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医療

がんの代替治療、5年以内の死亡率は標準治療の「最大5.7倍」という調査結果 80

ストーリー by hylom
現代治療の効果 部門より

がんにはさまざまな「代替治療」が存在するが、こうした代替治療を選んだ患者の5年後の死亡率はそうでない一般的な治療を受けた患者の最大5.7倍であるという調査結果が明らかになった(WIREDJOURNAL of the NATIONAL CANCER INSTITUTE掲載論文)。

この調査では乳がん、肺がん、大腸がん、前立腺がんを対象に2004年から2013年の期間のデータを分析した。化学療法や放射線治療、手術といった一般的に行われている治療を「標準治療」とし、それ以外の「医療関係者以外が行ったがん治療」を「代替治療」と定義している。また、初期診断で転移があったり、がん末期と診断された患者は対象外としたという。

なお、代替治療を選んだ患者には「女性で若く、学歴と収入が高く、複雑な健康状態を抱えている人」という傾向があったという。

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  • by miyuri (33181) on 2017年09月15日 7時00分 (#3280080) 日記

    この調査では乳がん、肺がん、大腸がん、前立腺がんを対象に

    代替治療を選んだ患者には「女性で若く、学歴と収入が高く、複雑な健康状態を抱えている人」という傾向があったという。

    どういう事か察せるけど、高学歴っぽくても代替治療に行くのか...。

    • by NOBAX (21937) on 2017年09月15日 8時26分 (#3280103)
      「女性で若く、学歴と収入が高く、複雑な健康状態を抱えている人」は前立腺がんを患うのか
      親コメント
      • by Anonymous Coward

        いや、男性しか発生しないガンも調査対象に入っているのに全体では女性の比率が高かった、ということで驚くべきなのではないかと。
        まあ乳がんは主に女性だから、母集団の男女比はトントンなのかもしれないけど。

    • by Anonymous Coward on 2017年09月15日 9時09分 (#3280128)

      > どういう事か察せるけど、高学歴っぽくても代替治療に行くのか...。

      女性じゃないけれど例のスティーブ氏とか典型じゃないかな。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      若い女性で高学歴で高収入なとなると
      やっぱり、インスタ映えしない標準治療ではなく、
      自分好みの代替医療を選びがちになるのでは?

      ついでに、ステマでお小遣い稼ぎも出来るだろうし。

      • by Anonymous Coward

        ガンでそんな悠長なこと言ってられますかね?
        ファッションではなく、割りかし本気で代替医療に手を出してるんでは…

    • 全体だと、標準療法で死亡率25%で代替療法でも50%程度。
      つまり、半数は代替療法でも助かる。
      標準療法で救えてるのは1/4に過ぎないって所が何とも微妙。
      もし、標準療法がQOLを犠牲にしてて半数にはそれが無駄だとすると、代替療法を選ぶ理由にはなるね。なんせ、標準療法が功を奏するのは、1/4に該当した場合だけだから。

      ただ、延命効果だけは標準療法が高いのがグラフから見れる。
      このへんが、話をややこしくするんだろうな。

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      • Re:失ったり抜けたり (スコア:5, すばらしい洞察)

        by Anonymous Coward on 2017年09月15日 10時10分 (#3280176)

        論文読めば分かりますが、

        > Patients who initially chose AM for treatment of curable cancer in lieu of CCT were rare and had statistically significantly worse survival. After controlling for sociodemographic and clinical factors, the magnitude of difference was largest for breast cancer because women who used AM as initial treatment without CCT had more than a fivefold increased risk of death.

        「初期」治療として何を選んだかで比較しています。K林M央とかが典型例ですが、早期癌患者の多くは最初に代替医療を選んでも進行してから「改心」して標準治療を受ける事があるのですが、それだと「どのくらい手遅れなのか」を見ていると考えてください。
        つか、「癌は代替療法だけで治療しても5年後も半分が生きてる」だの、常識で考えてもトンデモ解釈だと分かるでしょ。

        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2017年09月15日 11時13分 (#3280223)

        頑なに水素水やホメオパシーなどの代替療法オンリーで乳癌を "治療" した場合、常識的には5年後の生存率は半分どころではなく5%未満です。(前立腺癌とかなら進行が遅いのでともかく)

        本研究では採用した手法に限界がありそこまで追跡できていないのですが、この「代替治療」群には、実際には「初手を誤って進行させてしまったけど後悔して標準治療に戻り、手術なり化学療法なりを受けて辛うじて救われた」という人が多数含まれている(というか大部分がそう)と考えるべきでしょう。

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        >標準療法で死亡率25%で代替療法でも50%程度。

        と言った直後に

        >標準療法で救えてるのは1/4に過ぎない

        と言い出すのが意味不明

        • by BIWYFI (11941) on 2017年09月15日 8時00分 (#3280095) 日記

          代替療法は実は効果が無くて、放置郡と見做してるから。
          つまり、放置しても助かっちゃう半数には不要な治療をしたと考えての計算。
          でも、代替療法組には急激な悪化が見られるから、経過観察しての適切な治療なら実効はもっと上がるだろう。
          その辺りは実態不明だが。

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          • by Anonymous Coward

            そっちじゃなくて、死亡率25%なら、救えているのは3/4じゃないの?という話では?

            • by nnnhhh (47970) on 2017年09月15日 8時39分 (#3280115) 日記

              代替医療は放置と見なすと書いてあるでしょ
              代替医療での死亡率50%と正規医療でのそれ25%との差、25%が治療効果となるので効果があるのは25%と言えますよ
              死んだ場合でも死ぬまでの時間が違うとか、期間外の死亡率とかにも差があるかも知れませんが一次の数字として妥当な計算かと思います

              親コメント
              • by Anonymous Coward on 2017年09月15日 9時26分 (#3280143)

                えー?
                放置死亡率50%が正規医療で25%に低下したのなら、放置した場合に亡くなる方の半分が助かったってことですよね。
                「なら、標準療法で救えるのは1/2」なのでは?

                # それ以前に、「5年生存」≠「完治or寛解」だと思いますが。

                親コメント
              • by Anonymous Coward

                差とかサラッと言ってるけど、それ引き算していい値なの?

              • by Anonymous Coward

                放置でも半分は5年後にも生存してて、標準治療を選択すればQOLが低下する可能性が高いのなら引き算したくなる気持ちも理解できるかな…

                免疫チェックポイント阻害剤やがんワクチンのような免疫療法が発展しつつある状態で、なんで標準療法対代替療法なんて構図に拘るのかね。

            • by Anonymous Coward on 2017年09月15日 8時39分 (#3280114)

              アホやなあ。
              半数は放っておけば死亡。半数は何もしなくても生存。とみなす。
              標準治療は死ぬ方の半分、すなわち自分が死ぬ方の半分に入っていれば
              効果がある。1/4だろ。

              親コメント
            • by Anonymous Coward

              それもあるし、代替治療=放置と既存治療で比較するなら死亡率50%→25%と半減している。

              >標準療法がQOLを犠牲にしてて半数にはそれが無駄
              一応こう書いているから分かってはいるんだろうけど、なんだかなー。

      • by Anonymous Coward

        > 標準療法で救えてるのは1/4に過ぎない
         
        じゃあ君がガンになったときはぜひ代替療法でどうぞ。

  • by manmos (29892) on 2017年09月15日 10時04分 (#3280166) 日記

    エラく値段の高い水を使った「風呂」

    うん、儲かるよね。

  • by Anonymous Coward on 2017年09月15日 10時06分 (#3280170)

    論文を読むと変数について注があるって,

    *高学歴
    患者の居住地域の高校進学率(80%以上なら高学歴)

    *収入
    患者の居住地域住民の平均収入(48,000ドル/年,年収530万円以上なら高収入,アメリカの年収の中央値が55,000ドル程度なので中産階級といったところか?)

    *複雑な健康状態
    チャールソン併存疾患指数 [hatenablog.com]が高い

    * 若い
    標準治療,平均62歳 (55-70の範囲).代替治療,平均60歳 (52-69の範囲).
    # 統計的に有意だとしても,誤差の範囲じゃないかな?平均62歳の集団と平均60歳の集団

    なので,「女性で若く、学歴と収入が高く、複雑な健康状態を抱えている人」を正確に言うと,「女性で,平均年齢が2歳若く,学歴が高い地域,収入が高い地域に居住していて,複数の疾患を抱えている人」となります.

  • もし正規の手段と同等、もしくはより良いのであれば、とっくの昔に正規手段に格上げされているよね。

    そのあたり、ちゃんと説明したうえで実施しているのか、ちゃんと説明していたとしたら、なぜそんな手段を取ろうとするのか、あたりが本質なんじゃないの、と思う。

    有名事例の一つってだけで実態としてはどうかわからないんだけど、この記事見て思い出したのがこの件。

    ガンは治療を重点的に行わない方が長生き―― “高濃度水素水で温熱免疫療法”を勧める医療漫画に疑問の声 保健所「指導する」 [itmedia.co.jp]

    話題になるきっかけになった小林麻央さんの例を見る限り、問題の本質はエホバの証人信者が輸血拒否するのと同じ性質の問題なのではないか、という気がします。

    •  標準療法は「一般的な療法」という語感から、牛丼でいう「並」のようなものと勘違いされるけれど、むしろ全部乗せの「特盛」だよと聞いたことがあります。

       効果が確認されている治療法をすべて盛り込んだものが「標準療法」で、そこから何を省くか(体調面や経済面などを考慮して)によって個人ごとの治療メニューが決まるのだとか。

       「標準療法なんて、安っぽい治療メニューを勧めてくるな!」と医者にかみつく患者もいるらしいですが、本気で治ってほしいと考えて進めてきていると考えないと。

       そこからしても、標準療法ではなく代替療法を選ぶのは馬鹿げていると思っています。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2017年09月15日 14時31分 (#3280301)

        その伝で行くと「標準から更に削減した治療をするのかけしからん!」ってこじらせちゃう人も居そうですね
        頭に血が上ってアツモリィッ!!!!!!!!!…失礼しました、熱盛と出てしまいました

        親コメント
      • 今回のトピックとは論旨がずれてしまうのですが、

        >そこから何を省くか(体調面や経済面などを考慮して)によって個人ごとの治療メニューが決まる

        ここが結構ミソで、用意されている具の中で食べれるものを選ぶと
        結果ノリと漬け物しかないじゃないか!ということになってしまいます。

        実際母の時にそうだったのですが、標準療法の中で治療を進めたのですが、
        副作用など検証の結果使える抗がん剤も限られてしまいました。
        また、その限られた抗がん剤も、使い続けると効果がなくなっていくので、
        最後は効果的に治療はできないと言うことになりました。

        水素水とかオカルト的な物は論外ですが、海外では適用されているけどまだ未認可
        みたいな代替療法は、端から除外するのではなく同時検討するぐらいは必要と実感しましたよ。

        代替療法の中でのレベル感みたいなものがわかれば、困ったときに選びやすいのでしょうけど
        どうにもこうにもカネのにおいがプンプンするわけで、難しいですよね。

        --
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        ## じゃ、白も黒も同じ色?
        親コメント
    • by Anonymous Coward

      エホバの証人が輸血拒否するのは宗教的理由からだが、小林麻央もおかしな宗教にはまっていたのか?

      代替治療は楽なんだよ(金はかかるかもしれないが)
      きょうび標準治療より辛い代替治療なんて聞いたことないな
      標準治療は辛いから安易だと責める気はないが、自分は特別だから治る!という認識が透けては見える

  • がんになるのは,がん細胞に対して,免疫系が対応しきれなかったから,なので,
    大きく育ってしまったがんが切除か破壊以外で消える,というのは,可能性はかなり低いんですよね。
    いきなりではなく,積み重ねの結果なので,いまから免疫高めたって遅い,みたいな。
    代替治療の中には免疫力を高めるものも少なくないですので,
    標準治療で致命的な病巣を取り除いた後なら有意義なものもあるかもしれませんね。

    もっとも,免疫力つけるっていったって,体力をつけることと,ストレスをためないことぐらいなので,
    術後,代替治療にハマるよりは,軽い運動を兼ねた小旅行を積み重ねた方がQOL的にも良さそうですが。
    • > 代替治療の中には免疫力を高めるものも少なくないですので,

      本当に免疫力が高まる(エビデンスがある)なら、標準治療の中に組み込まれているでしょう。
      「免疫力が高まる」はオカルト療法の定番で、効果を発揮する機序が説明できない(当然できない)場合に、
      それらしい説明をつけるために便利に利用されてるだけです。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      がんになるのは,がん細胞に対して,免疫系が対応しきれなかったから,

      癌細胞は本人の細胞なので
      外的要因向けの免疫さんは仕事しないのでは。。。

      • by Anonymous Coward on 2017年09月15日 10時00分 (#3280162)

        細胞免疫が機能するのは変異した遺伝子によって作られる抗原なので、免疫さんは仕事をしますよ。
        ただ、がんは元々本人の細胞なので、反応が弱くてがん細胞の増殖を抑えられなくなることがあり、それががんの発症となります。

        このがんと免疫の関係は「免疫編集」という概念で説明が試みられています。
        http://epoc.ncc.go.jp/division/immunology/project1.php [ncc.go.jp]

        親コメント
      • > 外的要因向けの免疫さんは仕事しないのでは。。。
        という考えが、ここ数年で大きく変化したのが「ガン免疫療法」の核です。

        親コメント
      • 細胞性免疫の仕組みですが、

        生殖細胞など、一部の細胞以外ではMHCによって細胞内のたんぱく質の構成要素であるペプチドが抗原提示されています。
        これは細胞内たんぱく質の一部がリソソームによって分解され、MHCと結合して細胞表面に現れるからです。

        これにより、細胞がウィルスに感染すればウィルスのたんぱく質の一部が抗原として提示され、細胞外から細胞内の異常が識別できるようになっています。
        同様に、がん細胞に関しても変異した遺伝子に関連するペプチド断片が抗原提示されます。

        樹状細胞やマクロファージといった抗原提示細胞にこれらの異物ペプチドが取り込まれると、抗原提示細胞表面のMHCによって抗原提示され、抗原に対応する細胞傷害性Tリンパ球やヘルパーT細胞などを活性化します(実際には抗原提示細胞のMHCにはクラスⅠ、Ⅱがありますが、細かい部分は省略します)。
        活性化した細胞傷害性Tリンパ球は、特定の異物由来のペプチドと結合したMHCを持つ標的細胞を発見すると、細胞傷害性顆粒たんぱく質を注入して標的細胞を殺します。

        T細胞自体は特定の型のMHCと結合した特定のペプチドの組み合わせのみを識別し、抗原が外因性や変異性由来のものか正常な自己の組織由来のものであるかを識別する能力はありません。
        ある抗原に特異的に作用するT細胞の集合(レパトワ)から自己由来の抗原に反応するT細胞群を除去することによって、自己を攻撃せず、異物を認識できる能力を持たせています。
        これは、未熟T細胞では抗原レセプター遺伝子組み換えによってあらゆる抗原に対応した抗原特異的T細胞群が形成され、その後胸腺でのネガティブセレクションと呼ばれる過程で、自己由来抗原に反応したT細胞にはアポトーシスが誘導されることによって達成されています。

        以上がざっくりとした細胞免疫の説明ですが、がんの抑制に免疫は重要な役割を果たしています。
        ちなみに、細胞性免疫は移植の拒絶反応にも関係していて、MHCの型はHLAの型と同じ意味です。
        NK・NKT細胞もがんの抑制に関係しているとされていますが、がん細胞を識別する仕組みには未解明の部分があるようです。

        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2017年09月15日 8時36分 (#3280112)

    「代替治療を選んだ患者には「女性で若く、学歴と収入が高く、複雑な健康状態を抱えている人」

    男性で若くなく、学歴も収入も低く、癌以外の大病はしたことが無い私は標準治療。

    #まだ生きてます。学歴も収入も低いままですが。

    • by Anonymous Coward

      統計結果vsお前1人じゃあ何の足しにもなりゃしないと思うが…。
      血液型占いじゃないぞ。

  • by jizou (5538) on 2017年09月15日 11時04分 (#3280217) 日記

    若いときの癌は進行が早いから、見つかった時点で早く正しい治療を始めないと、あっというまに手遅れになる。
    いんちき治療の数ヶ月で致命的な影響が出る。

    可能性にかける! といってチャレンジするのは止めないけど、
    医学の進歩を信じてみる方がいいとおもうけどね。

  • 未婚だったり、子供が欲しいって層かな。若い女性に多いのは乳がんや子宮頸がんだろうから温存や低侵襲の治療を希望するよね。

  • by Anonymous Coward on 2017年09月15日 7時22分 (#3280086)

    それ治療なのかな? まじないじゃなくて?

  • by Anonymous Coward on 2017年09月15日 7時51分 (#3280093)

    既に一般的な治療では快癒困難な状況からだとすると、ギャンブル的な方針を取る心境もあり得るんじゃないかな、とも思う。

    後遺症は残るけど生存率は高い or 生存率は極めて低いけどごく僅かな完治例はある

    • by Anonymous Coward

      >なお、代替治療を選んだ患者には「女性で若く、学歴と収入が高く、複雑な健康状態を抱えている人」という傾向があったという。

      この時点でそこそこバイアスかかっとるな。
      少なくとも年齢層と性別ごとに比較した数値が見たい。

  • by Anonymous Coward on 2017年09月15日 9時17分 (#3280135)

    癌の代わりに禿を治療します。

  • by Anonymous Coward on 2017年09月15日 9時25分 (#3280142)

    さっと見なんだけど
    Table1のageってreferenceどうなってんの?
    おかしくないですか?

typodupeerror

ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家

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