パスワードを忘れた? アカウント作成
13217811 story
政府

仙台市下水道の「秘密の管」が明らかに 63

ストーリー by hylom
公衆衛生上のトラブルになる前に判明して良かったですね 部門より

仙台市の下水道には、大雨の際などに未処理の汚水のあふれを防ぐため、河川に汚水をそのまま流す「秘密の管」が111か所も設置されていたそうだ。この管は台帳にも記載されておらず、実態も把握されていないという(朝日新聞)。

仙台市では雨水などと汚水とを別の水路で管理しているが、雨天の際などに雨水が汚水管に入り込んで管の容量がオーバーしてしまうことがあるという。今回指摘された「秘密の管」は「緊急避難管」と呼ばれ、こういった場合に汚水を雨水管に流し込むことでマンホールなどのあふれを防ぐものだそうだ。ただ、雨水管を流れる水はそのまま処理されずに河川に流されるため、汚水が直接河川に放出されるという問題がある。

同市水道局は「後ろめたさもあり公表してこなかった」としているが、今年2月に状況を国土交通省に報告、今後対策を行う方針とのこと。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by NOBAX (21937) on 2017年04月05日 15時37分 (#3188394)
    仙台市に限らず、どこの自治体の下水処理場でも同じことをやっていますよ。
    雨水と汚水を一緒の下水管で流す合流式では、雨が降ったら流量が増えて
    そのまま下水処理場で受け入れたらパンクしてしまうので、
    下水処理場をバイパスして、河川にそのまま放流します。
    下水は濃度でコントロールしているので、雨水で汚水が薄まってしまえば
    BODもCODも基準をクリアするので何も問題ありません。
    このとき、どの時点まで下水処理場で受け入れるかを制御するため
    各方面から来る下水管には雨量計が各地に設置されており、
    雨水が押し寄せてくるぞというタイミングでゲートを切り替えるという
    高度な制御をしています。

    昔は、バキュームカーで汲み取った糞尿は、大雨のときには下水処理場に入れないで
    直接、河川に放流していました。

    分流式の場合はこの限りではありません。
    • by Anonymous Coward on 2017年04月05日 16時32分 (#3188438)

      そもそも仙台は本来、合流式じゃないでしょ。
      雨水管と汚水管が分かれてるんだから。

      分かれてるはずなのに、勝手につないでた(だから問題)

      って話だろうに。日本語読める?

      親コメント
      • ここに吊すか。なんか合流下水道でやってるんだから別にいいじゃん的な意見が多いですが……

        法的な根拠としては、下水道法施行令 [e-gov.go.jp] 第17条第1項イに示されているように、

        分流式の公共下水道に下水を流入させるために設ける排水施設のうち、汚水を排除するものは公共下水道の汚水を排除すべき排水施設に、雨水を排除するものは公共下水道の雨水を排除すべき排水施設に設けること。

        とあるので、今回の件は法律違反になります。

        仙台市が行わなければいけなかったのは緊急避難管を整備することではなくて、下水道管路の不明水対策でした。
        不明水とは、分流下水道の汚水管に何らかの原因で雨水または地下水が流入することです。
        考えられる原因としては誤接続(家庭の雨水ますを汚水管に繋いでしまった)だったり、本管や
        取付管、またはその接合部の破損による地下水侵入、汚水マンホールなのに雨水用の穴の空いた
        マンホールふたを使用している、などです。

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        データの整合性からは問題でしょうし、ガバナンス方面からも問題でしょうね。

        ただ、混ぜて放流という事象そのものは、それくらいの雨量のときには問題にならんよねってのも事実でしょう。
        あの濁流見れば、普段の何百倍もの水量が何倍?何十倍?の速度で流れているわけで、それこそバキュームカーの十台や二十台分の糞尿垂れ流しても影響なさそうだよなぁと思いますわ

        • by Anonymous Coward

          >データの整合性からは問題でしょうし、ガバナンス方面からも問題でしょうね。
          お客さんである市長や議会からすると、確認すべき資料が無いのに何かが有ったら責任を問われるって困った事になっていた訳だよね。
          で、市議会でそれが判ったって事は、最近まで工事していたのでその予算を精査されてバレたんでしょう。
          まあ、市議会も仕事やって居るなって感じだな。

        • by Anonymous Coward

          > ただ、混ぜて放流という事象そのものは、それくらいの雨量のときには問題にならんよねってのも事実でしょう。

          それを問題にしてる人がどこに居るの?

          こういう管があるのをキチンと把握してないのが問題だって記事でしょ。

    • by st1100 (45287) on 2017年04月05日 17時17分 (#3188468)

      キーワード
      「越流水」

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2017年04月05日 15時49分 (#3188403)
      ・台帳にも記載されておらず
      ・実態も把握されていない
      ・後ろめたさもあり公表してこなかった

      そういうのは普通「秘密」と言うのでは?
      「公然の秘密」ではあるのかも知れませんが。
      親コメント
      • by NOBAX (21937) on 2017年04月05日 16時25分 (#3188435)
        >・台帳にも記載されておらず
        放流管であって、下水管ではないので記載されていないのかもしれませんね。

        >・実態も把握されていない
        誰が把握していなかったんでしょうね。
        担当者は当然知っているでしょう。
        取材した人が把握していなかったという事ですかね。

        >・後ろめたさもあり公表してこなかった
        合流式下水処理方式なら当然の帰結なので、後ろめたいことは何もありません。
        敢えて公表する必要性を認めなかったという事では。

        秘密というより、取材した人が無知だっただけのような気がしますが。
        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2017年04月05日 19時24分 (#3188555)

          >・後ろめたさもあり公表してこなかった
          合流式下水処理方式なら当然の帰結なので、後ろめたいことは何もありません。
          敢えて公表する必要性を認めなかったという事では。

          あの、元ソースには

          「後ろめたさもあり公表してこなかった」と甲野藤(こうのとう)弘憲・下水道調整課長は説明する。

          とあるんですが。
          さすがに「公表する必要性を認めなかった」っていう主張は無理ありすぎでしょ

          親コメント
        • by Anonymous Coward on 2017年04月05日 16時35分 (#3188441)

          放流管であって、下水管ではないので記載されていないのかもしれませんね。

          放流管や放流量を管理してなかったら河川があふれますけど?

          放流管だから管理してなくていい的な説を作るのはやめてね。

          親コメント
          • 放流管ってただのパイプですよ。施工したあと何を管理するというのか(年に一度詰まりの掃除をするとでも思っている?)。

            >さすがに「公表する必要性を認めなかった」っていう主張は無理ありすぎでしょ

            公表してこなかったというのは、指摘されるまで公表の必要を認めてなかったというだけですよ。無理ありすぎと思うなら幼稚園からやり直してきた方がいいよ。

            --
            http://srad.jp/users.pl?light=1&uid=31656
            親コメント
            • ちなみに後ろめたさを感じるというのは、抜本的な雨水処理の整備が遅れて

              仙台市で分流式の処理が始まったのは1979年。当初から大雨のたび、郊外のくぼ地などで、マンホールやトイレから汚物まじりの水がふきだすことが相次いだ。苦情が殺到し、下水道の現場担当者は苦肉の策をとる。マンホールから近くの雨水管までの「抜け穴」を緊急工事でつくり、地上にあふれるのを抑えようとしたのだ。

              暫定処置のまま現在まで来てしまったこと。でも情報開示で本数まで分かっているのだから、役所の図面には載っているのでしょうね。常に汚水がバイパスされているわけでないのだから、さっさと公にしておけばよかったねくらいの話ですよ。

              --
              http://srad.jp/users.pl?light=1&uid=31656
              親コメント
            • 河川管理者は川に流れ込む水量を管理してます。 だから新築でマンション作ったり宅地開発をしたときには貯水槽を作らせたりしているわけです。 ちなみに大雨が降ると川の脇の道路が冠水しても放流許可は出せないことから 水浸しになる場所もあります。それは流末の状況まで考えているからです。 それに水が流れている管は管理してないと地盤沈下の原因になりますよ。
              親コメント
          • by Anonymous Coward

            河川が溢れたら洪水だね

            管理できていないことは非難すべきだけど、その指摘はおかしい

      • by Anonymous Coward

        東京の綾瀬川と中川系がどれだけ対策しても何年も日本一汚いのはそのまま流してるところが上流にあるんじゃないの

    • 簡易放流の場合、塩素消毒だけする場合がありますね。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      どこの自治体も「この管は台帳にも記載されておらず、実態も把握されていないという」ということでしょうか?(というのがポイントなんじゃないの?)

    • by Anonymous Coward

      今回のようなことをやらかした背景にあるのは、住民の間にある日本独特の穢思考なんだろうか、科学リテラシーの欠如だろうか。
      豊洲市場をめぐるマスコミの「安全でも安心でない」系の馬鹿騒ぎを見るとつくづく思う。

      • 豊洲の盛り土はどこに行った問題と似てはいますが、仙台の件はこれ以上発展しそうにありませんね。

        --
        http://srad.jp/users.pl?light=1&uid=31656
        親コメント
      • by Anonymous Coward

        豊洲市場ではなく原発ですが、推進派と見られる人でも、
        安全だけじゃなく安心も必要(政府の責任で)というような意味の主張をされているようです。
        http://blogos.com/article/216569/ [blogos.com]

      • by Anonymous Coward

        お客様が神様であると同じぐらいには、マスコミは神様なんだよ。
        触らぬ神に祟りなし。

      • by Anonymous Coward

        宮城は牡蠣の養殖も盛んだと思うけど、「薄まってるから安全」だよねw

    • by Anonymous Coward

      > 分流式の場合はこの限りではありません。
      元の記事をみると仙台では分流式を採用しているようにみえるのだけど?

  • 秘密の管? (スコア:2, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2017年04月05日 22時45分 (#3188669)

    仙台在住ですが「秘密の管」には違和感が…。

    私の散歩コースの広瀬川河畔には「合流式下水道吐き口」という看板が立っていて
    豪雨の際には下水が混ざった雨水を放流する旨の注意看板が立ってます。

    あれだけ堂々と看板を掲げておきながら「秘密の管」ってのは違和感がありますね。
    まぁ、ひょっとしたら看板立てたのが1/111で秘密扱いされても仕方ないのかも知れませんが。

    # 本当に「秘密の管」だった際に夜中に予期しない来客があるといけないのでAC

  • by Anonymous Coward on 2017年04月05日 15時18分 (#3188378)

    大雨になればうんこも垂れ流ししてたってことですね

    • by Anonymous Coward on 2017年04月05日 17時57分 (#3188498)

      うん、こまったね

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      どこも大雨で溢れそうな分はそうするんじゃないの?

      • by Anonymous Coward on 2017年04月05日 17時23分 (#3188472)

        どこもではないです。

        合流下水道の場合は雨天時排水といって大雨のときだけ吐き口から
        合流汚水を河川に流します。この際、堰が設けられていてその越流分
        だけが流れるわけですが、晴天時にたまった汚いものが大雨で一気に
        流れてしまうのが問題になっています。
        なので国交省が合流改善事業を必死に地方自治体にやらせてる訳です。

        分流下水道の場合は、汚水と雨水を別々に集めてますから、本来汚水は
        河川にそのまま流れません。

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        どうせ、薄まるしね

        • by Anonymous Coward
          雨水(うすい)だけにねっ
          て言わせたいんかっ
      • by Anonymous Coward

        浜辺に打ち上げられたゴミに浣腸があるのは、そういうことだったのか!

        • by Anonymous Coward

          日本の海岸にはどこにでも落ちてるよなw

        • by Anonymous Coward

          浣腸って、容器をトイレに流すのが一般的なの?

    • by Anonymous Coward

      これが問題なのは、せっかく分流(汚水と雨水を別々の管で集める)なのを
      あふれるから汚水を雨水に流しちゃうってことです。

      合流下水道の雨天時排水も確かに問題ですが、それよりタチが悪いです。
      後ろめたいどころじゃないですよ。

  • 台帳にも記載されておらず、実態も把握されていない「秘密の管」が、111か所限りと何故断言できる?

    • by Anonymous Coward

      現場の作業者の報告書だろうね。
      なんたって3年前まで作り続けていたってのだから、ごく最近まで現場への人の入りが有ったのだろう。
      実体は判らんでも、口は見えるだろうからね。

      • by Anonymous Coward

        そしてそれを知らない人が工事したら出て来るとかねw

        台帳の記載位置に管無くて探してたのなら見たな。愚痴りながらw

    • by Anonymous Coward

      裏台帳があるに違いない

    • by Anonymous Coward

      担当者が符号付き4ビットまでしか数えられなかったので

    • by Anonymous Coward

      ダウジングで

  • by Anonymous Coward on 2017年04月05日 17時06分 (#3188459)

    雨水は「うすい」(頭頂部を押さえながら)

  • by Anonymous Coward on 2017年04月05日 18時35分 (#3188531)

    道路工事(若しくは埋設物修繕工事)の時、「図面に掲載されていない管路」が出てきてあたふたする。
    挙げ句、確認のために時間が掛かって工程がおかしなことになる。
    ちゃんと把握して図面に残せておけよ。

  • by Anonymous Coward on 2017年04月05日 21時18分 (#3188634)

    雨水と汚水の分流式なのに、どうして「大雨の際などに未処理の汚水のあふれを防ぐため」になるの?

    大雨で雨水管が溢れそうなときに
    オーバーフローした雨水を汚水管に流してしまう
    という仕組みじゃないの?
    雨水混じりの汚水が通常より多く流れ込むのならわかるんだけど
    なぜ汚水混じりの水が河川に流れゆく話になるのかワカリマセン。

    どちらの許容量も完全にオーバーするほどの大雨ならどこから溢れてもおなじじゃないの?

    • リンク先ぐらい読めで終わりそうですが、

      雨水と汚水が別々に流れる「分流式」が面積の8割を占め、汚水は処理場で浄化しないと川や海に出て行かないのが原則だ。だが実際には、地中管のひびなどから雨水が汚水管に入り込み、雨天時には管の容量をオーバーしてしまう。

      ということで、「雨水管の水が汚水管に入ってくる」のではなく、「空から振ってきた雨水が、雨水管を経由せず直接汚水管に入ってくる」という経路があるので、大雨の時に汚水管もオーバーフローする状況。

      仙台市で分流式の処理が始まったのは1979年。当初から大雨のたび、郊外のくぼ地などで、マンホールやトイレから汚物まじりの水がふきだすことが相次いだ。苦情が殺到し、下水道の現場担当者は苦肉の策をとる。マンホールから近くの雨水管までの「抜け穴」を緊急工事でつくり、地上にあふれるのを抑えようとしたのだ。

      ってことで、やっちゃいけないことをやっちゃったって感じですね。これでは後ろめたくて当然ですし、苦情が出たところに場当たり的に工事したんでしょうから、まともな台帳が無いのもそりゃそうだって感じ。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        雨→汚水管→雨水管 というように雨を本来の管に誘導しようとしたんだよ

    • by Anonymous Coward

      雨水処理設備と汚水処理設備、どちらを未処理で流すorオーバーフローさせるかと問われたら、言うまでもなく前者
      後者をオーバーフローさせたら処理場自体が汚染され、雨が上がっても清浄な水が作れなくなる

      町が栄えて住宅やビルが建って汚水処理場が処理しきれなくなるのは不味いので、処理場は余裕を持って作られる
      建物を建てる時の建築申請では様々な方面のOKがでてはじめて許可が下りるけど、下水処理能力に余裕があるかどうかもその1つ
      (能力がないと上下水道への接続ができなかったりする)
      (下水管の導水能力にも限界があるので、都心

typodupeerror

未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー

読み込み中...