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法廷

企業秘密盗用をめぐるWaymoとUberの訴訟、和解に達する 2

ストーリー by headless
終了 部門より
WaymoとUberは9日、企業秘密盗用をめぐって争われていた両社の訴訟が和解に達したことを発表した(Ars Technicaの記事The Vergeの記事The Guardianの記事9to5Googleの記事Uber CEOの声明)。

Uberは2016年、Googleの自律走行車プロジェクト(現Waymo)で中心的なエンジニアだったAnthony Levandowski氏がGoogleを退職して設立したOttomottoを買収している。しかし、Levandowski氏がGoogleを退社する前にGoogleから9.7GBにおよぶ14,000点の企業秘密ファイルを持ち出していたことが判明し、昨年2月にWaymoがUberを企業秘密盗用で提訴していた。

5日から始まった審理でUber側は、Waymoの企業秘密を入手したことや同社の自律走行技術でその情報を使用したことを一貫して否定。Levandowski氏を雇ったことを後悔しているとしつつ、Levandowski氏は自律走行車ビジネスで最も価値あるエンジニアだったとし、Uberがロックスターエンジニアを雇うことは罪ではないとも述べている。Waymo側はUberが盗用したと主張する企業秘密を当初の「100件以上」から8件まで減らしており、盗用の証拠も示されていないことから、WaymoがUberに勝てるかどうか怪しいとの見方も出ていた。

和解の条件については、Waymoの機密情報をUber Advanced Technologies Groupのハードウェア・ソフトウェアで使用しないことを含め、Uberが将来にわたってWaymoの知的財産を侵害しないこと、といったものがWaymo側から発表されている。このほか、Uberは同社の時価総額720億ドルの0.34%に相当する2億4,500万ドル分を株式でWaymoに支払うと報じられている。現金のやりとりはなく、結果としてWaymoがUberに出資する形になる。

Waymoは昨年、Uberに10億ドルの賠償金と公の謝罪を求める和解案を提示したと報じられていた。また、審理開始前にはUber側から機密情報の使用に関する条件なしで5億ドルを支払うという和解案が示されていたが、Waymoが機密情報に関する条件を追加した結果、Uberに断られたとも報じられている

カリフォルニア北部地区連邦地裁のWilliam Alsup判事は両社の和解を受けた棄却申立てを認め、本件について再訴不可能な棄却を言い渡したとのことだ。
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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