Chromeの「望ましくないソフトウェア」検出機能に対しプライバシ侵害ではないかとの声が出る 48
誤解 部門より
Windows版のGoogle Chromeにはマルウェアスキャン機能があり、PC内の特定のディレクトリを検索してチェックを行っている。これに対し、Google ChromeがPCの中身を監視しているのではないかという声が出ているようだ(GIGAZINE、MOTHERBOARD)。
問題となっているのは、2017年10月に告知されたセキュリティ機能の1つである「望ましくないソフトウェアの検出・削除機能」(過去記事)。ChromeはESETのウイルス対策エンジンを使用してウイルススキャンを行い、マルウェアと疑われるファイルを発見するとそのファイルが格納されているパスやシステム情報などのメタデータをGoogleに送信するという。その後、問題のファイルを削除するかどうかユーザーに確認を行うそうだ。
このウイルススキャンはシステムディレクトリ以外も対象として実行されるため、これによってGoogleが利用者のファイルを盗み見てその情報をGoogleに送信しているのではないか、という疑惑が生まれた模様。