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書籍

静岡県立中央図書館の閲覧室床にひび割れ、想定の2倍の蔵書を収蔵したのが原因? 22

ストーリー by hylom
床が抜けるという都市伝説 部門より

静岡県立中央図書館で、床に複数のひび割れが確認されたため図書館が臨時休館になる事態となったという。問題となった閲覧室は設計上は10万冊を収蔵できるようになっていたが、現在は20万冊が収蔵されており、コンクリートの劣化と過積載が原因の可能性が高いようだ(静岡新聞産経新聞スポニチ)。

閲覧室は1969年に建てられた資料棟2階にあり、ひび割れの個所は数十か所。大きい物では幅1.4mm、長さ3mに及ぶ物もあったそうだ。

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  • 蔵書家 (スコア:5, 興味深い)

    by NOBAX (21937) on 2017年07月04日 15時52分 (#3238582)
    本で床が抜けるとか、家が傾くとかいうのは、
    蔵書家の間では結構、話題でもあり、心配でもあるようですよ。
    参考:「本で床は抜けるのか」 [amazon.co.jp]
    自宅とは別に書庫を作っている人 [cocolog-nifty.com]もいますし。
    • by Anonymous Coward

      昔、柳田邦男氏の書庫を見たことがある。建てたばかりだったので、満杯にはなっていなかったが、それでも半地下にある蔵書の量にびっくり。
      ほかにもある有名な大学教授が退官して、自宅に研究室を移したときに一度うかがったら、資料がかなり広い部屋にぎっしりと詰まってた。くるくるハンドルで移動できる書棚を個人で使っているのをはじめてみた。

  • by ymasa (31598) on 2017年07月04日 15時37分 (#3238564) 日記

    静岡新聞、床にひび
    産経新聞、床にひび
    スポニチ、天井に多数のひび

    同館資料棟2階の閲覧室の床と
    2階閲覧室の壁沿いに設置された書架のほぼ真下に当たる部分で、天井のコンクリート

    2階床だけでなく1階天井まで進んでいるとちょっと心配

    • by masakun (31656) on 2017年07月04日 15時56分 (#3238584) 日記

      静岡県立中央図書館 ―館長のひとりごと― 平成29年7月 [shizuoka.jp]

      4~6月まで長寿命化改修の可能性調査を実施していましたが、その中で2階閲覧室床(1階書庫の天井部)にひび割れが認められました。

      地震がなくて本当によかったね。

      # 地震で「本に埋もれて死ぬ」が現実に [srad.jp]なったのも静岡市

      --
      モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
      親コメント
      • by Anonymous Coward

        安全面を考えると、さすがにこんな運用はまずい。どうしてこうなった。

        • 万一のことを考えて(つまり安全面を考えて)休業したというのに、ヒビがあったら即崩壊だと思っているのなら小学校からやり直したほうがいいよ。館長のひとりごとにもこうある。

          床に大きな荷重がかかったことが主因のようです。閲覧室の図書を移動させて荷重を軽減すること、床部分の詳細な状況を調査することを行います。その間、職員も閲覧室、書庫に入れませんので図書を扱うサービスはできません。

          つまり図書館職員はある程度の図書を移動した後入れなくなるけど、工事関係者は閲覧室の床を調査するために立ち入るんだよ。

          # 鉄筋コンクリートでできた公共施設は毎日営業前に床や耐震壁にヒビがないかみてまわれとでもいうのか

          --
          モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
          親コメント
  • オフトピですが置いときます。

    静岡県立中央図書館 デジタルライブラリー
    http://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/contents/library/index.html [shizuoka.jp]
    当館が発行する刊行物のバックナンバーの閲覧ができます。検索も可能です。

  • 閲覧室の蔵書は20万冊で、設計時の積載荷重の10万冊を大幅に超過し、床に大きな負荷が掛かっている状態という。
     緊急対策として、半地下階の書庫の蔵書を外部保管場所に移した上で、閲覧室の蔵書を書庫に移動する。臨時休館は3~4カ月程度を想定している。
     県立中央図書館は1969年の建築から48年が経過し、施設の老朽化が著しい。収蔵量は84万5千冊に対して82万冊以上に達し、2022年度には限界になる見通し。

    ・閲覧室は設計上 10 万冊、現実は 20万冊
    ・全体では設計上 84.5万冊、現実は 82万冊

    ということは、閲覧室以外の書庫は差し引きして、

    ・書庫は設計上 74.5万冊、現実は 62万冊

    となるような気がする。もちろん、あちこちの書庫が少しずつ空いていて、移動が大変(引越し業者などに外注できない)とかの理由があるのだろうけど。

    そういえば、うちの大学も私の在籍当時、図書館の容量を超えているということで、蔵書が各研究室に分散しておいてあったりしたなぁ。

    • by Anonymous Coward
      どっちかというと、閲覧室に無い蔵書って要は死蔵してるような物なので
      なんとか閲覧室に沢山の本を置こうとした結果がこうなったのだと思います
      • by Anonymous Coward

        いまどきの図書館なら蔵書はコンピュータ管理されているから、閲覧室になくてもすぐ取り出せるようになっていると思いたい。
        さすがに「死蔵」ってのは言いすぎだろう。
        国会図書館は自動倉庫システムの化け物みたいなのを持っててリクエストから30分で配本される。
        ウチの自治体には複数の図書館があるけれど、リクエスト出したら他館の閉架書庫からでも1、2営業日で届く。

        • by Anonymous Coward

          普通の図書館ならコンピュータ管理とか関係なく閉架でもすぐ取り出せるようになっている。
          全部開架にしないのは図書館の広さ、人員、保存の問題などだよ。

  • 設計・施工は問題無しってことなんだろう。

    # その20万冊がウ=スイ本だったら無問題だったのかもし(銃声

  • by Anonymous Coward on 2017年07月05日 12時23分 (#3239187)

    この情報がニュースで流れて良かったと安堵したが、
    静岡県の県庁とか地震対策を考慮して新築されたニュスを思い出し、
    人の命を第一優先に地震対策が行われ、やっと図書館に予算が回せるようになったんだろうか?
    文化的資産を持つ企業があったり、生産工場が多い県にしては、お粗末な県政だなぁ、と。

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