日本の労働生産性、米国と比較すると製造業は7割、サービス業は半分という調査結果 140
ストーリー by hylom
なんでこうなるんだろう 部門より
なんでこうなるんだろう 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
日本の労働生産性と米国の労働生産性を比較した調査結果が公表された(NHK、SankeiBiz、産経新聞)。
生産性向上対策を目指す公益財団法人である日本生産性本部がまとめたもの(日本生産性本部の発表)。産業別の日本の労働生産性を見てみると、化学産業は米国の1.43倍、機械産業では1.09倍と上回っているいっぽう、それ以外は米国よりも低く、特に第三次産業(サービス業)では米国の約半分だという低い水準となっている。また、サービス業でも情報通信業は米国比で74.0%だったのに対し、卸売・小売業は38.4%、飲食・宿泊は34.0%と特に低い。
農林水産業の生産性は米国と比べてたった4.2%しかないという結果も興味深い。
「神Excelは事務職の雇用を増やす!」「日本の雇用対策SUGEEEE」 (スコア:2)
生産性が低いぶん、日本の雇用が増えているという部分もなくはない、かも。もちろん、この状態がベストだとは思いませんが。
生産性は極限まで上げたうえで(たとえば、100人を生かすために10人分の労働で済む社会にしたうえで)、必要な労働が減った分はワーキングシェアやベーシックインカム導入するってのが人類のシアワセの総和が最大になった状態なのかなあ。
Re:「神Excelは事務職の雇用を増やす!」「日本の雇用対策SUGEEEE」 (スコア:1)
100人を生かすのに10人で済む、ってのは「生かす」レベルなんですよねー。
食っていけりゃいい医者も要らん、と言うんであればもうとっくに達成されてますよね。
究極的には多くの人間は「他人には価値のわからない仕事」たとえば前衛芸術、創作活動、
をすることになるんじゃないですかね…
必須だが志願者が少ない仕事はAIにやらせて、
「AIにはできない仕事だ」とうそぶきながら創作活動(同人やらYoutuber的な)にいそしむとか。
それが「仕事」かっつーとあれですケド。
Re:「神Excelは事務職の雇用を増やす!」「日本の雇用対策SUGEEEE」 (スコア:1)
究極的には多くの人間は「他人には価値のわからない仕事」たとえば前衛芸術、創作活動、をすることになるんじゃないですかね…
それがAIにできない理由も無さそうですけどね。
確かに、現状で目標のはっきりしないものに対するAIの応用は遅れてるけど、究極的に、と言うなら、それも解決しちゃうんじゃなかろうか。
「AIにはできない仕事だ」とうそぶきながら創作活動(同人やらYoutuber的な)にいそしむとか。
なぜ創作活動に限定するのか不明。
普通に趣味をやればいいんじゃないの?
例えば、サッカーが好きな人はサッカーをやればいいのでは?
AIが出来ないことをやる、って縛りだとしても、同人作家やらYoutuberやらで、オリジナリティが有るものや、面白いものを作る人はひと握り。
残りは、オリジナルでもなく、面白くもないものを作る人が大半で、そーゆーのは、AIでも実現可能なんじゃないかな。
Re:「神Excelは事務職の雇用を増やす!」「日本の雇用対策SUGEEEE」 (スコア:1)
多額のベーシックインカムか生活保護費が出る前提ですよね。
とんでもない!
全ての財産が共同体によって所有され、各人は能力に応じて働き必要に応じて受け取る社会機構ってやつですよ!
能力がなければ、働かなくていいんですよ!
まあ楽観的すぎるんじゃない?
冗談はさておき、確かにかなり楽観的だね。
ベーシックインカムを多額にするってのは、やっぱり良くないね。
家族で最低限の文化的な生活をギリギリ保証できる程度にするんじゃない?
問題は、それ以上の収入を得ようとした場合に、AI以上のパフォーマンスを出せる仕事がどのくらい残っているか。
言い換えれば、AIに比べて「能力」を持っているか、って話になるね。
Re:「神Excelは事務職の雇用を増やす!」「日本の雇用対策SUGEEEE」 (スコア:1)
創作活動のほうがまぁAIとの勝ち負けがわかりにくい(勝ってると強弁しやすい)かなーぐらいで…
そもそも、勝たなきゃいけない、ってこともないんじゃないの?
負けたらオマンマの食上げになるわけでもないんだから。
かつ個人の「認められたい」「社会の役に立ちたい」的欲望を満たすもの、
んー。それが同人やYoububer…
それで認められる人って、才能の有るごく一部でしょ?
やった結果、AIよりも「認められていない」「社会の役に立っていない」ってことになるのが大半ってことだよね。
現状では、大抵は金に困っちゃうからやめちゃうわけだけど、ベーシックインカムがあるから、ずっと続けられるようになると。
でも、それでいつか「認められる」「社会の役に立つ」に変わるかというと、やっぱり疑問。
「認められたい」「社会の役に立ちたい」ではなくて、「好きだから」ってスタンスじゃないと、不幸になる一方なんじゃないかな。
「世間ばバカばっかりで、本当のことがわかってるのはかしこい僕ちゃんだけ」
てなもんですね。
…。
それって、そのまま裏返して自分にも当てはまるか、って考えたことあります?
ちなみに、私は実現の可能性が全くない、とも思いません。
ただ、必ずしもより良いものにはならない可能性もあるな、と思うのみです。
Re:「神Excelは事務職の雇用を増やす!」「日本の雇用対策SUGEEEE」 (スコア:1)
もちろんそうですけどね、勝った「つもり」でいたほうが満足度高いでしょ?
それは、自分で自分を騙しているだけですね。
他人から騙されるならともかく、騙す方も騙される方も自分では、騙されてることに気づくな、というのが無理ってもんです。
早晩、騙し続けられなくなります。
負けてるとわかってるもん作る気にはならないし幸せな人生にはならんでしょ。
超一流の人を除く、ほとんどすべての人は負けるに決まってます。
それで幸せになれないというのなら、世の中のほとんどすべての人は、幸せになれないってことです。
あと「自分がどう思うか」です。世間の誰もが認める、とかいう話をしてるわけではありません。
それはそれで構いません。
ただ、それと勝ち負けに拘る気持ちとは、結構矛盾すると思います。
技術者が多いサイトのハズなのに明るい夢見てないなんてどうよと言うキモチです。
根拠のない楽観論を述べる人は、技術者に向いてないと思います。
また、問題が発生しないところに技術者は必要ないわけで、技術者は本能的に問題を探そうとする、とも言えるんじゃないですかね。
みんな戦後とかバブルのころのほうが今より暮らしやすかったとホントに思ってるんですかね?
バブルはそんなに悪くなかったし、少なくとも今より楽観的に生きてた思うね。
あるいはいつの時代が理想なんでしょう。
進歩史観ですね。
大雑把に言って、進歩史観は正しくないです。
Re:「神Excelは事務職の雇用を増やす!」「日本の雇用対策SUGEEEE」 (スコア:1)
「AIに負けたって幸せに生きていけんだろ」と言うのが私の主張ですが、
ならば、AIとの勝ち負けがわかりにくい [srad.jp]仕事を選ぶ必要もないわけです。
負けたって構わないわけですから。
キミの心理には、負けたくない、という本音が隠れています。
そういう意味で、勝ち負けに拘っている、と言っています。
ほとんどの人間はAIに負けて死んだ目をして死を待つだけだ、といいたいんでしょうか?
勝ち負けに拘る人は、いずれそうなりますね。
真の意味で勝ち負けに拘らない人は、必ずしもそうなりません。
Re:「神Excelは事務職の雇用を増やす!」「日本の雇用対策SUGEEEE」 (スコア:1)
こちらへのお答えが明確じゃないですが…
重ねて聞きますが、何を主張したいんですかね?
一般論としてキミの意見は間違っている、ということです。
なんか違うなぁ。自分の話はしてなくて一般の話です。
キミの意見は、なんら一般を表していません。
キミのようにAIに負けることを嫌がる人と、そうでない人がいる、というのが、正しい一般の捉え方でしょう。
# まぁ自己を投影してんだ、と言えばそうなんかしれませんがね。
その通りです。
というか、自己を投影していない部分への観察が不十分過ぎる、という感じです。
# 誰しもそう言うことは有り勝ちではありますが。
なんで創作活動やねんと言われたから「勝ち負けがわかりにくい」と述べただけですよ。
つまり、キミは、AIに負けるのが嫌なので、創作活動を一番に選んだ、ということに他なりません。
真に勝負に拘らないのなら、そんな理由で創作活動を一番に挙げることもありません。
人が主体的に選ぶのではなく結果的にそうなるだろうという事を言ってるのです。
勝ち負けのあいまいなものが残るだろう、と。
キミと同じメンタリティの人ばかりなら、そうなるかも知れません。
しかし、そうではないでしょう。
囲碁で市井の愛好家は世界王者に勝てませんが、それでも愛好家は居るわけです。
世界王者がAIになっても、愛好家は居なくならないでしょう。
前にも挙げたサッカーでも同じです。
こだわってるのはご自身ではないでしょうか。
まったく違います。
もちろん、囲碁愛好家だって、勝つのは嬉しいわけです。
しかし、一回負けた程度では囲碁を辞めませんし、〇〇碁会所四天王(仮)に勝てないからと言って、ましてや世界王者に勝てないからと言って、囲碁を辞めたりしません。
負けても構わないのです。
好きなんだから。
そういうことを「真に勝負に拘らない」と言っています。
一方、キミの言う「一般」は、そうではありません。
ここまで理解したら、#3129512 [srad.jp]で指摘したことを、よく考え直してみてください。
Re: (スコア:0)
「月給21万円の雇用を生み出すために、社会全体が月額40万のコストを使っている」という現象ですね。
子育て主婦に、時給800円で一日5時間働いてもらうために、
社会全体が月額20万円の保育園費用を出し合っている、みたいな。
Re: (スコア:0)
それ、人月論並みの詭弁だと思う。
生産性が低いと生産力が低くなり、能力の低い人1000人居てもスーパーハカーにかなわないように
低い生産力の会社が増えて、その恩恵で雇用が増えるとはいかない。
低い生産力に合わせてマーケットがしぼむか、世界マーケットなら日本が弾かれるだけ。
ワークシェアの観点でも、日本人がとりたてて平等分配に優れているとも思わないから
生産性は低くていいことは無いと思う。
Re:「神Excelは事務職の雇用を増やす!」「日本の雇用対策SUGEEEE」 (スコア:4, 参考になる)
行き着くのはここで、「生産性を下げるかわりに満足度を上げることによる社会の質の向上」を無視したら酷いことになる
単純に「国内の生産性の数値のみに拘る」のであれば、パンなんて1種類だけ売られてればいい。車も4人乗り乗用車を1種類とトラックをサイズに応じて数種類、あとは消防等の特殊車両だけ製造すればいい。野菜も季節にあった1種類だけを作らせればいい。衣類も男女共用の1種類だけ作ってサイズ展開さえカバーすればいい。
みたいなことをすれば数字上の「生産性」は跳ね上がっていくだろうけど、それで国民が幸せになるかといえばそんなことはない。
費用対効果、さらには社会に与える影響まで加味して比較しないでこんな調査しても意味がない。
単に「無駄が多いけど、それにより満足感も高い」国をこき下ろしてやろう、という意図ならわからなくもないが。
Re:「神Excelは事務職の雇用を増やす!」「日本の雇用対策SUGEEEE」 (スコア:2, 参考になる)
公益財団法人日本生産性本部 生産性とは [jpc-net.jp]
これはほかの生産性ではなく労働生産性に関するストーリーで、かつネタ元は日本生産性本部が公表したものなんですが。
Re:「神Excelは事務職の雇用を増やす!」「日本の雇用対策SUGEEEE」 (スコア:1)
> これはほかの生産性ではなく労働生産性に関するストーリーで、かつネタ元は日本生産性本部が公表したものなんですが。
そうなんですが、それもちと問題があって。
生産性の話をスラドで展開する場合、問題点が2つあると思います。
1.話題に参加している人が生産性に対していい加減な理解しかしていない
→#3129143の主張したい事だと考えます
2.「生産性」自体が多義語で、かつ日本生産性本部としても単一の定義で数値を発表していない
#3129143がリンクを示した日本生産性本部のページ [jpc-net.jp]では、季刊生産性統計等の発表資料は、物的労働生産性を示したものだと書かれています。しかしこの話題の日本生産性本部の発表 [jpc-net.jp]で使用されているのは付加価値労働生産性です。同じ労働生産性とはいえ、産出量が異なるものですね。
また、間接税の増税や行政の非効率は、労働生産性や資本生産性、全要素生産性では低下要因となるでしょうが、国民経済生産性では向上要素になります。というか、行政が単なる金食い虫で何の役にも立たない度合いが大きい程、GDPは増加する事になり、GDPを労働者人口で割った国民経済生産性は向上します。変な話なのですが、まあ、そうなっているんです。
Re:「神Excelは事務職の雇用を増やす!」「日本の雇用対策SUGEEEE」 (スコア:3)
アメリカの個人商店の破壊がいかに徹底しているかだと思いますがね。
ウォルマートが地域の商業も雇用も支配してしまい、雇用もそこにしかないので賃金も最低のまま。
こりゃディストピアで、こんなことまで「生産性」と称して有り難がるグローバル崇拝は底辺経営者脳ですな。
Re:「神Excelは事務職の雇用を増やす!」「日本の雇用対策SUGEEEE」 (スコア:1)
それって、「その地域には小売業しか産業がない」というそもそもの問題のような。
小売業のコアは、右から仕入れて左に売るというバケツリレー競争だから、差別化がむずかしいし、何もしなくても自然にそこに収斂していくような。
Re:「神Excelは事務職の雇用を増やす!」「日本の雇用対策SUGEEEE」 (スコア:2)
その通り。
米国と中韓だけをみて欧州を見ないのがグローバリスト。
Re:「神Excelは事務職の雇用を増やす!」「日本の雇用対策SUGEEEE」 (スコア:1)
労働生産性って一人の労働者あたりが生み出す一時間あたりの付加価値で算出されるので、朝から夕方まで店を開けていれば三世代家族が食えた時代と比べたら、そりゃ24時間店を開けて儲からない深夜に高額の給料払ってバイト使っていれば労働生産性は劇的に下がるよ。
下がっても、生み出した付加価値の総量は大きく増えるから、その分をチェーン元に上納してるの。
大規模小売店舗法が規制緩和されて廃止されて以来、日本人の商売人たちはこうやって個人商店が潰されて大企業を儲からせるためだけに命を削り続けるだけの運命となった。
中にはそんな無駄に気づいて、深夜営業をやめたチェーン店もあるけど。
だから日本経済の生産性は「めっちゃ低い」 (スコア:1, 興味深い)
だから日本経済の生産性は「めっちゃ低い」 [itmedia.co.jp]
そこで注目すべきは、日本経済の成長を阻害している、「日本病」について考察をされている点だ。
それは一言で言ってしまうと、客観的な事実に目を向けることなく、自分たちに都合のいい「願望」のような評価に引きずられてしまうという「病」である。
例えば、近ごろよく「生産性」の話になるのでご存じの方も多いが、日本の1人当たりGDPは世界で27位と、先進国の中で最も低い生産性となっている。しかも、アトキンソン氏によると、労働者ベースでみるとスペインやイタリアよりも低く、米国50州で最も生産性の低いミシシッピ州にわずかに勝る程度だという。
だが、このように客観的なデータを提示されても日本人の多くはこの現実を受け入れようとしない。受け入れないどころか、「そもそも日本人はチームプレーが得意なので1人当たりのGDPなど意味がない」とか「日本人には生産性などという指標でははかれない力がある」という科学的根拠のない反論をしてくることの方が圧倒的に多い。
なぜか。アトキンソン氏は我々日本人の頭の中に刷り込まれている「世界第2位の経済大国」が深く関係しているのではないかと考察している。
『世界ランキングが高いということは、日本人の潜在能力がいかんなく発揮されていると思い込んでいる方が多いのではないでしょうか。1人あたりのデータを見ずに、世界ランキングが高いということだけを見て、日本の実績は諸外国より上だと信じ込んでいる人が多いのではないでしょうか。これは、恐ろしい勘違いです。1億人の人口大国・日本の世界ランキングが高いのは当たり前のことです』
「世界第2位の経済大国」というのはGDPという「経済の大きさ」の指標である。GDPは人口×生産性なので、中国経済が台頭してくる以前、先進国の中で米国の次に人口の多い日本が、2位というポジションについたのは当然といえば当然の結果である。しかし、「日本のGDPが世界第2位にまでなったのはなぜ?」という問いかけをされても、「人口が爆発的に増えたからでしょ」と答える人は少ない。「世界一の技術力があったから」とか「日本人は世界一の勤勉だから」とか答える方が圧倒的に多いのではないだろうか。
確かに、日本には技術力の高い企業がある。しかし、そうではない企業もそれ以上に多く存在している。日本人労働者は真面目だというが、怠け者だって少なくない。そういう「個」の事情が、「全体」に対する評価に引きずられる形ですべて帳消しにされる。つまり、ひと握りの日本人・日本企業が優れているという話が、「世界第2位の経済大国」というフィルターを通すと、いつの間にやら「日本全体が優れている」という話にすり替わってしまっているのだ。
Re:だから日本経済の生産性は「めっちゃ低い」 (スコア:1)
いやまてACだからまさか本人……
Re:だから日本経済の生産性は「めっちゃ低い」 (スコア:2)
結局はこれだよな
経営が無能なだけ
素晴らしい結果と言える。 (スコア:1)
製造業や小売業。特に小売業は人件費の占める割合が大きく生産性の引き上げには人件費の引き下げが必須です。つまり日本の小売業はアメリカと比べて給料がいいということですね。
あるいは日本の小売サービス業はアメリカと違って価格の割にものが良いともとれますね。もちろん日本人がケチンボだとか日本人が貧乏だとか日本人のサービスに対する発想力が貧弱だなどとも取れますね。
日本は人口の割に生産性が低いというのはこの手の調査ではお決まりの傾向なんで今さらわーわーいうようなことではないかな。
Re:素晴らしい結果と言える。 (スコア:1)
> 製造業や小売業。特に小売業は人件費の占める割合が大きく生産性の引き上げには人件費の引き下げが必須です。つまり日本の小売業はアメリカと比べて給料がいいということですね。
生産性は付加価値を人数(または総労働時間)で割るんだけど、
この付加価値はざっくりいうと売上ー外部流出なので、人件費も含まれる。
利益率を同じにするなら、むしろ人件費を挙げるほうが生産性が高くなる。
そりゃまぁ (スコア:1)
日本の労働者には経営者視点が求められるので、
専門職の労働者に比べて効率で劣るのは必然です。
富裕層向けさーびす (スコア:1)
日本でサービス業の生産性(付加価値?)が低いのは富裕層向けのサービスが少ないからかなぁ?なんて思ったりする。
「お金持ちに気持よくお金使ってもらう」
なんて視点でサービス展開すればちょっとは稼ぎも上がるんじゃないかしら?
まぁこういうのが成り立つならそれだけ格差が拡大してることを表すようなもんなので、現在の日本の状況に合ってるかは知らないけど。
# 富裕層が増えてもセコい富裕層ばかり増えたら世の中にお金が回らないし、そうじゃない富裕層もサービス充実してる海外でお金使ってたりするんじゃない?
Re:富裕層向けさーびす (スコア:1)
実際にそういうサービスを行うお店があってもテレビや雑誌など大衆向けのメディアには出てこないんでしょうね〜(あくまでもイメージです)。
稀にテレビでも隠れ家的な宿で旅館名非公開でやたら豪華なところを紹介してるけど、そういうとこもそんな感じっぽい。
超富裕層というより小金持ち向けサービスの展開が進んでいくかなって思ってます。
JR九州のななつ星とか、今度JR東が始める四季島とかもそうですかね。新幹線のグランシートとかも。
豪華寝台列車「トランスイート四季島」 青森駅で公開:朝日新聞デジタル [asahi.com]
そういうサービスを提供するにしても富裕層が何を求めてるのかを知らないとならないわけで、まぁちょっと想像がつかない世界ですね。
労働生産性とは「品質」ではなく「利益(付加価値)」です (スコア:1)
サービス業でも情報通信業は米国比で74.0%だったのに対し、卸売・小売業は38.4%、飲食・宿泊は34.0%と特に低い。
日本の「卸売・小売業」とか「飲食・宿泊」とかは、世界レベルで見ても高品質です。
オ・モ・テ・ナ・シ
それなのに、生産性が悪いということは、サービスにふさわしい対価(料金)を取っていないということです。
つまり、ここで上がった業界は、ブラック率が高く、低賃金の非正規労働者を積極的に活用していますが、
それにより賃金を圧縮して、それを原資として売価をダンピングしているといういびつな構造をこの統計は示しております。
これらの業界で、(皆さんのおっしゃるように)労働の効率性を追求すると、さらにいびつなことになります。
「サービス業の生産性の向上」が必要とするならば、
たとえば、牛丼の値段が値上がりを許容しなければならないんですけど、
皆さん、その覚悟はあるんですか?
求められるのは、品質の向上ではなく、利益の向上です。
実際は (スコア:0)
申告してないサービス残業があるから、本当の生産性は更に低いでしょうね。
Re:実際は (スコア:2)
Re:実際は (スコア:1)
注釈なしで「労働生産性」という場合、従業員一人あたり付加価値額を指すので、サービス残業は関係ないと思うんだが。
Re:実際は (スコア:1)
サビ残で生産性底上げしてるんなら、何で
>化学産業は米国の1.43倍、機械産業では1.09倍と上回っている
こういうサビ残できない業種で高い生産性を示すことができるんでしょうかね
そりゃヒトじゃなくプラントや機械が生産してるからだろ?自動化が進んで
少ない人数でプラントヲ廻せるようになってるからですね。
# 人間の労働生産性を語る話じゃなかったけ。
Re:実際は (スコア:1)
労働生産性の場合は、会社(雇用者)がどれだけ利益を得るかではなく、労働者が、どれだけ付加価値≒賃金を単位労働あたりで多く得られるかが数字の基準になってますから、
サービス残業が横行すればするほど労働生産性は、原則として下がります。
サービス残業の分タダ働きすれば、単位労働時間あたりの付加価値生産額≒賃金は下がりますからね。
しかも、未だに円ベースでの賃金の下落傾向がとどまらない上に、円安にもなってますから、米国の労働者の(単位時間あたりの)給与と較べたら、日本の労働生産性は更に下がることになる。
# この辺りは、マルクス経済学の基本を知ってると感覚的にわかると思いますが。
## 労働生産性自体にはマルクス経済学の話はないのですが。
生産性が低いとわかるとどうなるか (スコア:0)
長時間労働の強要で生産性が落ちてるのに
「生産性が低いとはけしからん、(働く時間は維持したまま)もっと成果を上げろ」
と言い出すのが想像に難くないのがなー
Re:生産性が低いとわかるとどうなるか (スコア:2, 興味深い)
ちょっと違う。
労働生産性が低いので、経営者は目標の付加価値を得るために長時間労働を強いてしまっているのが現状。
ここでも長時間労働規制の話題が出ると「残業できないと給料が減るから嫌だ」というやつがいるよね。
そうやって労働生産性が低い社員に給料を払うために労働生産性が高い社員は割を食うのが日本型企業。
労働生産性を高めるためにフレックスタイム制度という、コアタイムだけ出勤していれば短時間勤務で帰っても良い、そのためには効率よく生産性を上げるようになるという仕組みを作ったのだけど、経営者・上司・社員の全てが「早く帰りやがって、時間が余ったなら他の仕事もやれよな」という悪しき感覚に囚われて批判するため、誰も生産性を上げて勤務時間を短くすることができなかった。
それならば成果だけをみる裁量労働制はどうだろうかということになっても、「どうせ集中的に力を入れて頑張っても、ゆるゆる長時間やっても結果が同じならゆっくりやるよ」ということになって、逆に労働生産性は低下しましたとさ。
なんだか日本人って駄目な国民性だなと思えてきた。
Re:生産性が低いとわかるとどうなるか (スコア:1)
値段200円の牛丼に卵をつけてお値段そのまま200円。
っていうのはサービス向上してるけど、稼げるのは200円のまま。
サービス向上したところで、得るものが変わらない、むしろ投入したコスト・労働力からすれば下がってしまってるわけだ。
日本の生産性が低いのはそういうせいだと思う。なんでもサービスしすぎ。客に尽くしすぎ。
サービスを向上すれば客がたくさん来てもっと儲かる、というのが前提。でも、みんなやるから我慢大会で疲弊してる。
Re:うん、知ってた (スコア:2)
減反なんかやってて生産性が上がるはずもなし
エンゲル係数まで上がっていいことない
Re:うん、知ってた (スコア:1)
学歴なんか関係あるか…?いや全くないとは思わんケド。
農林業の生産性が低いのは別に儲けようと思ってないから、でしょ。
自家消費分+αとかのところがすげー多いからな。
現金? 年金で。的な。
企業が参入すりゃいいのは間違いないがまー農地の広さがねー
細切れだからものすごい面倒なんだよなぁ
Re:うん、知ってた (スコア:1)
言ってることは、大筋間違っていないとおもうけど。
Web系の仕事をしてる人たちは、ついに時間的な自由をかなりの部分で得られたのに(スタバでMacBook、なんて象徴的ですね)
実に薄っぺらい。
もっと良い例出せるでしょ?
いつまでも不便な田舎で国豊を食いつぶしていく。
「国豊」ってあまり聞かない言葉ですが、国富の間違い?
# 他人様の学歴を云々し…
ド田舎のご先祖様とやらが、そんなに立派な人間だったのかと(笑)
立派でなければ愛されない、というわけじゃないんだよ。
もし、立派でなければ愛されない、というのなら、世の中の大抵の人は愛されない、ってことになる。
もちろん、僕やキミなんかは愛されることはない。
まあ、そう言う愛の無い社会であれば、効率を優先して都市に集中しなければ生きていけない、というのは正しい理屈では有るね。
Re:うん、知ってた (スコア:1)
# もっとも練馬大根は生産量が希少
Re:品質は? (スコア:1)
QC/QAはアウトソーシングしてリコールと返品が常態化してるようなところは質より量なんじゃないすかね。
Re:どれだけ怠けてんだろ (スコア:1)
しかし、インテルのCPUを筆頭に、半導体は今でも意外と米国が多い。
随分前からマレーシアとかフィリピンとか刻字してあるの見ますが
逆にアメリカで生産してるCPUってなにがあるんやろ?
# AMDやAppleは台湾だよね?
Re:どれだけ怠けてんだろ (スコア:1)
># AMDやAppleは台湾だよね?
AMDのチップを作ってる(た?)GLOBALFOUNDRIESのファブはドイツがメイン。
あと、米国内にもあるみたい。
Re:どれだけ怠けてんだろ (スコア:1)
AMDは自前の工場をドレスデンに持ってましたねぇ(それをうっばらってファブレスになった
# AppleはTSMCか
Re:どれだけ怠けてんだろ (スコア:1)
メモリといえば日本製だったのにねえ
その名残が東芝なのか
# ルネサスとは言わない
Re:どれだけ怠けてんだろ (スコア:1)
半導体(メモリ)は産業の米、と言われていた時代がありましてね、
それがあれよあれよという間に衰退して、残ったのが東芝ぐらいで…
そういやぁエルピーダってあったなぁ(遠い目
ググってみましたが、マイクロンメモリジャパンですか…
# 広島と秋田に工場がありますね…
Re:どれだけ怠けてんだろ (スコア:2)
沖縄の空も飛びまわってて、ついさっきオスプレイが沖縄の海に着水したりしとるしな
Re:人口過剰から産まれた文化 (スコア:1)
だとすると、今世紀後半にはなす統べなく人口が自然減少するから、
22世紀には経済大国になれるね。
結構合ってるかも。
Re:∴円高の是正が必要 (スコア:1)
第二次世界大戦の時の軍部と同じですよ。円安や株高が自己目的化していて、そこから産まれてくる弊害を徹底的に無視すると同時に、現実に大きな問題が起こっても、徹底的に見ないで問題を先送りしてる。
第二次世界大戦と言うか大東亜戦争で、軍部が「早期に米国を打ちのめして有利な条件で講和する」と言う、そもそも前提条件が誤った話で無理やり対米開戦に突き進み、事前に一部で予想されてたように米国の国力が勝って、ミッドウェー以降一気に押し切られて日本全体が疲弊し、沖縄が陥落しても未だ「有利な条件での講和」に軍部や政府が固執した挙げ句の果てに、
核爆弾を落とされ・ソ連が侵攻し、そもそも食糧の流通が破綻していたので本土決戦と同時に革命すら起きかねない。となって、やっとしぶしぶ敗戦を認めて連合軍に降伏したのと、同じですよ。
そういう希望的観測ばかりで現実を見ないくせに、自分の保身しか考えずに問題を先送りし続けてる人種が、この国では偉くなってしまいがちなシステムが、戦前と今で共通してると言うべきか。
Re:∴円高の是正が必要 (スコア:2)
工作おつかれさまです
Re:∴円高の是正が必要 (スコア:1)
> 円安で円換算するとGDP上がったことになる万歳
一体なにを言ってるんだ?
円安なら日本のGDP(ドル建て)も減る。
日本のGDP(円建て)は変わらない(←当たり前)
米国のGDP(円建て)は増える。
Re:不法移民が殆どいないんだから仕方がない (スコア:1)
マジでみんな理解してないんだけど、給料と生産性は関係ないぞ。