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2016年9月11日の記事一覧(全6件)
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著作権

EU司法裁判所、著作権侵害を知りつつコンテンツにハイパーリンクを張る行為は公衆送信に当たるとの判断 21

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確認 部門より
EU司法裁判所は8日、著作権者に無断で公開された作品にハイパーリンクを張る行為は公衆送信に当たらないとの判断を示した。ただし、ハイパーリンクを張る人物が金銭的利益を目的としておらず、作品が違法に公開されていることを知らない場合に限られるとのこと(EU司法裁判所のプレスリリースTorrentFreakの記事The Registerの記事)。

今回の判断はオランダのGS Mediaが運営するニュースブログGeenStijlがPlayboyからの写真流出について2011年に報じた際、ファイルホスティングサービスで公開されていた流出写真にハイパーリンクを張ったことが著作権侵害にあたるとしてPlayboy側が訴えていた裁判に関連するもの。流出写真を公開していたサイトではPlayboyの要請に応じて削除を行っている。しかし、GeenStijlはPlayboyの度重なる要請にもかかわらず、ハイパーリンクを削除せず、サイトから写真が削除されると別のサイトで公開されている写真へのハイパーリンクを投稿していたという。
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iPhone

耐水になったiPhone 7、水濡れによる故障は保証対象外 32

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微妙 部門より
IP67等級の防塵・防沫・耐水性能を備えるiPhone 7/7 Plusだが、水濡れによる故障は保証対象外となるようだ(MacRumorsの記事Neowinの記事)。

iPhone 7の製品情報ページでは、ただし書きに防塵・防沫・耐水性能の説明と、通常の使用により耐性が低下する可能性があることなどが記載されており、最後に「水濡れによる損傷は保証の対象になりません。」と書かれている。

Neowinの記事では、水によるダメージをカバーするために有償サポートプランが必要となるHP Elite x3や、Samsung Galaxy S7/S7 edgeを例に挙げ、防水デバイスにAppleと同様の保証条件を設けるのは一般的だと指摘する。確かにHP Elite x3の製品情報ページにはそのような記述もみられるが、Galaxy S7の米国版製品情報ページにそのような記述はないようだ。

IP65/68の防水・防塵性能を備えながら水中使用不可となったSony Xperia Z5の英語版製品情報ページでは、水に関連する禁止事項に続き、不適切な使用は製品保証を無効にすると記載されている。ただし、水濡れによる故障がすべて保証対象外になると明示されているわけではない。また、日本版の製品情報ページには保証に関する記述自体がない。
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バイオテック

遺伝子分析により、キリンは4つの種に分類できるとの研究結果 46

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麒麟 部門より
アフリカ大陸に生息するキリンはこれまで考えられていた単一種ではなく、異なる4つの種に分類できるという研究結果がCurrent Biologyで発表された(論文The Vergeの記事毎日新聞の記事AFPBB Newsの記事)。

現在、キリンは分布域や体表の模様などにより9亜種に分類されることが一般的に認められている。研究チームがアフリカ各地に生息するキリンの核DNAおよびミトコンドリアDNAの分析を行ったところ、一部の亜種が別の種として識別されることがわかったとのこと。その結果、研究チームではキリンを4つの種に分類することを提案している。

4つの種は以下のように分類される。
  1. 南部のキリン(Giraffa giraffa)
    アンゴラキリンとケープキリンの2亜種を含む
  2. マサイキリン(Giraffa tippelskirchi)
    マサイキリン(キタローデシアキリンを含む)
  3. アミメキリン(Giraffa reticulata)
    アミメキリン
  4. 北部のキリン(Giraffa camelopardalis)
    ヌビアキリンとウガンダキリン、コルドファンキリン、ナイジェリアキリンの4亜種を含む
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日本

豊洲市場の主な建物の下は盛土がされておらず、空洞だった 253

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空洞 部門より
maia 曰く、

移転が延期された豊洲市場だが、水産物や青果などを扱う主要な建物の床下が空洞で、盛土されていなかった事がわかった(小池都知事記者会見毎日新聞の記事産経ニュースの記事FNNの記事)。

2008年7月に土壌汚染対策専門家会議が提言したのは、表土を2m削り、4.5mの盛土を行うことであり、予定地の大部分は厚さ25~40cmのコンクリート床または厚さ30~40cmのアスファルトで覆われる計画だった。しかし、実際には汚染土壌を除去して分厚いコンクリートで覆ったのみで盛土は行われず、床下は配管などを敷設するための空洞となっているという。

その一方で、都は「万全な土壌汚染対策」で盛土に関する説明を修正しておらず、対策工事が完了したと発表している。コンクリートの厚さは35~45cmということで、法令で求められる土壌汚染対策の水準(10cm以上のコンクリートで覆う)を上回る対策には違いないが、とにかく今まで床下が空洞だったことは知られていなかった。要するに都はこれまで虚偽の説明をしてきたわけで、移転賛成派もショックを受けているという。

床下は配管スペースという説明があるようだが、配管はいずれ交換時期も来る。床下の空気は汚染されていないのだろうか。基準やモニタリングがクリアされていればいいという話が今になって簡単に通用するだろうか。真相や全貌はこれから調査されるのだろうが、なんでこうなったのか。

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データベース

Access 2016でdBASEファイルのサポートが復活 51

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復活 部門より
Access 2016でdBASEファイル(.dbf)のサポートが復活するそうだ(Office Blogsの記事WinBetaの記事)。

dBASEのサポートはAccess 2013で削除されていた。しかし、Access UserVoice昨年12月に開設したところ、dBASEサポートの復活は最も要望の多いものの一つだったという。実際、この要望は713票の賛成票を集めている。特に地理情報システム(GIS)コミュニティーが要望を説得力のあるものにしたとのこと。

現在のところ、Access 2016でのdBASEサポートはOffice 365のサブスクライバー向けの機能となっている。この機能のロールアウトはOffice Insiderプログラム参加者から始まり、Office 365サブスクライバーが続く。これにより、Access 2016でdBASEファイルのインポートまたはリンクが可能になるとのことだ。
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人工知能

AIが審査をするビューティーコンテスト、AIは色白が好き? 51

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肌色 部門より
AIが審査する国際ビューティーコンテスト「Beauty.AI 2.0」が7月に実施されていたそうだ。しかし、勝者の大半が白人であったことから、肌の色によるバイアスがかかっているのではないかとの批判が出ている(The Guardianの記事Motherboardの記事Beauty.AI 2.0 Winners)。

コンテストは専用アプリで撮影したセルフィーを送信することで応募できる仕組みとなっている。撮影時の条件は化粧なし、眼鏡なし、ヒゲなしといったものだ。応募者の写真は皺の量を評価する「RYNKL」、応募者と同じ人種のモデルと比較して類似性を評価する「MADIS」、顔の対称性を評価する「Symmetry Master」、実年齢と外見年齢の差を評価する「AntiAgest」、ニキビやシミを評価する「PIMPL」の5つのロボットが審査を行い、年齢グループ別に男女の勝者が発表されている。

Beauty.AIはYouth LaboratoriesがMicrosoftのサポートにより、ディープラーニングを使用して構築したものだという。明るい肌の色を高評価にするアルゴリズムは含まれないが、発表された勝者44名の大半は白人であり、東アジア系が数名含まれるものの、一見して濃い肌色の勝者は1名しかいない。
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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson

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