StatCounterの2月分デスクトップOSシェアデータによると、
イタリアでWindows 10がWindows 7を上回って1位となり、欧州主要5か国(フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、英国)のすべてでWindows 10がシェア1位となったようだ。
英国では昨年6月、
フランスでは7月にWindows 10がWindows 7を上回って1位になった。8月にWindows 10が1位となった
スペインでは、9月にWindows 7がいったん上回るものの、10月以降はWindows 10が1位を維持している。
ドイツでWindows 10が初めて1位になったのは昨年12月のことだ。
イタリアでは昨年11月にWindows 10が1位となったものの、12月以降0.1ポイント未満の差でWindows 7が再び上回っていた。2月はWindows 7/10ともに減少しているが、Windows 10が0.21ポイント減の32.51%だったのに対し、Windows 7が0.7ポイント減の32.07%となり、0.44ポイント差でWindows 10が1位となった。
欧州では東欧を除く地域の大半でWindows 10が1位となっており、
欧州全体でも1位のWindows 7が34.43%なのに対し、Windows 10は33.8%と1ポイント未満の差に迫っている。
1月にWindows 7を0.02ポイント上回り、Windows 10が初めて1位となった
日本では、Windows 10が0.04ポイント増の33.1%、Windows 7が0.44ポイント減の32.6%となり、0.5ポイントまで差が広がっている。このほか、アジア圏では
イスラエルと
モルディブでWindows 10が初めて1位となるなど、Windows 10が1位の国や地域が増加しつつあるようだ。ただし、
アジア圏全体を見るとWindows 7が49.48%と半数近くを占めており、Windows 10は22.47%にとどまる。
地図で見てもWindows 10が色で判別できるのは日本とイスラエルのみとなっている。