タニタ、「セガサターン体組成計」を開発中? 25
謎のコラボ 部門より
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
ダイヤモンドの人工的な合成は以前から行われており、工業用としてはすでに量産されている。いっぽうで最近は宝飾用のダイヤモンドの合成についても技術が進んでおり、人間の鑑定士による鑑別が難しい状況になっているそうだ。そのため、ダイヤモンド採掘・流通・加工大手のデビアスがダイヤモンド鑑定士を養成するための機関を作るという。
人工ダイヤモンドとはいえ炭素が共有結合した天然のダイヤモンドとの違いはない。鑑定士ですら違いがわからない人工ダイヤモンドを天然ダイヤモンドと区別する理由はあるのだろうか?
人工ダイヤモンドとしてはジルコニアなどを使った模造ダイヤモンドもあるが、これらはそもそもダイヤモンドと組成が異なり物理的特性も異なるため、比較的容易に鑑定が行えた。
Microsoftは23日、「WindowsとStoreの傾向」ページ(英語版、日本語版は現在のところ更新中)を更新し、2月分までのインストールベースのWindowsシェアデータなどを公表した(Windows Developers Blog、BetaNews、MSPoweruser)。
データはテレメトリーデータ送信に同意したユーザーから収集したWindowsバージョンやハードウェアの情報と、Microsoft Storeで収集したアプリのダウンロード・購入状況をまとめたものだ。データ収集の仕組み上、Windowsバージョンやハードウェアの情報はWindows 7以降、アプリの情報はWindows 8以降となる。Windows 8.1はWindows 8としてまとめられているようだ。
2月のOSインストールベースでは、Windows 10が48%、Windows 8が13%、Windows 7が39%となっている。Windows 7は2017年7月までWindows 10を上回っていたが、8月と9月は同数になり、10月にWindows 10が逆転している。ただし、2016年12月時点の同ページには同年8月にWindows 10(43%)がインストールベースでWindows 7(42%)を上回ったことを示すデータが掲載されていた。現在確認できる一番古い2017年2月分のデータではWindows 10が39%、Windows 7が45%となっており、数字が修正されていた可能性もある。
なお、MicrosoftではWindows 10の月間アクティブデバイスを6億台以上としている。6億台に達したことが最初に公表されたのは昨年11月の株主総会だ。11月時点のWindows 10のシェアが45%だったことから、MSPoweruserではWindowsのアクティブユーザーを13.3億人と試算し、これまで考えられていた15億人よりも少ないと述べている。
ただし、Microsoftが発表するWindows 10の月間アクティブデバイスにはXboxやIoTなども含まれるため、PCに限定するとさらに少なくなるとみられる。一方、11月分のデスクトップOSシェアデータをみると、Net AppicationsではWindows 10のシェアが31.95%(Windows 7以降に限定すると38.85%)、StatCounterでは41.36%(同43.28%)となっており、Microsoftの数字はWindows 10が高めに出ている可能性もある。
政府が放送制度改革として、政治的公平などの規制を撤廃する方針だと報じられている(共同通信、産経新聞、ロイター)。
昨今ではネットで動画配信を行うサービスや事業者も増えているが、現行法ではネット配信と放送では扱いが異なり、放送にのみ適用される規制もある。そのため、それらを撤廃するという方針のようだ。その中でも特に議論になりそうなのが次のように定められた放送法第四条だ。
放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
- 公安及び善良な風俗を害しないこと。
- 政治的に公平であること。
- 報道は事実をまげないですること。
- 意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。
これが撤廃された場合、偏った内容の番組が氾濫する可能性があるとして慎重な対応を求める声も出ている。
全米レコード協会(RIAA)が2017年の音楽業界収益についての統計情報を公開した(PDF、GIGAZINE)。これによると、2017年の音楽総売上は87億ドル。2015年は67億ドル、2016年は75億ドルだったので、右肩上がりの成長ということになる。
RIAAによると、SpotifyやAmazon、Tidal、Apple Music、Pandoraといった定額制音楽配信サービス(音楽ストリーミングサービス)の利用者拡大がこの成長の大きな要因だという。実際、音楽ストリーミングサービスからの収益は2014年が18億ドル、2015年が23億ドル、2016年が40億ドル、2017年が57億ドルと増加傾向にある。ちなみに2017年の米国の音楽業界の収益のうち65%は音楽ストリーミングサービスによるもので、CDなど物理媒体での販売(17%)やデジタルダウンロード(15%)を大きく上回っている。
音楽ストリーミングサービスが成長する一方で、曲/アルバム単位で購入するダウンロード配信売上は年々低下している。また、CDの売上も低下し続けているが、一方でアナログレコードの売上は増加傾向にあるそうだ。
カロリーの低い食事を続けていると細胞の代謝機能が低く抑えられることについて、非常に強いエビデンスが得られた。これは年をとっても健康で長生きになることを意味するかもしれない(Nature)。
研究では200人以上の健康で太っていない大人を対象に2年間、食事制限を行った。そのうち34人の制限食グループ(カロリー15%オフ)と19人の普通に食事しているグループでは、2年の調査の終わりに代謝や加齢に関する生物学的マーカーなどを厳密に検査した。毎分の酸素の使用量や二酸化炭素排出量を計測できる密閉されたホテルのような特別な部屋に24時間暮らしてもらい、それに加えて尿から脂質、糖分、タンパク質の状態も計測した。その結果、制限食グループでは特に睡眠中のエネルギー効率が非常に良くなっており、加齢によるダメージが抑えられていたという。
#低カロリーで十分な体になっちゃうと、ヘタに喰うと太るんでね?
Facebookアプリによって収集されたユーザー情報が外部の選挙コンサルティング会社などに提供されていた問題(過去記事)で、マーク・ザッカーバーグCEOが21日、声明を出した。氏はデータ提供を認め、遺憾の意を示している(BBC、Bloomberg、Engadget、Slashdot)。
Facebookは2014年に収集したデータの外部への提供について、より厳格な方針に転換を行った。それ以前はFacebookアプリの提供者はユーザーに関する非常に多くの情報を集めることができていたが、この方針変更によってアプリがアクセスできるデータは非常に制限されたものになったという。今回問題となったのはこの方針変更前にアプリが収集した情報で、この情報を収集・転売した企業は「データを削除した」とFacebookに伝えたにも関わらず、実際には削除していなかったとFacebookは主張している。
Facebookは今後の対応として、2014年の方針転換前に大量の情報へのアクセス権限を有していたすべてのアプリを調査するとともに、そのアプリの影響を受ける全ユーザーに調査結果を報告するとしている。
IHIが昨年12月、人工知能(AI)を活用した荷下ろしシステムを開発したと発表した。カメラで運ばれてくる段ボールを認識し、アームを使って適切に荷下ろしが行えるという(日経新聞)。
段ボールの荷下ろしでは、異なるサイズや外見の段ボールを扱わなければならないというのが課題だった。サイズに応じてダンボールを持ち上げる際の適切なアーム位置が異なるほか、段ボールが密着している場合それらが1つの段ボールとして認識されやすいという問題もある。
このシステムでは深層学習(ディープラーニング)を活用することで適切に段ボールを認識して荷下ろしができるそうで、1時間に450個ほどの段ボールを処理できるという。人間は1時間あたり900個の段ボールを処理できるそうだが、連続稼働できるため人間の作業員の代わりとして十分に活用できるとのこと。
私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike