AIによる融資の与信審査実用化に向けたコンソーシアムが結成される 6
ストーリー by hylom
ここでもAIが 部門より
ここでもAIが 部門より
あるAnonymous Coward曰く、
東京大学と横浜銀行らが、AI(人工知能)を使った融資サービスを実用化すべくコンソーシアムを立ち上げた(CNET Japan、ITPro、大学ジャーナル)。
このコンソーシアムは、銀行口座やクレジットカードの使用履歴、商品の仕入れ・販売状況、決済情報などをコンピュータで解析して与信審査を行う「トランザクションレンディング」の実現を目指すという。これにより、従来は融資が受けにくかった中小企業や個人事業主に対する融資を行いやすくすることが狙いのようだ。
コンソーシアムにはアカウンティング・サース・ジャパン、横浜銀行、浜銀総合研究所、経理代行サービスのココペリインキュベート、決済データ分析サービスのCaccoが参加する。
SNS (スコア:0)
本当に解析対象に入ってないのか?
解析結果で今すぐ融資額をどうこうしないまでも、日々の言動と返済実績との関連性とか、調べられていても不思議ではない気がする。
Re: (スコア:0)
現在も経験則のルールベースでマニュアル化して対応してきてはいるのだろうが、それでは対応しきれない歩留まりが発生してきているのだろう。まあ、現在のマニュアルでは、貸し出すと危険とされる相手にも、融資額を制限するなり利息を調整するなりして、リスキーであっても貸し出して利益を上げようという話だ。グレーゾーンを個々の担当者レベルで匙加減されたら、いつ破産してもおかしくない状況になるから、より柔軟な審査をAIで行いたいということである。
Re:SNS (スコア:1)
違う違う。銀行の融資はそもそも遅い。これは融資をお願いしてから財務表や売上データ、収支計画書(今後の売上・収益予測)を提出して銀行の担当者が判断し、融資決裁を銀行の上長に出して承認をもらってようやく融資、と手順が多いため。
これを普段クラウドに上げられる売上情報から判断して融資額を決める、というのがトランザクションレンディング。楽天は2013年から [rakuten.co.jp]、日本のamazonは2014年ぐらいから [amazon.co.jp]行っていますね。審査期間はどちらも3営業日ぐらい。日々の商品単位の売上情報を持っているからこそ成せる事業です。
Re: (スコア:0)
リスクに応じた利率は今まさに金融機関がやっていることだ。
データをコンピューターで分析してより正確なリスク測定を目指すってだけ。
アルゴリズムや評価基準の設定を間違えるとサブプライムローン問題と同じことが起きるから小さく始めて大きく育てるほうがいいだろうね。
Re:SNS (スコア:1)
もちろん判定自体の正確さも目指しているでしょうけど、それより今までだと時間やコストの制約で審査対象になっていなかったデータを自動化によってチェック可能になるという「情報量増による精度向上」を狙ってるのだと思います。
うじゃうじゃ
こなー (スコア:0)
AIによる最適な投資が行われれば
必ず損をする誰かが生み出される
損する誰かが尽きた時、AIはスカイネットへクラスチェンジする!!