パスワードを忘れた? アカウント作成
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
2018年1月25日の記事一覧(全12件)
13510398 story
グラフィック

「Radeon Software Adrenalin Edition 18.1.1」リリース、DirectX9を使ったゲームでの不具合を修正 12

ストーリー by hylom
結局サポートは続く 部門より

先日、AMDの最新ドライバで一部のDirectX9対応ゲームに不具合、AMDの対応に対し文句が出る という話があったが、AMDがこの問題の対策を行ったドライバの正式版をリリースした(4Gamer)。

「少ない数のDirectX 9世代ゲームタイトルが起動時にクラッシュしたり,動作不安定になったりすることのある問題」が修正されたとのこと。そのほか、複数の問題が修正されている。

13510399 story
ニュース

Freedom Houseが「Freedom in the World 2018」を発表 42

ストーリー by hylom
後退する世界 部門より

国際NGO団体Freedom Houseが、2018年の世界の民主主義に関するレポート「Freedom in the World 2018」を発表した。

このレポートでは、国民に自由が保証されており、公正な選挙、少数派の権利の保障、報道の自由、適切な法制度がある国家を「自由のある国家」としている。このような国家は全国家の45%で、「部分的に自由」なのは30%、「自由でない」国は25%。人口別に見ると、「自由」が39%、「部分的に自由」が24%、「自由でない」が37%となっている。いわゆる「西側諸国」の大半が「自由」な国家で、ロシアや中国、北朝鮮などが「自由でない」国家であることはよく知られているが、これだけでなくアフリカや中東の国の多くも「自由でない」国家だという。

また、過去に民主化が進んだトルコやハンガリー、ミャンマーなどの国で民主主義が後退する動きがあることも指摘されている。民主主義が進んだ国家は35か国程度である一方で、民主主義の動きが後退した国家は70か国とそれを上回っている。

これに加えて、米国が民主主義の普及に対する影響力を弱めている一方、中国やロシアが「非民主主義」への影響力を強めており、民主主義が脅かされる動きが強くなっているとしている。

13510401 story
医療

テロメアを修復して細胞を若返らせる手法、実験に成功 34

ストーリー by hylom
不老の世界は実現するか 部門より

英University of Exeterの研究者らが、細胞の老化を「治療」する手法を考案したそうだ(BMC Cell Biology掲載論文WIRED)。

この手法は、DNAの一部であり細胞分裂のたびに短くなる「テロメア」を長くするというもの。テロメアは寿命を決める因子とされており、これによって老化した細胞を若返らせることができるという。 実験では、実際にいくつかの細胞を「若返らせる」ことに成功したという。

13510804 story
Facebook

Facebookが新たな時間単位「flick」を提唱 41

ストーリー by hylom
NTCSの闇 部門より

Facebookが新たな時間の単位を提唱している(PC Watch)。

この時間単位は「flick(flicks)」と名付けられており、1flickは705600000分の1秒に相当する。これを実装したC++コードもすでにGitHubで公開されている

昨今ではさまざまなフレームレートの動画やサンプリング周波数の音声がコンピュータで取り扱われているが、1flickをこのように定義することでさまざまなフォーマットにおいて扱いやすい形で時間を管理できるという。たとえば毎秒24フレームの動画においては、1フレームの時間は29400000flicks、毎秒30フレームの動画の場合は1フレームは23520000flicksとなる。

ただし、毎秒29.97フレームであるNTSCについてはflicksでも正確には扱えないとのこと。

13510808 story
テクノロジー

NICTなどが原子時計を大幅に小型化できる技術を開発、チップ型も実現できる可能性 65

ストーリー by hylom
これはすごい 部門より

情報通信研究機構(NICT)や東北大学、東京工業大学の研究者らが、小型の原子時計システムの開発に成功したと発表した(NICTの発表)。

原子時計の1つであり、1秒の定義としても使われているセシウム原子時計では、その原理上マイクロ波発振装置や水晶発振器、周波数逓倍処理回路などが必要であり、消費電力も高かった。今回開発された原子時計システムはウェハープロセスを使って独自に開発したルビジウムガスセルと、圧電薄膜を使用した小型のマイクロ波発振装置で構成されており、これらによって超小型ながら従来の小型原子時計よりも高い周波数安定度が得られたとのこと。

従来の小型原子時計は数cm四方ほどのサイズだったが、今回開発された発振器および小型ルビジウムガスセルはともに数mmのサイズで、大きな電力を消費する水晶発振器や周波数逓倍処理回路が不要であるため消費電力も少ないという。

13511141 story
変なモノ

AnTuTu調べ、2017年に偽物が最も多かったのはGalaxy S7 Edge 11

ストーリー by hylom
そんなに簡単に判断できるの 部門より
headless曰く、

モバイルベンチマークアプリで知られるAnTuTu(安兔兔)が2017年の偽物スマートフォンリポートを公開している(AnTuTuSoftpedia)。

データは偽デバイスを鑑定するAndroidアプリ「AnTuTu Officer」で収集されたもの。2017年には17,424,726台を鑑定し、2.64%が偽物だったという。モデル名が不明なもの、鑑定時にモデル名が送信されなかったものは除外されているとのこと。

メーカー別では偽物のうち36.23%を占めるSamsungが最も多く、iPhone(Apple)が7.72%で続く。以下Xiaomi(4.75%)、Oppo(4.46%)、Huawei(3.40%)の順になっている。機種別では1位~4位がSamsungの欧州版Galaxy S7 Edge(4.94%)、中国版Galaxy S7 Edge(2.94%)、欧州版Galaxy S7(2.81%)、W2016(2.80%)となっており、トップ10中7機種をSamsungが占める。Galaxy S7 Edgeは米国版も9位(1.22%)に入っている。5位のiPhone 7 Plus(2.67%)は外見を似せたAndroid端末のようだ。

なお、AnTuTu OfficerはGoogle Playで100万回以上インストールされており、合計8,064件のレビューのうち4,629件が星5つを付けているが、星1つも1,710件ある。メーカーの通販サイトから直接購入した端末が偽物と鑑定されたというコメントも多くみられ、鑑定精度には疑問の余地がある。手元にあったHuaweiの端末は「High Copy」と鑑定されたが、自分で購入したものではないので何とも言い難い。

13511143 story
サイエンス

甲羅が押しつぶされたような形のカニの新種が見つかる 13

ストーリー by hylom
平らなのには理由があった 部門より

小笠原諸島・聟島列島で2016年に発見されたカニが新種であることが発表された(お茶の水女子大学の発表ハザードラボTropical Zoology掲載論文)。

このカニは甲羅が押しつぶされたように平らなのが特徴で、その形状から「ペタンココユビピンノ」と名付けられた。この形は同じく聟島列島に住むフサゴカイ類が作った管状の住処(棲管)に収まるようになっており、共生関係にあると考えられるという。

13511159 story
日本

京都大学iPS研究所で論文不正が発覚 66

ストーリー by hylom
他国を笑えない状況に 部門より
clay曰く、

京大iPS研究所(研究所長:山中伸弥教授)の特定拠点助教が執筆した論文で、データのねつ造と改ざんが発覚した。

iPS研究所では3か月に一度実験ノートを確認するなどの不正防止策をとっていたが、結果的には不正を防止できなかった。詳細は明らかでは無いが、京大は関係者を処分することを明言しており、山中所長にも処分が及ぶ可能性がある。

また山中所長自身も「辞任も含めて検討か」との質問に対し「全ての可能性を考えている」と答弁した

この事件をきっかけに、日本におけるiPS細胞の研究が大きく後退しなければ良いのだが……。また、どのような責任の取り方が相応しいのか、色々問題・課題は大きな事件となりそうです。

これを受けて林文部科学相は不正と関連した研究費の返還を求めることに加えて、不正行為を行った研究者に対し研究費の応募資格停止を行うことを明らかにした(日経新聞毎日新聞)。

朝日新聞によると、不正があった研究に対する研究費は310万で、うち約230万円は寄付金だったという。

13511170 story
軍事

米軍は北朝鮮のミサイル基地を無効化できるマイクロウェイブ兵器を既に持っている? 39

ストーリー by hylom
次世代兵器 部門より
maia曰く、

強力な電磁パルスで電子機器を無効化する(そして非致死性)攻撃手段はEMP(ElectroMagnetic Pulse)やHPM(High-Powered Microwave)と呼ばれている。非核型のEMP爆弾もあり、半径200mとか300mに限定した攻撃が可能らしい。HPMは強力な電源を用意して、複数回のパルスを発する。

2003年1月21日のBBCニュースによると、米軍は巡航ミサイルないし無人機に搭載するHPM兵器を研究中であった。また、2017年12月4日のNBC NEWSによると、北朝鮮のミサイルを地上で管制システムと共に無効化するHPM攻撃が可能なようだ(Slashdot)。これは2009年から開発中のCHAMP(Counter-electronics High-power Microwave Advanced Missile Project)で、ボーイング製の巡航ミサイルに組み込まれている。2012年には初の試験発射に成功している(ターゲットの電子機器は予定通り破壊された)。パルスは絞られており、建物といった単位で攻撃できる(DailyMail)。

とりあえずB-52で運んでデリバリーされるが、ミサイルのレンジは700マイルなのでやや近い(勿論HPM攻撃はターゲットに接近して行う)。CHAMPは開発中ではあるが、既に出来ているとも言え、その気になれば数日で作戦に投入可能なようだ。

13511287 story
ハードウェア

VIAがx86互換CPUの新製品を発表。中国市場向け 45

ストーリー by hylom
生きていたのか 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

以前x86互換CPUを製造していたVIA Technologiesがコンシューマ市場に戻ってくるそうだ(北森瓦版)。

第一弾としてPCやモバイル向けの「KX-5000」および組み込み向けの「KH-20000」シリーズが発表されている。当面は中国市場限定になり、IntelのCore i3およびi5、AMDのRyzen 3および5と競合する価格帯に設定されるという。製造プロセスは28nmだとしている。

最上位の「KX-U5680M」は8コア/8スレッドで動作クロックは2.00GHz、でL2キャッシュは8MB。命令セットとしてはVT-xやSSE 4.2、AVX、AVX2にも対応。メモリはDDR4-2133で最大64GBが利用可能だそうだ。KH-20000シリーズは最上位モデルの「KH-26800」が8コア/8スレッド、動作クロック2.00GHz、L2キャッシュは8MBという仕様。

自作向けのマザーボードや単品CPUが秋葉原に出回る可能性はかなり低そうだが、中華タブに入っていたという形では入手できるかもしれないそうだ(TOM'S HARDWARE)。

13511323 story
医療

人工中絶ができる段階で父親が誰かをDNA検査できる技術に対し議論が起こる 68

ストーリー by hylom
中絶は悪なのか 部門より

出産前の胎児の段階でその父親との親子関係を調べられる「出生前DNA鑑定」という手法があるそうだ。この技術を提供している業者によると、人工中絶ができる段階で親子関係や染色体異常の可能性を調べることができ、検査後に人工中絶ができるという。いっぽうでこの技術の信頼性や、出生前診断結果によって安易に人工中絶を選択する人が増えるのではないか、といった倫理的な問題について議論が出ているという(産経新聞)。

日本産科婦人科学会は2013年に「出生前に行われる遺伝学的検査および診断に関する見解」を出しており、このような出生前診断については適正な遺伝カウンセリングが提供できる体制下で実施すべきとしている。さらに同学会は親子鑑定などの医療目的ではない遺伝子解析・検査を行ってはならないとしているが、あくまで自主規制であり、産婦人科が関与しないような鑑定については効力が及ばないという。遺伝子検査を医療行為ではないとして行っている業者もあり、特にこういった業者への規制は現状では難しいという。

また、こうしたDNA鑑定の際には個人情報となる遺伝子情報を企業やクリニックに預けることになるが、適切な個人情報保護対策を行っていない業者も存在するという(日本医学会臨床部会運営委員会の発表)。

13511341 story
テクノロジー

音響ビームで物体を宙に浮かせる技術 45

ストーリー by hylom
空中に物体を固定する技術は早く欲しい 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

ビームを照射して物体を動かす手法は「トラクタービーム(牽引ビーム)」などと呼ばれ、SFの世界ではよく登場する。こういった技術を実用化すべく研究が進んでいるそうだ(CNETSlashdot)。

現在開発されている技術は、超音波や光などを利用して小さな物体を浮揚させる方法というもの。これを研究するブリストル大学のエンジニアが、波長の長い「音響トラクタビーム」を使って1.6cmほどのサイズの発泡スチロールを空中に浮かすことに成功したという。

この技術は急激に変動する音の渦を使用するというもので、渦のねじれ方向を変更することでトラクタービームを安定させ、大きな物体を保持できるようになったそうだ。現実的な応用例としては、薬が入ったカプセルや手術用器具を人体内に送り込んだり、壊れやすい物体を触れることなしに移動させたり操作するといったものが考えられるという。

また、ビームの出力を大きくすることでより大きな物体を空中に固定することができるようになる可能性があるとし、そうすればたとえばベッドのない場所でも人間を「空気に浮かばせて寝かせる」といったことが実現できるかもしれないという。

typodupeerror

クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人

読み込み中...