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政府

「TSUTAYA図書館」で不適切な会計が行われていた 32

ストーリー by hylom
ノウハウ不足な感じが 部門より

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が運営する図書館については度々話題となっているが、その1つである多賀城市立図書館で、利用者が図書を紛失・汚損してしまった場合に支払っていた弁償金について適切な会計処理を行っていなかったことが明らかになった(ビジネスジャーナル)。

本来なら弁償金は同一の本の購入に使われるはずだが、同図書館では弁償金を預かり金ではなく収入として扱い、「資料購入費」として使用していたという。こうした民間が運営する公営図書館においては図書は自治体の資産であり、運営費とは別に管理する必要がある。そのため、このように弁償金を運営費として使用することは違法な支出に当たる可能性がある。

さらに紛失・汚損した書籍の過半数は再購入されておらず、購入した書籍も弁償金ではなく公金で購入されていたという。

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  • 利用者が線を引いたりページ破ったりして汚したらペナルティ込み定価の三倍支払いってことにしとけば明瞭なルールでいいと思うんだけど。

  • >さらに紛失・汚損した書籍の過半数は再購入されておらず、購入した書籍も弁償金ではなく公金で購入されていたという。

    • by Anonymous Coward on 2018年03月23日 12時36分 (#3381001)

      購入したのはこういうのではないかな。

      武雄市図書館が新たに購入した蔵書リストが話題に
      ネットでは「まるでTSUTAYAの在庫処分」と批判も
      http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1508/12/news128.html [itmedia.co.jp]

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    • by Anonymous Coward

      同じジャンルの別の本じゃないですかね。そもそも利用者には同一の本を購入してもらい、
      それを納めさせるのが原則なわけで、弁償金を払ったということはその本が手に入らなかった
      ということ。つまり絶版になっているので、図書館が頑張っても入手は難しいかと。

      • by Anonymous Coward on 2018年03月23日 13時49分 (#3381048)

        いや、記事ぐらい読みましょうや。

         下の表は、その弁償本台帳だ。たとえば、No.1『なかまがいれば』という本を利用者が紛失し、図書館は弁償代金864円を2016年5月16日に受け取っている。しかし、購入金額欄は空欄で、翌年3月の時点で購入していないことがわかる。

        記事中の『なかまがいれば』がどの本かは詳細不明ですが、弁償代金は864円。
        一方Amazonでは、絵本の『なかまがいれば』 [amazon.co.jp](あいはらひろゆき氏作)という本が登録されていて、販売価格は¥864(¥800+税)。
        まあ、多分この本ですよね。(Amazon以外でも主要なネット書店で「在庫あり」となっています)
        つまり、入手可能です。にもかかわらず購入していない。

        ある図書館関係者は、こう推察する。
        「図書館で、弁償本の代金を1年間に66冊分も徴収することは考えられません。一般の図書館では、せいぜい数冊です。しかし、CCCが運営する図書館で、そのような特別な状況が起きている理由は、CCCがもともとレンタル店であって、現金で精算するレンタル店の方式を図書館でもそのまま取り入れているからとしか考えられません。さらに、CCCは追加蔵書として大量の中古本を購入していますから、弁償本代金を新書価格の定価で受け取れば、利益が出る可能性があります」

        そもそも「それを納めさせるのが原則」自体が守られてなさそう。

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        • by Anonymous Coward

          >一般の図書館では、せいぜい数冊です

          逆にこのほうが驚きだわ。一般の図書館は、汚損してもバックレ放題か、汚損されてても汚損とみなしていなかったという事では。。

          • >逆にこのほうが驚きだわ。一般の図書館は、汚損してもバックレ放題か、汚損されてても汚損とみなしていなかったという事では。。

            実際そうなってますね。
            地域の民度によるのかもしれないけど、雑誌なんかはけっこう切り取られてたり。
            シリーズ物の途中が欠けていたりして、司書さんに聞いてみると「返してくれないんです」とのこと。
            「借りた」人がわかっていても強制的に取り戻す術もなく、督促して反応ないので金と時間がモッタイナイらしい。
            また、カバン持ち込みOKなので黙って持っていく人たちも少なからず居るらしい。

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          • by Anonymous Coward

            see #3381065
            >図書館は、紛失・破損した本は現物で弁償するのが普通。(別に古本でもOK)
            >入手できなかったとき、次善の手段として現金での弁償を行います。
            see #3381023
            >そもそも利用者には同一の本を購入してもらい、それを納めさせるのが原則なわけで、
            >弁償金を払ったということはその本が手に入らなかったということ。
            仮に利用者が汚損・破損をバックレたとしても,完全にノーチェックで棚に戻すとは思えないし
            貸し出し記録ガーとか言っても,この場合直前の利用者情報を使って現状復帰求めるのは正当だと思うし
            なんか雑な推定だなぁ.
            # もちろん他所の図書館の決算等の費目で確認取ったとか言われるなら,この感想は撤回します

            • by Anonymous Coward

              「思えません」というのはあなたの推定で、うちのところではほぼノーチェックですよ。
              多賀城市では、ちゃんとチェックするようになった所はいいね。

      • >つまり絶版になっているので、図書館が頑張っても入手は難しいかと。

        なるほど。

        絶版本をどうしても手に入れたいときに参考になりそう。
        #いけないことです。

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        • by Anonymous Coward

          旧ソ連では欲しい本を入手するのが困難だったので、その手法がよく行われていたそうです
          紛失時は、現金じゃなくて原則同じ本を買って渡す、それが無理なら(というかまず無理)同価格かそれ以上の本を買ってきて渡す決まりだったので、適当な売れ残り本買って返す人がたくさん……

          • by Anonymous Coward

            せどりにそれはありふれてるね

  • by Anonymous Coward on 2018年03月23日 22時07分 (#3381412)

    脱税にならないのかな?

  • by Anonymous Coward on 2018年03月23日 12時44分 (#3381007)

    いくらcccが憎いからって、情報源がビジネスジャーナル(サイゾー)なのはチョット…

    • by Anonymous Coward on 2018年03月23日 16時33分 (#3381192)

      2月27日付けで河北新報 [kahoku.co.jp]が報じています。朝日新聞 [asahi.com]も紙面では報じました。

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    • by Ivarn (36326) on 2018年03月23日 14時54分 (#3381104)
      スレッドのソースはともかく、住民監査請求による監査の結果、違法性が指摘されていることは事実でしょう。

      多賀城市職員措置請求に係る監査結果
      - http://www.city.tagajo.miyagi.jp/kansa/shise/kansa/documents/si-ka-juu... [miyagi.jp]

      >第6 監査の結果
      > 1 主文
      > 多賀城市教育委員会に対し、平成 30 年 3 月 30 日までに、指定管理者で
      > あるカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社に収納及び管理を行わせ
      > ていた弁償金のうち、指定管理者が保有している 63,278 円の請求を行うよ
      > う勧告する。
          ・
          ・
          ・
      >  公金である弁償金を指定管理者に取り扱わせること、つまり、地方公共
      > 団体が公金の徴収もしくは収納または支出を私人に行わせることは、地
      > 方自治法第 243 条により禁止されている。
      >  私人による公金取扱いは、地方自治法施行令第 158 条により例外的に
      > 認められる場合があるものの、本件の弁償金は同条で私人が取り扱うこ
      > とのできる歳入科目には該当しないものであり、多賀城市教育委員会が
      > 指定管理者に弁償金を取り扱わせることは法令上認められていない。
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    • by Anonymous Coward on 2018年03月23日 12時57分 (#3381015)

      こういったギョーカイには「特ダネ」ってのがあって、どこか一社だけが記事を出すのはあり得ることですよ。新聞であろうが、雑誌であろうが。
      最近はネットで記事を公開するから、雑誌でも特ダネが出やすいと思いますし。

      まぁ、本当であれば他社も記事化すると思うので、疑うのであればそれを待つとよいです。

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      • by Anonymous Coward on 2018年03月23日 13時17分 (#3381027)

        > それを待つとよいです
        そして、他社が追って十分信頼性が上がるのを待ってからストーリー化するのが、怪しいニュースに踊らされないためにはよいでしょうね。

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        • by Anonymous Coward on 2018年03月23日 13時49分 (#3381050)

          編集者の名をご覧あれ

          意図的な誤字脱字に加えてタレコミそのものに対する改変ねつ造なんでもござれの実績を誇る御仁でござりまするぞ

          信頼の概念をこのサイトに求めることは人類未踏の宇宙、霊、そして42への探求を意味しましょう

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        • by Anonymous Coward

          でも実際にそれやろうとすると遅すぎだのなんだのと文句言うやつが出てくるんだよなぁ
          スラドは速報サイトじゃないってのに

    • by Anonymous Coward on 2018年03月23日 13時57分 (#3381054)

      > 情報源がビジネスジャーナル(サイゾー)なのはチョット

      まぁ気持ちはわかるw
      東スポとまでは言わないが、週刊大衆くらいの信頼度ってイメージだもんなw

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    • by Anonymous Coward

      「うちに広告出さないと、こうなるよー」
      っていうパワーゲームの一環かもね。

  • by Anonymous Coward on 2018年03月23日 20時42分 (#3381368)

    保証期間内に壊れた電気製品は返金で対応してもらいたいなあ。

    >さらに紛失・汚損した書籍の過半数は再購入されておらず、購入した書籍も弁償金ではなく公金で購入されていたという。
    まるで賃貸の「原状回復詐欺」みたいだ。

  • by Anonymous Coward on 2018年03月23日 21時38分 (#3381400)

    最近こういう倫理的に問題のあることを平然とやるサイコ企業が増えてるけど
    本当に大問題だと思う
    サイコパスって社交的で一見いい人っぽく見えて仕事もできそうに見えるけど
    実態は倫理観がまるでなく不正が平気で違法行為が当たり前
    自己理由の退職者が増えてくるとだいたいそういうやつが紛れ込んでる
    自分はモラルが微塵もなく人に責任を押し付けて影でサボり倒し
    邪魔なやつは嘘と小細工、業務妨害破壊行為で潰す
    そういうやつが実権握って支配を広げると企業全体のモラルハザードが進みモラハラサイコ企業となる
    どこからどう見てもまともな企業じゃないのに政治家に取り入って大きな仕事を取ってくる
    だいたい社内でモラルハラスメントが横行してるから
    その段階で規制しないと防ぐ手立てはないよ

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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン

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