今秋のWindows 10アップデート、英国などではAutumn Creators Updateに? 33
名前もローカライズ 部門より
Windows 10の次期大型アップデート(コードネーム: Redstone 3)は「Fall Creators Update」と呼ばれるが、英語圏の一部では「Autumn Creators Update」という名称になるとの見方が出ている(Windows Central、Ars Technica、The Verge、On MSFT)。
MicrosoftのWebサイトには国・地域別にWindows 10の大型アップデートを紹介するページが用意されている。しかし、英語版のページで「Windows 10 Fall Creators Update」と表記されているのは米国版とカナダ版のみ。英国版をはじめ、オーストラリア版、インド版、シンガポール版、香港版など、北米以外の英語版ページでは「Windows 10 Autumn Creators Update」と表記されている。一方、日本版など英語以外の言語のページでは「Windows 10 Fall Creators Update」となっているようだ。
なお、Windows CentralのZac Bowden氏が5月にBuild 2017の会場でMicrosoftに確認した際には、全世界で「Fall Creators Update」という名称になると説明されていたそうだ。Fall Creators Updateの「fall」は秋という意味だが、この意味で使うのは主に北米であり、他の地域では意味が伝わりやすい「autumn」にローカライズしたとみられている。英語の名称が2種類あるとかえってわかりにくい気もするが、スラドの皆さんはどう思われるだろうか。
追記(by headless): 「Autumn Creators Update」と表記されていた英語版のページはその後、すべて「Fall Creators Update」に修正された。MicrosoftはArs Technicaに対し、誤訳だと説明しているとのこと。