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政治

イタリア、子供に動物性食品を食べさせることを義務付ける法案 86

ストーリー by headless
動物 部門より
保護者が子供に動物性の食品を食べさせないと犯罪になる法案がイタリアで提出されたそうだ(Repubblicaの記事[1][2]The Registerの記事Foodbeastの記事)。

法案を提出したのはフォルツァ・イタリアのElvira Savino下院議員。法案では菜食主義や絶対菜食主義には健康上のメリットがあることを認めた上で、子供たちが親の菜食や絶対菜食に従った食事を摂ることは、亜鉛や鉄分、ビタミンD、ビタミンB12、オメガ3脂肪酸などの栄養素が不足することになると主張。未成年者が動物性食品を食べないのは危険な食習慣であるとして、そのような食習慣をもたらした保護者を犯罪に問う内容になっているという。法案が成立した場合、子供が3歳~16歳の場合は最長1年の実刑、3歳未満の場合は最長2年の実刑となる。さらに子供が病気になった場合などは2年6か月~4年、死亡した場合は4年~6年の実刑を受けることになる。

この法案についてイタリアの食品科学協会(SISA)のAndrea Ghiselli氏は、動物性食品を一切摂取しないのは成長期の子供に悪影響があるため、適切な量の摂取が望ましいと述べている。菜食で不足する栄養素をサプリメントで補うことで、菜食はすべての年齢に適切なものとなるが、専門家による計画に基づいて行われる場合に限られ、親がインターネットで調べたレベルでは不十分とのことだ。一方、菜食が流行している理由の一つには、糖分や脂肪の多い西洋の食事への批判が挙げられる。そのため、専門家の間では肥満の問題を解決すべきだという反対意見も出ているようだ。
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by 90 (35300) on 2016年08月13日 19時46分 (#3062897) 日記

    子供を育てる義務の一つとして"una dieta alimentare priva di elementi essenziali per la crescita sana ed equilibrata del minore stesso"を入れるということらしい。
    イタリア語はさっぱりわからん。直接に肉食を義務付けるというわけではなくて、健康的な食事には結果的に肉や魚を含めざるを得ないだろうということのようだ。

    信条を理由に適切な食事を与えない虐待例があったので、子供が栄養失調や発育不良を起こすような行為を虐待に入れることが提案された、という風に言ってもよさそう。

  • by noob (33973) on 2016年08月14日 17時59分 (#3063186)

    屠殺の実態を知れば…というけど、農業だって実際に手がけたらムシの大量殺戮の上に成り立っていることを知りますからね。
    農薬を使わなくとも手でつまんで潰すことに置き換わるだけだし、耕すことでミミズその他を切り刻むのは耕運機だろうが鋤鍬だろうが同じこと。

    • by st1100 (45287) on 2016年08月14日 21時16分 (#3063259)

      概ね実時間の時間スケールだと、そうだけど、
      もっと長い時間スケールだと、そこにあった生態系の犠牲の上に農地があるという実態も知ってほしい。

      冷徹に観れば、人が破壊して作った農地にも、それに適応した生物が生態系を築き上げるから、そういった犠牲観も偽善かもしれない。

      とはいえ、動物がかわいそうだから農産物を、と言う人には、草原や森林から兎や狐、鹿や狼を駆逐して何を言うか、と言いたい。

      ・・・駆逐せず、動物と人がお互いの縄張りをせめぎ合いながら、徐々に穏やかにバランスした美しい里山生態系がいいよ、と私は主張します(上述の論旨からすると五十歩百歩のその間くらいか)。

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  • by Anonymous Coward on 2016年08月13日 19時23分 (#3062882)

    動物の死骸は食べられないと言う健康に育っている子供にも無理矢理食べさせるの?

    • 親がそのように教育しない限り、3歳くらいの子供が「動物の死骸は~」とか言わんだろ。
      なお、動物性食品には肉だけではなくミルクやバターなどの乳製品も含まれる。
      親コメント
      • 牧場に育って、屠殺シーンを見すぎたためにベジタリアンになった女性(オーストラリア人)を知ってます。
        当然、牧場主の父親はOGビーフが大好きです。
        息子が「グッダイ」と言ったら下品だと叱りますが、本人は「オーカイ」と言っている気のいいオヤジです。

        その女性は、母が、野菜しか入ってないよう作ったが、間違えて入れてしまった、ちりめんじゃこを、すまなそうに分けて食べました。
        「ごめんなさい、好き嫌いで」とは言ってましたが、それからはより気をつけるようにしてました。

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        記事の本文より
        > 法案が成立した場合、子供が3歳~16歳の場合は最長1年の実刑、3歳未満の場合は最長2年の実刑となる

        3歳くらいの子供を対象とした法案ではないみたいですが、なぜ3歳くらいの子供と限定するんですか?

        > 法案では菜食主義や絶対菜食主義には健康上のメリットがあることを認めた上で
        (中略)
        > 子供たちが親の菜食や絶対菜食に従った食事を摂ることは

        法案では、ヴィーガンだけではなく、ラクト・オボ・ベジタリアンのようなものも
        念頭に置かれているように思えるのですが、なぜ
        「動物性食品には肉だけではなくミルクやバターなどの乳製品も含まれる」と言うような
        絶対菜食主義的な定義を敢えて強調されているのですか?
        ミルクやバターや卵を摂っててもまだバランスが悪いって法案じゃないんですかね。

    • by Anonymous Coward

      子供にそこまでの考えが有るとは思えないので無理やり食べさせます。
      そんな考えもってる場合、まわりの大人がクズなだけでしょう。

      • 特撮やアニメに没頭した挙句に類い稀なる空間認識能力と画力を発揮し、演出に転身した末に世界的な映画監督にまでのし上がる [wikipedia.org]に至った特異な人物ならば、又そういうのもあるでしょうけど。
        # 大昔テレビアニメ関係のインタビューでアレはご本人の感覚だと語られてた。

        そういう「怪人」故の非常に特殊な感覚から来てる菜食主義というのならば(精神医学的な検査を経て)流石に許されるんでしょうけど、大抵が所謂「毒親メソッド」で子供を洗脳して押し付けてるだけですからねぇ…(;´Д`)

        --
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        • by Anonymous Coward

          「子供には食べさせろ」って法案だから、大人が何しようと勝手
          なお件の人は酒やビールといった発酵食品は大好きらしく、テレビ番組で豚骨ラーメン食ったりと、ただの偏食家の模様

        • by Anonymous Coward

          餃子は肉じゃないらしい
          ソーセージもだっけかな

      • by Anonymous Coward

        大人がクズとも限らないでしょう。
        家畜が肉になる過程が隠されていて、
        肉が家畜の肉だと知識レベルでは知ってても、経験レベルでは知らないから
        肉を食べられるって事もあるのでは。
        私は、貝が砂抜きの時に水を吹く様子を見てから、貝が食べられませんし、
        父母も同じような理由で鶏が食べられません。
        今の時代、何の配慮もなく子供に経験レベルでそのような事を
        伝える事が良いとは思いませんが、
        感受性の鋭い子なら身近な生きた魚類の調理などの経験を
        家畜まで広げるかもしれませんし、
        もっと鋭い子なら知識レベルでも拒絶するかもしれません。
        そんな子供が実在するかは知りませんが、貴方のそのような思い込みによって
        本当に子供が信念を持っているかを確認せずに無理矢理食べさせるのは虐待でしょう。

        • 個々の子供の信念がどうだかはどうでもよいことで、教育を施し必要な医療を受けさせ健康に育てバランスの良い食事をさせないことは虐待でしょう。
          植物しか殺さないという信念を持って生まれてくるのではなければ、信念のもとに栄養失調になるというのは、教育なり医療なりを施していないということになるのではないでしょうか。
          16にもならないような子供が家庭の中でバランスの良い食事をとらず、親がそれを与えられないならば、それは事実として彼らが親となることができないということではないでしょうか。

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        • by Anonymous Coward on 2016年08月14日 0時11分 (#3062990)

          屠畜や食肉加工での血抜きや皮が剥かれるシーンを見て残酷だという人々の感覚は少しは理解できますし、肉を見るたびにそれを思い出して肉が食べられないという心理も理解はできます。
          が、貝の水吹きを見て貝が食べられなくなるという話は理解できないです。
          「同じような理由で鶏が食べられません。」とありますが、何がどう同じような理由なのかもよくわかりません。

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          • Re:子供が拒否した場合は? (スコア:2, おもしろおかしい)

            by Anonymous Coward on 2016年08月14日 3時52分 (#3063031)

            そもそも、多分この人は植物が芽吹く様を見せて植物の偉大さを滾々と語ってあげれば
            何も食べることが出来なくなって餓死するような人なんじゃないでしょうか。
            でなきゃ、動物でさえ無ければ、植物は幾ら殺しても良いと思ってる差別主義者かな。

            命を頂くという事を正しく教えてもらえなかったんでしょうね。
            食べ物が何かの命であることを理解したら食えなくなる哀れな潔癖症。
            こういう人は食材に対して「頂きます」って言えないんだろうなぁ…

            こういう本質的に生きる事を拒否してるかのような人を生み出さないためにも、
            ちゃんと動物性の食事も与えて、それが食卓に並ぶまでの過程を追った食育もやっていく必要があると思います。
            魚を〆る所からやって捌くとか、家畜を育てて自分たちで捌いて食うとか良いと思う。

            親コメント
          • by nim (10479) on 2016年08月14日 10時38分 (#3063080)

            > 屠畜や食肉加工での血抜きや皮が剥かれるシーンを見て残酷だという人々の感覚は少しは理解できますし、肉を見るたびにそれを思い出して肉が食べられないという心理も理解はできます。

            私も、牛豚については理解できなくはないですが、生きてる魚を三枚におろして食べるのは平気なので、例外はあるにせよ、大多数の人にとっては慣れの問題のような気がします。

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          • アニマルライツ運動(動物の権利運動) [wikipedia.org]の運動家の方とのご縁があった経験から、元ACの方の言わんとすることを書いてみますが、
            「生きているのを見てから、その、生きているのを見てしまった動物の生を自分のエゴで奪う行為を自分が行うのが許せなくなった」
            と云う事じゃないかと思いますよ。
            鶏肉にせよ貝にせよ、生のありようや営みを見てしまったが故に、食べ物としてのそれらを眼にすると生の営みが目に浮かんでしまうようになってします。
            まぁ、人に押し付けたり暴力的行動に出ないならば容認されてもいいのではないかと思いますけどね。

            --
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        • by Anonymous Coward

          食物に対してそんな偏見に満ち溢れた信念を持たないように教育してあげるのも、親の役目でしょう。
          意図してかそうでないかに関わらず、子供の信念などは親や環境が作りあげるものです。
          あなたの父母や、祖父母のように、子の教育を失敗しないように法整備の面から仕組みを作りあげるのは方法として悪くないと思います。

    • by Anonymous Coward

      そんな子供が本当にいたの?
      もし万が一いたらその時に裁判で決着つければいいんじゃね。

      まーもしそうだとしても、そういう意志をハッキリリと持つまでには十年はかかるだろうし、
      それまでは親の庇護の元,動物の死骸を食べさせるべきでしょうね。

      • by Anonymous Coward

        平沢進は物心ついた時には肉も魚も食べられなかったと言っています。 
        幼稚園の頃にはもう無理だったようです。10年もかかっていません。
        兄は普通に肉食べてますし、家族もみんな普通に肉食べたようですから親の影響でもありません。
        そんな特殊例、というなら特殊例は例外として良いのかどうかは決めないとダメでは?

    • by Anonymous Coward

      ナディア乙

    • by Anonymous Coward

      乳製品とか、無精卵とか、ミドリムシとか食べさせとけばいいのかな。
      ウミシダは食べられたかな?

    • by Anonymous Coward

      踊り食いは残酷だし寄生虫が心配です。

    • by Anonymous Coward

      じゃ、生きたまま、躍り食いで

    • by Anonymous Coward

      イタリアは生みの親の日本が拒否した「石油蛋白」を受け入れた国では?
      原油が何に由来するかは別として。

      • by Anonymous Coward

        マーガリンは受け入れられているけどこれじゃないの?

    • by Anonymous Coward

      そういう人は、人や動物が動物の死骸を食べることに対しても嫌悪感を持つのかな?
      一緒にご飯を食べたり、動物園や水族館や食虫植物がある植物園に行ったりできなくなるね。

    • by Anonymous Coward

      生き餌くわせりゃええやん

  • by Anonymous Coward on 2016年08月13日 19時33分 (#3062885)
    TVでCM流さないと
    • たしか「オキハム」という地元のメーカーでそんな歌いだしの歌の流れるCM [youtu.be]がありました。

      【歌詞】
      たんぱく質が 足りないよ
      たんぱく質の 源は
      オキハムですよ
      すっぽん すっぽん ぽんぽんぽん

      --
       /\ /\ /\
      (・大・  )3
      ___/\___________________
      Jody Wisternoffこそ至高。
      - Tetsuya Hiragino
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      大豆や海藻にはタンパク質が豊富だよ
      わかめや昆布ぐらいではアレだけど
      北欧のダルスなんてビーフジャーキーみたいな味がするらしい
      ノリでも消化吸収さえ出来ればかなりのタンパク量だよ

    • by Anonymous Coward

      爺さん乙。

      # あれ、なんでオレわかるんだろう? 節まで頭の中で響いている...

  • by Anonymous Coward on 2016年08月13日 21時40分 (#3062941)

    少しは罪悪感が薄れるやろ

  • by Anonymous Coward on 2016年08月13日 22時24分 (#3062956)

    と思って調べたら、パスタ・リゾットと野菜が主で肉類は少ないみたいですね(まったくなしということではないらしい)。
    親の処罰うんぬんより、給食内容の変更から攻めたほうが軋轢が少なそうですが、
    発議してるのがあのベルルスコーニの人気取り政党フォルツァイタリアに所属する議員らしいので、
    物議を醸すこと自体が目的なのかな、と勘繰ったりもします。

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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア

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