Windows 10のメモ帳、CRLF以外の改行コードサポート追加へ 229
改行 部門より
現行のメモ帳ではLinuxやmacOSで作成したテキストファイルを開くと改行が正しく処理されない。改行コードのサポートを拡大することで、改行コードを変換することなく正しく表示できるようになる。また、ファイルを編集・保存しても改行コードの種類は維持されるほか、ステータスバーに改行コードの種類を表示する機能も追加される。
この機能はWindows 10 Insider Preview ビルド17661 (RS5)以降で既に実装されている。これまでカーソル位置表示にのみ使われていたステータスバーは「右端で折り返す」を選択すると表示されなくなっていたが、改行コード表示機能追加に伴って常時表示可能となっている。保存時に改行コードを変更する機能は用意されていないようだ。
なお、ファーストリングとSkip Ahead向けに9日提供が始まったWindows 10 Insider Preview ビルド17666のメモ帳では、選択したテキストをBingで検索する機能も追加されている。既定のWebブラウザーがMicrosoft Edgeの場合、Setsの新しいタブで検索結果が表示される。他のブラウザーを既定にしている場合は新しいウインドウが開いて検索結果が表示されることになる。
ビルド17666ではこのほか、Alt+Tabでウインドウに加えてMicrosoft Edgeのタブを切り替えられるようになっており、複数のクリップボード項目の保存およびデバイス間の同期(設定→システム→クリップボードでの設定が必要)やエクスプローラーのダークモード対応、スタートメニューのタイルフォルダーへの名前設定機能なども追加されている。