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2017年2月26日の記事一覧(全6件)
13171330 story
情報漏洩

Cloudflareのバグで別のユーザーのCookieやパスワードが送信される 17

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通過 部門より
CloudflareのHTMLパーサーのバグにより、同社のリバースプロキシを使用するWebサイトにアクセスすると、別のユーザーのCookieや認証トークン、パスワード、APIキーなどを含むデータが送信される状態になっていたそうだ(Cloudflareのブログ記事Project Zero — Issue 1139The Registerの記事The Vergeの記事)。

このバグはバッファー終端のチェックで「>=」ではなく「==」を使用していたため、ポインターがバッファー終端を超えていることを認識できないというものだ。そのため、破損したHTMLタグを含むページを処理するとバッファーオーバーランによるメモリーリークが発生し、別のユーザーのデータが一緒に送信されることになる。バグを発見したGoogleのTavis Ormandy氏は、Heartbleedのようなバグと説明しつつ、「Cloudbleed」と呼ばないように求めているが、既にロゴも作られてしまっている。
13171334 story
アナウンス

英研究、眠っている子供の多くは一般的な煙報知機の警報音に反応しない 47

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爆睡 部門より
英国・ダンディー大学の研究によると、眠っている子供の多くが一般的な煙報知器の警報音に反応しないことが判明したそうだ(ダンディー大学のニュース記事Derbyshire Fire & Rescure Serviceの記事The Guardianの記事BBC Newsの記事)。

研究者のDave Coss氏はダービーシャーの消防・救急サービスに勤務して火災現場の調査などを行っており、2012年に5歳~13歳の子供6人が亡くなった火災で全員の遺体がベッドの上で発見されたことから研究を始めたそうだ。研究の第1段階は2歳~13歳の子供34人を対象に各家庭で実施された。その結果、全体の80%、男子は全員が警報音で目を覚まさなかったという。

大人と子供では反応する警報音の周波数や鳴動パターンが異なるとみられ、より低い周波数(520Hz)の警報音と火事だから起きるように(Wake up! The house is on fire.)告げる女性の声を組み合わせたものでは90%が目を覚ましたとのこと。研究の第2段階としては、2歳~16歳の子供がいる500以上の家庭をボランティアとして募集し、この警報音の効果を調べる計画だ。
13171336 story
Windows

Windows 10 Insider Preview ビルド15042、評価版を示すウォーターマークが消える 19

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半々 部門より
Microsoftは24日、Windows 10 Insider PreviewのPC版ビルド15042とモバイル版ビルド15043をファーストリング向けにリリースした。PC版のビルド15042では評価版を示すデスクトップ右下のウォーターマークが表示されなくなっている(Windows Experience Blogの記事Neowinの記事)。

ウォーターマークのほか、「バージョン情報」ダイアログボックス(Winver.exe)では評価版の有効期限も表示されなくなっており、GSoDもBSoDに戻っている。一方、バージョン番号は1607のままであり、エディションも「Windows 10 Pro Insider Preview」のままとなっている。また、Insiderビルドの受け取りを完全に中止するには製品版ビルドに戻す必要があり、本ビルドを維持することはできない。

Windows 10 Creators Updateは2月上旬にBug Bashを実施しており、大きな新機能追加は終了したとされる。本ビルドも変更点の大半が修正や機能改善であり、目立つ新機能は少ない。なお、Internet Explorerの「新しいタブ」の右に表示される「Microsoft Edgeを開く」ボタンは、前ビルドまでインターネットオプションで非表示にできていたが、本ビルドではオプション自体は残されているものの、非表示にならなくなっているようだ。

Creators Updateは4月リリースともいわれているが、Microsoftは具体的なスケジュールをまだ明らかにしていない。まだ完成には遠いようだが、いつごろ完成するだろうか。
13171501 story
医療

蚊が媒介する複数の伝染病を防止し、刺されたときのかゆみも減らすワクチンの臨床実験が米国で始まる 24

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免疫 部門より
カが媒介する複数の伝染病を防止するというワクチンの臨床試験を米国立衛生学研究所(NIH)の国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)が開始した(ニュースリリース臨床試験詳細Ars Technicaの記事)。

このワクチンは英SEEKが開発した「AGS-v」と呼ばれるもので、デングや黄熱病、ウエストナイル熱、チクングニア熱、リフトバレー熱、日本脳炎、ジカ熱などの感染防止に効果があるという。AGS-vはこれらの伝染病をもたらす病原体の抗体を作るのではなく、カの唾液への反応を変える抗体を作る。カが媒介する伝染病はカの唾液により感染力が強まることが知られており、AGS-vは唾液への反応を変えることで感染を防ぐという仕組みだ。これにより、カに刺されたときのかゆみも少なくなるほか、抗体を持つ人から吸血したカの寿命は短くなり、繁殖の抑制も期待されるとのこと。

臨床試験のフェーズ1では被験者を3グループに分けてAGS-v、AGS-v+補助剤、プラセボをそれぞれ接種し、人体への安全性や免疫反応を調べる。また、病原体に感染していないネッタイシマカを用い、刺された後の接種者の免疫反応や抗体の変化をみるほか、吸血後のネッタイシマカの吸血量や産卵数、ネッタイシマカの唾液に包まれたジカウイルスの繁殖に対する接種者の末梢血単核細胞や血清の影響なども調べるとのことだ。
13171550 story
宇宙

天文写真から人海戦術で第9惑星を探すプロジェクトが始まる 34

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天海 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

太陽系外縁部に存在するという未知の巨大惑星を発見するため、米科学者らは「Backyard Worlds: Planet 9」と題する一般参加可能なプロジェクトを開始した(プロジェクト概要プロジェクトのブログ記事Mashableの記事)。

この仮説上の第9惑星は「プラネットナイン」(仮称)と呼ばれる。地球の10倍の質量を持ち、長大な楕円軌道上を1~2万年周期で公転しているプラネットナインだが、現在は太陽から1,000天文単位の遠日点側にあるために観測が難しいと考えられている。このプロジェクトではNASAの広域赤外線探査衛星 (WISE)で撮影された写真を人間の目でチェックして、怪しい天体をマークすることで第9惑星を見つけ出そうという事らしい。

こうした分析はコンピュータが得意なのでは…と思いがちだが、天の川銀河のような星が多過ぎる領域では現在の探索アルゴリズムではうまく対処できず、人間の力が必要だとのこと。お暇な方、チャレンジしてみてはいかがだろうか。

クライド・トンボーはブリンクコンパレーターと呼ばれる装置を用い、7,000時間にわたって写真を見比べ続けることで、1930年に旧第9惑星の冥王星を発見している。気の遠くなるような作業だが、Backyard Worlds: Planet 9はトンボーと同様の技法にインターネット時代の技術を取り入れ、専門家グループの研究に誰もが気軽に参加できるようになっている。作業としては4枚1セットの写真が提示され、3枚以上の写真で確認可能な動く物体をマークしていくというものだ。なお、写真の左上隅に「FINISHED!」と表示されるものは既に十分な数のマークが付けられており、それ以上追加しても分析には使われないとのことだ。

13171560 story
AMD

AMD、最新Radeonドライバーで32ビット版Windows 8.1をサポート対象から外す 65

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終了 部門より
AMDが最新のRadeonドライバーで32ビット版Windows 8.1をサポート対象外にしたそうだ( TechPowerUpの記事Softpediaの記事 )。

22日にリリースされたRadeon Software Crimson ReLive Edition 17.2.1は、Windows 7 (32ビット版64ビット版) およびWindows 8.1 (64ビット版)、Windows 10 (32ビット版64ビット版)のみが対象だ。32ビット版Windows 8.1向けは8日リリースのバージョン17.1.2が最新版となっている。

手違いではないかとTechPowerUpが問い合わせたところ、32ビット版Windows 8.1向けの最新ドライバーは用意されないとの答えが返ってきたという。32ビット版Windows 8.1向けのドライバーはダウンロード数が非常に少ないため、AMDでは今後も新しいドライバーを開発する予定はないとのこと。

AMDは今回の決定について、Windows 10の無償アップグレードキャンペーンの成功により、32ビット版Windows 8.1のユーザーが大幅に減少したことが大きいとしている。ユーザー数の多いバージョンに注力してドライバー更新サイクルを速めるため、開発者リソースの割り当ても最近変更したという。間近に控えるRadeon Vegaのリリース後は、特に迅速なドライバー更新を行っていきたいということのようだ。
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※ただしPHPを除く -- あるAdmin

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