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日本

「国産航空機」を国交省は適切に審査できるのか 96

ストーリー by hylom
退化 部門より

日本で航空機を飛行させる場合、原則として「耐空証明」というものが必要となる。これは国土交通省が発行するものだが、日本では長らく国内でゼロから開発された航空機に対し耐空証明の審査を行った機会がなかったため、現在の日本に航空機の審査を適切に行える力はないのではないか、との声が出ているという(日経ビジネス)。

国産の航空機としては1962年に初飛行を行った「YS-11」があるが、この審査過程においてすでに日本側は審査を行いきれず、米国連邦航空局(FAA)が審査に大きな影響を与える状況になっていたという。さらに現在ではこの当時に審査を経験していたベテラン担当者はすでに退職しており、海外で審査された航空機に対し形式的に許可を出すだけの状況になっているのではないか、と指摘されている。

  • by Anonymous Coward on 2018年04月19日 11時25分 (#3395609)

    なんかこのインタビューおかしくありません?
    オーダーメードで自転車を作るのが上手い職人が、最新鋭の省エネハイブリットトラックを批評し、奴らは全然わかってない、まずは自転車に使われるこの技術を知るべき、って言うようなノリになっちゃいませんかね。

    基本的な事実誤認が多数あるような。

    例えば今回のインタビューだと、審査要領がなぜか古いものが出てきて、古い奴は間違ってる、って例が出てきますが、本来は差し替え式になっているはずなんで訂正が出たら英語版確認するとかじゃなくて確認して差し替えるのが正ですよね。誤字脱字があることは前提になってるんですよ。
    確かに町工場の親父とかは権威が間違えるのが大好きなようで、重箱の隅をつついては「ここは俺が間違いを指摘したやった。だから行政は駄目なんだよ。俺がいなきゃな!」って言いたがりますけど、それ本質じゃないでしょ。

    他にも航空局にとってMRJは災難だろう、とか、岐阜に出張所作ってそこで講習をしただけのような書き方は明らかに事実誤認。そもそも国産旅客機を推進してるのは国、航空局側で、それをMHIに押しつけたと言うのが正しい見方だし、航空局は継続的にFAAやEASAと人的交流をやっていて職員を出向させたり、公費留学させたりしてます。さらに民間人材交流制度を使って幅広く人を揃えてますよね。
    https://www.aviationwire.jp/archives/74869 [aviationwire.jp]

    経験不足を補うため、FAAや米国・英国の大学へスタッフを派遣したり、FAAの専門家による研修、FAAやEASAとの定例電話会議などを積み重ねてきた。

    また、別口ですが、国の助成金を出して、民間側にも人材育成や交流もやってますよ。
    それをこんな風に書くなんてのは、ちょっと的外れなんじゃないでしょうか。

    そのほかにも、またヤードポンドを翻訳したから数字が切りが良くないとかは、国際相互認証になってんだから当然だろとしか言いようがなく、EUもそのあたりはアメリカに併せて中途半端な数字になってる話でほぼ言いがかり、ハンコを押すの表現を「確認承認が必要」の意味じゃなく「ただハンコを押すだけ」って暗に解釈するに至っては完全にいいがかりだし、なんつーか、かつて自分が不備を指摘されて差し戻された件の恨み言にしか見えないんですよね。事実、いま着々と作業は進んでいるわけですし。
    そらま、航空局もお役所仕事の例に漏れず、担当者は当たり外れがでっかいので、はずれ引いて苦労させられたときは恨み言の一つや二つ言いたくなる気持ちはよく分かりますが、一般化するような話じゃない。
    認証が問題になって差し戻された部分も、MRJが計画された後に新たに追加されたFAA/EASAの条項に対してなので、国交省のフォローが足りなかったとかそう言う問題じゃありません。

    前の記事を見ると、飛行機を作る人はグライダーの経験を積め、ってなんってるんだけど、グライダーとMRJって、共通点は翼があって空を飛ぶぐらいしかないですよね。自転車と最新鋭の自動運転支援を備えたハイブリッド省エネトラックぐらい違う。正直、グライダーの経験を積んだところで、構造の8割が複合材の最新鋭の省エネ旅客機が設計に重要な影響を与えるとは思えませんよ。全般に出てくる話もすべて古いし、戦後直後の話をしたと思ったら、何の根拠もなく突然それをMRJに適用したりする。
    どうもこれ、全般に懐古主義で我田引水なだけなんじゃないかと。

    あんまり持ち上げて議論のネタにするようなインタビューじゃないと思う。

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  • by Anonymous Coward on 2018年04月19日 10時01分 (#3395554)

    国交省もちゃんと募集かけてる

    航空機検査官を募集します [mlit.go.jp]

    期限過ぎてるけども・・・

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    • by Anonymous Coward

      よし「未経験者歓迎」って書こう。

  • by Anonymous Coward on 2018年04月19日 9時37分 (#3395537)

    海外の航空当局の指導・支援をもとに審査しているのだが?
    最初からそういう話だったのを書きたくないだけなのか?

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      hylomだしなあ。
      #3395509なんて明後日方向にリードしているけど、そもそも現在は国内では経験がないも同然なんだから
      海外の力を借りてノウハウを貯めるしかないんだよ。そしてそれは一朝一夕に成し遂げられるものではない。

      成し遂げるためには、#3395524が言うように産業として育成するつもりがあるかどうかが鍵だが。

  • こちらの記事の方が良い。
    航空機をITに置き換えても同じことが言える。

    ここに返信
  • by RB104 (4896) on 2018年04月19日 12時01分 (#3395628) 日記
    YS-11より後にエアロスバル [wikipedia.org]があるけどどうやったんだろう。
    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2018年04月19日 8時27分 (#3395506)

    未経験者しかいないっての不安だけどここでやらなきゃどうしようもないだろ
    白羽の矢立った担当はお気の毒だが頑張れ

    ここに返信
    • 何か問題なんですかねこれ
      国内に無い、無かった産業の検査官を全部そろえて置くべきとかそんなナンセンスなコタ無いでしょ
      それを抱えておくコストどれだけかかるんだよ
      諸外国にサポートしてもらってやればよろしい話で、必要が出てくればそれで経験を積んだひとができるようになるだろう

      いつまでたっても自前の検査官が育ってこなかったらその時問題になる話じゃないのか
      外国は一切信頼できない前提だから頼りたくないとかそんな話なら外国に売るのは諦めるしかないわ

  • by Anonymous Coward on 2018年04月19日 9時43分 (#3395540)

    形式的で無意味なら、単に保険料が高くなったり、販売が滞るだけなので、事業者が自発的に証明する方法を考えるだろう。税金を使う必要がないよね。

    ここに返信
    • そうだよな。 耐空証明はアメリカ国の~試験でOKならOKです。とかにしちゃえ って実質そうなんですかね
      • 耐空証明・型式証明については2009年の日米航空安全協定 [mofa.go.jp]で相互互換性が認められてるので、MRJがアメリカで証明取っちゃえば日本では形式上の書類審査だけやりゃ実務上は問題ない。
        ただ久々の国産旅客機なのに、その耐空証明を自国でできないってのは運輸官僚からすりゃメンツ丸つぶれだから、なんとか自国でも審査してる格好つけたいってことでしょ。

        • by Anonymous Coward

          逆に、今の日本でテキトーにやって証明出した飛行機が、もし実際にアメリカを飛ぶとなったら、本当に良いの?って気がしますね

        • by Anonymous Coward

          その協定があろうとなかろうと、型式証明はその国の機関がやることが必要なので日本政府がやんないと駄目なはず。

          アメリカで耐空証明を先行するにはホンダジェットみたいに資本だけ日本で向こうで法人作ってやらないとだめなんじゃないかと。

      • by Anonymous Coward

        おれ飛行機作ろうと思ってるけど、アメリカで売る気とかねーから日本で審査してくれ。

      • by Anonymous Coward

        スマホの技適でソレやって欲しいです。

        なぜに訪日外国人が自前スマホ使うのはOKで、
        日本人がスマホ輸入して使うのが違法なのか。

  • by Anonymous Coward on 2018年04月19日 10時31分 (#3395574)

    下町ボブスレーみたいになりそう

    ここに返信
  • まぁ軍用機に「耐空証明」が必要なのか、自衛隊はどうしているのか知らないんですが、
    国産軍用機は、まともに審査してないってことですかね。

    だいたい、ホンダジェットのホンダに聞けば済む話じゃないのかなと。

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  • なお自動車と異なり、航空従事者技能証明(操縦・整備・測定・通信など各分野内でも多岐に分かれる)制度は、国土交通省の管轄らしい。

    # 要するに国土交通大臣が、「認定事業場」(MRJの場合は「三菱航空機株式会社」だが、事業所が限定されているかも)に、型式証明・型式承認・仕様承認等を任せ切ればいいのよ。部下に能力がないのが明らかなのだから。

    ここに返信
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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