。
Re:合成ワインなら今もあるじゃん (スコア:1)
「ブドウを使用せずに」って日本語が読めないのかな?
Re: (スコア:0)
このタイプの人は、自分が読みたいことだけ読みとって自分が書きたいことだけ書くんだから、まともに相手しても無駄だよ。
Re:合成ワインなら今もあるじゃん (スコア:1)
いや醸造中にワインにアルコール添加するポートワインはあるし、ワイン由来のホワイトリカーもあるが。そんな面倒な合成果実酒は聞いたこと無い。
Re: (スコア:0)
どういった目的があってこういうデマを流してるんだろ
Re: (スコア:0)
ご本人がそのように理解(誤解)してたってことでは?
上にも指摘されているように、日本語を読み取る能力に問題が有るようですから、きっと過去の何かの記事を読んで、元コメのように理解されていたのでしょう。
Re: (スコア:0)
深呼吸