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教育

日本の大学の競争力低下は官庁から教授・准教授への天下り増加が影響しているのではないかという説 105

ストーリー by hylom
皆様のご意見は 部門より

科学系ライターの松浦晋也氏が、中央官庁から大学教職への天下りが日本の大学の競争力低下に大きく影響しているのではないかとの疑問を呈している(松浦氏のTweet)。

氏は国立大学法人化の5〜6年後、2010年頃からさまざまな中央官庁の官僚が大学に教授や准教授として入り込んでいったとし、中央官庁が新たな天下り先として大学を利用したのではないかと疑問を呈している。

  • by Anonymous Coward on 2018年02月03日 8時31分 (#3355753)

    単位を取れれば頭が残念でも卒業出来たりするのが駄目なんじゃ無いかね。
    論文の剽窃が無くならないのもそういう所に根本原因があったりすると考えるんだけれども。
    苦労して入学して2年だか4年だかを学問もせずに単位だけ取り残念な頭のまま卒業し給料が安いと嘆くのはなんなんだろうね。
    # 上手いこと楽して物事を進めるという技術を持っているのだとしたら残念な頭とは言えないのでそれは良いとは思う。

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    • by Anonymous Coward on 2018年02月03日 11時01分 (#3355806)

      >頭が残念でも卒業出来たりするのが駄目なんじゃ無いかね。

      留年生を多く出すと文科省が文句言ってきます。
      入学試験でそれなりの学力を有する人物を選抜したのに、なぜ留年する?
      教育方法が間違っているのでは無いか? といったロジックです。

      一方、大学のグローバル化(笑)といって、講義の英語化を推し進めて大学教育の崩壊を招こうとしておりますが、
      ちゃんと勉強しないと大学は卒業できないというのがグローバルスタンダードなので、
      真の意味でグローバル化なんて考えていない、単なる思いつきなのは明らかでしょう。

      また下手に卒業させないと、モンペが出てきてしまう可能性があるのですが、
      大学も文科省も世論もモンペから守ってくれる可能性は低いので、
      教員個人単位でも留年や卒業認定をさせないことに及び腰になってますね。

    • by Anonymous Coward on 2018年02月03日 9時16分 (#3355767)

      大学のレジャーランド化はもう30年以上前から言われてる事ですが

  • by Anonymous Coward on 2018年02月03日 10時44分 (#3355799)

    結局は独法化でしょうね
    独法化前は大学の自治・独立性・権限などなどが大きかったけど、独法化でこれらが大きく失われました。
    そのため、大学は文科省の顔色を伺い、文科省は財務省の顔色を伺い、財務省は政治家の顔色を伺うという構図ができた。
    で、政治家っての教育行政のプロでは無いし、基本的には有権者の顔色を伺う存在だから
    本質的な問題や前提条件を無視して、さらにど素人である有権者にとって耳障りの良いことを言い出す。

    今度は逆の流れで、政治家の思いつきを財務省が忖度しつつ
    財務省独自の(教育などを無視した)思惑を加えて文科省に丸投げ、
    文科省は文科省で適当な、改革のための改革案などをだして、
    最後は大学に丸投げ(ただし人も金も増やさないよ)てな構図が十数年続いたわけですよ。

    いわば、現実を分かっていないノーテンキ社長の適当な思いつきを、
    金も人も降りてこない末端の現場に押し付けている状態。
    さらに、直上の上司は無能な上に、機嫌を損ねると報復されるような環境。
    これで、研究も教育も大学運営も一流にできたら奇跡ですよ。

    天下りは、こういった構図の一部であって本質的な原因では無いと思います。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      文科省はともかく、どこに他省庁の天下りの入る余地が、、

      • by Anonymous Coward on 2018年02月03日 13時08分 (#3355838)

        >どこに他省庁の天下りの入る余地が、、
        だから
        >こういった構図の一部
        と書いているのですが、、、、

        要するに大学は文科省の顔色を常に伺わなきゃならない構図になったってことです。
        交付金を中心に大学が不利にならないよう、極端には大学を潰されないよう、
        折衝要員または賄賂的な人員として(主に文科省の)天下りを受け入れざるをえないですね。

        上記のような人事は、組織としては仕方ないとはいえ、個人的には健全とは思えません。
        一方、批判的に書いてますが、文科省に限らず役所の方は相当な知識と経験を有しておりますから。
        ちゃんと講義をして本質的な意味で教育・研究に携わるなら、教員として採用することは全く問題ないと思います。
        (例えば、国交相・観光庁の方が観光なんたら学を教えるとかです。)
        ただ、こういう方も一律に天下り扱いされてしまうので困ったもんなんですがね。

        • 超絶霞ヶ関文学な文科省の通達を理解するのには、それに通じた人が必要なのです。
          国立大は、どこに落とし穴があるか、あるいはどこに抜け穴があるのかを知悉した人が
          ほしいんでしょうね。とくに教育学部系なんかはそうですわね。地方国立大学は
          その地域における教員供給と文科行政のセンターなので、こうしたひとが
          いないといけないんだ、と国立大に務めている方が言ってました。

          それで良いのかと思ったりしますが、まぁ、非道い話です。

  • by Anonymous Coward on 2018年02月03日 17時12分 (#3355910)

    そもそも国立大学法人化で、理事の一人に文科省から役員を受けれなければならなくなっている。
    全ては、この独立法人化から。

    https://ja.wikipedia.org/wiki/ [wikipedia.org]国立大学法人#法人化の問題点
    法人化により一斉に新設された「理事」に、ほぼ例外なく文部科学省の職員が出向している。したがって、法人化は文科官僚のポジション増設になっているとの批判があるうえ、国立大学の理事から理事へとわたりが行われていることも指摘されている[5][6][7]。また、中期目標の作成、評価制度の施行により、むしろ文部科学省による各大学への関与は増大しているとの見方もある。すなわち、文部科学省の天下り法人としての傾向が強まっていくことが考えられる。

    ここに返信
  •  特定の専門分野を極めた技術者とかシンクタンクの研究員が、その分野の教員になるとかなら理解できるんだけど、行政分野の公務員が大学に転職して、すぐ研究なり教育を行うことができるんでしょうか?
     中には特定分野を極めて研究なら即戦力という人も居るだろうけど、こういう形で話題に上がるほど極めた人が居るとは思えないしなぁ。大学で研究・教育するなら、体系的な専門性が必要だと思うし。
     まして、学生への教育って難しいと思うけど。
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    • by Anonymous Coward

      >行政分野の公務員が大学に転職して、すぐ研究なり教育を

      「行政分野の公務員」でイメージするもの:

      A. 役所の窓口で、書類の書式について町で一番詳しい人
      B. 商法の改正に携わり、日本において商法について10人並みの国会議員よりも詳しい人

      B.みたいのだったら法科商法の教授に招聘されてもおかしくない

      • by Anonymous Coward

        A.みたいなのがのさばって理系学部の研究費を切り詰めていると某教授のtwitterで読んだ
        ipsの山中教授じゃないが研究寄付金を募っている書き込みも時々見る

    • by Anonymous Coward

      人文系の話ならありえる話なのかもしれないが、競争力の低下が問題になっているのは主に理系や工学系なのでは。
      官僚が天下って務まるようなところじゃないと思うけど、まさかねじ込んできてるの?

      •  人文系では無くて、行政学とか法学とかいわゆる社会科学でしょうね。行政系の公務員が歴史とか国文学とかの研究・教育で即戦力(を理由に受け入れ・・)になるとは思えない。

        >競争力の低下が

         技官とかなら、即戦力を期待できる人も居るかもしれないけど、数は極めて少ないのでは。
      • by Anonymous Coward

        むしろ喜んで受け入れてんじゃないの?
        教授になるにはちゃんとした研究業績が必要だと思うでしょ?論文いくつ書いてるとか?
        違うんだな。

  • by Anonymous Coward on 2018年02月03日 8時22分 (#3355747)

    天下りがガチで禁止されたから、キャリア官僚だって定年まで居残る人増えたし(同期一斉退職なんて過去の話)、転職先が早々見つかるものでもない
    そんな人材を大学が受け入れてる理由は判らないけど、大学側が競争力を無くしてまともな教員を集めれず、やむを得ず官僚OBを起用してるってことじゃないの?
    経産省OBが大学教授になってる例はいくつか知ってるが、文科省官僚と違ってなんのメリットがあるのか本気でわからない

    ここに返信
    • Re:再就職 (スコア:2, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2018年02月03日 8時28分 (#3355752)

      大学側では資金の確保が最重要課題なので、どこでもいいから官庁との繋がりを維持しておくことで、
      産学官連携案件を引っ張ってきたりするメリットはあると思いますよ。

      • by Anonymous Coward

        学生の就職先確保≒受験者数確保にも有効そうですね

    • by Anonymous Coward

      省庁での勤務って定年までおったらアカンの?

      • by Anonymous Coward

        そんなことないよ
        だからみんな定年まで勤めてるって話じゃね?
        天下りは事務次官になれる見込がなくなった同期生が早期退職するための餞別みたいなものだったが、今時は定年まで残ってても何か仕事があるんだろうか、、

  • by zeppeli (37431) on 2018年02月03日 8時25分 (#3355749)

    独法化しているとはいえ、省庁から国立大学に行くのを天下り、と言われるとやはり違和感が。
    国立、の二文字をさっさと消してしまえばいいのに。

    ウチの大学にはこういうルートで来る人はいないので、どのへんの大学の話なのか具体名が出てくれば面白いとは思います。

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  • by jizou (5538) on 2018年02月03日 10時35分 (#3355794) 日記

    最近入ってくる新入社員が公務員みたいになったのって、こういう背景があるのか...
    と妙に納得してしまった。
    学生たちは、教授の姿を見て育つからねぇ。

    予算さえ取ってくれば成果を出さなくてもいいと思ってるから、
    研究への取り組み方を教えることができない。
    そんな教授に学んでしまうから、就職して開発や研究職につけても
    ぜんぜん役にたたない。
    そんなのが多くなっている気はする。

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    • こういうポストみつけました。

      「概要 2013年4月1日から2016年9月30日の間に、文部科学省から大学に教授として再就職した人物で博士号を持っている人物はいない。」
      http://id.fnshr.info/2017/06/30/mext-phd/ [fnshr.info]

      =====

      勿論博士号持っていさえすればよしという話ではなく・・・、博士号獲得直後にどう働いたかが学位獲得者のその学界での性質を決める重要な要素である・従って学位研究にも将来を見据えて取り組めるとよい、と自身をもって痛感していることが教育においては重要かと思います。

    • by Anonymous Coward on 2018年02月03日 10時54分 (#3355802)

      >こういう背景があるのか...
      いや、それ以前の環境が大きいかと。
      競争心を持たなくても、そこそこの大学までなら(自分の頃に比べて)大した苦労もなく入学できる時代ですからねぇ。
      我が子を見てるとほんとそう思う。

      知人の大学教員の言では
      「偏差値60でも、昔と今ではレベルが違う」
      そうです。昔と今の大学志願者数と入学定員数を考えると当然かと。

      松浦氏の指摘もそうでしょうが、やはり大学の数の問題が大きいかな。

  • by Anonymous Coward on 2018年02月03日 12時35分 (#3355833)

    若手教員,すなわち論文の書き手が減っていることが原因と思います.

    総務省: http://www8.cao.go.jp/cstp/stsonota/katudocyosa/h27/innovation7.pdf [cao.go.jp]

    団塊の世代を教授にするために,助教などのポストを教授ポストに振り替えていき,戦力となる助教を雇えなくなってしまったのです.

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2018年02月04日 1時43分 (#3356071)

    独法化した時点で,国からお金を引っ張ってくるため,大学には役人の天下りが必要になったことは認めるべきじゃないかな.

    ただ,天下り教授の役目は調整や税金を引っ張ってくることで,教育や研究ではないと明確にする.そして,教育や研究に関する舵取りには天下り教授を関与させない.だって能力がないんだもの.

    天下り教授は,教育や研究を役目とする教授とは異なる存在とする.特許を書くことを専門とするポストがあるくらいだから,可能でしょう.
    天下り教授は,ポスト数を2,任期付きと限定的にして,ほかの教員に働かない教員がいることによるしわ寄せが来ないようにする.税金を引っ張ってこれなかった教授は任期延長せず,つぎの天下りを受け入れる.任期付きや業績評価を嫌とは言わないでしょう.絶賛推進してるんだから.有効でない方法を採用しているのか,って話になる.

    といったことは,「天下りは存在しない,させない」という建前のため,実現できないんだろうな.
    日本人の特質と聞いたことのある,本音と建前の分離が一番の問題かもしれない.このせいで,解決すべき問題が,本音と建前のあいだにあるアナザーディメンジョンに追いやられてしまう.

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  • by Anonymous Coward on 2018年02月03日 8時59分 (#3355763)

    元東大教授と天下り官僚に翻弄される私大の悲惨
    http://diamond.jp/articles/-/1372837 [diamond.jp]

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  • by Anonymous Coward on 2018年02月03日 10時09分 (#3355778)

    「こうみてくると、大学教授(60歳)の給与(年収)は国家公務員や大手企業でいえば、課長、ないし、部長クラスの給与(年収)と推定できる。とすると、大学教授の給与(年収)はさほど高くないということがいえる。」
    https://www.newsweekjapan.jp/stories/carrier/2018/02/post-9455.php [newsweekjapan.jp]

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    • by Anonymous Coward

      ただの転職だからね
      建設工事に30年従事して現場監督まで上り詰めた人が、建築家の学生に対して教科書と実際の現場の違い、元請けと孫請けの力関係と手抜きの手段・見抜き方、規制法令に対する実際のや抜け道等々30年分のエピソードでもって語るのと同じ
      それを講師として迎えるか教授として迎えるかは大学側のさじ加減でしょ

      天下りが普通に行われてた時代、私の上司だった部長は定年退職してからゼネコンの一営業マンとして第二の人生を送りましたよ

      • by Anonymous Coward

        営業マンとして一人前にやっていけるならいいけどさ、ほとんどはただのお荷物にしかならないでしょ。
        営業マンをなめるな、ってな。

  • by Anonymous Coward on 2018年02月03日 11時34分 (#3355819)

    厚労省勤め、医系技官系で教授になっている人はいます。
    分野によるのでしょうね。

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  • by Anonymous Coward on 2018年02月03日 14時33分 (#3355867)

    具体的なデータを挙げていないので、なんともいえない。
    感覚だけでいいのであれば、私の周りでは天下りが増えた、という感じはしない。

    そもそも、2010年くらいから天下りが増えた、といっているけど、大学の競争力低下って2010年から
    始まっているの? もっと前からのような気がするし、ここ数年で大きく低下しているわけでもないし。

    まあ、しょせんtwitterでの発言だし、本人も取材してない、といっているし。

    ここに返信
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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall

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