炭化した古代巻物をCTスキャンを使って復元 9
ストーリー by hylom
非破壊復元 部門より
非破壊復元 部門より
1970年に死海の西岸にあるオアシスで発見された火事で炭化した巻物を、電子的にスキャンすることで解読することに成功したそうだ(ナショナルジオグラフィック、Science Advances掲載論文、ケンタッキー大学の発表)。
発見された巻物は「エン・ゲディ文書」と名付けられており、開こうとすると粉々になってしまう可能性があるため、そのままの状態で保管されていたという。そのため、まずX線を使ったマイクロCTスキャンによって巻物を精密に3D測定し、続いてその3Dモデルを平面に展開するという手法で中に書かれている文字を解読したそうだ。この巻物で使われていたインクは鉄か鉛を含むインクで書かれていたため、炭化した巻物の地の部分と文字部分を区別できたという。
トライマグニスコープ (スコア:2)
電子的に、そのままの状態のものをスキャンして読む、というと、
「星を継ぐもの」に出てきたトライマグにスコープを思い出します。
Re:トライマグニスコープ (スコア:1)
関連リンクにあるテラヘルツ波を使ったものといい、需要はあるんですね。
あっちは「開発した」と発表、こちらは「解読に成功した」でこちらが一歩リード?
#対象の状態にもよるんでしょうが
それよりもポンペイで出土した古代ローマの炭化文書の解読はよ (スコア:1)
と思ったら、記事の最後に次の挑戦として書いてあったね。
(正確にはポンペイではなく、同じ噴火で滅びた近隣のヘルクラネウム。)
教訓 (スコア:0)
エロ本を焼却した後には原型をとどめていないのを確認する事
Re:教訓 (スコア:2)
いや、そこはマイポエムでは?
Re:教訓 (スコア:1)
千葉電波大学の偉業 [kyoko-np.net]
懐かしいですね。
Re: (スコア:0)
ポエムを書くときはインクに金属が含まれていないことを確実に確認する必要があるという教訓だな。
Re:教訓 (スコア:1)
黒鉛で書いておけば炭化した部分から分離することは無理かな?
Re: (スコア:0)
次はC14の含有量の差から読み取ろうとするのかな。