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2016年7月24日の記事一覧(全6件)
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地球

NuAns NEO、グローバル展開を目指すKickstarterキャンペーンで苦戦中 29

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苦戦 部門より
日本でしか発売されていないにもかかわらず、ユニークなデザインなどが海外メディアでも注目されているトリニティのWindows 10 Mobile搭載スマートフォン「NuAns NEO」だが、グローバル展開を目指して7月1日に開始したKickstarterでのキャンペーンは苦戦しているようだ(KickstarterのプロジェクトページNeowinの記事)。

NuAns NEOはバックカバーやフリップケースでデザインの選べるミッドレンジ端末。発表当時は公式にサポートされていなかったSnapdragon 617でContinuumに対応した点でも注目を集めた。

トリニティでは昨年11月の発表以来、世界各国から海外展開に関する問い合わせを数多く受けており、CESやMWCの会場でも非常に多くの参加者から販売の要望があったという。しかし、NuAns NEOは生産数や生産タイミングが限られるため、資金調達と生産数の確保を目的としてKickstarterキャンペーンを開始したとのこと。

出資者にはNuAns NEO本体とバックカバーまたはフリップケースが提供され、270ドルの早期出資優待割引が1,000本用意されているが、キャンペーン期間の半分を過ぎた(残り16日)の現在も597本が残っている。出資者は合計449人、出資額も合計128,963ドルで、目標とする725,000ドルの20%にも満たない状況だ。

トリニティのニュースリリースには残り36日時点(4日目)のスクリーンショットが掲載されているが、この段階で出資者は321人、出資額は91,637ドルとなっており、20日間で128人、3万5千ドル程度しか増えていないことになる。
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プライバシ

Windows 10のデータ収集などに対し、フランスのデータ保護当局が3か月以内の是正を求める 27

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過剰 部門より
Windows 10が過剰にデータを収集しているなどとして、フランスのデータ保護当局CNIL(情報処理および自由に関する国家委員会)がMicrosoftに対し、3か月以内の是正を求める公式通知を送付したことを発表した(CNILの発表VentureBeatの記事The Vergeの記事WinBetaの記事)。

Windows 10の収集するデータのうち、CNILではサービスで必要としない過剰なデータとしてWindowsアプリやストアの使用状況を挙げている。Windows 10の設定ではMicrosoftに送信する診断データと使用状況のオプションとして「基本」「拡張」「完全」の3つのレベルがあり、「基本」はWindowsの動作に不可欠なデータとされている。しかし、Windows 10の一部のエディションのテクニカルプレビュー版には送信するデータをより限定した「セキュリティ」というレベルがあることから、「基本」でも過剰なデータが送信されると考えられるとのこと。

また、PINコードによるサインインのセキュリティが十分でない点や、広告IDやCookieに関する情報が十分ユーザーに伝えられないままデフォルトで有効になっている点などがフランスのデータ保護法に違反すると指摘。また、昨年10月に欧州司法裁判所が無効と判断したセーフハーバーフレームワークに基づいて欧州から米国に個人情報を送信している点も問題視している。

これについてMicrosoftでは、CNILと連携して問題解決に努めるとの声明を発表している。2016年1月に改定された現在のプライバシーに関する声明はセーフハーバーフレームワークに準拠した内容となっているが、新しいプライバシーシールドの規定に沿った内容の改訂版を8月に発表する予定とのことだ。
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プリンター

ミシガン州立大の研究者、指紋認証を突破するための「指」を3Dプリンターで作成中 18

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指屋 部門より
以前、導電性インクと専用の回路用紙を使用してスマートフォンの指紋認証を突破する方法を発表したミシガン州立大学教授のAnil Jain氏とその生徒が、警察の依頼を受けて指紋認証用の「指」を3Dプリンターで作成しているそうだ(Mashableの記事Fusionの記事)。

具体的な地域は明らかにされていないが、依頼したのはミシガン州内の警察で、殺人事件の容疑者を特定するために被害者が使用していたGalaxy S6のロックを解除しようとしているらしい。警察は被害者を別の事件で逮捕した際にすべての指の指紋を採取していたが、導電性インクを使用する手法ではロック解除に成功しなかったため、Jain氏に依頼したとのこと。

Jain氏はさまざまな3Dプリンターで被害者の10本指のモデルを作成し、指先部分に導電性素材を適用する。使用する3Dプリンターは数十万ドルもする非常に高価なもので、他の研究者などと共有しているため、10本の指をすべて作成するにはさらに数週間を要する見込みだ。導電性素材も複数試す計画だが、完成した指でロックを解除できる保証はないという。

銃乱射事件の容疑者が使用していたiPhone 5cのロック解除をAppleが拒否するなど、捜査当局による携帯電話のロック解除はさまざまな議論を呼んでいる。容疑者などにロック解除を強制することは、不利な証言を強制されないことを保証した合衆国憲法修正第5条に抵触する可能性もある。ただし、過去の裁判では、PINコードなど本人が記憶している情報は保護の対象になる一方、生体情報によるものは保護の対象にならないといった判断が示されている。

そのため、指紋によるロック解除は本人の同意がなくても修正第5条には反しないと考えられるという。さらに今回の場合は本人が死亡しているため、別の犯罪に関する不利な証拠が出ても被害者が訴追されることもない。その一方で、携帯電話に保存された情報は所有者の内心を拡張したものとして修正第5条のほか、不当な押収や捜査を禁じた修正第4条でも保護されるべきだとする意見もあるようだ。
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バグ

AppleのOSにStagefrightのような脆弱性 47

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類似 部門より
画像処理関連APIのバグにより、リモートからの任意コード実行が可能となるOS XやiOSなどの脆弱性が発見され、Appleが各OSの最新版で修正している(Talosのブログ記事The Guardianの記事9to5Macの記事BetaNewsの記事)。

TALOS-2016-0171(CVE-2016-4631)はImage I/O APIにおけるTIFFファイルの処理に関する脆弱性で、細工したTIFFファイルを読み込ませることでヒープベースのバッファーオーバーフローを引き起こし、リモートからのコード実行が可能となる。iMessageやMMSで攻撃用のファイルを送り付ければ、ターゲットが操作を行わなくても攻撃が実行される可能性も指摘されている。脆弱性の内容は異なるものの、攻撃のベクターが似通っていることから、昨年話題になったAndroidのStagefright脆弱性を引き合いに出す記事が多いようだ。

このほかTalosが今回公表した中で、幅広いApple製OSに影響を及ぼす脆弱性としては、Core Graphics APIの脆弱性(CVE-2016-4637)が挙げられる。こちらは細工したBMPファイルにより領域外メモリーへの書き込みが発生し、リモートからのコード実行が可能というもの。CVE-2016-4631とCVE-2016-4637はOS X El Capitan v10.11.6およびiOS 9.3.3tvOS 9.2.2watchOS 2.2.2で修正されている。CVE-2016-4629 / CVE-2016-4630はOS X 10.11.6で修正されており、CVE-2016-1850はOSX 10.11.5で修正されているとのことだ。
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JAXA

JAXA、第2回閉鎖環境滞在試験の被験者を募集中 33

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募集 部門より
あるAnonymous Coward のタレこみより。
JAXAが第2回「閉鎖環境適応訓練設備を用いた有人閉鎖環境滞在試験」の被験者募集を21日から開始している(ニュースリリース特設ページ朝日新聞デジタルの記事)。

募集対象は20~55歳の健康な男性で、選ばれた被験者は筑波宇宙センターの閉鎖環境適応訓練設備に13泊14日の日程で滞在する。試験の実施期間は9月13日から26日だという。研究の目的は国際宇宙ステーション(ISS)のような閉鎖環境に長期滞在する宇宙飛行士の精神心理的健康状態評価手法を向上させることで、2016年度は計3回実施する計画だ。閉鎖設備滞在中、被験者はISSを模したストレス負荷を受けつつさまざまな課題を実施し、ストレスを反映する客観的指標(ストレスマーカ)を絞り込むためのストレスマーカ候補の測定を行うことになる。

募集期間は8月3日まで、応募にはJCVNの治験ボランティア登録が必要となる。第1回の試験では8人の募集に対し、4,000人が応募したそうだ。被験者には協力費として総額38万円が支給される。
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Windows

Microsoft、Windows 10 Insider Preview ビルド14393用の累積的な更新プログラムを配信 25

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累積 部門より
Microsoftは22日、Windows 10 Insider Preview ビルド14393用の累積的な更新プログラム(KB3176925)をファーストリング向けに配信開始した(Neowinの記事Windows Centralの記事WinBetaの記事Softpediaの記事)。

この更新プログラムを適用することで、ビルドは14393.3となる。新機能の追加はなく、フィードバックHubの記事によれば修正点は一部のタブレットデバイスでキーボードが正常にランドスケープへ切り替わらない問題の修正など計5点となっている。ただし、これらの修正点はPC版のものとみられ、モバイル版での修正点については明らかになっていない。

ビルド14393はPC版・モバイル版ともに18日からファーストリング向けに提供され、20日にはスローリング向けにも提供が始まっていた。PC版では既知の問題点がSurface BookおよびSurface Pro 4のカメラドライバーのみとなっており、20日までに修正版ドライバーの配信が開始されている。そのため、このビルドがWindows 10 Anniversary UpdateのRTMになるとの見方も出ていたが、累積的な更新プログラムの提供が行われたことで、その見方はさらに強まっているようだ。
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs

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