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テクノロジー

大同特殊鋼と本田技研工業が重希土類を使わないネオジム磁石を開発 31

ストーリー by hylom
脱レアアース 部門より
KAMUI 曰く、

大同特殊鋼と本田技研工業が、従来使用されていた重希土類(ジスプロシウム、テルビウム)を全く使わないネオジム磁石の開発に成功したことを発表した(大同特殊鋼のプレスリリース本田技研工業のニュースリリース)。

ハイブリッド車などで使用されるネオジム磁石には重希土類などレアアースが欠かせないため、2010年の中国政府による対日輸出禁止措置によって混乱が起きたこと(そして、早々にレアアース使用量を減らしたり、リサイクルする技術が登場したこと)をご記憶の方も多いだろう。

一般的にネオジム磁石は焼結工法で製造されるが、高い耐熱性を得るために重希土類が添加されてきた。一方、新しい磁石は熱間加工法によるもので、焼結磁石よりはるかに微細な結晶粒組織によって耐熱性を確保したという。製造は大同特殊鋼の子会社であるダイドー電子で行なわれ、この8月から量産と出荷を開始。これにより大同特殊鋼はハイブリッド車駆動モーター用磁石に参入するそうだ。最初の採用は今秋発表予定の新型フリードになるとのこと。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2016年07月13日 12時57分 (#3046394)

    ネオジム磁石なら結局、希土類のネオジムは使うことになるのでは

    • by microwavable (47421) on 2016年07月13日 13時19分 (#3046407) 日記

      希土類を使わないとは一言も言ってないのでセーフ。

      マジレスすると「ネオジム磁石を作るのに必要だったネオジム以外の(重)希土類が必要なくなった」という点がニュースなのでしょう。

      親コメント
      • by Anonymous Coward
        部門名の「脱レアアース」はアウトですね。
    • by Ryo.F (3896) on 2016年07月13日 13時15分 (#3046403) 日記

      なので、「重希土類を使わない」と書いてあるのでは?
      ネオジムは、重希土類に含まれない。

      親コメント
    • Re:ネオジム (スコア:2, 興味深い)

      by Anonymous Coward on 2016年07月13日 14時11分 (#3046440)

      重希土類が不要になった、と書いてありますね。ネオジムは軽希土。
      賦存量としてもネオジムはジスプロシウムの10倍ぐらいあり、さらに地域的にも偏りが少ないです。重希土類の鉱山となるとほぼ中国一択でしたが、軽希土であれば世界中に鉱床があります。まあ生産はコスト次第というところはしょうがない、つまり価格で中国には勝てない、ですが、逆に言うと価格次第で他からも買うことができます。
      前回のレアアースショックの時も、真に問題になったのは重希土でした。重希土が不要になったというのは大きいです。

      じゃあネオジは足りてるのかというと... 可採年数は380年か。これより先に切れる元素もいろいろありますし、とりえあず問題にはなり難そうですね。

      親コメント
      • by manmos (29892) on 2016年07月13日 14時17分 (#3046446) 日記

        > 可採年数

        世の中で、こいつほど信用の出来ない数字は無い気がする。

        > 380年

        現在の技術&採掘コストって意味?

        #1970年代の石油ショックの時30年って言われた。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          現在探査できている賦存量とカットダウン品位、現在の採掘および選鉱製錬技術(採掘コスト)、現在の使用量か、ちょっと良心的なら予想可能な使用量推移(大抵はリニアな変化を想定)を元にして計算、もちろん技術革新は考慮しない、ということでしょう。

          > 世の中で、こいつほど信用の出来ない数字は無い気がする。

          まあそんなものですが、他に目安として適当な数字もないので。

          • by Anonymous Coward

            訂正)
            カットダウン品位 -> カットオフ品位

        • by Anonymous Coward

          でもまあ増えることは多いけど一気に減るってことはあまりないノデ。

          • by Anonymous Coward

            風力発電が主流になったらちょっと心配したほうがいいかもしれませんね。
            2トンもあるような希土類磁石が使われてますので。(2割がREEとして... )

    • by Anonymous Coward

      そうやね。しかもネオジムの産出量の9割程度が中国産。

      • by Anonymous Coward

        ネオジムも使わずに
        性能・コストの両面で同等以上の磁石って作れないものなの?

        • by shesee (27226) on 2016年07月13日 14時11分 (#3046442) 日記

          新しい発見でも無い限り、ネオジム磁石は現状最強の永久磁石なので。
          でも中国政府の失政のせいで、100円ショップでも手に入る。

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            × せいで
            ○ おかげで

            誰に対しても感謝する心は大切です
            背景の思惑なんて関係ありません

        • by Anonymous Coward

          歯車型の鉄のコアと電磁石を使ったステッピングモーター風味のものなどが開発されていたと思いますが、振動やサイズで勝てない、って話じゃなかったですかね?

          # 内外逆だったかも

          REEが手に入らなくても、効率とかサイズとか我慢できるようなら、なんとでもなるんじゃないでしょうか。

          • by Anonymous Coward

            誰が我慢するかだけど。
            消費者に「REE使わないようにしたからちょっと大きくなって
            効率もちょっと悪くなっちゃったけど我慢してね」って言っても
            多分聞いてもらえない。

        • by Anonymous Coward

          研究室レベルではレアアースフリーの強力磁石 [tohoku.ac.jp]もできているようだが、
          実際、ネオジム磁石と比べて性能がどうなのかは、プレスリリースでもはっきり言ってなくてわからない。
          作るのに300時間かかるということだから、生産性が良くない=コスト高ということになるだろうな。

    • by Anonymous Coward

      うん、なんか、ネオジム磁石というのが、超強力磁石の一つのジャンルの名前に昇格していて、素材によらずそう呼ぶ流れなのかな?などと混乱した。

  • by Anonymous Coward on 2016年07月13日 23時41分 (#3046838)
    車業界にありがちな丸投げ開発だと思いますよ。
    • by Anonymous Coward

      ニュースリリースに書いてますよ。
      磁石の加工法はダイドー電子が開発して、ホンダはその磁石に適したモーターを開発したみたいですね。

      • by Anonymous Coward

        わざわざ新型磁石の使用に最適化した設計を起こしたということは、この磁石自体の性能はジスプロ仕様のネオジム磁石に
        多少劣る物なのだろうか。

        ニュースリリースをよく読むと、モーターは従来品と同等性能と言っているが、磁石が従来のネオジム磁石と同等性能
        とは言っていないように見える。

        • by Anonymous Coward

          全く同じ作り方ではダメで偏りがあるようにも読めますね。

          まあ、リスク回避を進めた上で同レベルの物作れるなら良いのでは?

  • by Anonymous Coward on 2016年07月17日 20時56分 (#3048928)

    大同プレーンベアリングでハラスメント多発して社員がどんどんやめていった

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