沖縄県で空中給油中のオスプレイにトラブル、名護市沿岸に不時着水 246
ストーリー by hylom
良い判断だったのでは 部門より
良い判断だったのでは 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
沖縄県・普天間飛行場所属の垂直離着機「オスプレイ」が、名護市沿岸で空中給油の訓練中にトラブルを起こし、名護市海岸沖に着水して機体が大きく損傷する事故が発生した(朝日新聞、日経新聞)。
給油用のホースがオスプレイのプロペラに接触してプロペラが損傷し、機体が不安定な状態になったため普天間基地への帰還を試みたという。しかし、普天間基地は市街地内にあるため、途中でパイロットが海岸沿いの名護市・キャンプ・シュワブに変更し、その途中で不時着水を行ったとのこと。
オスプレイは水平飛行と垂直飛行を切り替えられ、その過程で機体が不安定になる可能性が指摘されているが、今回のトラブルは水平飛行中に発生したようだ。この事故については「墜落」ではないかとの声もあったが、パイロットが機体をコントロールして着水させたことから墜落ではなく「不時着」や「不時着陸」、「不時着水」であると防衛省は発表している(BuzzFeed)。
なお、空中給油中の事故はオスプレイに限ったものではなく、米国内でも発生しているようだ。
米軍準機関紙は「crashed off」 (スコア:2)
墜落でも不時着でもいいけど、言葉遊びよりもこの件で海兵隊司令官が「感謝すべき」とか植民地意識丸出しで言ってることの方を問題にすべきじゃない?
少し…頭冷やそうか…
Re:米軍準機関紙は「crashed off」 (スコア:2)
この副知事は信用できません。人ならば,
「危険を冒して市街地を避けて飛んだ米兵に感謝する。大けがをした人がいなくて何よりです。ただ,より安全にするために米軍基地は閉鎖してもらいたいです。」
ぐらいは言うべきです。自分のイデオロギーや思想が大切で,人の命をどうとも思っていない方だと思います。
県民が死んでぐれればもっと良かったと思っているように思います。
普天間を名護に移そうとしないのがその証拠です。
Re:米軍準機関紙は「crashed off」 (スコア:2)
ですから,米兵にも家族もいれば,生活もあります。
それなのに,民家を危険にしないため,飛行機の調子が悪い中,迂回して不時着した方々は賞賛に値します。
農民や労働者のためと言って社会主義ができましたが,本当に農民や労働者を考えていたわけではないので,農民や労働者のためになりませんでした。
それと同じで,沖縄県民のためと言いながら,本当に沖縄県民のことを考えているわけではないので,沖縄県民のためにならないと思っています。
Re:米軍準機関紙は「crashed off」 (スコア:1)
実際に司令官が言ったのは"he is to be commended for..." [nhk.or.jp]。
これは直訳すると「民家に墜落させなかったパイロットは表彰されるべき」になり、「感謝するべき」とはならない。
さらに言うと、この場合「表彰」するのはどう考えても米軍なので、この文に「日本人」はそもそも登場していない。
あなたは司令官が「(日本人が)感謝すべき」と言ったと解釈したようだが、そういうミスリードを誘う訳は明らかに誤りである。
Re:米軍準機関紙は「crashed off」 (スコア:3)
> 実際に司令官が言ったのは"he is to be commended for..."。
ダウトというかミスリードというか。この NHK のリンク先には Lieutenant General Lawrence Nicholson was speaking to reporters とあるから、これはリポーターに対して言った言葉。これに対し問題となっている「感謝すべき」という発言は非公開の沖縄県副知事による抗議の場での発言。
沖縄米軍トップ「感謝されるべき」 オスプレイ事故、抗議に反発 [okinawatimes.co.jp]
パイロットが平凡(もしくはそれ以下)だったら? (スコア:2)
> 仮にこれが事実なのだとしたら、よっぽど失礼な物言いされたんだろな、と。
「抗議書に」とある通り、文書にパイロットに対する気遣いがないなどという話ですが。
> 本当にこれが事実ならば、ね。
なにか事実で無いと考える根拠がありますか?
「彼は沖縄を守った」 四軍調整官、興奮の口上 質問受け初めて謝罪 [ryukyushimpo.jp]
パイロットが表彰ものだとすると、平凡なパイロットでは民家に突っ込むところだったのかな。つまり安全監理上は民間人の死者を伴う大事故になった可能性が相当にあったという自覚があるのか?
そのような大事故にせず死者なしに食い止めたパイロットを表彰するのは別に構わないと思う。が、沖縄県にいうべきことは他にあるだろうに。
Re:米軍準機関紙は「crashed off」 (スコア:1)
Re:米軍準機関紙は「crashed off」 (スコア:1)
Re:米軍準機関紙は「crashed off」 (スコア:2)
防衛には役立つことは明らかです。
米軍基地があるところを攻撃しようなんて国はありません。
#大日本帝国は除きます。
Re:米軍準機関紙は「crashed off」 (スコア:1)
トロツキーの永久革命論が今でも聖典
Re:米軍準機関紙は「crashed off」 (スコア:1)
2004年、住宅地に隣接する沖縄国際大学に墜落した米軍ヘリのパイロットは、「人が少ない場所に落とした。よくやった」と米軍では表彰されたんだけどね。
今回のパターンとそっくりだよね。
民間人に犠牲者が出なかったものの、けして人が少ない場所じゃなく、中には飛び散ったヘリの部品が赤ちゃんのいるアパートの部屋に突っ込んで来たりしていた。
あの事故で民間人に死人が出なかったのはパイロットの腕が良かったのではなく、本当に神様に感謝すべきと思うくらいの軌跡。
双発機は (スコア:0)
1発死んでも飛行を続けられるように設計されていると聞いたことがあるが、
オスプレイはそういうものではなかったのかな?
まあ大事をとったのかなと (スコア:2)
一般論で書いてみる。両ナセルはシャフトでつながってるから、片方のエンジントラブルによる片肺飛行は出来る。プロペラが損傷して不安定だと、VTOL着陸は難しいかも。エンジンが無事でプロペラが回っているなら、そのままずっと水平飛行できるはず(仮にプロペラが片方止まっても、普通、双発機は飛べるはず)。オスプレイは本来、主翼水平で滑空して着陸もできるはず。プロペラは邪魔だが、飛散しないらしく、問題にはならないらしい。片方のプロペラが止まれば、飛行はだいぶ不安定にはなるかもしれない。ちょっと、損傷の全貌が分からないので、それ以外のトラブルが生じていたかもしれない。
なので、本来は基地まで戻れるはずだが、大事をとって普天間まで戻らないでキャンプシュワブを目指す事にしたが、さらに飛べなくなり?、海岸にハードランディング。
Re:双発機は (スコア:1)
エンジンが片方死んでも飛べるみたいだけど、プロペラ破損では不安定すぎて安全な着陸は
無理なんじゃね。VTOLだし。ヘリもエンジンが死んでもオートローテーションで降りられるけど、
ローターが壊れたらお手上げだと思う。
陸地に落ちると被害がでるし、海のど真ん中に落ちると救助が間に合わんかもしれん。
浅瀬に落ろすのが最善だと判断したのでは。
Re:双発機は (スコア:1)
落ちるまで無事だったものが波で壊れるというのは基本的に考えにくいですね。
なんか今朝あたりからそういう妙な話を見かけるようになったんですが何やら軍事評論家だかが言ったらしい?
機体が木っ端みじんに壊れた原因はほぼ100%着水時の衝撃と考えていいと思います。
航空機(固定翼機)というのは空中にいる限り絶対にこれ以上のスピードは出ていないと死ぬという速度(失速速度)があり、これを下回ると翼は即座に揚力を失い真下に「べたーん」と落ちて死にます。この速度は機体の状態によりますオスプレイの失速速度は知りませんけどまあざっくり時速100キロとかの世界です。
また航空機は船舶と違い「波を切れる船首」がありませんので猛スピードで着水すると同時に前方から凄まじい造波抵抗を受けることになります。
これらにより、航空機が水上に五体満足で降りるのは非常に難しいです。大抵はグシャっといきます。
逆に一旦水上に降りてしまえばちょっとやそっとの波でどうこうなるほどヤワではないです。
壁とかは結構ぺらぺらなんですけど、フレームは数百キロでカッ飛んでいる間の膨大な加重に耐えるためメチャクチャ頑丈に作られています。
飛行中に何かあたると木っ端みじん!みたいなイメージあるかもしれませんが、それは飛んでること自体が凄まじい負荷なんです。
まあ着水した後は普通は(台風で風速50mとかでないなら)折れる心配より沈む心配をした方がいいですね。
今回のケースはたまたまコックピット部分が無事だったのがラッキーだったというのに尽きると思います。あそこは結構頑丈に作られてますから。
逆にキャビンは完全に木っ端みじんなので、作戦行動中でキャビンに輸送中の兵士がいたりしたら大惨事でした。
Re:双発機は (スコア:1)
とりあえず「クラッシャブル構造」でググってこい
意図的に(不時着時の運動エネルギーを吸収するため)機体を破損させるのは最近では普遍的な設計
スッカスカの知識で適当言ってるの恥ずかしくないか?
Re:双発機は (スコア:1)
それ、「ウォッシャブル」
#ってツッコんでほしかったん?
Re:双発機は (スコア:1)
Re:双発機は (スコア:1)
給油ホースが当たった程度でプロペラが折れるのが悪い、やっぱりオスプレイは飛ばすと危険な欠陥機だ
みたいな話で騒ぐ奴らが出てくるに100ガバス
Re:双発機は (スコア:2, おもしろおかしい)
社民党員風のゲッソリ眼鏡のオバサンがこの世の終わりみたいな表情で「恐れていたことが…起こってしまった!」ってNHKニュースで街の声役をやってました。
誰も被害がでてないのにそんなに深刻ということはあの人はオスプレイのセールスマンか何かなのかしら。
Re:双発機は (スコア:3, おもしろおかしい)
>社民党員風のゲッソリ眼鏡のオバサンがこの世の終わりみたいな表情で「恐れていたことが…起こってしまった!」ってNHKニュースで街の声役をやってました。
漸く待ちに待った不時着という墜落をしたけどタヒ人もケガ人も出なかったのが
彼女や彼らにとっての「恐れていたこと」なんじゃないすかね。
#不幸中の幸いなのか、幸い中の不幸なのかはアナタ次第。
Re:双発機は (スコア:2)
つまりいくらメモリを積んでも入力データが間違っていると誤った結果しか出力されないうことですね。
Re:双発機は (スコア:1)
>お茶の間に笑いを提供する仕事をしている活動家の方々には、これくらいのことを言ってほしいものだ。
沖縄に押しかけては周辺の住環境や自然環境を破壊しまくってるらしいのがマスメディアではあまり取り扱われないのは、お茶の間は彼女や彼らにお笑いのみを欲しているからですね。
Re: (スコア:0)
固定翼モードで巨大なプロペラを前方に2個回した状態で空中給油するのって難度高すぎじゃねこれ本当に成功する前提で作戦立てて大丈夫かとは思ったよ
Re:双発機は (スコア:2, 参考になる)
> 固定翼モードで巨大なプロペラを前方に2個回した状態で空中給油するのって
> 難度高すぎじゃねこれ本当に成功する前提で作戦立てて大丈夫かとは思ったよ
海兵隊のMV-22、空軍のCV-22も共に給油方式はプローブ&ドローグ式 [ytimg.com]みたいよ。ならば、ドローグを空中で引きずる必要があるから、固定翼モードでないと給油は出来ないよね。
じゃあ、空軍式のフライングブーム式ならホバリングモードで空中給油出来るの?と言えば、これも多分無理。空中給油機もホバリングしてないと駄目な訳だから。
今回の事故は、パイロットが下手くそだった事に原因は尽きると思うよ。海兵隊なら、ヘリコプターでも空中給油(やはりプローブ&ドローグ式)を普通にやっている訳だから。
Re:双発機は (スコア:1)
>今回の事故は、パイロットが下手くそだった事に原因は尽きると思うよ。海兵隊なら、ヘリコプターでも空中給油(やはりプローブ&ドローグ式)を普通にやっている訳だから。
早くパイロットもAIかロボに交代させないと。
Re:双発機は (スコア:1)
オスプレイなら沖縄本島から尖閣諸島まで余裕で往復できるから沖縄に配備するんだ、本土に配備したら届かないんだ、地理的な理由なんだって言ってたと思うが、なんで空中給油の訓練をしてるんだろ。
不時着だか墜落だかどっちでもいいけど、これしきのトラブルで全損するような高額で脆弱な機体なんか軍用で使えないな。
敵の視点で見るとオスプレイがやってきたら簡単に撃ち落とせるからラッキーってなもんだ。
#次々とオスプレイ配備の矛盾点が露になってくる
Re: (スコア:0)
空中給油機もオスプレイにして、ホバリングで給油すればよかったのに。とか言ってみる
Re:双発機は (スコア:1)
非接触空中給油システム設計者「まさか顔射を参考にしたとは言えない」
# 言えよ(えー
Re:双発機は (スコア:1)
Re:双発機は (スコア:1)
なんというクールジャパン (まちなさい
Re: (スコア:0)
じゃあ騒いでやろう。
複合材のローターはそこそこの衝撃では折れない様にも改善できるだろうからもちっとしなやかにすべきかな。
あとは、やっぱ構造的に翼端にローターってのはやっぱトラブル時の安定性に難があるんでエンジンナセルの外側にも翼面を持った構造も考えるべき。
短期的には今回みたいな時を考慮して、非常時に両エンジンを爆発ボルトなんかでパージして滑空しやすくするとかも考えるもの良いかも。
なんでもかんでも「現在のがサイコー。異を唱えるのは馬鹿」では進歩はないよ。
Re: (スコア:0)
Re:双発機は (スコア:1)
Wikipediaに貼ってる写真
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%BA%E4%B8%AD%E7%B5%A6%E6%B2%B9 [wikipedia.org]
見るとオスプレイもたいがいだがヘリコプターがむちゃくちゃやな
ちょっと何とかならんのか気分
そもそもプロペラと合わんのやなぁ…しかも夜間…兵隊さん大変だな…
Re: (スコア:0)
エンジンは1つ止まっても緊急的に1つで両方動かすとかできるようになってたはずだけど、
プロペラが損傷したならバランスとかバランスとかバランスとか。
Re: (スコア:0)
両翼端であのサイズだから無茶苦茶バランスが悪くなるな。
ま、最初から言われていた話ではあるが。
Re: (スコア:0)
設計上できるが簡単にできるわけではないし全てのパイロットができるわけでもない。
過去には何度かジャンボ・ジェットが片肺で空港までたどり着いたりしているし今回も滑走路に着陸する予定だった。
設計が悪いのかパイロットが下手なのかは知らんが途中で諦めたからこうなっただけ。
言い方 (スコア:0)
https://twitter.com/chidaisan/status/808869635625881601 [twitter.com]
https://twitter.com/tsukiyono_/status/808930839316799489 [twitter.com]
https://twitter.com/segawashin/status/808888124264812544 [twitter.com]
だそうで。
Re:言い方 (スコア:1)
敗戦 → 終戦
占領軍 → 進駐軍
性奴隷 → 慰安婦
児童売春 → 援助交際
撤退 → 転進
全滅 → 玉砕
避難 → 疎開
職安 → ハローワーク
便所 → お手洗い or 化粧室
墜落 → 不時着 new
Re:言い方 (スコア:2)
年金受給不安 → 100年安心
Re: (スコア:0)
これ調べてみたけど
NewYork Times は Crash Landing = 不時着 だし
国防省に至っては Land = 着陸 でした。
左の人は嘘つくのやめないとさすがに信用なくすってことを覚えた方がいいと思う。
Re:言い方 (スコア:3, 興味深い)
Crash Landingは日本語の不時着とはちょっと違うかな。不時着しようとしたけど大破しましたテヘペロみたいなニュアンス。
日本語の不時着はかなりセーフ寄りのニュアンスなのでEmergency Landingの方がニュアンスが近い。
そしてさすがに水に落ちて大破してるものを正常なLandingを呼ぶのは強弁感ある。それはさすがに陸に降りた時に使う言葉だ。
Re:言い方 (スコア:1)
Google Newsで「Osprey」と検索するとほとんど「Crash」です。
墜落ではないと言ってるのは米軍とそこから話を聞いた日本政府くらいのもんですよ。
※米軍はもともと死者が出るような事故でも墜落といった言葉は使わないようにしているようです
Re: (スコア:0)
不時着か墜落かの論争に全く意義を見いだせないのですが何かあるのでしょうか。
どちらにせよ法的な用語ではなさそうなので責任の所在が変わるわけでもなし。
そもそも、政府の用語法として着陸時に制御を行えていたか否かを基準に不時着・墜落の表現を使い分けているようですが
ネットで騒いでる方々は大破しているのだから不時着ではないというようなそもそも反論にもなっていないことを挙げていますし騒ぎたいだけなのではという気しかしません。
Re:言い方 (スコア:2)
科学技術がメインのサイトなんだから、定義が曖昧な表現は避けるべきだよな
「オスプレイが海に墜ちてバラバラになった。」
これが現象を正しく捉えた言葉
よく知りませんが (スコア:0)
流行っているモーツァルトのCD [srad.jp]でも流しながらオスプレイにありがとう [idle.srad.jp]と感謝しるっ! [yahoo.co.jp]ってお偉いさんが言ってるそうです。
感謝が足りないと墜落するように出来ているのでしょう。
死者が出なかったようでなにより (スコア:0)
最初に想像したのは何故かBlack Hawk Down
いま沖縄どうなってんだろうな
Re:バラバラになってるから墜落だ! (スコア:1)
なんかtwitterではクラッシャブル構造があるから大破したけどセーフとか言ってる人いますけど、航空機にそんなのないです……
最悪でも胴体底面をこすっておりて機体構造は保つのが前提で、形が潰れると基本的にヤバいです
航空機にはクラッシュワージネス設計というのはありますが、これは機体全体で衝撃を分散させるようなイメージで、自動車のクラッシャブル構造とはむしろ正反対です
ていうか今回はたまたま訓練中でキャビンが空っぽでたまたまコックピットが無事だっただけで、もしこれが作戦中だったらキャビンの中の人は全員ミンチですがな!やばいよユニバーサルメルカトル構造!
Re:バラバラになってるから墜落だ! (スコア:1)
あまりに酷いので航空という単語以前に工学という単語すら使って欲しくないんだけど。
・機体全体に力を逃がした結果、機体全体が均等に全壊したんだ!
北斗の拳かニンジャスレイヤーか…
・オスプレイはヘリコプターだ!
オスプレイはエンジン異常時には固定翼モード決め打ちになる。これは国会でオートローテーションできないのかとか槍玉に挙がってたので知っている人も多いと思う(元レスはしらんもよう)
ただ緊急時にはペラが吹っ飛んでも滑空の余地がある固定翼モードの方が生残性は高いと思われるので妥当な設計ではないだろうか。
ともかくオスプレイは非常時においてはヘリコプターではない
・横方向に運動エネルギーもったまま地面に接触
地上で横転するのはもってのほか
恐らくオスプレイガイドブックの52ページを誤読したアレが話の出所だと思われるが、恥ずかしすぎるので読み直せ。
そもそも主翼をわざと圧壊するように設計するというのはあり得ない。主翼は航空機において最も強固な部品になっている。飛行中に壊れたら確実に全員が死ぬからだ。ぶっちゃけた話、飛行中にキャビンの屋根が吹っ飛んでも生還できるが、翼がもげたらその時点で乗員乗客全員死亡が確定する。また常に巨大な応力負荷が掛かるため適宜「しなる」ようにもなっており、これで運動エネルギーを吸収する。主翼は脆くしていいような部品ではないのだ。
また、地上に来てから「横に転がって」衝撃を吸収するというのもあり得ない。航空機が止まるためには逆推力装置、着陸ギアのブレーキ、スポイラー、エアブレーキなどを使うわけだが、つまり主翼そのものが重要なブレーキシステムでもあるためちゃんと前を向いていて貰わないと困る。
更にもっと重要なことに、主翼は燃料タンクを兼ねている。これから危険な着陸を行うという時に燃料タンクをわざわざ破壊したい人はいないであろうくらいの想像はできるだけの知能を期待する。
例外的にプロペラやエンジンが「上手くもげやすい」ようになっていることはある(実際多い)
ただしこれは「衝撃を吸収するため」ではなく「それによって機体の他の部分が破損することを防ぐ」ためにパージしているだけだ。
・無人だから意図的にキャビンを潰したんだろ
緊急着陸時に「意図的にどこを壊してどこを守る」といった選択肢はない。着陸ギアか、着陸ギアが使えない(=胴体着陸するしかない)なら機体底部で衝撃を受け止める以外の選択肢はない。
胴体着陸に備えてわざわざ機体底部は他の部分と比べても頑丈に作られている。だからもちろん機体底部がクラッシャブル(笑)だったりすることはない。
Re: (スコア:0)
クラッシャブルゾーンだけ壊れてるならともかく
ほとんど大破してますが。